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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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サハラに浮かぶ古代都市、世界遺産「シンゲッティ」 (モーリタニア)アタール→シンゲッテ

2001/03/12 16:24
サハラに浮かぶ古代都市、1
エリア:
  • アフリカ > モーリタニア > モーリタニアその他の都市
テーマ:
  • 世界遺産
 灼熱の砂漠の中を走るシンゲッティ行の交通機関は、1日1〜2本あればいい、乗合のトラック。
 座席もある事はあるが、既に地元の人の予約(口約束)でいっぱい。
 荷台に積まれた荷物の上で、頭にターバンを巻き、顔には日焼け止め、防塵メガネを付けて、完全防備態勢で身を引き締める。

 昨日、ヌアクショットからアタール迄の道のりは砂漠の中の平坦な一本道だったが、今日のアタールからシンゲッティ迄の道は、乾いたガレキ砂漠の峠を一つ越える。
 緑の無い焼けた地肌むき出しの峠は、まるで火星かどこかのようだ。

 砂漠の峠を越えてしばらく進むと、乗合トラックは停車。座席に乗っていた一家族が降りて行く。
 また少し進むと、今度は荷台に座っていたおじさんも降車。
 どちらも、見渡す限り家など一軒も見当たらない砂漠のど真ん中。
 こんな所で降りて一、体どこに行くと言うのだろうか。全く持ってミステリアスだ。

 午後、夕刻前、容赦ない日射しが照りつけるシンゲッティの街に到着。

 かつて、サハラ砂漠のラクダ交易の中継都市として栄えた街並がそのまま残る、世界遺産の街シンゲッティ。
 広大なサハラの砂丘を背景にしたその街並は、街と言うよりは村、集落と言っていいだろう。

サハラに浮かぶ古代都市、1

 夕方、食事が取れる所を探したが、ホテル以外で食事が取れる所はなく、露店のおばさんからパンなどを買って、夕食につまむ。
 砂丘の向こうに日が沈みかけた頃、静か過ぎる街中に、涼を求めてかポツリ、ポツリと人影が増し始める。

 薄い布をひる返しながら少女達がじゃれ合い、たわむれ、遠く夕暮れの斜めの日射しにその芸術的な曲線の影を作りサンドベージュに染まる砂丘を、眺める。

サハラに浮かぶ古代都市、2

 この街でする事は、何も無い。
 悠久と変わらぬその時間を、彼女達とともに味わう事以外は。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:パン、ピーナッツ、クッキー、コーラ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250UG(モーリタニア・ウギア)
・アタール→シンゲッティ(乗合小型4WDトラック) 約2時間 1200UG/1人

【宿】
(シンゲッティ)Auberge Cara rano 1000UG/1人
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