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- 移民歴史館のフォーラム 厚顔無恥なフレスコ画!
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:街中・建物・景色 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2014/01/18 00:47
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こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日も、パリから。
1931年にパリで開催された国際植民地博覧会の会場として建てられたアールデコ様式の移民歴史館の正面のレリーフは、「植民地がフランスにもたらした経済的な貢献」をテーマにしている。それに対して、建物に入って正面の大ホールに展開するフレスコ画のテーマは、なんと「フランスが植民地にもたらした文化的、技術的貢献(と、言ってはばからないところが、何と言ってもフランスらしい!!)」。
天井の高さ27メートル、900平米の大きさを誇る大ホール(フォーラム)の壁の四面全体に、正義、自由、平和の擬人化された女性像や、植民地の住民にワクチンを打つ科学のアレゴリー等が配されている。
正面のフレスコ画は四隅にアジア、オセアニア、アメリカ、アフリカのアレゴリー、それを束ねる中央の女性がフランスのアレゴリーで、平和のシンボルである鳩と、ヨーロッパの象徴を両手に持っている、というのだから。。。厚顔無恥にもほどがある。描いたのはPierre Ducos de la Haille (1886-1972) と、彼の美術学校の生徒たち。
イベントによっては床の可動式羽目板が8人利用可能なベンチコーナーに変わる。床のモザイクも見事。(釦)
Cite nationale de l’histoire de l’immigration 移民歴史館
Palais de la Porte Dor?e,
293 Avenue Daumesnil 75012 Paris
+33 1 53 59 58 60
http://www.histoire-immigration.fr/
月曜休館
火曜から金曜まで10h ? 17h30
土曜、日曜10h から 19h
- タグ:
- 移民歴史館 フォーラム フレスコ画 フランスのアレゴリー モザイク
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