-
エリア:
- アフリカ > エチオピア > エチオピアその他の都市
-
テーマ:
- 街中・建物・景色
月曜日は、ツルミという所でハマル族の人達のマーケットが開かれると言う。今日は丁度月曜日、逃す手はない。
今日は松本さんと我々の3人で小型トラックをチャーター、朝ジンカの街を出発する。
車がカイアファールという街に近付くと、赤い泥を、編み込んだ髪に塗りたくった、バンナ族の女性の姿が道に目立ち始める。
中には、ヒョウタンを帽子代わりにかぶったバンナの男の姿もあり、失礼だが少々こっけいで面白い。
ディメカという村のあたりから、ハマル族の人々の姿が目立ち始める。
そして午前11:30、ツルミに到着。
炎天下の荷台での移動でもうヘトヘトなので、まずは喫茶店で一休み。
半露天、かやぶき木作りの店に入ると、お金持ちそうな白人旅行者の先客が数人。彼らは、アジスアベバから高額のツアーで、今日のツルミのマーケット見学に来たのだ。
店の内外にハマルの女性がたむろし、写真を撮ってもらって小遣いを稼ごうと待機している。
ハマル族の特徴は、サンバイザーのようにおでこにアルミの丸い薄い板を付けた女性がいる事。
一方男たちは、髪を泥か油で固め、まるでチョンマゲのように鳥の羽を一本頭に立てた、個性的な格好をしている。
もちろんみんな半裸、男性の多くはフルチンに丈の極端に短い布を腰に、まるでマイクロミニのミニスカートの様に巻いている。
ここツルミのハマル族も、昨日のムルシ程ではないが、観光客と見ると「写真を撮って金をくれ!」と集まってくる。
撮れば、撮る前は1ブルと言っていたのにやっぱり2ブルくれなど、とにかくうるさく落ち着かない。
マーケットでは、マーケット全体の様子を写真に収めたいと思いカメラを向けると、写真を撮られるのを快く思わなかったのか、一人の男が凄い剣幕でまくし立ててきた。何を言っているのかさっぱりわからないが、ともかくここは1ブル払って収束。「ふう、まだ撮る前だったのに。」
ともかく強烈な日射しと猛暑、1時間足らずマーケットを見物した後は、また喫茶店へ逆戻り。
「中々落ち着いて楽しめないね。」と2人でしばし座って休息タイム。
我々もせっかく来たのだから、写真を撮りたい。写真を撮りたい、と言うと金を払えと言うので仕方なく金を払う。
こう言うのを観光公害と言うなら、仕方ないとは言え、我々もまたその公害の元の排煙の一つなのだろう。
そんな事を考えていると、ふらっと白髪混じりの細身の日本人男性が店に入って来た。
「こんにちは!」
彼はフナオさんと言うカメラマンの方で、もう何度もこの地域に来てらして、今回もここツルミに長く滞在してハマルの人達を写真に収め、作品作りをしているそうだ。
「ここら辺の人を写真に撮るのは大変じゃないですか?」
うかがうと、フナオさんは行き付けの村があり、足しげくその村に通い、もう村民ともすっかり知った顔なので、写真撮るのにお金を要求される事もなく、自然にフレンドリーに写真撮影に応じてもらっていると言う。さすがはプロの写真家だ。
「これからアジスアベバに行くんでしょ、どこに泊まるの?」
とフナオさん。
「ナショナルホテルです。」
と返すと、
「ナショナルホテルの向いのインジェラ屋さんに日本人がいるよ。彼はそこのインジェラ屋さんの娘と結婚して、普段は日本で暮らしてるんだけど、今、奥さんと2人で里帰り中なんだ。もしかしたら会うかもしれないね。」
エチオピアにも色んな日本人がそれぞれ居るもんだ。
帰路ディメカの村で、これから、荷物を積んだ後アルバミンチへ向かうと言うトラックを発見。我々がチャーターした小型トラックはジンカへ戻ってしまうが、途中分岐点のカイアファールで降ろしてもらい、そこでそのアルバミンチ行きのトラックが通過した時にに乗せてもらうよう、約束する。
「じゃあ、カイアファールで待ってるから。」
「必ず通るから、そこでひろうから、1〜2時間後に待っていてよ。」
我々は一足先にカイアファールへ。
ところが、カイアファールで日暮れまで待ってもディメカで約束したトラックは全く姿を現さない。
またか。ヤベロでもコンソでもこんな事ばっかりだった。朝からチャーターした小型トラックはもうジンカへ去ってしまった。
仕方なく今日はカイアファールで一泊。明日、コンソ又は、アルバミンチ行の車を朝から探す事にする。
【食事】
朝:バナナ、ワタツ
昼:イモ
夜:卵の具のインジェラ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ジンカからツルミ(カイアファール、ジンカ経由)車チャーター 1200B/1台
・片道3〜4時間。
【宿】
・カイアファール(名前不明)5B/1室
隣の小ギレイなホテルで20Bと言われた(本当は7B。なぜ本当の料金がわかるかと言うと、宿泊者に聞いたのだ。)のでこちらにした。
