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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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主食はハップ (南アフリカ)プレトリア→(ジンバブエ)ハラレ

2000/09/26 12:17
エリア:
  • アフリカ > 南アフリカ共和国 > プレトリア
  • アフリカ > ジンバブウェ > ハラレ
テーマ:
  • グルメ
 今日は、夜のバスでジンバブエのハラレへ向かう。バスは夜10時半発。それ迄、宿の屋外の広い駐車場のチェアに腰掛け、お茶を飲んだり、リンゴを食べたり、日がなのんびり過ごす。

 夕方、宿のおばさんが、ハップをキッチンで作り出したので、横から覗きながら作り方を教えてもらう。ハップとはトウモロコシの粉を湯がいて膨らました、そばがきのような食べ物で、こちらの地元の主食。これにカレーや味付けした野菜等をかけたりして食べる、ご飯の代わりのようなものだ。

 一体どういう風に作るんだろうと見ていたのだが、これがいたって簡単。 一握りの塩を入れて煮立てた鍋のお湯に、トウモロコシの粉を小皿に2.5杯入れて、木の棒でかき混ぜるだけ。

 「これだけで、本当にあんなにねりねりになるの?」
と思って見ていると、鍋の中身はみるみる膨らみ、棒でねればねる程、ねりねりになっていく。

 しかし、これは随分経済的な食べ物だ。たったあれだけのトウモロコシの粉で、大きな鍋いっぱい、大食らい5〜6人前が作れてしまうのだから。

 こうして出来上がったハップを少し試食させてもらったが、できたてという事もあって、香ばしく、少しあられの様な味。かなり食べでがあって、腹持ちが良さそうだ。

 この技を我々が身に付けることができれば、いつも作っているパスタよりもかなり経済的に食事にありつくことができる。

 いやいやその前に、どこか落ち着ける場所で、まずはご飯が先だ。長旅なので、ご飯くらいこっちのお米で炊けるようにならないと。

 ジンバブエのハラレ行きのトランス・ザンベジ社のバスは定刻通り、プレトリアの鉄道駅前を出発。
 ジンバブエに入ったら、ものこの国には戻らない。南アフリカに別れを告げる。


【食事】

朝:パン、ゆで玉子
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
・プレトリア→ハラレ(トランス・ザンベジ社 夜行バス) 200R/1人
プレトリア 22:30発、ハラレ翌14:00着 ヨハネス発も同料金。 ヨハネス/プレトリアからは、他にグレイハンズ社、トランスラックス社もハラレへのバスがあるが料金は250R。トランス・ザンベジが割安。日本のガイドブック等では、トランス・ザンベジ社のバスは飲物と軽食が出ると紹介されているが、実際は全く無し。 (グレイハンズ、トランスラックスは南ア国内便では出ているので、コーヒーやクッキーが出ていると思われる。)。トランス・ザンベジのバスのチケットはインターケープ社で購入できる(トランス・ザンベジはインターケープ系列の会社)。
・ジンバブエのビザは、国境で即時入手できる。30US$/一人、写真不要。
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