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- ヨーロッパ文化遺産の日 首相官邸編
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/09/20 00:00
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9月17-18日はヨーロッパ文化遺産の日でしたね!ヨーロッパ文化遺産の日とは、毎年9月の第3週の週末にヨーロッパで開催される文化イベントで、普段は一般公開されていない施設が公開されたり、美術館が無料になったりと、多くの人が文化遺産に親しむことができるように設定されたイベントです。
パリで毎年人気2トップなのが、大統領官邸(エリゼ宮 Palais de l'Elysée)と首相官邸(Hôtel Matignon)!大統領官邸は毎年5-6時間待ち覚悟だとか。その他、元老院(Sénat)、国民議事堂(Assemblée Nationale)なども毎年大行列の人気です。
今回はフランス首相官邸をご紹介します。首相官邸はマティニョン館と呼ばれ、ロダン美術館からも近いパリ7区にあります。

もう、、豪華としかコトバがありません。フランス首相って、ベルサイユ宮殿が拠点なんですね。どの部屋もまばゆいばかりのシャンデリア!それにここは美術館!?と思ってしまうほど、壁には絵画やタピスリーがぎっしり。

マイクが設置された会議室も、やっぱりシャンデリアとタピスリー。

首相の席には、現フランス大統領、オランドさんの写真。これ、普段もあるんでしょうかねぇ。この日だけ無理やり飾ってるようにもみえる配置です。

館内以上に驚いたのが、この美しいお庭!首相官邸の外観は道路からも見えますが、中にこんなに広大なお庭があるなんて、一般人には想像もできませんでした。

フランス首相、さすが、すばらしいお仕事環境です。
首相官邸はヨーロッパ文化遺産の日しか入ることができませんので、この時期パリにいる方は、ぜひともヨーロッパ文化遺産の日をお楽しみください!
首相官邸 マティニョン館
Hôtel Matignon
57 rue de Varenne, 75007 Paris
(城)
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- フランス パリ ヨーロッパ 文化遺産の日 首相官邸

- フランス国立図書館 体感する3D地球儀・天球儀展
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/09/19 00:00
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フランス国立図書館の3D地球儀・天球儀展では、フランス国立図書館が所有する6つの地球儀・天球儀を見学することができます。
その中には、フェルメールが描いた天文学者、地理学者のなかで描かれたのと同じ17世紀初頭にオランダで制作されたホンディウス作の天球儀、地球儀があります!
フェルメールが見たのと同じ天球儀を見ている!感動的な経験です。

こちらは、フェルメールの地理学者のタンスの後ろに乗っていた地球儀。

フランス国立図書館の地図部門は、11世紀から19世紀にいたる200点を超える地球儀、天球儀のコレクションを有しています。その中には、黄金時代のオランダで作成されたものも、フランスの啓蒙の世紀に作られたものなど、人類の科学的知識の進歩の重要な資料が含まれています。
ん、11世紀の地球儀?ヨーロッパ中世では、世界は平面と考えられていたのでは?と疑問に思った方がいらっしゃるかもしれません。
実は、古代ギリシャからすでに地球が球体であることが知られていました。自分たちが生きている球体が世界の中心にあり、その球体を天体が覆っていると考えられていたのです。球体の地球を覆っているのであれば、天体もまた球体であるに違いない、ということで天体も球体と考えらえたのです。それゆえ、地球儀が作られるときは、天球儀も常にぺアで作られるようになります。
地球儀が発展するのは、コロンブスの活躍する大航海時代です。遠洋航海によって地理上のさまざまな発見によって、地球儀に表現される情報はより精確になっていきます。神話、仮定、新発見などが混じり合いながら時代とともに変化する地球儀と天球儀は、まさに人類の知識の発達の証人となっています。
これらの地球儀、天球儀は貴重な資料なので、通常一般公開はされておらず、閲覧できるのはアポイントをとった専門家か、研究者のみ。そして、彼らでさえ触ることはできません。
そのような貴重な資料をいかに一般の閲覧希望者すべての手に届かせるか。そんな、願いが、大日本印刷社の技術によって可能になりました。
フランス国立図書館の所有する55個の地球儀・天球儀は、2次元の写真を3次元に組み合わせることによって、ヴァーチャルの世界で、自由に手に取って、拡大したり、回したりすることができるようになったのです。世界に誇れる日本の技術。誇らしいですね。

学芸員さんがタッチパネルで3Dのヴァーチャル天球儀を回しながら説明しています。
さらに、これらのデータは、フランス国立図書館のサイト、GALLICAにていつでも無料で閲覧可能になりました。閲覧したい地球儀・天球儀をクリックして、サイト左の3Dをクリックするとヴァーチャル閲覧が可能になります。
これにより、場所と時間を超えて研究者でも一般の方でも自由に詳細をじっくり観察できることになりました。国立図書館の学芸員がいうには、このような技術によりフランスに来なくても世界中で研究が可能になるため、さまざまな論文がどんどん出て、多くの新発見がされるのではないかとのこと。
こちらが、フェルメールの絵画に描かれているホンディウス作の天球儀。
フェルメールの天文学者と同じように、星と星の位置を確認してみてはいかがでしょうか。
(渦)
フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)
フランソワ・ミッテラン館
Quai François-Mauriac
75706 パリ Cedex 13

- 格安TGVチケット、OUIGO(ウィゴ)
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物
- 投稿日:2016/09/18 00:00
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フランスの高速鉄道といえば、TGVですが、そのTGVに格安高速列車OUIGOが誕生しました。

どれくらい安いのかというと、パリから、モンサンミッシェルに行く時の経由駅レンヌまで、通常のTGVであれば、2等席で71ユーロ(時期、時間帯、キャンセル条件によって値段は前後します)。OUIGOだと、なんと15ユーロ!この価格、破格ですよ!さらに、3か月前に予約すれば、さらに安くなんと、なんと、「はい、10ユーロです!」
日本で言えば、東京-名古屋間を新幹線でいって、2000円というイメージです。信じられない料金です。3か月前予約だとさらにやすく、1500円ですよ!JR中央線で、東京駅から八王子駅までいけば、すでに1500円ぐらいはする記憶が…
残念ながら、まだOUIGOでフランス全国行けるわけではありません。
パリを起点にして、Lyon, Avignon, Aix en Provence, Marseille, Montpellier, Nîmes, Valence, Lille (Par Tourcoing), Nantes, Rennes, Amiens (par TGV Haute Picardie), Angers et Le Mansなどに行くことができます。今後ストラスブールなどにも行けるようになるそうです。待ち遠しいですね。

また、パリも、パリ市内の駅からは発車していません。パリ市内から、RER B線で30分ぐらい行ったMassy TGVという駅まで行かなければいけません。上の写真は、Massy TGV駅。
価格を抑えるために、路線使用料の高いパリを避けているのです
また、本数も限られています。パリ-レンヌは、13時38分発 Paris Massy TGV 発15時45分 Rennes着の1日1本です。

それ以外にも人件費を抑えるために、OUIGOでは車内検札を廃止し、乗り場にてチェックイン制度を導入しています。そのため、出発時間の30分前までに乗り場行かなければいけません。
車内は、できるだけ乗客席を作るために、荷物を置く場所があまりありません。そのため、持ち込み手荷物は乗客1人当たり1人1個(55cm×27cm×15cm)まで。2個目以降、あるいは一つでも大きな荷物を持っている場合は、チケット購入時にオプションで5ユーロを支払います。もし、このオプションを支払わずに、大きな荷物を持っていったら、当日チャックイン時に20ユーロの罰金。
TGVでは、一等席と二等席がありますが、OUIGOでは、1カテゴリーしかありません。そして、すべてDUPLEXという2階建て車両。TGVではサンドイッチや飲み物を購入できるレストラン車両がありますが、OUIGOではありません。レストラン車両も2階建て車両にして、集客キャパシティーを上げているのです。
と、安いわけには理由があるわけですが、同じ場所に格安で行けるので、これくらいの不都合はどうでもいい、と思う方は多いはず。

ちなみに、車内にはトイレはもちろんありますし、車内もとてもきれいです。
これからの貧乏旅行(?)には必須になる移動手段になりそうです。
(渦)

- 南仏コート・ダジュールのトルコブルーのエスカレビーチ
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:ビーチ・島 マリンスポーツ 自然・植物
- 投稿日:2016/09/17 00:00
- コメント(0)
南仏コート・ダジュールは、日本語では「紺碧海岸」と呼ばれる美しい海岸地方ですが、地域圏としては、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏(Provence-Alpes-Côte d'Azur)、略称、パカ(PACA)です。
「パカでおすすめの街ってどこ?」みたいな使い方をします。

そのパカの美しいビーチの一つ、エスカレビーチ(Plage de l'Escalet)に行ってきました★ 見てくださいこの海の青さを♥
プライベートボートやヨットで海岸近くに停泊して優雅に海を楽しんでいる人たちもたくさんいます。ちょっと船多すぎですね。
これは、近くにあるタイヤ岬(Cap Taillat)です。砂浜はないですが、岬に渡って釣りをしている人もちらほら。このあたりには、自然保護地区ハイキングコースもあるので、海に飽きたら、ハイキングも楽しめます。
さて、ビーチタオルで場所取りをしたあとは、泳いだり、シュノーケリングを楽しみます♪

水が透明〜〜★ クラゲさんには触らないよう注意です。

魚の群れもいます。でも、地中海は、きれいな色の魚が少ないので、ダイビングやシュノーケリングはやっぱりアジアの海の方がが私は好きです★

海からビーチにアイスクリームや飲み物を売りに来るボートが来ました。いろんなビーチを巡回したり、停泊中のヨットなどに販売している様子。この日は暑かったので、みんながアイスクリームなどを買いにわらわら。なんか、日本のわらびもち売りに似たものを感じました。(郷愁)

遠浅の海に、太陽が差し込むとこんな透明度。 この色を見ているだけでも幸せ♥ ビーチに来ている人は、ちょっと泳いでは、砂浜に寝そべって読書、日焼けに勤しんでいます。これぞ、南仏バカンスの醍醐味ですね♪
(桃)
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- 南仏 コートダジュール 海 ビーチ 泳ぐ

- アメリカンバレエシアター「眠れる森の美女」in パリ、オペラ・バスティーユ♪
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エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:観光地 鑑賞・観戦 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2016/09/16 00:00
- コメント(0)
パリのオペラ座といえば、オペラ・ガルニエ宮とオペラ・バスティーユがあります。今回は、新しい方の劇場、オペラ・バスティーユにて、アメリカン・バレエ・シアター(American Ballet Theatre)招聘公演「眠れる森の美女」がありましたので、行ってきました♪♪♪♪♪♪

「眠れる森の美女」は、英語では、「Sleeping Beauty」、フランス語では、「La Belle au bois dormant」です。
チャイコフスキーの三大バレエの一つでクラッシックバレエではおなじみ中のおなじみですね。プロローグ、1幕〜3幕までありますので、休憩2回をはさんだ3時間の長丁場です。
今回の公演では、オーロラ姫は韓国出身のプリンシパルHee Seoさんでした。
衣装や舞台、ものすごく豪華絢爛でした。ダイヤモンドの精が舞台の照明に照らされ、ティアラから衣装から、キッラキラ☆☆でまぶしかった〜。
とても可愛かったのが、最後の3幕の結婚式の招待客の中の、白猫と長靴をはいた猫、赤ずきんちゃんとオオカミ、シンデレラと王子、の3組。
そして、ソロで踊っている人が、足元ふらつく?あれ?って思ったら、思いっきり滑って尻もちついて、本人も「あっ」って言って、会場全員も「はっ!!」って息を呑みました・・。すぐ立ち上がって続きを踊っていましたが・・・一瞬凍りつきました(汗)
オペラ・バスティーユは、1989年に建てられた劇場で、バスティーユ広場に隣接しています。オペラ・ガルニエの方はそれより100年以上前に作られているので、年季が違いますね!

会場に入るのに、もちろん荷物チェックがあります。前は、正面の大階段を登って入場だったけれど、最近はセキュリティの関係かその脇の地上入り口から入ります。

バスティーユ広場のど真ん中にある、フランス7月革命を記念する塔も、オペラ・バスティーユから望めます。

ニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle)のオブジェがみなさんをお出迎え。

20分の休憩が2回ありましたが、観客が一斉に喉を潤しにバーに殺到!バーマンは20分間、走り回ってます!!

休憩中の緞帳は眠れる森の美女のお城♥
19時30分開演で、終了は22時30分でした。外に出るとすっかり夜。22時でも薄明るかったフランスの夏は、もう終わったんですね。(泣)
オペラ・バスティーユ Opera Bastille
Place de la Bastille, 75012 Paris
♪♪♪みゅうパリの感激★観劇ブログ♪♪♪
(桃)
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- オペラ オペラ座 バレエ バスチーユ パリ
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