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エリア:
- ヨーロッパ > フランス > パリ
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 鑑賞・観戦
- / 歴史・文化・芸術
こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日は、パリから。
パリのクリュニー中世美術館にて、7月15日まで「ルネサンス フランドルからシャンパーニュ地方の芸術1150-1250」展が開催されている。ルネサンスといえば、一般的には14世紀頃からイタリアで始まる古典回帰、文芸復興を指すが、ヨーロッパ中世の12世紀にも、「12世紀ルネサンス」と言われるものがあった。ロマネスクでもゴシックでもない、古典回帰の新しい独自の芸術が花開いたのである。
中世に勢力を誇っていたフランス北西部(シャンパーニュ地方や、今はベルギー領のフランドル地方)に見られるこの「12世紀ルネサンス」、確かにロマネスクよりは洗練され、ゴシックより均整が取れている。金銀細工、七宝、ステンドグラス、彩色本、彫刻、象牙、印璽など、最近見直されている時代の至宝を、中世の建物の中で鑑賞できる。
クリュニー中世美術館
Musee de Cluny - Musee national du Moyen Age
6, place Paul-Painleve, 75005 Paris
TEL:01 53 73 78 16
有名な「貴婦人と一角獣」のタピスリーは日本に出張中(2013年4月24日から7月15日まで新国立美術館)
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