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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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サバンナの大地 (ナミビア)ウイントーク→オウトジョ

2000/09/07 11:29
サバンナの大地1
エリア:
  • アフリカ > ナミビア > ウィントフック
  • アフリカ > ナミビア > オウジョ
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 今日からはしばらく、レンタカーでアフリカの大地をひた走る。初日の今日は、ナミビアの首都ウイントークから太陽のある方、北へ上り、オウトジョという所まで450km程のドライブ。
 万全を期して、かなり早目の早朝5:00出発。ウイントークの街を出ると道は舗装されているものの明かりは全くなく、暗闇でのドライブ。突然の急カーブでもあっては大変と、時速120kmの標識の出ている道を時速50km程の低速でトコトコ進む。

 やがて日が明けると、ビックリ!!。道はサバンナをどこまでも真っすぐに貫いているではないか!

 そうとわかればギアはHigh。アクセルを踏み込む。どこまでも続くサバンナ。茶色くそそり立つアリ塚が点在し、朝日を浴びて、長い影を作る。左手にはアルファベットのWを逆にしたような形の2つの頂きが並んで見える山、オマタコ山が見える。時折、道脇の草のブッシュでシカやサルが朝食に草をはんでいる。

 途中、何度か車を止めて休憩をしながら、午後1時、オウトジョの西にある、今日の宿「Bambatsi Holiday Ranch」に到着。宿はサバンナのド真ん中の、小高い丘のせり出した部分に建っている。ジャングル大帝やライオンキングでライオンが遠吠えするような場所、と言えばわかってもらえるだろうか。

 見渡す限りのサバンナ。雲海ならぬ、まるでサバンナの海原のようだ。遠くにサバンナ平線を見ながら腰を下ろすと、あまりの迫力にもうその場所から動けなくなってしまった。

 静かだ。乾いた風がサバンナをかすかに揺らす音。鳥のさえずり。虫の羽音...。自然のおだやかな営みの音だけが聞こえてくる。あまりの心地良さに思わずウトウトしてしまう。ひんやりとした風に起こされて、目を覚ますと、地平線(サバンナ平線)が赤紫色に染まっている。サンセットだ。空はわずかずつだが刻々と色を変え、紅のグラデーションを作る。
 
 アフリカは本当に素晴らしい。そして地球は本当に美しい。

サバンナの大地1

 すっかり日が暮れると舞台は美しい地球から宇宙へ。星空のshow time☆。乾燥しているおかげで、一つ一つの星が大きく輝く。まるで宝石が散りばめられているかのようだ。

 サバンナは、もうすっかり闇に隠れてしまって見えない。視界には星空だけがまたたく。せり出した高台から見ているので、目線より下にも、地平線ギリギリまで星が散りばめられている。まるで自分達は星空に浮かんでしまっているかのようだ。もう完全に自分はヒーリング状態で身動き一つできない。覚醒した精神は宇宙(ソラ)を飛ぶ。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:ミートパイ

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
・ガソリン 1L = 3.5Rくらい

【宿】「Bambatsi Holiday Ranch」朝夕食付き 320R/1人
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