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エリア:
- アフリカ > エチオピア > エチオピアその他の都市
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
今日こそ、コンソへ行きたい。
おとといから、もう丸2日間車を待ちつづけているのだ。3日目の正直、もう信用できるのは自分だけだ。
今日は早朝からバスステーションにくり出し、日がな車を待ち続ける事にする。
バスステーションの空地の隅に腰を下ろし、ボーッと道行く人々や街の様子などを眺めていると、背後に緑の丘陵が続く、ここヤベロ、静かで空気も良く、中々いい所だ。
淡いパステル調のカラフルな布をまとった女性に混じって、入念に編んだ髪をつむじから放射状にたらし、ビーズや銀のアクセサリーと赤を基調とした黒い柄を併せた民族衣装でバッチリおしゃれを決め込んだボレナ族のうら若き女性たちの笑顔が美しくまぶしい。
彼女らの笑顔はとてもフォトジェニックなのだが、まだまだ観光客馴れしていない彼女達、カメラを出しただけで、恐れてさっと隠れてしまう。聞くと、写真に撮られるのを怖がっているとの事だ。
日の出前から待ち続ける事2時間半、午前8時になったが、コンソ行の車は一台も現れない。
実は昨日の夕方、コンソから来たという別々のトラック2台に声を掛けた所、どちらのトラックとも、今日の朝8時にここで待ち合わせをして、乗せてくれると約束していたのだが、結局、どちらのトラックも来ず。
そう言えば、昨日お願いしたとき、その内の一台のトラックの運ちゃんなどは、
「いいよ、いいよ。明日朝8時にここに来るから待ってろよ!じゃっねー!」
て感じで軽ーく去って行っちゃってたし、どうやらここらでは「そう思う。」という程度の気持ちで、確信を持った様に断言したり約束してしまったりするようだ。
昨日約束したのに来ないトラックの運ちゃんたちはもう約束を忘れてしまったのか、予定が変わってしまったのか、約束した時はその気だったが、気が変わってしまったのか…。
ともかく、この3日間、何人もの人にコンソ行の車がいつどこから出るのか尋ねても、全ての人から異なる答えが返って来て、そのどれもが自信満々に、英語が出来る人の場合「exactry」とか「I'm sure」とか言うのに、全てがあて外れ。
幾台もの車のドライバーや乗務員と約束しても、約束した事はどれも全く姿すら現さない。
お昼前、視線の向こうの方から恐ろしいほどボロボロのトラックが姿を現す。
「もし、あれがコンソ行だったらどうしようか。」
と思いながらドライバーに尋ねると、これから荷物を積んで間もなくコンソへ発つと言う。すると近くにいた人が、
「私も今日、コンソに行くが、別のもう少しいい青いトラックもう一台、もうすぐ来るので、それで一緒にこう。」
とJunkoに声を掛ける。
目の前のオンボロ・トラック、ライトは外れ掛けているし、荷台の格子もサビだらけ、所々ヒビが入っている。
コンソ迄の道は悪路だと聞いているし、途中で故障して停まったりしたらと思うと
「別のトラックがあるなら、そっちの方がいいかも知れない。」
と思いながら、オンボロトラックの乗務員にいつ出発するのかと尋ねると、
「あと10分後」
と言う。荷台には、目の前で一つ、又一つと徐々に荷が積まれて行く。
「これで行こう。ともかくまず出発して少しでも先に進もう。もし、もう一台、コンソ行の車があるなら、途中で何かあっても、そっちの車に移る事も可能だろう。」
とオンボロ・トラックに乗込む。
案の定、荷積作業は中々終わらず、次々に大量の荷物が運び上げられて来て、「10分後」に出発の筈が、荷台の上で、積みこまれる荷物にどかされながら2時間余り待たされる。
ようやく全ての荷物が積み終わると、どこからともなくコンソへ行く人々が集まり出し、荷台に積まれた荷物の上は満員になる。
見渡すと、さっき「別のトラックで行く。」って言っていたおじさんも同乗しているではありませんか。さっきの話はどういう事だったのか?
