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エリア:
- アフリカ > ルワンダ > キガリ
- アフリカ > ウガンダ > ウガンダその他の都市
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 鉄道・乗り物
- / 旅行準備
朝、キガリの中心街の散策に出る。
キガリは山間にある坂の多い街で、通りは、山肌の地形のせいかくねくねと湾曲している。
ぐるっとマーケットを回り込み、中心街の中心、独立広場に行ってみるも、広場は工事中で、柵で覆われている。主要な通りもあちこち工事中で、正に現在復興中といった感じだ。
手持ちの地図に記されているウガンダ大使館へVISAの申請に行こうと、その足で各国大使館街へ行くも、ここもあちこち工事中。お目当てのウガンダ大使館の姿もない。
道を歩いていると、時々、手首や指がない人とすれ違う。すれ違うのは一瞬だが、生々しい、それも遠くない「悲惨な過去」を持つルワンダという国が、強烈に胸に焦げ付いてくる。
ここキガリ、特に見るべき所もなく、ウガンダ大使館の場所も不明。おまけに物価も高い。ほんのわずかな滞在ではあったが、もう充分だろう。
ルワンダを発ち、ウガンダへ行く事にする。
バスステーションでは、ウガンダ行のミニバスの出発待ちの間も、手や指が無い子供達を何人か目にする。
ミニバスがウガンダ国境に近付くと、辺りの山肌には茶畑が広がる。
ウガンダのVISAは「国境でも取れるらしい。」という少々不確かな情報だったので、出来れば事前に取得しておきたかったのだが、勢いでVISAなしで国境まで来てしまい、少し心配していたのだが、ウガンダのVISAは難無く国境で取得。
お昼過ぎウガンダに入る。
ウガンダに入国するとすぐ、目指すカバレという街までの呼び込みタクシーに乗車。乗客は地元の女性一人と我々二人、そしてもう一人、偶然一緒になった日本人旅行者一人の計4人。
「さあ、これからあと何人乗ってくるやら。」
と思っていたら、何とドライバーはエンジンを始動、車を走らせ始めたではないか。
「すごい!! さすがウガンダ!!」
思わず、叫んでしまった。
余計な運賃徴収係の乗務員もいない。乗員はドライバーも入れて5人しか乗っていない。
「こんなに余裕を持って車のシートに座って移動ができるなんて、これぞタクシーだ。」
と思ったのもつかの間、カバレ迄の道中、タクシーは一人、また一人と客を拾い乗せて行き、結局タクシーには8人が詰め込まれる。
昨日の11人よりはマシとは言え、「やっぱりね…。」とJunkoと2人で思わず笑ってしまう。
つらいのか楽しいのか面白いのか…、それがアフリカの旅だ。
カバレの安宿にチェックインしようとすると、宿の入口に見覚えのあるバイクが停めてある。奥平さんだ。
「奥平さーん!!」階段の踊り場から叫ぶと、いたいた、あのイガグリ頭。早速、宿のバルコニーで奥平さんと、キガリから一緒だった日本人旅行者のジローさんと旅の情報交換など、話に花を咲かす。
奥平さんとはこれ迄、ジンバブエのハラレ、マラウィ・ケープマクレア、タンザニア・ダルエスサラムと会っているので、これで4回目の再会だ。
「いやー、ダルエスで両替サギにやられてな。」
と奥平さん。
「何やってるんですか、奥平さんともあろう者が。」
と急にこっちの声が張りあがる。
「実はうちらもやられたんですよ。」
と切り出すと、お互い目を丸くして見合って笑ってしまった。
お互い旅の達人と称される者同士なのに、意外にもろいもの。互いに旅の安全を願う。
つい時間を忘れて語り合ってしまい、気付いて腕時計を見ると、もう午後の2時。急いで両替に行かなければ。
銀行は早いと午後3時位には閉まってしまうし、ウガンダにはさっき着いたばかりで、こちらのお金を準備しなければと、銀行に早足で向かうも、銀行はどこももう閉まっている。
見ると3時閉店と書かれている。自分の腕時計を見ると、まだ2時40分。
「おかしいな、早目に閉まっちゃうのかな。」と思った次の瞬間、「ガーン」。
やっと気が付きました。
ルワンダとウガンダには1時間時差があって、時計の針を1時間進めるのを忘れていたのだ。
さっき、両替サギの話をしてたばかりなのに、これまた初歩的なウッカリミス。
「トホホ…。明日の朝、両替しにまた来よう。」
【食事】
朝:パン
昼:なし
夜:マトケ(食用バナナ)豆スープ付山盛りで500Ush。ふかしイモのような味でまずまずおいしいのだが、すごい量で胃にもたれて、2人で1人分も食べきれない。
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 400Rf(ルワンダ・フラン)
1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ミニバス(マタトゥ) キガリ→ウガンダ国境 13000Rf 1.5時間
呼び込みはカバレ行と言っているが、実際には国境までしか行かない。
・ウガンダVISA 30US$/1人 国境で取れる。
・乗合タクシー 国境→カバレ 1000Ush 30分
【宿】(カバレ)Visitours Hotel 25000Ush/シングル (Wは500Ush)
シングルを2人で利用させて頂きました。とても親切。目の前がバス停で便利。お湯あり。バルコニーでゆっくりできる。オススメ!!
