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エリア:
- アフリカ > ナミビア > ナミビアその他の都市
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テーマ:
- 街中・建物・景色
今日は朝からブッシュマンの村までトレイル。ブッシュマンというのは通称で、「サン」と言うのが本来の彼らの民族の呼称だ。彼らの村までは、もちろん「サン」の男性の道案内を付ける。宿から通訳が一人付いてくれる。
サバンナや所々の砂丘を歩いていると、サンのガイドは色々彼らの知識を楽しげに教えてくれる。地面に小さい穴があれば、「それはサソリの巣で、鳥などに捕食されないように、地面の下の穴はスパイラル状になっている」とか「これは薬草で胃に効く」などなど。彼らがこの砂混じりのサバンナと一体になって暮らし、知恵や文化を育んできたのが良くわかる。
圧巻だったのが、ダチョウを捕獲するワナが仕掛けられた木に差しかかった時、彼は自らがダチョウになり切って、ワナの仕組みやダチョウの習性などを教えてくれた事。
ワナは木の枝に皮のロープをくくり付け、一方の先で小さな輪を作り、それを地面に小枝で固定し、輪の中に小石を置くだけ。彼は両手をふくらませてダチョウの物マネをし、ダチョウになりきる。ダチョウの首の形をした片腕の指の先が、ワナの輪の中の石に触れると、輪を固定していた枝が砂地のため、簡単に倒れ、輪が手にはまり、ワナが結ばれている枝がしなり、ダチョウは見事に捕えられてしまった。
彼の話によると、親のダチョウが捕えられていると、子供は逃げずにその周りをウロウロしているそうなので、殴り殺すそうだ。捕えられたダチョウが他の動物に食べられてしまわないように、サバンナの動物が食事を始める前の夜明け前に、ワナをチェックしに来て、ダチョウがかかっていると、それはもうハッピーなのだそうだ。
そんなこんなで、ゆっくりのサンのガイドの話を聞きながら1時間半ほど歩くと、小さい干し草で作った家が幾つか並ぶ集落に到着。まるでカマクラのように小さい家だ。ほんの数件の小屋のような家に囲まれた中央の広場にはイロリがあり、そのイロリを囲んで、サンの人々がたむろしている。村は本当に小さく、村というより集落にすぎず、直径50m程の範囲しかない。
我々が到着すると、まず住人全員と握手。住人全員といっても、子供を含めて20人にも満たない。
握手を済まして、集落内に招かれると、中央のイロリを囲んで、名前を名乗り合う。これも住人全員。子供たちは素っ裸。男は皮製のパンツとマント。女性は腰巻のみをまとっている。ここカラハリのサンの人々は、ナミビア政府の定住化政策の保護を受けていると聞いていたので、もっと近代的なのかと思っていたが、見た目は非常にトラディショナルだ。彼らはいつもニコニコしていて、とてもフレンドリー。特に裸ん坊の子供たちは皆人見知りもせず、我々にじゃれ付いてくる。
夕方はまたサファリに出たのだが、そこで沢山の子供を連れたダチョウを発見。親ダチョウに付いて、必死に走る子ダチョウの姿はとても可愛らしい。まるで、一時、日本で一世を風靡したカルガモ親子の巨大版だ。
そしてまた、スプリングボック、インパラなど、沢山の種類の動物達を見ながら、一日が過ぎていく。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:パスタ
夜:バーベキュー
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】Intu 590R/1人1泊 全食+サファリ+ブッシュマントレイル付
サバンナや所々の砂丘を歩いていると、サンのガイドは色々彼らの知識を楽しげに教えてくれる。地面に小さい穴があれば、「それはサソリの巣で、鳥などに捕食されないように、地面の下の穴はスパイラル状になっている」とか「これは薬草で胃に効く」などなど。彼らがこの砂混じりのサバンナと一体になって暮らし、知恵や文化を育んできたのが良くわかる。
圧巻だったのが、ダチョウを捕獲するワナが仕掛けられた木に差しかかった時、彼は自らがダチョウになり切って、ワナの仕組みやダチョウの習性などを教えてくれた事。
ワナは木の枝に皮のロープをくくり付け、一方の先で小さな輪を作り、それを地面に小枝で固定し、輪の中に小石を置くだけ。彼は両手をふくらませてダチョウの物マネをし、ダチョウになりきる。ダチョウの首の形をした片腕の指の先が、ワナの輪の中の石に触れると、輪を固定していた枝が砂地のため、簡単に倒れ、輪が手にはまり、ワナが結ばれている枝がしなり、ダチョウは見事に捕えられてしまった。
彼の話によると、親のダチョウが捕えられていると、子供は逃げずにその周りをウロウロしているそうなので、殴り殺すそうだ。捕えられたダチョウが他の動物に食べられてしまわないように、サバンナの動物が食事を始める前の夜明け前に、ワナをチェックしに来て、ダチョウがかかっていると、それはもうハッピーなのだそうだ。
そんなこんなで、ゆっくりのサンのガイドの話を聞きながら1時間半ほど歩くと、小さい干し草で作った家が幾つか並ぶ集落に到着。まるでカマクラのように小さい家だ。ほんの数件の小屋のような家に囲まれた中央の広場にはイロリがあり、そのイロリを囲んで、サンの人々がたむろしている。村は本当に小さく、村というより集落にすぎず、直径50m程の範囲しかない。
我々が到着すると、まず住人全員と握手。住人全員といっても、子供を含めて20人にも満たない。
握手を済まして、集落内に招かれると、中央のイロリを囲んで、名前を名乗り合う。これも住人全員。子供たちは素っ裸。男は皮製のパンツとマント。女性は腰巻のみをまとっている。ここカラハリのサンの人々は、ナミビア政府の定住化政策の保護を受けていると聞いていたので、もっと近代的なのかと思っていたが、見た目は非常にトラディショナルだ。彼らはいつもニコニコしていて、とてもフレンドリー。特に裸ん坊の子供たちは皆人見知りもせず、我々にじゃれ付いてくる。
夕方はまたサファリに出たのだが、そこで沢山の子供を連れたダチョウを発見。親ダチョウに付いて、必死に走る子ダチョウの姿はとても可愛らしい。まるで、一時、日本で一世を風靡したカルガモ親子の巨大版だ。
そしてまた、スプリングボック、インパラなど、沢山の種類の動物達を見ながら、一日が過ぎていく。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:パスタ
夜:バーベキュー
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】Intu 590R/1人1泊 全食+サファリ+ブッシュマントレイル付