1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. アフリカ
  4. マリ
  5. バマコ
  6. 街中・建物・景色
  7. 犠牲祭前日の賑わい (マリ)バマコ
オリコン顧客満足度®2年連続1位に続き、マイベストアワード2025で最優秀賞を受賞 [プレスリリース]

イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

カレンダー
11月<2025年12月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

犠牲祭前日の賑わい (マリ)バマコ

2001/03/05 14:33
エリア:
  • アフリカ > マリ > バマコ
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 それにしても、マリの首都バマコの街中はすごい人混み。
 車やリヤカーの数も多く、その人混みや溢れる車やリヤカーをかいくぐり、道を渡り、通りを歩くだけでも骨が折れる。

 ゆっくりと注意しながら慎重に歩いていたつもりだったのだが、
 「危ない!!」
Junkoが叫ぶ。

 車道の端でオロオロ進む、横たわった羊を乗せたリヤカーが、道行く車と接触し、歩道を歩く自分に向かってハジキ飛ばされたのだ。

 「痛!!」
 ハジキ飛ばされたリヤカーは、瞬時の事によけ切れなかった自分に突っ込む。
 足がリヤカーと歩道の間に挟まってしまったのだ。

 後からわかった事なのだが、この日の翌日は、イスラムの祝日、犠牲祭。
 犠牲祭では、各家庭では生きたヤギや羊をさばいて食するのがならわしだ。

 多分この尋常でない街のゴミゴミ振りも、犠牲祭前日の買出しなどの人々で賑わっているのだ。

 リヤカーに挟まれ右足のももとふくらはぎが少々痛いが、どうやら軽い打撲だけで大事には至らなかった様だ。
 「本当に骨でも折れたら大変だった。羊と一緒に犠牲祭の犠牲(いけにえ)にされるトコだったよ。」

 ローカルバスステーションの端の屋台で昼食を取っていると、マーケットの方角からモクモクと黒い煙が上がりだす。
 「ウーーー!」
 しばらくして、煙が立つ方向に向かって目の前を消防車が走り過ぎる。
 「火事だ。」

 ほったて小屋の様な小さな商店が密集するマーケットも、通り同様。まるで年末のアメ横の様な物凄い人混み。
 人々はそこで平気で炭(すみ)を炊いて茶をわかし、食事を作り、タバコをポイ捨てする。
 いつどこで火事が起きても不思議ではない。

 「もしあの近くを歩いていたら・・・」
 この人混みでは逃げる事も容易ではない。
 今日はハラハラさせられ放しの、バマコでの1日だった。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:炊込ご飯
夜:パン、ゆで玉子、バナナ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
※今日モーリタニアのビザを取得しました。
午前申請 午後受取 17500CFA/1人 30日間シングル

【宿】
(バマコ)Chez Fanta 3500CFA/ドミトリー1人
※名物の情報ノートはもう無いとの事。
※近くの de la Paix(3000〜3500CFA/1人)の方が評判が良く過ごし易い様だ
  • この記事が参考になった人(6)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない