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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ダカール行き国際列車 (マリ)バマコ→(セネガル)ダカール

2001/03/07 14:48
エリア:
  • アフリカ > マリ > バマコ
  • アフリカ > セネガル > ダカール
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / 鉄道・乗り物
  • / グルメ
 我々を乗せたセネガルのダカール行のオンボロ列車は、朝9:15、マリのバマコ駅をほぼ定刻通り出発。

 「ジェンネにドゴンにトンブクゥ・・・。見所満載で西アフリカの旅のハイライトと言われてるマリをもう出ちゃうの?」とお思いの方、済みません。実は約5年前、マリは2人で一度旅してまわってるんです。その様子は、自分のホームページで写真と併せて少し載せてあるので、興味のある方は見てみて下さい。

 犠牲祭の翌日だからなのだろうか。車内はガラガラ、8人乗りのコンパートメントはどこも2人から4人位までしか乗っていない。
 通常列車出発日の前日の朝から売出される切符も、昨日は犠牲祭の祝日なので、夕方からのわずかな時間だけの売出しだった。

 話はそれるが、昨日面白かったのが、バマコの駅の切符を買いに行った時。
 エアコンがガンガンに効いた、切符売りのおじさんが座る窓口内は、何故か明かりがなく、薄暗い室内にはロウソクが立てられ、おじさんはこちらが支払ったお金をロウソクの火にかざして金額を確認している。
 「エアコンを動かす電気があるんなら、電灯位付ければいいのに・・・。」
 そう言えばバマコの駅には幾つも時計が設置されているのだが、そのどれもが止まっているか、全くもって狂ったまま。まともな時間を指し示す時計は一つもなかった。

 列車はバマコの街を抜けると、やがて一面マンゴの木々が茂るマンゴのプランテーションの中を走り抜ける。
 列車がマンゴの木々を抜けた所にある小さな駅に停車すると、乗客はこぞってマンゴを買い求めている。
 赤ピンクや黄色いよく熟れたマンゴからは、甘くいい匂いがする。

 窓から身を乗りだして、我々もマンゴを購入。
 皮をむいてかじり付くと、
 「ウン、甘くて美味しい」
しかもとってもジューシーだ。

 手はマンゴの蜜でベトベト、顔と体は、風と一緒に窓から入り込むディーゼル機関車の出すススだらけ。
 楽しいのか、ツライのか・・・。

 列車は快調に、ダカールに向かって走り続ける。


【食事】

朝:パン、ゆで玉子
昼:パン、バナナ、みかん、マンゴ
夜:パン、バナナ、みかん、マンゴ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
・バマコ→ダカール(夜行列車)1等 34625CFA/1人 9:15発 翌23:30着
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