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エリア:
- アフリカ > ジンバブウェ > ジンバブウェその他の都市
- アフリカ > ジンバブウェ > ブラワヨ
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
旅を始めて30日目、今日はある意味、この旅のこれからを象徴する「旅らしい1日」となった。
バスでブラワヨまで行き、そこから夜行列車でビクトリアフォールズへ向かう予定。朝6:30に宿を出て、ブラワヨ行のバスに乗る。ブラワヨまでは3〜4時間。ブラワヨ発の列車は19:00発だから、こんなに早いバスで行く必要は無いのだが、「何かあったら大変だから」と早目に行動する事にしたのだ。
案の定、バスは30分程走ると、ドライブインの様な所で停まり、動かなくなってしまう。初めは「休憩かな」と思ったのだが、30分しても全く動く気配がなく、乗客が全員降り始めたので、尋ねると、「ステアリングがおかしなくなって動かなくなった」との事。更に待つ事30分、別のブラワヨ行バスが通り掛かり、乗客は全員そのバスに乗り移る。同じバス会社のバスなので、料金を払い直す必要はなく、ほっと胸をなで下ろす。
乗り移ったバスには、前にテレビが付いている。映画か何かやるのかなと思っていたら、聞こえてきたのは大音量のリンガラミュージック。画面にはリンガラを演奏し、そのリズムに合わせてひたすら陽気に踊る人々の姿。 「うるさーい!」 「バスが着くまで、あと何時間もこの調子なの?!」
バスの乗客の中には、立ち上がってノリノリで肩をふるわせて、大声で歌い出すやからも。別に見たくもないのに、ついノー天気な画面に目をやってしまう。「ハーッ。」
近くの席に座ったおばさんが、にこやかに声をかけてくれる。
「ブラワヨからビクトリアフォールズに行くのかい?」
「Yes,列車で行く予定です。」
と返すと、
「ハハーン、今日の夜行で行くんだね。」
とおばさん、わかっている。
「Yes,Yes,その通り。」
その後もおばさんと少々おしゃべり。勝手がわからない旅先での道中、こうやって地元の人を見方に付けておくと心強い。
「いいかい、ブラワヨの中心街で降りるんだよ。」
とおばさん。バスがブラワヨに着くと、おばさんが駅までの道を案内までしてくれた。親切なおばさん、どうもありがとう。
昼過ぎ、重いバックパックを背負って汗をかきながら駅に着くと、「Victoria Falls Cancelled .Derailed」と書かれている。
「ガーン! 脱線!?」。
バスでビクトリアフォールズまで行く事も考えたが、駅員さんが「明日は大丈夫。」と自信満々で言うので、今日はブラワヨに泊まって、明日の列車でビクトリアフォールズに行く事にする。
「明日は何事もなく、スムーズにビクトリアフォールズにたどり着けますように。」
今日は日曜日。ブラワヨの街は静まり返り、商店街の店は全て閉まってる。宿の部屋でただひたすらだらだらと、明日に願いを託す。
宿のおじさんの話だと、ビクトリアフォールズ行の列車は、昨日も脱線で動かなかったそうだ。明日は大丈夫だろうか。。。
【食事】
朝:パンとゆで玉子
昼:パンとゆで玉子
夜:ドーナツ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
【宿】(ブラワヨ)New Waverly Hotel 470Z(W一室)。駅の近く。キッチンなし。
バスでブラワヨまで行き、そこから夜行列車でビクトリアフォールズへ向かう予定。朝6:30に宿を出て、ブラワヨ行のバスに乗る。ブラワヨまでは3〜4時間。ブラワヨ発の列車は19:00発だから、こんなに早いバスで行く必要は無いのだが、「何かあったら大変だから」と早目に行動する事にしたのだ。
案の定、バスは30分程走ると、ドライブインの様な所で停まり、動かなくなってしまう。初めは「休憩かな」と思ったのだが、30分しても全く動く気配がなく、乗客が全員降り始めたので、尋ねると、「ステアリングがおかしなくなって動かなくなった」との事。更に待つ事30分、別のブラワヨ行バスが通り掛かり、乗客は全員そのバスに乗り移る。同じバス会社のバスなので、料金を払い直す必要はなく、ほっと胸をなで下ろす。
乗り移ったバスには、前にテレビが付いている。映画か何かやるのかなと思っていたら、聞こえてきたのは大音量のリンガラミュージック。画面にはリンガラを演奏し、そのリズムに合わせてひたすら陽気に踊る人々の姿。 「うるさーい!」 「バスが着くまで、あと何時間もこの調子なの?!」
バスの乗客の中には、立ち上がってノリノリで肩をふるわせて、大声で歌い出すやからも。別に見たくもないのに、ついノー天気な画面に目をやってしまう。「ハーッ。」
近くの席に座ったおばさんが、にこやかに声をかけてくれる。
「ブラワヨからビクトリアフォールズに行くのかい?」
「Yes,列車で行く予定です。」
と返すと、
「ハハーン、今日の夜行で行くんだね。」
とおばさん、わかっている。
「Yes,Yes,その通り。」
その後もおばさんと少々おしゃべり。勝手がわからない旅先での道中、こうやって地元の人を見方に付けておくと心強い。
「いいかい、ブラワヨの中心街で降りるんだよ。」
とおばさん。バスがブラワヨに着くと、おばさんが駅までの道を案内までしてくれた。親切なおばさん、どうもありがとう。
昼過ぎ、重いバックパックを背負って汗をかきながら駅に着くと、「Victoria Falls Cancelled .Derailed」と書かれている。
「ガーン! 脱線!?」。
バスでビクトリアフォールズまで行く事も考えたが、駅員さんが「明日は大丈夫。」と自信満々で言うので、今日はブラワヨに泊まって、明日の列車でビクトリアフォールズに行く事にする。
「明日は何事もなく、スムーズにビクトリアフォールズにたどり着けますように。」
今日は日曜日。ブラワヨの街は静まり返り、商店街の店は全て閉まってる。宿の部屋でただひたすらだらだらと、明日に願いを託す。
宿のおじさんの話だと、ビクトリアフォールズ行の列車は、昨日も脱線で動かなかったそうだ。明日は大丈夫だろうか。。。
【食事】
朝:パンとゆで玉子
昼:パンとゆで玉子
夜:ドーナツ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
【宿】(ブラワヨ)New Waverly Hotel 470Z(W一室)。駅の近く。キッチンなし。