新築というかまだ工事中でトイレも部屋もキレイ、電気は未だ付いてなかったがロウソクをくれた。
今日は松本さんと我々の3人で小型トラックをチャーター、朝ジンカの街を出発する。
車がカイアファールという街に近付くと、赤い泥を、編み込んだ髪に塗りたくった、バンナ族の女性の姿が道に目立ち始める。
中には、ヒョウタンを帽子代わりにかぶったバンナの男の姿もあり、失礼だが少々こっけいで面白い。
ディメカという村のあたりから、ハマル族の人々の姿が目立ち始める。
そして午前11:30、ツルミに到着。
炎天下の荷台での移動でもうヘトヘトなので、まずは喫茶店で一休み。
半露天、かやぶき木作りの店に入ると、お金持ちそうな白人旅行者の先客が数人。彼らは、アジスアベバから高額のツアーで、今日のツルミのマーケット見学に来たのだ。
店の内外にハマルの女性がたむろし、写真を撮ってもらって小遣いを稼ごうと待機している。
ハマル族の特徴は、サンバイザーのようにおでこにアルミの丸い薄い板を付けた女性がいる事。
一方男たちは、髪を泥か油で固め、まるでチョンマゲのように鳥の羽を一本頭に立てた、個性的な格好をしている。
もちろんみんな半裸、男性の多くはフルチンに丈の極端に短い布を腰に、まるでマイクロミニのミニスカートの様に巻いている。
ここツルミのハマル族も、昨日のムルシ程ではないが、観光客と見ると「写真を撮って金をくれ!」と集まってくる。
撮れば、撮る前は1ブルと言っていたのにやっぱり2ブルくれなど、とにかくうるさく落ち着かない。
マーケットでは、マーケット全体の様子を写真に収めたいと思いカメラを向けると、写真を撮られるのを快く思わなかったのか、一人の男が凄い剣幕でまくし立ててきた。何を言っているのかさっぱりわからないが、ともかくここは1ブル払って収束。「ふう、まだ撮る前だったのに。」
ともかく強烈な日射しと猛暑、1時間足らずマーケットを見物した後は、また喫茶店へ逆戻り。
「中々落ち着いて楽しめないね。」と2人でしばし座って休息タイム。
我々もせっかく来たのだから、写真を撮りたい。写真を撮りたい、と言うと金を払えと言うので仕方なく金を払う。
こう言うのを観光公害と言うなら、仕方ないとは言え、我々もまたその公害の元の排煙の一つなのだろう。
そんな事を考えていると、ふらっと白髪混じりの細身の日本人男性が店に入って来た。
「こんにちは!」
彼はフナオさんと言うカメラマンの方で、もう何度もこの地域に来てらして、今回もここツルミに長く滞在してハマルの人達を写真に収め、作品作りをしているそうだ。
「ここら辺の人を写真に撮るのは大変じゃないですか?」
うかがうと、フナオさんは行き付けの村があり、足しげくその村に通い、もう村民ともすっかり知った顔なので、写真撮るのにお金を要求される事もなく、自然にフレンドリーに写真撮影に応じてもらっていると言う。さすがはプロの写真家だ。
「これからアジスアベバに行くんでしょ、どこに泊まるの?」
とフナオさん。
「ナショナルホテルです。」
と返すと、
「ナショナルホテルの向いのインジェラ屋さんに日本人がいるよ。彼はそこのインジェラ屋さんの娘と結婚して、普段は日本で暮らしてるんだけど、今、奥さんと2人で里帰り中なんだ。もしかしたら会うかもしれないね。」
エチオピアにも色んな日本人がそれぞれ居るもんだ。
帰路ディメカの村で、これから、荷物を積んだ後アルバミンチへ向かうと言うトラックを発見。我々がチャーターした小型トラックはジンカへ戻ってしまうが、途中分岐点のカイアファールで降ろしてもらい、そこでそのアルバミンチ行きのトラックが通過した時にに乗せてもらうよう、約束する。
「じゃあ、カイアファールで待ってるから。」
「必ず通るから、そこでひろうから、1〜2時間後に待っていてよ。」
我々は一足先にカイアファールへ。
ところが、カイアファールで日暮れまで待ってもディメカで約束したトラックは全く姿を現さない。
またか。ヤベロでもコンソでもこんな事ばっかりだった。朝からチャーターした小型トラックはもうジンカへ去ってしまった。
仕方なく今日はカイアファールで一泊。明日、コンソ又は、アルバミンチ行の車を朝から探す事にする。
【食事】
朝:バナナ、ワタツ
昼:イモ
夜:卵の具のインジェラ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ジンカからツルミ(カイアファール、ジンカ経由)車チャーター 1200B/1台
・片道3〜4時間。
【宿】
・カイアファール(名前不明)5B/1室
隣の小ギレイなホテルで20Bと言われた(本当は7B。なぜ本当の料金がわかるかと言うと、宿泊者に聞いたのだ。)のでこちらにした。
新築というかまだ工事中でトイレも部屋もキレイ、電気は未だ付いてなかったがロウソクをくれた。