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エリア:
- アフリカ > エチオピア > アジスアベバ
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 旅行準備
- / グルメ
朝、昨日申請したチャドビザを受け取ると、その足でスーダンビザの申請へスーダン大使館へ。
スーダンビザは2日後以降の受取りとの事で、スーダンビザが出来るまでの間、エチオピア東部にあるイスラムの聖地、ハラルへ行って見ることにする。
バスステーションで明日のハラル行きのバスチケットを買って、タクシーの運転手をしてるイヌエさんの弟さんに、明日、バスステーションまでのタクシーをお願いしようと、イヌエさんの実家を訪ねると、
「こんにちは」
と白髪混じりの細身の日本人男性が、我々に続いて訪ねてきた。
ツルミでノブさんの事を話してくれた、カメラマンのフナオさんだ。
昼食後、フナオさんを交えて皆でアジスアベバのシロメダという地区へ。ノブさんの奥さん、イヌエさんが、仕立てを頼んでおいた服を取りに行くというので同行したのだ。
シロメダは、エチオピアの民族衣装を中心とした店や露店が軒を連ねる服屋街なのだ。
小さいが小ギレイな店に入ると、イヌエさんは仕立ててもらった服を試着。
民族衣装好きなJunkoは、白装束風の衣装にクロスやカラフルな帯のししゅうがほどこしてある、エチオピアの伝統衣装をとっかえひっかえ試着している。
意外にも、エチオピア人のイヌエさんが試着してきたのは、キラびやかなシルバーを基調としたボディーにぴったりとくっついた洋服。これからディナーパーティーにでも繰り出しそうだ。
その店を後にすると、シロメダのメインストリートから路地に折れ、機織り小屋を見学。
小さく天井の低い家屋の中には、屋根からつるした機織りが所狭しと並び、若い男達が布を織っている。
アジアやラテンアメリカでは、女性が布を織る姿の方がよく見かけるが、ここエチオピアではどうやら男の仕事らしい。
アルバミンチの近くに機織りが盛んな地方があり、ここアジスのシロメダで働く若者達もそこの出身者で、ここに来て働き始めて長くない少年などは、地元の言葉はしゃべれるが、アムハラ語はまだしゃべれないそうだ。
フナオさんはさすが写真家、ひょうひょうとした態度で次々に自然な流れで写真を撮って歩いて行く。自分もおこぼれちょうだいとばかりに、フナオさんの隣でパチリ。
今日はいいものを見せてもらった。この様な所は、ガイドブック等には全く載っていないし、地元の事を良く知っている人に連れて来てもらわないと、来ることができない。
おまけに、カメラマンのフナオさんと一緒だったおかげで、写真も良く撮れた。
「今日は良く歩いたしご飯が食べたいな。」
とノブさん。夜はイヌエさんちでご飯にふりかけやカツ節、しょう油などをかけて頂く。
Junkoは、シロメダで仕入れた民族衣装を皆に自慢している。
「ワサビもあるよ。」とノブさん、ちょっとした遊び心で、ご飯をインジェラに巻いてワサビじょう油を付けて食べてみると「旨い、これだ!!」。
インジェラはテフという穀物を粉にしてクレープの様に巻いたものだが、焼く前に発酵させてあるので酸っぱいのだ。その酸っぱさが苦手で食べられないと言う旅行者も多いのだが、ご飯を併せて食べると正にお寿司の味わい。
「アボガドだったら安くどこでも手に入りますよね。」
アジスでもネギやアボガド、キュウリ、ツナぐらいだったらどこでも安く仕入れられる。
「どうですか?カリフォルニア巻きならぬインジェラで巻いたアジス巻きって言うのは?日本人旅行者相手に商売できるんじゃないですか。」
「ワッハッハッハ、悪くないね!」
いつの日かイヌエさんちにのれんが掛かる日が来るかも知れない。
今日も皆で楽しく、アジスの夜が更けて行く。
【食事】
朝:パン
昼:インジェラ
夜:インジェラでご飯を巻いたアジス巻き 本当にお寿司の味
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・チャドVISA 50US$ 3ヶ月有効1ヶ月滞在可 翌日受取
