1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. アフリカ
  4. エチオピア
  5. エチオピアその他の都市
  6. 街中・建物・景色
  7. つらく厳しい・・ (エチオピア)コンソ
オリコン顧客満足度®2年連続1位に続き、マイベストアワード2025で最優秀賞を受賞 [プレスリリース]

イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

カレンダー
11月<2025年12月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

つらく厳しい・・ (エチオピア)コンソ

2000/11/30 17:37
つらく厳しい・・
エリア:
  • アフリカ > エチオピア > エチオピアその他の都市
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / ホテル・宿泊
 コンソの街はとても小さい。大きなじゃりの道沿に、わずかばかりの商店が並んでいるだけ。
 道裏の奥まった広場のマーケットもそれなりに賑わってはいるものの、興味を魅かれるようなものも少なく、今思うと華やかなボレロ族が歩くヤベロの街の方が面白味があった。

 それにしても暑い。午前中少し歩いただけで、体中から汗が溢れ、ヘトヘトだ。

 道脇の日陰に座って休んでいると、道の向こうから「ウォーッ」と言う雄叫びとももに、何百人もの人々が背中に何本もの重そうな木を背負って歌いながら歩いてくる。
 小さい子供から大人、お年寄り、男も女も皆かなりムリな前傾姿勢で、ゾウリや裸足の足で、かなりキツそうだ。
 中には途中で疲れ切って倒れてしまったのか、タンカで運ばれる人の姿も。

つらく厳しい・・

 何でも学校を作る事になったとか。学校が出来るのは良い事だが、その為にこんなに大勢の人がこんなに厳しい仕事を強いられるとは。
 村を挙げての大商いという事なのかも知れないが、彼らの生活の厳しさを感じずには居られない光景だ。

 夕方、宿に戻ってシャワーを浴びようとすると、宿の人が、今日の宿代、10ブル払えと言って来る。
 「昨日は7ブルだったじゃないか。同じ部屋だろう。」
と言うと
 「昨日と今日は違う。」
と言う。

 「だったら宿を移る。」
と言うと、
 「今まで部屋を使ってるんだから宿代10ブルは払え。」
と押問答。

 それにしても同じ部屋に連泊して、突然夕方に昨日より高くなった、もう部屋は使ってるだろうと言うヤリ口はないだろう。

 さすがに今回は自分もJunkoもカンカン。激しくまくし立てると、結局昨日と同じ7ブルで良い事に。
 実はエチオピア人は同じタイプの部屋を6ブルで利用しているのだ。それでも、まあ外国人相手に1ブル位色を付けられるのも仕方ないなと昨日7ブルで妥協してあげたのがいけなかったのか。

 夜、仕事が終わった松本さんが
 「ジンカ行のバスは明日、9:30〜11:00の間にそこから出るそうなので、一緒に行きましょう。」
と教えてくれる。
 松本さんはこちらのアムハラ語が少し喋れるのだ。これは心強い味方を得た。

 ジンカ迄は、バスで2〜3時間、ジンカには銀行があるとの事なので、明日の午後には両替できそうだと、晩ご飯にわずか10セント(≒1円足らず)の豆料理(アシキタ)を食べる。銀行のないここコンソでは両替ができず、現地通過不足なのだ。

  物価の安いここエチオピアで豪遊できるのはいつの日か。


【食事】

朝:アンバシャ
昼:豆、アンバシャ、インジェラ
夜:アシキタ(豆)、アンバシャ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)

【宿】・(コンソ)St.ManyHotel 7B/1室
・本文にある通り、コンソではSt.ManyHotelは避けましょう。他にホテルは幾つもあります。
  • この記事が参考になった人(3)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない