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エリア:
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ずっと雨続きでしたが、突然、超夏日に突入したパリからこんにちは♪
先日、地方に住む友人の結婚式があったので、週末にTGVにて出かけてきました。
みゅうパリのお客様から、フランスの電車や駅についてお問い合わせをいただくことも多いので、私の旅に沿って(笑)、また日本の場合と対比しながらご説明しま〜す☆
日本も最近は新幹線の特急券は早く買うとすこ〜し割引があったりしますが、フランス国鉄の切符の早割は半端ないです!また、同じ日にちでも、空いている時間帯だと安かったりします。ただし、安いチケットはキャンセル・変更ができない場合がありますので、要注意です。
e-チケットの場合、駅で「ガッチャン」と乗る日時を印字するコンポステは不要です。紙のチケットの場合は、必ず押しましょう〜。日本は、電車内で車掌さんに精算するのもアリですが、フランスは乗る前にきちんと行き先までの有効な切符を持っていないと、容赦なく罰金ですよ〜。
今回は、パリより南方面に行く電車のターミナル駅、パリ・モンパルナス駅から出発です。
TGVのチケットに、モンパルナス1,2、と記載されている場合、Hall 1,2 「Grandes Lignes(グランドリーニュ、長距離)」 へエスカレータで移動します。Hallの中に、乗り場ホーム(番線)がたくさんあります。パリ近郊Ile-de-France(イル・ド・フランス圏内、すなわちパリから近距離) へ行く場合は、 Hall 4に行きます。 ここでHallを間違うと、乗りたい電車が見つかりませんので、気をつけましょう!
空港によくあるようなパネルがあり、ここで、自分の乗る電車が何番線ホームなのかを確認します。写真のように、直前にならないとホームが発表になりません。
例えば、このパネルで2列目のTGV8327、TOURS(トゥール)行き18:14発は、Voie 9と表示されているので、9番のホームに向かいます。
電車の出発時間が迫っているのに、全くホームが発表されずにイライラ待っていて、発表と同時に(かつ、結構ホームが遠目だったりする)ダーッと乗客全員ダッシュ、ということもあります(←経験者)。
日本の新幹線は、方面ごとにホームが分かれていて、数分刻みに発着するので、数分前に駅に着いても問題ないのですが、パリのターミナル駅はだだっぴろく、このようにホーム発表もギリギリなので、余裕すぎるぐらい早めに駅に着いていたほうが安心です。
1等、2等は、列車の腹にくっきり書かれています。あとは、チケットにある号車(Voiture)を探しましょう。
号車と行き先の表示です。今回私が乗ったのは、パリとボルドーを結ぶTGVの15号車です。
電車にもよりますが、座席番号は、背もたれや窓枠などに表示されています。この電車はアナログな表示ですが、新しい車両だとデジタル表示もあります。
こんな感じで、86番(窓側) 85番(通路側)など指定されています。番号の下の白いボタンを押すとスチュワーデスさんが来てくれ・・・ません。ただの読書灯です。
ラッキー!たまに、電源コンセントがある電車もあります。残念ながら乗ってみないとわからないのと、たまにプラグを挿しても一向に充電されない時もあるので、期待せずにプラグの用意だけはいつもしています。フランスは240V、プラグはC型です。日本の新幹線はネットで事前にコンセントがあるか分かるので便利ですね。ちなみに、新幹線には車両の扉付近にしかないゴミ箱ですが、TGVには、ほぼ各列にあります(白い箱)。でも、日本の駅弁は大きいゴミが出るので、このような小さいゴミ箱には入らないですね・・。文化の違いが出ますね〜。
たいてい、車両の扉付近に大型の荷物置き場がありますが、さらに、車両真ん中にもこのように荷物置き場がある時があります。座席の並びも、2人席、4人で仲良く向き合う座席などがランダムに並んでいます。進行方向を向いて2列、3列で整然と並んでいる新幹線と比べ、やはり、列車の作りもラテン系な感じです。
いかがでしたか?電車に乗りたくなりましたか!?
とはいっても、フランスはよく電車が遅れたり、急にストライキになって電車の本数が減ったり・・・もありますので、時間や日程に余裕をもってどうぞ♪
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(桃)
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