1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. アフリカ
  4. ニジェール
  5. ニジェールその他の都市
  6. 街中・建物・景色
  7. 居心地よし、ザンデール散策 (ニジェール)ザンデール
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

カレンダー
3月<2024年4月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

居心地よし、ザンデール散策 (ニジェール)ザンデール

2001/01/26 10:57
居心地よし、ザンデール散策1
エリア:
  • アフリカ > ニジェール > ニジェールその他の都市
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 ザンデールは首都ニアメに次ぐニジェールで2番目に大きな街と聞いていたのだが、意外にも街はとてもコンパクト。
 次の目的地アガデス行のバスが出る明日の土曜日まで、特にする事もないので、毎日マルシェに行って食事を物色したりしている。

 ザンデールの旧市街はとてもコンパクトなのだが、中は狭い路地が迷路の様に入り組んでいる。
 そこに赤茶けた黄土色の、砂の様なザラザラな土壁の背の低い家が、所狭しと建ち並ぶ。そこへ分け入って行くと所々にまるでオモチャの様な小さいカワイイモスクが顔を出す。

居心地よし、ザンデール散策1

 ともかく迷路の様に入り組んでいるので、毎日歩いていても同じように歩くことは思ってもできないので、毎日色々なカワイイモスクや土壁に独特な幾何学模様が描かれた家など、新しい発見しながら街歩きを楽しむ。

 もちろん「迷路」なので、方向を見失う事はしょっちゅうなので、散歩に疲れると最後はコンパス(方位磁石)を見ながら旧市街の外へ抜ける。

 そんなザンデールでの滞在も今日で最後。ようやく明日にはバスでアガデスへ出発する。

 そして最後の最後にここザンデールで試しておきたい事があるのだ。

 夕方に出並ぶ屋台に、練ったイモを小さく分けて茹でた食べ物があり、少し固いすいとんの様な、ワラビ餅のような物なのだが、こちらではこれに玉ネギやトマトの切り身を併せ、ガーリックオイルやトウガラシオイルを掛け、サラダの様に食べている。
 また別に、茹でたキャベツにキナコの様な粉を掛けて食べるサラダもある。

 こちらでは油こい料理が多いので、比較的あっさりしたサラダ風のこれらの料理を、ここのところ夕食として食べていたのだ。
 前者のワラビ餅風のものは表面は水々しくツルンとしていて食感はモチモチと堅めの正にワラビ餅。
 後者のキナコの方は多分何かの豆を挽いて作ったものと思われるほんのり甘いもので、もしかしたらピーナッツかも知れない。

 こちらではこの2つを併せて食べる事は無いようだが、夕方2つの料理を別々に頼み、ワラビ餅にキナコを掛けて食べてみると
 「ウン!日本の味だ!!」

 まさかこんなものまで現地食で味わえるとは。

 毎日魚の天プラも食べている(天ツユはないので塩で)。
 旅行前はアフリカでの食事なんてほとんど想像もつかなかったが、アフリカの食文化は多種多様。かつ、なかなか奥が深いようだ。


【食事】

朝:パン、オクロライス+パスタ、魚天プラ
昼:デイツ
夜:すいとん風茹で練りイモ+キナコ=キナコのワラビ餅、と茹でキャベツ(詳しくは本文参照)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)

【宿】
・(ザンデール)Hotel Malem Kalkadamu 4100CFA/W-1室 キレイで落ち着ける。建物も旧市街に見られる伝統様式でVery Good!!
  • この記事が参考になった人(3)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない