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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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テヘラン 街歩き (イラン)テヘラン

2001/06/15 12:33
テヘラン 街歩き1
エリア:
  • 中近東 > イラン > テヘラン
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 4車線の一本の道、一車線ごとに互い違いに、走る車の向きが違っている。
 交差点に備え付けられている信号はほとんど機能しておらず、ただ点滅を繰り返すのみ。
 車の溢れる車道から、頻繁にオートバイが人が行き交う歩道を乗り上げ走ってくるの道を渡る時も歩道を歩っている時も常に気が気でない。

 実は我々、テヘランを訪れるのは今回が2度目。
 人と車が雑然と溢れるその姿を見て、「変わってないな。」と言うのがその感想。

テヘラン 街歩き1

 今日は、そんなイランの首都テヘランの街歩きから、幾つかのシーンを一コマずつ切り取ってみました。

 今日金曜日はイスラム教の休息日。
 女性にチャドルを着用させて、法律をもって顔も体もそのラインを隠させる程厳格なイスラム教国イラン。
 金曜日は、全てのお店や交通機関までもが休んでしまうのではないかと恐れていたのだが、実際はさにあらず。
 閉まっているお店も多いが、意外にも開店している店も少なくない。
 それどころか、休日につき、人出や車が少ない分、街中を散歩し易いと言うものだ。

 厳格なイスラム教国イラン、街中、国中、イスラム教一色かと思っていたら、テヘランの街角に小ぎれいな三角屋根の教会(アルメニア教会)の姿もちらほら。
 ただ、女性のチャドル着用での外出はこの国の法律、キリスト教徒であっても例外ではない。教会内に限っては、スカーフを取ってお祈りしているそうだ。

テヘラン 街歩き3

 テヘランのオフィス街にあるザブジ・マーケット。 みそ、醤油、お酢にワサビにインスタント食品、ここにはあらゆる日本食品が輸入されて売られている。
 かつて日本に出稼ぎに来ていたイラン人が、そのコネクションで日本の食品を輸入して販売しているようだが、市場に何軒も軒を連ねる日本食品屋、そこに積まれた日本食品。ここイランで一体誰がこれらの店舗が成り立つ程、日本食品を購入していくのだろうか。
 「いらっしゃいませ。」
店員のイラン人も、流暢な日本語で迎えてくれる。

 「Down with U.S.A.(アメリカを撃ちおとせ)!」
大きなビルの側面にでかでかと書かれた文字。アメリカ国旗の星の部分から爆弾が落下する絵まで描かれている。

テヘラン 街歩き2

 記憶に残る、反米を唄える学生らにアメリカ大使館が占拠され、大使館員らが人質になった事件。
 そのアメリカ大使館、いまだに再開されず廃墟のまま。アメリカ大使館は今もイランには存在しない。

 元アメリカ大使館の建物の入口の壁にもDown with U.S.A.の文字。廃墟の元アメリカ大使館を、ワゴンで乗りつけた中国人が何やら工事を行っている。
 写真を撮ろうとしたら管理員らしき男の人に丁重に静止されてしまった。
 思うように外資が入らず、数年ぶりに訪れた我々に変わってないと思わせた事も、この再開されないアメリカ大使館と無縁ではないだろう。

 そんなイランも、最近はさすがに開放路線を取り始めたそうだ。
 銀行等では、OLとして働く女性の姿を多く見掛ける。通りで目にする若い女性の中にはキチンと体の線を隠したチャドルではなく、色のあるおしゃれなコート風のものや、ボディーラインが出るワンピースなどを着ている者も少なくない。

 一見、昔と変わらなく見えたイランだが、がわずかずつではあっても、着実に新しい風が吹いているようだ。


【食事】

朝:ナン、干杏
昼:ジュージェケバブ(鶏肉の焼肉のライスのせ)、サフランアイス
夜:ナン、シュークリーム

【トラベルメモ】

1US$≒約8000Rl(イラン・リアル)

【宿】
(テヘラン)Hotel Mehl 35000Rl/W-1室・シャワー付
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