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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ラクダに乗って (ニジェール)アガデス

2001/01/29 11:11
ラクダに乗って1
エリア:
  • アフリカ > ニジェール > ニジェールその他の都市
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / 鉄道・乗り物
 サハラ砂漠の南端、アガデスと言えば、ラクダの遊牧民(ノマド)、トゥアレグ族の街。

 我々は今日から一泊二日の行程でトゥアレグのガイドを雇い、ラクダに乗ってアガデス郊外のボロロ族の村を訪ねる事にする。

ラクダに乗って1

 ところが、ラクダに乗ってのトレッキング、楽しかったのは最初だけ。
 Junkoが乗ったラクダは問題なかったのだが、自分が乗ったラクダはどうもご機嫌ナナメ。疲れて歩くのを拒否しているのか、たびたび突然しゃがみこみ、そのたび背中に乗った自分はバランスを崩し2度、3度「落馬」ならぬ「落ラクダ」してしまう。

 そんな訳でもちろん乗り心地は「楽々だ」と言う訳には行かず、固いクラの上でお尻も痛い。

 ボロロ族とはトゥアルグ族の支系で、男性の美しい民族衣装と華美な化粧で有名なのだ。
 事前の説明では、訪れるボロロ族の村ではその様な民族衣装や化粧姿のボロロ族の人々が見れるとの事だったが、訪れた村ではその様な物には全くお目にかかれず。ボロロ族だと言う一家族がワラブキの小屋でつつましく暮らしているだけ。

 トゥアレグやボロロは、どうやら一夫多妻らしく、ここの家族も夫1人に妻が4人、子供も沢山いて人数だけは一家族だけの割に多い。

 夜はアガデス街外れのトゥアレグの集落で野宿。

 唯一、有意義だったと言えるのは、ヤギ乳、ラクダ乳、ヤギチーズなど食事のたびにふるまってもらったトゥアレグの食事や暮らしぶりを体験できたことぐらい。
 ただ、美しいボロロ族の民族衣装姿が見れると期待に峰ふくらませていただけに、完全に期待外れ。

 ここはアフリカ、事前に入手できる旅の情報はごくわずか。アフリカの旅はトライ&エラー。たまにはこんな事もあるさ・・・。
 搾りたてのヤギ乳、ラクダ乳で、お腹までこわしませんように。


【食事】

朝:パン、トマト、ヤギチーズ、ヤギ乳
昼:ラクダ乳、チュブゼン(炊き込みご飯)、パン、トマト
夜:チュブゼン、アルジェリア・パン(カチカチのパンをスープで柔らかくして練って食べる)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)
・アガデスから一泊二日のボロロ族の村へのラクダトレッキング 30000CFA/2人
(この内容でこの料金は高い!!アガデスのHotel Agrebounで「ムーサ」という名前のガイドに声を掛けられたのんだのだが、本文の通り事前の説明とは全く異なり期待はずれ。多少高くてもちゃんとした現地ツアー会社に頼んだ方がいいかも。)
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