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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ボロロ族 (ニジェール)アガデス

2001/01/30 11:18
ボロロ族  1
エリア:
  • アフリカ > ニジェール > ニジェールその他の都市
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 昨日からのラクダ・トレッキングから、朝戻る。トレッキングでは、期待した民族衣装とお化粧姿のボロロ族には会えず、宿のベッドに寝そべって、完全に落胆していると、部屋の外、宿の中庭で、Junkoの明るい声がする。

 おとといアガデスに着いた日、スラッと細長でネグリジェの様な服をまとい、穏やかな笑顔の女性かと見間違える様なよく見ると若い男の人が、同じ宿に「居るな」と思ってはいた。
 ボロロ族の男はまるで女性の様に化粧をしたり、美しく「まとう」と聞いていたので、「あの人はきっとボロロ族じゃないの」とJunkoと2人で言い合っていたのだが、その男性にJunkoが声を掛けたのだ。

 Junkoによると、思った通り、その男の人はボロロ族の人で、この宿で門番の仕事をしているそうだ。

 「頼めばやってくれるかもよ。」とJunko。
 そして頼んでみるとあっさりOK。

 ベリアヤという名前のそのボロロの若き男と、同棲中の同じくボロロのうら若き娘ドゥドゥの2人で、ボロロ伝統の化粧をし、アクセサリーと民族衣装をまとって見せてくれると言う。

 ここアガデスではボロロのその姿を是非とも見たいと思っていただけに、やったぞ、Junko、大殊勲だ。

 夕方、彼らはメイクアップの様子から見せてくれると言う。

 男でありながら恥じらいの表情まで見せ、静かにアイラインを引くベリアヤのその仕草からして、女性のようだ。
 頭に一本羽飾りをして、腰にサーベルを下げると男の方は完了。おでこや花、ほおに斑点の化粧もしている。

 女の方のドゥドゥは、顔一面に赤茶のファンデーション、耳には大きなイヤリング、頭には薄い布をかぶる。

 2人とも、目の回りのブルーのアイラインの化粧が印象的だ。

ボロロ族  1

 お願いした時に、「少しだけ、いくらでもいい。」と言っていたので、「いくら払えばいい?」と尋ねたが、「あなたが払いたいだけもらえれば、いくらでもいい。」とはっきりした金額を言わないので、つい、日本人の感覚で、「100円、200円じゃ安いよね。500円?1000円くらい払ってもいいんじゃない?」と、ベリアヤとドゥドゥに1人約5000CFAずつ併せて10000CFA(2000円弱)もお礼に払ってしまい、「こっちの物価からしたら払い過ぎてしまった」と後で反省しきり。

 フレンドリーでとてもいい人達だったので、これをきっかけに、すれたりしないでね。
 アガデスで働いて稼いだお金で村に帰ってラクダやヤギを買うそうなので、その足しにしてください。


【食事】

朝:パパン、トマト、ニンジン
昼:朝と同じ
夜:オクロライス、パスタ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)

【宿】
・(アガデス)Hotel Agreboun 3500CFA/W-1室
 キレイで静か、中庭がある。落ち着ける。
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