とにもかくにもトラックはようやくコンソへ向けて出発。
途中、幾つかボレナ族の村を経由ししばらくすると、トゲトゲのアカシヤの枝をかきわけて道はどんどん細くでこぼこに。
荷台の乗客は、人混みと積荷に押されながら、時に頭を下げ、時にのけぞって、必死にトゲトゲの枝をよけ避ける。
道は益々悪くなり、まるで戦車が森の中を走っているような道無き道を蛇行し、ガレキの坂を上り下りし、朽ち欠けた木造の橋を「ガタガタガタ」ときしませながら進む。
ぎゅうぎゅうの荷台の乗心地は相変わらず最悪だが、気を紛らす様に、乗客達は皆歌声を合せて、手拍子を打つ。
三日月の星空の下、夜7:30すぎ、ようやく街の明りが遠くに見え始める。コンソの街だ。
コンソの宿に入ると、暗闇に日本人らしき好青年の姿が。
「こんにちは! 自分はジンカでムルシに行こうと思ってるんですけど」
と声を掛けられる。
我々もこれからジンカの街へ行き、そこからからムルシの村を訪れたいと思っていたので、車をシェアしてチャーターすれば割安になる。
「たぶん、我々もムルシに行きますよ。ただジンカへ行くのはあさってでいいですか?今日はもうヘロヘロなんで、明日はゆっくり休みたいんです。」
「わかりました。自分は明日仕事があるんで、あさっての方が丁度都合いいです。一緒にジンカに行きましょう。」
彼の名前は松本さん。海外青年協力隊の人で、電話の設備の仕事でエチオピアに赴任しているそうだ。
ただ我々には大きな懸念が一つ。現地通貨ブルが底を付き始めている。ここコンソの街には銀行はないと言う。
【食事】
朝:マンタジ
昼:アンバシャ
夜:パン
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ヤベロ→コンソ 不定期トラックをヒッチ 20B/1人 7時間
【宿】
・(コンソ)St.ManyHotel 7B/1室 ←明日の日記説明するが避けた方がいい!
おとといから、もう丸2日間車を待ちつづけているのだ。3日目の正直、もう信用できるのは自分だけだ。
今日は早朝からバスステーションにくり出し、日がな車を待ち続ける事にする。
バスステーションの空地の隅に腰を下ろし、ボーッと道行く人々や街の様子などを眺めていると、背後に緑の丘陵が続く、ここヤベロ、静かで空気も良く、中々いい所だ。
淡いパステル調のカラフルな布をまとった女性に混じって、入念に編んだ髪をつむじから放射状にたらし、ビーズや銀のアクセサリーと赤を基調とした黒い柄を併せた民族衣装でバッチリおしゃれを決め込んだボレナ族のうら若き女性たちの笑顔が美しくまぶしい。
彼女らの笑顔はとてもフォトジェニックなのだが、まだまだ観光客馴れしていない彼女達、カメラを出しただけで、恐れてさっと隠れてしまう。聞くと、写真に撮られるのを怖がっているとの事だ。
日の出前から待ち続ける事2時間半、午前8時になったが、コンソ行の車は一台も現れない。
実は昨日の夕方、コンソから来たという別々のトラック2台に声を掛けた所、どちらのトラックとも、今日の朝8時にここで待ち合わせをして、乗せてくれると約束していたのだが、結局、どちらのトラックも来ず。
そう言えば、昨日お願いしたとき、その内の一台のトラックの運ちゃんなどは、
「いいよ、いいよ。明日朝8時にここに来るから待ってろよ!じゃっねー!」
て感じで軽ーく去って行っちゃってたし、どうやらここらでは「そう思う。」という程度の気持ちで、確信を持った様に断言したり約束してしまったりするようだ。
昨日約束したのに来ないトラックの運ちゃんたちはもう約束を忘れてしまったのか、予定が変わってしまったのか、約束した時はその気だったが、気が変わってしまったのか…。
