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エリア:
- ヨーロッパ > フランス > パリ
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日は、パリのルーブル美術館から隠れた名品のご紹介です。
サロメは、古代パレスチナのヘロデ王(1世紀頃)の義理の娘。祝宴で舞を披露し、ヘロデ王から褒美として好きなものを尋ねられ、母にそそのかされて「洗礼者ヨハネの斬首」を求めた。この狂気に満ちた場面は芸術家のインスピレーションを刺激するらしく、現代でも戯曲や舞台も珍しくない。特にルネサンス期からバロック期にかけて、多くのイタリアやオランダの芸術家たちが好んで画題とした。
ルネサンス期のイタリアの画家、ベルナルディーノ・ルイーニの生涯については、詳細は不明な点も多い。彼の作品の多くがレオナルド・ダ・ヴィンチのものとみなされていた歴史もあるほど、レオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受けている。 おどろおどろしい場面なのに、それぞれの顔の表情は静謐で、つい見とれてしまう一品。
ベルナルディーノ・ルイーニ「洗礼者ヨハネの首を受け取るサロメ」は、ドウノン翼2階イタリア絵画コーナーにある。
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