1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. アフリカ
  4. モロッコ
  5. 街中・建物・景色
  6. 西サハラ (モロッコ)ダクラ→マラケシュへ
オリコン顧客満足度®2年連続1位に続き、マイベストアワード2025で最優秀賞を受賞 [プレスリリース]

イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

カレンダー
11月<2025年12月    
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

西サハラ (モロッコ)ダクラ→マラケシュへ

2001/03/22 15:12
エリア:
  • アフリカ > モロッコ > モロッコその他の都市
  • アフリカ > モロッコ > マラケシュ
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 それにしても、ここダクラの小さな街は、ポリスにアーミーだらけ。右を見ても左を見ても、制服姿のポリスや、カーキー服のアーミーがウロウロしている。

 そしてあちこちに、これでもかと言うくらい掲げられた赤地に星マークのモロッコの国旗。

 現状は完全にモロッコの統治下にあるとは言え、ここ西サハラでは未だモロッコへの帰属問題が完全には決着していない。
 そんな中、風にひるがえるモロッコ国旗は、「モロッコ統治」を誇示している。

 我々がダクラから乗ったカサブランカ行のバスも、検問が多い。
 「UN」と書かれた国連の車もしばしば見掛ける。

 バスの車窓からは、砂漠の中にみすぼらしいテントが並ぶ集落もちらほら。歩いているのは、西サハラの人々だ。

 砂漠の国境を越えたと言っても、サハラ砂漠はまだまだ続く。美しくも時にさびしい自然の様相を見せつける砂の景観の中を、バスはひた走る。

 やがて西サハラの州都、ラユーンに到る頃には、検問も姿を消し、夜の街は街灯と人々の活況で賑わいを見せる。

 そしてバスは、夜半過ぎには完全に砂漠を越える。

 今、ここに、我々はアフリカ縦横断最後にして最大の難関、サハラ越えを達成する。


【食事】

朝:ピーナッツ
昼:クリームチーズサンド
夜:フィッシュ&チップス

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 9DH(モロッコ・デュラハム)
・ダクラ→マラケシュ(夜行バス CTM社)12:00発 翌13:00着 390DM/1人+2.5DM/荷1コ
  • この記事が参考になった人(6)

この記事は、参考になりましたか?
評価する 評価しない