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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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トレド (スペイン)マドリッド→トレド

2001/04/10 11:54
トレド  1
エリア:
  • ヨーロッパ > スペイン > マドリード
  • ヨーロッパ > スペイン > トレド
テーマ:
  • 鑑賞・観戦
  • / ホテル・宿泊
  • / 世界遺産
 おととい、配置換えされた新しい展示内容に全く対応していない、「短時間で見れるプラド美術館」なるガイド本の完全に陳腐化された内容のお陰で、すっかり迷ってしまったプラド美術館へ、リベンジにと再び向かう。

 朝一番で入館すると、数ある展示室を一室一室、数ある展示品を一作一作、丹念に見てまわる。

 そして分かった事は、人だかりが出来ている所、特にツアーの人達が立ち止まり、ガイドが解説している絵は間違いなく見逃せない名作である事。
 加えて、絵の横にオーディオガイドのマークが貼ってある作品もしかり。

 「そんな風にして絵を見るなんて・・・」
と、思う人もいるかと思いますが、プラド美術館まで来て、ベラスケスを、ゴヤを、グレコを、そしてその他数ある世界に名立たる名作中の名作を、見逃す訳にはいきますまい!

 午後、マドリッドを離れ、バスでトレドへ。

 トレドのバスターミナルから数百mの所にあると聞いていたユースホステル。だが、そのユースホステルがあると言う方向を見てみると、小高い丘の斜面を回り込む急な上り坂が待っている。

 息を切らせながら辿り着いた所は、なんと石造りのアラブ城。このユースホステル、歴史あるアラブ城の中をホステルに改造したものだったのだ。

 川を挟んで対岸の丘に拡がる、小ぢんまりしたトレドの旧市街を散策しながら、
 「あ、あれ、うちらの宿じゃない。」
旧市街から見渡す味わいあるトレドの景観の一つを形成するアラブ城に自分達が泊まっているかと思うと、何だか気分がいい。

 坂の多いトレドの旧市街、歩き疲れて、旧市街の中世ヨーロッパの城塞都市にふさわしい立派な石門を出ると、そこにある公園には藤の花が満開だ。
 しばらく、垂れ下がるたわわな藤の花の下のベンチで休憩タイム。

 夕方、ユースホステルの城のガーデンに出てみると、対岸の旧市街の上にそびえるアルカサルの向こうに、夕焼空が刻々と染まって行く。

トレド  1

 そして訪れる夜に、日中は観光客で沸き返っていたトレドの街も旅人も、ぐっすりと寝静まる。

【食事】

朝:バゲット
昼:パン、クッキー、リンゴ
夜:ツナサンド

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 180pt(スペイン・ペセタ)
・プラド美術館(マドリッド)入場料500pt
・マドリッド→トレド(バス)1時間 605pt
・エルグレコの家(トレドの旧市街散歩中に立ち寄って見学)

【宿】
(トレド)Residencia Juvenil de San Seruand 1800pt/W-1室
※アラブ城内を改装したユースホステル。部屋も広くてキレイでおススメ!!
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