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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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居候(いそうろう) (モザンビーク)モザンビーク島→ナンプラ

2000/10/16 17:55
エリア:
  • アフリカ > モザンビーク > モザンビークその他の都市
テーマ:
  • その他
 最近早朝出発の移動が続いていたのだが、久しぶりに朝はゆっくりと過ごし、午前8時、モザンビーク島と別れを告げる。
 わずか一泊の滞在だったが、かなりゆっくりのんびりと過ごさせてもらった。おかげで充実感は深い。

 シャパとバスを乗り継いで、来た時の苦労が嘘の様にスムーズにナンプラに到着。

 特に有り難かったのが、途中乗り継いでナンプラまで来た中型のバスの座席が、何とクッション付だった事!!
 クッションの効いたシートに座れるなんてどれ位ぶりだろう。マラウィ・モザンビークの列車のイスは直角の背もたれの鉄に木を打ち付けただけの物だったし、トラックの荷台に乗るシャパに当然クッションなど無い。いつもお尻を酷使していただけに、久しぶりのクッションの感触の何とやわらかく心地良い事か。
 「ああ、本当にクッションは有り難い。」

 ナンプラでは、教えてもらっていた住所を頼りにシルビアのアパートを訪れ、階段でシルビアの帰りを待つ。休暇にマラウィでトレッキングを楽しんできたシルビアも今日、月曜日からは出勤だ。

 仕事帰りのシルビアを待っていると、おとといの活発そうなズボンにバックパック姿とはうって変わって、スカート姿のシルビアが現れる。うーん、バリバリOLとして働いてそうだ。
 夕食でも誘って、一連のお礼と盗難にあった彼女を励まそうと、今度は我々がご馳走してあげようと思っていたのだが、切り出すとシルビアは仕事が忙しく、少し休んだらオフィスに戻らなければならず、帰りは遅いと言う。

 逆に、
 「キッチンにある食材を自由に使っていいから、夕食を作って、余ったら私にとっておいて」
と返されてしまった。 またしてもお世話になりっぱなし。
 「そうだ、ハラレで仕入れたしょう油を持っているから、ご飯と和風のおかずでも作ってあげよう。」
と思い立つ。

 シルビアのアパートのキッチンにあったジャガイモとタマネギにしょう油と砂糖で味付けし、ジャガイモの煮ころがしを作り、ご飯を炊く。お米も含め、しょう油以外はすべてシルビアのキッチンに置いてあったもの。余りにも申し訳無いので、パスタや調味料など、持参していた食材を全て、一人暮らしのシルビアに寄付して置いて行く事にした。

 煮ころがしの出来具合は…、うん、なかなか。ご飯も上手く炊けた。 クノールのスープも付けて、シルビアがオフィスに戻った後、Junkoと2人で舌つづみ。

 シルビアは夜9時過ぎ再び帰宅。疲れたので料理は明日朝温めて頂くから、今日はもう寝るとの事。
 お疲れ様。お休みなさい。いつか日本に来る事があったら、是非ウチに寄ってゆっくりして行ってネ。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:ジャガイモ煮ころがし

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)
・シャパとバス モザンビーク島→ナンプラ 4.5時間 計45000MT/1人

【宿】シルビア宅 無料
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