・スーダンVISA 60US$ 1ヶ月内入国有効、入国後1ヶ月滞在可 3営業日後受取 要日本大使館のレター(添え状)
【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室
スーダンビザは2日後以降の受取りとの事で、スーダンビザが出来るまでの間、エチオピア東部にあるイスラムの聖地、ハラルへ行って見ることにする。
バスステーションで明日のハラル行きのバスチケットを買って、タクシーの運転手をしてるイヌエさんの弟さんに、明日、バスステーションまでのタクシーをお願いしようと、イヌエさんの実家を訪ねると、
「こんにちは」
と白髪混じりの細身の日本人男性が、我々に続いて訪ねてきた。
ツルミでノブさんの事を話してくれた、カメラマンのフナオさんだ。
昼食後、フナオさんを交えて皆でアジスアベバのシロメダという地区へ。ノブさんの奥さん、イヌエさんが、仕立てを頼んでおいた服を取りに行くというので同行したのだ。
シロメダは、エチオピアの民族衣装を中心とした店や露店が軒を連ねる服屋街なのだ。
小さいが小ギレイな店に入ると、イヌエさんは仕立ててもらった服を試着。
民族衣装好きなJunkoは、白装束風の衣装にクロスやカラフルな帯のししゅうがほどこしてある、エチオピアの伝統衣装をとっかえひっかえ試着している。
意外にも、エチオピア人のイヌエさんが試着してきたのは、キラびやかなシルバーを基調としたボディーにぴったりとくっついた洋服。これからディナーパーティーにでも繰り出しそうだ。
その店を後にすると、シロメダのメインストリートから路地に折れ、機織り小屋を見学。
小さく天井の低い家屋の中には、屋根からつるした機織りが所狭しと並び、若い男達が布を織っている。
アジアやラテンアメリカでは、女性が布を織る姿の方がよく見かけるが、ここエチオピアではどうやら男の仕事らしい。
アルバミンチの近くに機織りが盛んな地方があり、ここアジスのシロメダで働く若者達もそこの出身者で、ここに来て働き始めて長くない少年などは、地元の言葉はしゃべれるが、アムハラ語はまだしゃべれないそうだ。
フナオさんはさすが写真家、ひょうひょうとした態度で次々に自然な流れで写真を撮って歩いて行く。自分もおこぼれちょうだいとばかりに、フナオさんの隣でパチリ。
今日はいいものを見せてもらった。この様な所は、ガイドブック等には全く載っていないし、地元の事を良く知っている人に連れて来てもらわないと、来ることができない。
おまけに、カメラマンのフナオさんと一緒だったおかげで、写真も良く撮れた。
「今日は良く歩いたしご飯が食べたいな。」
とノブさん。夜はイヌエさんちでご飯にふりかけやカツ節、しょう油などをかけて頂く。
Junkoは、シロメダで仕入れた民族衣装を皆に自慢している。
「ワサビもあるよ。」とノブさん、ちょっとした遊び心で、ご飯をインジェラに巻いてワサビじょう油を付けて食べてみると「旨い、これだ!!」。
インジェラはテフという穀物を粉にしてクレープの様に巻いたものだが、焼く前に発酵させてあるので酸っぱいのだ。その酸っぱさが苦手で食べられないと言う旅行者も多いのだが、ご飯を併せて食べると正にお寿司の味わい。
「アボガドだったら安くどこでも手に入りますよね。」
アジスでもネギやアボガド、キュウリ、ツナぐらいだったらどこでも安く仕入れられる。
「どうですか?カリフォルニア巻きならぬインジェラで巻いたアジス巻きって言うのは?日本人旅行者相手に商売できるんじゃないですか。」
「ワッハッハッハ、悪くないね!」
いつの日かイヌエさんちにのれんが掛かる日が来るかも知れない。
今日も皆で楽しく、アジスの夜が更けて行く。
【食事】
朝:パン
昼:インジェラ
夜:インジェラでご飯を巻いたアジス巻き 本当にお寿司の味
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・チャドVISA 50US$ 3ヶ月有効1ヶ月滞在可 翌日受取
・スーダンVISA 60US$ 1ヶ月内入国有効、入国後1ヶ月滞在可 3営業日後受取 要日本大使館のレター(添え状)
【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室