キガリは山間にある坂の多い街で、通りは、山肌の地形のせいかくねくねと湾曲している。
ぐるっとマーケットを回り込み、中心街の中心、独立広場に行ってみるも、広場は工事中で、柵で覆われている。主要な通りもあちこち工事中で、正に現在復興中といった感じだ。
手持ちの地図に記されているウガンダ大使館へVISAの申請に行こうと、その足で各国大使館街へ行くも、ここもあちこち工事中。お目当てのウガンダ大使館の姿もない。
道を歩いていると、時々、手首や指がない人とすれ違う。すれ違うのは一瞬だが、生々しい、それも遠くない「悲惨な過去」を持つルワンダという国が、強烈に胸に焦げ付いてくる。
ここキガリ、特に見るべき所もなく、ウガンダ大使館の場所も不明。おまけに物価も高い。ほんのわずかな滞在ではあったが、もう充分だろう。
ルワンダを発ち、ウガンダへ行く事にする。
バスステーションでは、ウガンダ行のミニバスの出発待ちの間も、手や指が無い子供達を何人か目にする。
ミニバスがウガンダ国境に近付くと、辺りの山肌には茶畑が広がる。
ウガンダのVISAは「国境でも取れるらしい。」という少々不確かな情報だったので、出来れば事前に取得しておきたかったのだが、勢いでVISAなしで国境まで来てしまい、少し心配していたのだが、ウガンダのVISAは難無く国境で取得。
お昼過ぎウガンダに入る。
ウガンダに入国するとすぐ、目指すカバレという街までの呼び込みタクシーに乗車。乗客は地元の女性一人と我々二人、そしてもう一人、偶然一緒になった日本人旅行者一人の計4人。
「さあ、これからあと何人乗ってくるやら。」
と思っていたら、何とドライバーはエンジンを始動、車を走らせ始めたではないか。
「すごい!! さすがウガンダ!!」
思わず、叫んでしまった。
余計な運賃徴収係の乗務員もいない。乗員はドライバーも入れて5人しか乗っていない。
「こんなに余裕を持って車のシートに座って移動ができるなんて、これぞタクシーだ。」
と思ったのもつかの間、カバレ迄の道中、タクシーは一人、また一人と客を拾い乗せて行き、結局タクシーには8人が詰め込まれる。
昨日の11人よりはマシとは言え、「やっぱりね…。」とJunkoと2人で思わず笑ってしまう。
つらいのか楽しいのか面白いのか…、それがアフリカの旅だ。
カバレの安宿にチェックインしようとすると、宿の入口に見覚えのあるバイクが停めてある。奥平さんだ。
「奥平さーん!!」階段の踊り場から叫ぶと、いたいた、あのイガグリ頭。早速、宿のバルコニーで奥平さんと、キガリから一緒だった日本人旅行者のジローさんと旅の情報交換など、話に花を咲かす。
奥平さんとはこれ迄、ジンバブエのハラレ、マラウィ・ケープマクレア、タンザニア・ダルエスサラムと会っているので、これで4回目の再会だ。
「いやー、ダルエスで両替サギにやられてな。」
と奥平さん。
「何やってるんですか、奥平さんともあろう者が。」
と急にこっちの声が張りあがる。
「実はうちらもやられたんですよ。」
と切り出すと、お互い目を丸くして見合って笑ってしまった。
お互い旅の達人と称される者同士なのに、意外にもろいもの。互いに旅の安全を願う。
つい時間を忘れて語り合ってしまい、気付いて腕時計を見ると、もう午後の2時。急いで両替に行かなければ。
銀行は早いと午後3時位には閉まってしまうし、ウガンダにはさっき着いたばかりで、こちらのお金を準備しなければと、銀行に早足で向かうも、銀行はどこももう閉まっている。
見ると3時閉店と書かれている。自分の腕時計を見ると、まだ2時40分。
「おかしいな、早目に閉まっちゃうのかな。」と思った次の瞬間、「ガーン」。
やっと気が付きました。
ルワンダとウガンダには1時間時差があって、時計の針を1時間進めるのを忘れていたのだ。
さっき、両替サギの話をしてたばかりなのに、これまた初歩的なウッカリミス。
「トホホ…。明日の朝、両替しにまた来よう。」
【食事】
朝:パン
昼:なし
夜:マトケ(食用バナナ)豆スープ付山盛りで500Ush。ふかしイモのような味でまずまずおいしいのだが、すごい量で胃にもたれて、2人で1人分も食べきれない。
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 400Rf(ルワンダ・フラン)
1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ミニバス(マタトゥ) キガリ→ウガンダ国境 13000Rf 1.5時間
呼び込みはカバレ行と言っているが、実際には国境までしか行かない。
・ウガンダVISA 30US$/1人 国境で取れる。
・乗合タクシー 国境→カバレ 1000Ush 30分
【宿】(カバレ)Visitours Hotel 25000Ush/シングル (Wは500Ush)
シングルを2人で利用させて頂きました。とても親切。目の前がバス停で便利。お湯あり。バルコニーでゆっくりできる。オススメ!!