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エリア:
- ヨーロッパ > フランス > パリ
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テーマ:
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こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日も、パリから。
ルーブル美術館入口のガラスのピラミッドの前に立ち、チュイルリー公園に目をやると4頭の馬と3人の人物像の彫刻を乗せた凱旋門が見える。同じ方向にさらに約2キロ先にある有名なエトワール広場の凱旋門と同じく、ナポレオン遠征の勝利を祝して建てられたもの。エトワール広場の凱旋門よりかなり小さいが、完成もかなり早い。
この馬のオリジナルは大いなる旅をしている。もとはといえば、1204年に十字軍に参加したヴェネツィア十字軍が、コンスタンティノーブルから持ち帰ったもの。それを今度はイタリア遠征のナポレオンがフランスに持ち帰り、凱旋門に乗っけたのである。ナポレオン失脚で馬の彫刻は返還され、今ではヴェネツィアのサンマルコ寺院に戻り、パリでは複製を拝むことになった。フランス語でカルーゼルとは騎乗パレードのこと。この像を乗せなかったら「ルーブルの凱旋門」なんて呼んでいたかも?
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