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エリア:
- アフリカ > チュニジア > タタウィン
- アフリカ > チュニジア > チュニス
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テーマ:
- 街中・建物・景色
タタウィンの街は小さい。街の中央の市場などは正に猫の額。市場の割には人影も多くないし、歩くと1分、いや30秒も、満たない内にぐるっと一周してしまう。

市場にあるスパイス屋や染色糸屋などは、こちらならではのもの。市場周辺にはアラブ菓子屋も軒を連ねる。時たま民族衣装の様ないでたちのおばあさん達を見掛けたりもする。
だが、舗装された狭い道路に車が行き交う小さな街中にこれと言った見所はない。
映画スターウォーズの撮影にも使われた、クサールと呼ばれるドロを塗り固めた様な伝統的な建物は、郊外に散らばっているのだ。
宿で車をチャーターし、今日は一日、その幾つかを見て回る。
最初に訪れたクサール・ハッタダは、スターウォーズの最新作(通算第4作、副題エピソード1)の主人公の子供(アナキン)の故郷の家のシーンに使われた所。
映画の物語の中でも、その星は「タタウィン」と呼ばれていた。
実際目の当たりにしたそのクサール・ハッタダは、異星人やC3PO(スターウォーズに登場する人気のロボットキャラクター)どころか、人っ子一人いない。
一時、ホテルとして流用されていた事もあったそうだが、今はもうやっておらず、そこはかつての住居跡と言うか廃墟。
泥を固めたアパートの様ないでたちは、中々の趣きではあるが、ひっそりと静まり返る小さな小さなゴーストタウンと言った感じだ。

幾つかの部屋の窓ワクなどには、スターウォーズのセット跡も残っている。
果たしてここはベルベル人の伝統住居跡と言う遺跡なのか、スターウォーズのロケ地跡と言う名所なのか・・・。
その後は、チェンニ、クサール・スルタン、ドゥーレと、引き続きこちらの伝統住居、住居跡を見て回る。
クサール・スルタンは、クサール・ハッタダにも似た泥でできたアパートの様な、ここも伝統住居跡。
保存状態はクサール・ハッタダより良く、きっと写真映りも良いのだろうが、ここも誰一人住んでいない亡きガラの住居。
チェンニとドゥーレは、小高い山の斜面にひしめき合う様に石造りの家が並ぶ伝統住居群。
ドゥーレの方は相変わらずの亡きガラの住居跡、廃墟と言い直した方が正確だ。
今日見て回った中で一つだけ、一見、廃墟の様に見えたチェンニの石造りの質素な伝統住居群には、村人の姿がちらほら。
小高い山の頂きからすそ野までひしめく小さな石造りの村は、石造りゆえ、山肌の景色と同化し、そのふもとでは、民族衣装姿のおばあさん達が腰を下ろしてのんびりしている。
夜、タタウィンからチュニス行の夜行バスに揺られながら思う。
昨日、今日見たほとんど廃墟の伝統住居、「映画では一体どんな風に映され使われたのだろうか。」
日本に帰ったらビデオを借りて、もう一度じっくり見てみよう。
【食事】
朝:バゲット
昼:バゲット、アラブ菓子
夜:アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1TD(チュニジア・ディナール)
・タタウィン郊外(クサール・ハッタダ、チェンニ、クサール・スルタン、ドゥ-レ)への車チャーター 70TD/1日/1台
※宿泊したHotel Stationで頼んだが、あまり慣れていない感じだった。同じ位の料金だったらツアー客も扱うHotel Sango等他で頼んだ方が良いと思われる。
・タタウィン→チュニス(夜行バス)19:45発 翌4:45着 21TD/1人

市場にあるスパイス屋や染色糸屋などは、こちらならではのもの。市場周辺にはアラブ菓子屋も軒を連ねる。時たま民族衣装の様ないでたちのおばあさん達を見掛けたりもする。
だが、舗装された狭い道路に車が行き交う小さな街中にこれと言った見所はない。
映画スターウォーズの撮影にも使われた、クサールと呼ばれるドロを塗り固めた様な伝統的な建物は、郊外に散らばっているのだ。
宿で車をチャーターし、今日は一日、その幾つかを見て回る。
最初に訪れたクサール・ハッタダは、スターウォーズの最新作(通算第4作、副題エピソード1)の主人公の子供(アナキン)の故郷の家のシーンに使われた所。
映画の物語の中でも、その星は「タタウィン」と呼ばれていた。
実際目の当たりにしたそのクサール・ハッタダは、異星人やC3PO(スターウォーズに登場する人気のロボットキャラクター)どころか、人っ子一人いない。
一時、ホテルとして流用されていた事もあったそうだが、今はもうやっておらず、そこはかつての住居跡と言うか廃墟。
泥を固めたアパートの様ないでたちは、中々の趣きではあるが、ひっそりと静まり返る小さな小さなゴーストタウンと言った感じだ。

幾つかの部屋の窓ワクなどには、スターウォーズのセット跡も残っている。
果たしてここはベルベル人の伝統住居跡と言う遺跡なのか、スターウォーズのロケ地跡と言う名所なのか・・・。
その後は、チェンニ、クサール・スルタン、ドゥーレと、引き続きこちらの伝統住居、住居跡を見て回る。
クサール・スルタンは、クサール・ハッタダにも似た泥でできたアパートの様な、ここも伝統住居跡。
保存状態はクサール・ハッタダより良く、きっと写真映りも良いのだろうが、ここも誰一人住んでいない亡きガラの住居。
チェンニとドゥーレは、小高い山の斜面にひしめき合う様に石造りの家が並ぶ伝統住居群。
ドゥーレの方は相変わらずの亡きガラの住居跡、廃墟と言い直した方が正確だ。
今日見て回った中で一つだけ、一見、廃墟の様に見えたチェンニの石造りの質素な伝統住居群には、村人の姿がちらほら。
小高い山の頂きからすそ野までひしめく小さな石造りの村は、石造りゆえ、山肌の景色と同化し、そのふもとでは、民族衣装姿のおばあさん達が腰を下ろしてのんびりしている。
夜、タタウィンからチュニス行の夜行バスに揺られながら思う。
昨日、今日見たほとんど廃墟の伝統住居、「映画では一体どんな風に映され使われたのだろうか。」
日本に帰ったらビデオを借りて、もう一度じっくり見てみよう。
【食事】
朝:バゲット
昼:バゲット、アラブ菓子
夜:アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1TD(チュニジア・ディナール)
・タタウィン郊外(クサール・ハッタダ、チェンニ、クサール・スルタン、ドゥ-レ)への車チャーター 70TD/1日/1台
※宿泊したHotel Stationで頼んだが、あまり慣れていない感じだった。同じ位の料金だったらツアー客も扱うHotel Sango等他で頼んだ方が良いと思われる。
・タタウィン→チュニス(夜行バス)19:45発 翌4:45着 21TD/1人


