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エリア:
- ヨーロッパ > フランス > パリ
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
こんにちは♪ pelicanfranceです。
今日は、パリのルーブル美術館から隠れた名品のご紹介です。
故・元イギリス皇太子妃ダイアナはゴシップが絶えなかったけれど、ローマ神話のディアナは男嫌いの潔癖な処女神。月の女神セレネ、ギリシア神話のアルテミスと同一神とされる。そんなディアナも恋をした。美しい羊飼いの青年エンデュミオンを見初めたディアナは、万能の神に頼んでエンデュミオンを永遠の眠りにつかせ、毎晩夜這いをしたそうな。(神話って、すごい!)
18世紀後半を代表するフランスの画家アンヌ=ルイ・ジロデは、月の神でもあるディアナを、エンデュミオンに降り注ぐ月の光としてロマンティックに表現した。月の光がエンデュミオンに届くように助けているのは風の神ゼフュロスとも、恋のキューピッド、アムールとも。
それにしても、ギリシア神話って、何でもアリ、なのですね。
アンヌ=ルイ・ジロデ=トリオゾンの『エンデュミオンの眠り(月の効果)』はドウノン翼2階フランス絵画の大作コーナーにある。
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