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エリア:
- ヨーロッパ > ルーマニア > ブラショフ
- ヨーロッパ > ルーマニア > ルーマニアその他の都市
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テーマ:
- 観光地
- / 鑑賞・観戦
あのドラキュラのモデルになった有名な城があると言うので、バスでブランへ日帰りで行ってみる。
だが、実際に目にしてみると、ドラキュラ城ことブラン城はイメージしていたような荘厳で重々しい雰囲気とは程遠く、緑に囲まれたのどかな地に立つ小さな観光城と言ったところだ。
その代わりに、今日期待を裏切らなかったのが、夜見たディナー付きのフォルクロア・ダンス、ルーマニアの伝統舞踊だ。
会場となる旧市街の広場に面するそれほど大きくないレストラの入り口の門をくぐると、ずらっとワイン樽が並ぶ当レストラン名物のワインセラーのまん中を歩かさせられ、その奥の小部屋に案内される。
テーブルにつくと、目の前には5つの小さなワイングラスに5色(5種類)のワインが注がれ、テレビや雑誌でしか見たことのないような見るからに高級なお上品な舌ざわりのオードブルが並ぶ。
それぞれのワインを注いでくれるたびにウエイトレスのおばさんが、ボトルのラベルを見せ解説をしてくれたのだが、ワインの知識を何ら持ち合わせていない我々には馬の耳に念仏だった。
そしてアコーディオンとパンフルートの生演奏で奏でられる、哀愁たっぷりの甘い旋律。自分はお酒が飲めないので少々もったいないことをしたが、
「ワインおいしかった〜!!」
「胸が苦しくなるほど素敵な曲だったあ!!」
と、Junkoはもう既に舌も心もほろ酔い気分だ。
これだけでも舌も目も耳も十分過ぎるほど堪能させられたのに、これは単なる「食前酒」。
メインはレストランの2階に移動。
そして軽やかな音色にのって小刻みなステップで現れた、華やかな民族衣装姿の踊り子たち。
若い男女が手を取り合って踊る姿は、日本で言うフォークダンスのノリに近い。
細くてスラッとした十頭身の美女たちが、美しい民族衣装の赤いスカートのすそをひるがえして踊る姿は、正に美女ぞろいのルーマニアのかれんな華だ。
一方、白タイツで笑顔で細かいステップを踏む男どものダンス姿には、見ている我々の方が少々照れてしまう。
ダンスの合い間に時たま現れる白い民族衣装姿の小太りのオヤジは、のどの先から発したダミ声で、これまた軽やかに歌う。
「ライ、ライ、ライ、ラ、ライ・・・」。
アフリカから始まった今回の旅でこれまで見てきた、例えばガーナのアフリカン・ドラムとダンスや、スペインのフラメンコなどの情熱たっぷりのパフォーマンスとはすっかり打って変わってしまい、少々戸惑いがちではあったが、終始楽しく、フルコースのディナーも付いてひとり15USドルは安い!お値打ちものだ。
我々の旅のスタイルは、ほぼ貧乏旅行ではあるが、ハンガリーではフォアグラをほおばったり、ここルーマニアでは豪華ディナーショーと、日本では味わい難いぜいたくなひと時が格安で楽しめるのも旅ならではの醍醐味。
今夜はいい夢、見させてもらいます。
【食事】
朝:パン
昼:パン、パパナッシュ
夜:オードブル、肉料理メイン、アイスのデザート等フルコースディナー
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 28000Lei(ルーマニア・レイ)
・フォルクロアダンスショー(民族舞踊ディナーショー)
旧市街スファトゥル広場のレストラン「Cerbul Carpain」にて。ひとり15USD。要予約。
【宿】
(ブラショフ)Hotel Aro Sport 34000Lei/ダブル一室
だが、実際に目にしてみると、ドラキュラ城ことブラン城はイメージしていたような荘厳で重々しい雰囲気とは程遠く、緑に囲まれたのどかな地に立つ小さな観光城と言ったところだ。
その代わりに、今日期待を裏切らなかったのが、夜見たディナー付きのフォルクロア・ダンス、ルーマニアの伝統舞踊だ。
会場となる旧市街の広場に面するそれほど大きくないレストラの入り口の門をくぐると、ずらっとワイン樽が並ぶ当レストラン名物のワインセラーのまん中を歩かさせられ、その奥の小部屋に案内される。
テーブルにつくと、目の前には5つの小さなワイングラスに5色(5種類)のワインが注がれ、テレビや雑誌でしか見たことのないような見るからに高級なお上品な舌ざわりのオードブルが並ぶ。
それぞれのワインを注いでくれるたびにウエイトレスのおばさんが、ボトルのラベルを見せ解説をしてくれたのだが、ワインの知識を何ら持ち合わせていない我々には馬の耳に念仏だった。
そしてアコーディオンとパンフルートの生演奏で奏でられる、哀愁たっぷりの甘い旋律。自分はお酒が飲めないので少々もったいないことをしたが、
「ワインおいしかった〜!!」
「胸が苦しくなるほど素敵な曲だったあ!!」
と、Junkoはもう既に舌も心もほろ酔い気分だ。
これだけでも舌も目も耳も十分過ぎるほど堪能させられたのに、これは単なる「食前酒」。
メインはレストランの2階に移動。
そして軽やかな音色にのって小刻みなステップで現れた、華やかな民族衣装姿の踊り子たち。
若い男女が手を取り合って踊る姿は、日本で言うフォークダンスのノリに近い。
細くてスラッとした十頭身の美女たちが、美しい民族衣装の赤いスカートのすそをひるがえして踊る姿は、正に美女ぞろいのルーマニアのかれんな華だ。
一方、白タイツで笑顔で細かいステップを踏む男どものダンス姿には、見ている我々の方が少々照れてしまう。
ダンスの合い間に時たま現れる白い民族衣装姿の小太りのオヤジは、のどの先から発したダミ声で、これまた軽やかに歌う。
「ライ、ライ、ライ、ラ、ライ・・・」。
アフリカから始まった今回の旅でこれまで見てきた、例えばガーナのアフリカン・ドラムとダンスや、スペインのフラメンコなどの情熱たっぷりのパフォーマンスとはすっかり打って変わってしまい、少々戸惑いがちではあったが、終始楽しく、フルコースのディナーも付いてひとり15USドルは安い!お値打ちものだ。
我々の旅のスタイルは、ほぼ貧乏旅行ではあるが、ハンガリーではフォアグラをほおばったり、ここルーマニアでは豪華ディナーショーと、日本では味わい難いぜいたくなひと時が格安で楽しめるのも旅ならではの醍醐味。
今夜はいい夢、見させてもらいます。
【食事】
朝:パン
昼:パン、パパナッシュ
夜:オードブル、肉料理メイン、アイスのデザート等フルコースディナー
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 28000Lei(ルーマニア・レイ)
・フォルクロアダンスショー(民族舞踊ディナーショー)
旧市街スファトゥル広場のレストラン「Cerbul Carpain」にて。ひとり15USD。要予約。
【宿】
(ブラショフ)Hotel Aro Sport 34000Lei/ダブル一室