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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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25カ国目、セネガル (セネガル)ダカール

2001/03/08 14:53
エリア:
  • アフリカ > セネガル > サンルイ
テーマ:
  • その他
 「マンゴが美味しい!」
 まるで熟れ頃の桃の様に、皮の表面が赤ピンクや黄色がかっている。

 昨日我々が乗ったバマコ発ダカール行列車の同室のコンパートメントの2人が、大きな洗面器に山盛りのマンゴを購入したのだが、食べ切れず、多くを荷台に放棄したまま途中駅で降りて行ってしまったのだ。
 Junkoと2人で、列車の窓から身を乗り出し、大きなバオバブの木が点在する熱い大地の風を受けながら、甘〜いそのマンゴに次々にしゃぶりつく。

 列車は今日も一日走り続け、セネガルのダカールには深夜到着。

 ダカールはあまり治安が良くないと聞いていたので、宿までのタクシーを探すも、どのタクシーも深夜に到着した外人の旅行者の足もとを見て、法外な料金を要求してくるので、人に道を尋ねながら歩いて行く事にする。

 深夜、人影まばらなダカールの街を恐る恐るゆっくりと歩く。

 「そのホテルはあっちの方にあるが、今夜は満室だよ。オレはそこのホテルで働いてるから知ってるんだ。」
 暗がりでホテル迄の道を尋ねた一人の男、よく見るとどうも怪しい風ぼうだ。
 「一応行って、(直接自分で)聞いてみるよ。」

 お目当ての安宿は駅から程近く、すぐに到着。
 レセプションで尋ねると部屋はあいているとの事。

 すると、その怪しい男、我々の後を付け、ホテルのレセプション迄入って来るではないか。
 「この男は何者ですか?このホテルの従業員だと言っていたが本当か?」
とレセプションに尋ねると、レセプションの人も、奥にいるホテルの従業員も、白人のおじいさんオーナーも、皆一斉に首を振る。

 「オレがホテルを案内してやったんだから金をくれ。」
と、完全に居直ったこの男を皆で外に追い出す。

 くわばらくわばら。明日からも気を付けないと。


【食事】

朝:マンゴ
昼:マンゴ
夜:ローストチキン、ミカン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
・セネガルのビザは、日本人旅行者は不要。

【宿】
(ダカール)Hotel Provincial 3800CFA/W-1室
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