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エリア:
- ヨーロッパ > ポーランド > クラクフ
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テーマ:
- 世界遺産
こんばん!mof.の松本です。
今回は負の世界遺産であるユダヤ人強制収容所アウシュビッツのお話です。
わたしは小学生の頃にアンネ・フランクの伝記を読んで以来、
このユダヤ人の大量虐殺については目を逸らしてはいけない
大切なこととして頭にインプットされていました。
今回ヨーロッパを旅する前にルートを考えた時、
真っ先に決まっていたのはアウシュビッツへ行くことです。
もうずっと昔からここに来ることは決まっていたんだと思います。
ポーランドのクラクフからバスで向かいます。
乗り換えなしで収容所まで行けるし約800円と安いのですが
運転が乱暴で、椅子も座り心地が悪く酔ったのを覚えています(笑)
道もそんなによくなかったのかもしれません。
少しバテながらも、到着しチケットを買います。
英語がうまく伝わらずよくわからなかったのですが、
午前中から15時までの間にアウシュビッツを見学するには
必ず有料のツアーに参加しなくてはならないと言われました。
見学客が多いのでツアーで人をコントロールしないと大変なんだと思います。
もちろん、個人で行ってもむこうでグループに入れてくれるので
ひとりで行っても大丈夫です。
が、日本語ツアーはありません。仕方なく英語に参加することに。
でも録音されたものを聞くのでなく、
ちゃんとガイドさんがわかりやすい英語で話してくれるので、
6割〜7割くらいは理解できたように思えます。
↑ヨーロッパ中からユダヤ人が集められた、という
地図で説明してくれているところです。
いよいよ中へ。
まずは有名な、「働けば自由になれる」の門
Bの文字が反対で、ユダヤ人たちのささやかな反抗だったのではと言われています。
有刺鉄線
実際にユダヤ人達が収容されていた棟やドイツ軍の使っていた棟の中が改装されて、
中にはたくさんの展示があります。
最初に見たのが収容された時に没収されたものです。
メガネ
靴
鞄
これでも一部、なんだそうです…。
実際の物を見てしまうと、今さらながら、本当にあったことでたくさんの人たちが亡くなっている、いや殺されているということへの実感が強まります。
そして収容者たちの遺影。
長い長い廊下の壁一面にずっと続いていく犠牲者の写真。
花が供えてあるのがお分かりでしょうか?
わたしはこの花を見てぞっとしました。
それは、まだ遺族がいることを意味します。過ぎたことではありません。
遺族にとってはずっと終わらないことです。
そして死の壁。
ここでたくさんのユダヤ人が射殺されています。
他にも拷問や懲罰がなされていた場所、
ガス室、遺体焼却所などを見学しました。
死の門
写真は撮っていませんが、ユダヤ人の集団が多く来ていたのが印象的でした。
そして、ドイツ人の見学者も多いと聞きます。
わたしが嬉しかったのは、観光地化されたテーマパークにならずに、
見学者達が真摯にガイドさんの話を聞いていたことです。
小学生くらいの小さな子供も真剣な顔で見学していました。
22歳になるわたしも、もっと勉強して平和について
考えるべきだなって感じたのを覚えています。
言われている通り、ここは負の場所だと思います。
しかし、その負を葬り去らずにしっかりと残して
二度と同じ間違いをしてはならないというメッセージが
アウシュビッツ全体から伝わってきました。
目を逸らさずに、伝え続けること。それは大切なことだと思います。
今回もまた堅くなってしまいましたが今日はここで終わりにします。
お次は舞台はスペインに飛びまして、アルハンブラ宮殿をご紹介します!
今回は負の世界遺産であるユダヤ人強制収容所アウシュビッツのお話です。
わたしは小学生の頃にアンネ・フランクの伝記を読んで以来、
このユダヤ人の大量虐殺については目を逸らしてはいけない
大切なこととして頭にインプットされていました。
今回ヨーロッパを旅する前にルートを考えた時、
真っ先に決まっていたのはアウシュビッツへ行くことです。
もうずっと昔からここに来ることは決まっていたんだと思います。
ポーランドのクラクフからバスで向かいます。
乗り換えなしで収容所まで行けるし約800円と安いのですが
運転が乱暴で、椅子も座り心地が悪く酔ったのを覚えています(笑)
道もそんなによくなかったのかもしれません。
少しバテながらも、到着しチケットを買います。
英語がうまく伝わらずよくわからなかったのですが、
午前中から15時までの間にアウシュビッツを見学するには
必ず有料のツアーに参加しなくてはならないと言われました。
見学客が多いのでツアーで人をコントロールしないと大変なんだと思います。
もちろん、個人で行ってもむこうでグループに入れてくれるので
ひとりで行っても大丈夫です。
が、日本語ツアーはありません。仕方なく英語に参加することに。
でも録音されたものを聞くのでなく、
ちゃんとガイドさんがわかりやすい英語で話してくれるので、
6割〜7割くらいは理解できたように思えます。
↑ヨーロッパ中からユダヤ人が集められた、という
地図で説明してくれているところです。
いよいよ中へ。
まずは有名な、「働けば自由になれる」の門
Bの文字が反対で、ユダヤ人たちのささやかな反抗だったのではと言われています。
有刺鉄線
実際にユダヤ人達が収容されていた棟やドイツ軍の使っていた棟の中が改装されて、
中にはたくさんの展示があります。
最初に見たのが収容された時に没収されたものです。
メガネ
靴
鞄
これでも一部、なんだそうです…。
実際の物を見てしまうと、今さらながら、本当にあったことでたくさんの人たちが亡くなっている、いや殺されているということへの実感が強まります。
そして収容者たちの遺影。
長い長い廊下の壁一面にずっと続いていく犠牲者の写真。
花が供えてあるのがお分かりでしょうか?
わたしはこの花を見てぞっとしました。
それは、まだ遺族がいることを意味します。過ぎたことではありません。
遺族にとってはずっと終わらないことです。
そして死の壁。
ここでたくさんのユダヤ人が射殺されています。
他にも拷問や懲罰がなされていた場所、
ガス室、遺体焼却所などを見学しました。
死の門
写真は撮っていませんが、ユダヤ人の集団が多く来ていたのが印象的でした。
そして、ドイツ人の見学者も多いと聞きます。
わたしが嬉しかったのは、観光地化されたテーマパークにならずに、
見学者達が真摯にガイドさんの話を聞いていたことです。
小学生くらいの小さな子供も真剣な顔で見学していました。
22歳になるわたしも、もっと勉強して平和について
考えるべきだなって感じたのを覚えています。
言われている通り、ここは負の場所だと思います。
しかし、その負を葬り去らずにしっかりと残して
二度と同じ間違いをしてはならないというメッセージが
アウシュビッツ全体から伝わってきました。
目を逸らさずに、伝え続けること。それは大切なことだと思います。
今回もまた堅くなってしまいましたが今日はここで終わりにします。
お次は舞台はスペインに飛びまして、アルハンブラ宮殿をご紹介します!