ともかく、この3日間、何人もの人にコンソ行の車がいつどこから出るのか尋ねても、全ての人から異なる答えが返って来て、そのどれもが自信満々に、英語が出来る人の場合「exactry」とか「I'm sure」とか言うのに、全てがあて外れ。
幾台もの車のドライバーや乗務員と約束しても、約束した事はどれも全く姿すら現さない。
お昼前、視線の向こうの方から恐ろしいほどボロボロのトラックが姿を現す。
「もし、あれがコンソ行だったらどうしようか。」
と思いながらドライバーに尋ねると、これから荷物を積んで間もなくコンソへ発つと言う。すると近くにいた人が、
「私も今日、コンソに行くが、別のもう少しいい青いトラックもう一台、もうすぐ来るので、それで一緒にこう。」
とJunkoに声を掛ける。
目の前のオンボロ・トラック、ライトは外れ掛けているし、荷台の格子もサビだらけ、所々ヒビが入っている。
コンソ迄の道は悪路だと聞いているし、途中で故障して停まったりしたらと思うと
「別のトラックがあるなら、そっちの方がいいかも知れない。」
と思いながら、オンボロトラックの乗務員にいつ出発するのかと尋ねると、
「あと10分後」
と言う。荷台には、目の前で一つ、又一つと徐々に荷が積まれて行く。
「これで行こう。ともかくまず出発して少しでも先に進もう。もし、もう一台、コンソ行の車があるなら、途中で何かあっても、そっちの車に移る事も可能だろう。」
とオンボロ・トラックに乗込む。
案の定、荷積作業は中々終わらず、次々に大量の荷物が運び上げられて来て、「10分後」に出発の筈が、荷台の上で、積みこまれる荷物にどかされながら2時間余り待たされる。
ようやく全ての荷物が積み終わると、どこからともなくコンソへ行く人々が集まり出し、荷台に積まれた荷物の上は満員になる。
見渡すと、さっき「別のトラックで行く。」って言っていたおじさんも同乗しているではありませんか。さっきの話はどういう事だったのか?
とにもかくにもトラックはようやくコンソへ向けて出発。
途中、幾つかボレナ族の村を経由ししばらくすると、トゲトゲのアカシヤの枝をかきわけて道はどんどん細くでこぼこに。
荷台の乗客は、人混みと積荷に押されながら、時に頭を下げ、時にのけぞって、必死にトゲトゲの枝をよけ避ける。
道は益々悪くなり、まるで戦車が森の中を走っているような道無き道を蛇行し、ガレキの坂を上り下りし、朽ち欠けた木造の橋を「ガタガタガタ」ときしませながら進む。
ぎゅうぎゅうの荷台の乗心地は相変わらず最悪だが、気を紛らす様に、乗客達は皆歌声を合せて、手拍子を打つ。
三日月の星空の下、夜7:30すぎ、ようやく街の明りが遠くに見え始める。コンソの街だ。
コンソの宿に入ると、暗闇に日本人らしき好青年の姿が。
「こんにちは! 自分はジンカでムルシに行こうと思ってるんですけど」
と声を掛けられる。
我々もこれからジンカの街へ行き、そこからからムルシの村を訪れたいと思っていたので、車をシェアしてチャーターすれば割安になる。
「たぶん、我々もムルシに行きますよ。ただジンカへ行くのはあさってでいいですか?今日はもうヘロヘロなんで、明日はゆっくり休みたいんです。」
「わかりました。自分は明日仕事があるんで、あさっての方が丁度都合いいです。一緒にジンカに行きましょう。」
彼の名前は松本さん。海外青年協力隊の人で、電話の設備の仕事でエチオピアに赴任しているそうだ。
ただ我々には大きな懸念が一つ。現地通貨ブルが底を付き始めている。ここコンソの街には銀行はないと言う。
【食事】
朝:マンタジ
昼:アンバシャ
夜:パン
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ヤベロ→コンソ 不定期トラックをヒッチ 20B/1人 7時間
【宿】
・(コンソ)St.ManyHotel 7B/1室 ←明日の日記説明するが避けた方がいい!


