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エリア:
- アジア > 中国 > 北京(ペキン)
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テーマ:
- 世界遺産
昨日までで、北京で行きたかった所はほぼまわった我々だが、このまま北京を去ってしまうには心残りがある。
それは、おととい万里の長城・八達領へ行った時、あいにくの雨に見まわれ、その雄姿がほとんど見えなかった事。
「ねえねえ、ここへ行くのよ。」
先日、ドミトリーの隣のベッドのスペイン人のお姉さんが、ロンリープラネット(英語の有名なガイドブック)を開いて見せてくれながら、
「ただで万里の長城に上がれるところがあるの。」
と、教えてくれたのだ。
日帰りでそこから帰ってきたお姉さんは、
「草ぼうぼうで大変だったけど、登ってきたわ。」
と、楽しげに話していた。
おととい行った八達領は入場料に40元も払った。
「ただ?そんな所があるんだ!」
と、我々2人に、昨晩一緒にご飯を食べた3人の日本人旅行者、合わせて5人のチームで、そのタダの万里の長城へ行って見る事にする。
皆でギョーザを囲んでエネルギーを補給して、お昼過ぎ、出発する。
北京の中心からバスを乗り継いで2時間余り、「黄花城」と呼ばれる万里の長城の一端に到着。
時刻は間もなく夕方、そろそろ帰途につく白人旅行者の姿もちらほら。
そして我々の方は、所々崩れ、草ぼうぼうに放置された、長城登りを開始する。
下から見るとガレキの様にも見えた黄花城だが、上まで登ってみると、険しい山の尾根づたいにくねり続くその姿は万里の長城そのもの。期待通りだ。
今日は天気にも恵まれ、夕焼けに染まる紅の空中に、静かに巨龍のごとくシルエットを作る万里の長城・黄花城。しばしその姿に皆で見とれる。

辺りがすっかり暗くなると、ロウソクを灯し、スーパーで買い出して持ってきた食料を並べ、皆で囲む。
こんな時間に、こんな所で、こんな事していると言う事は、そう、今夜は我々、ここ万里の長城の上で野宿を決め込んでいるのだ。
「万里の長城の上で寝たんだよ!!」
「エーウソだろー」
「ホントだよ。」
…って言ってやりたい!! 皆で口を揃える。
長城の上は、所々草ぼうぼう。その隙間の砂の上に、タンザニアで買って持っていた、アフリカンな柄の布を敷き、掛け、眠りに就く。
知る人ぞ知る穴場、黄花城。
先日訪れた、有名な八達領の様な人ごみとは無縁、長城の上は、我々だけの貸しきり状態。登るも寝るもタダで、自由なところは、正に我々旅人向けだ。
アフリカでは世界自然遺産、ビクトリアの滝のへりギリギリで泳いだ、自分とJunko。
今回は世界文化遺産、万里の長城の上で夜明かしだ。
長城の上で、夜は静かにふけ行く。
【食事】
朝:包子
昼:ギョーザ(1コわずか2角=0.2元≒3円) 5人で60コ注文し、皆でつついた。
夜:(長城上にて)お菓子色々、チャーシューetc.
【トラベルメモ】
1$=8元(中国元)
◎タダ万里の長城・黄花城への行き方(行は本日、帰りは明日の記録より)
・北京中心部の東直門バス乗場→懐柔 片道2時間
行:空調バス8元
帰:空調無バス 5元
・ 懐柔→黄花城 片道30分
行:乗合ワゴンタクシー 一台30元/5人(6元/1人)
帰:バス2.5元
・ 今日朝、インターネットをしました。
北京で利用している宿、京華飯店近くのインターネットカフェ 10元/30分(1時間だと15元)。中々快適。
それは、おととい万里の長城・八達領へ行った時、あいにくの雨に見まわれ、その雄姿がほとんど見えなかった事。
「ねえねえ、ここへ行くのよ。」
先日、ドミトリーの隣のベッドのスペイン人のお姉さんが、ロンリープラネット(英語の有名なガイドブック)を開いて見せてくれながら、
「ただで万里の長城に上がれるところがあるの。」
と、教えてくれたのだ。
日帰りでそこから帰ってきたお姉さんは、
「草ぼうぼうで大変だったけど、登ってきたわ。」
と、楽しげに話していた。
おととい行った八達領は入場料に40元も払った。
「ただ?そんな所があるんだ!」
と、我々2人に、昨晩一緒にご飯を食べた3人の日本人旅行者、合わせて5人のチームで、そのタダの万里の長城へ行って見る事にする。
皆でギョーザを囲んでエネルギーを補給して、お昼過ぎ、出発する。
北京の中心からバスを乗り継いで2時間余り、「黄花城」と呼ばれる万里の長城の一端に到着。
時刻は間もなく夕方、そろそろ帰途につく白人旅行者の姿もちらほら。
そして我々の方は、所々崩れ、草ぼうぼうに放置された、長城登りを開始する。
下から見るとガレキの様にも見えた黄花城だが、上まで登ってみると、険しい山の尾根づたいにくねり続くその姿は万里の長城そのもの。期待通りだ。
今日は天気にも恵まれ、夕焼けに染まる紅の空中に、静かに巨龍のごとくシルエットを作る万里の長城・黄花城。しばしその姿に皆で見とれる。

辺りがすっかり暗くなると、ロウソクを灯し、スーパーで買い出して持ってきた食料を並べ、皆で囲む。
こんな時間に、こんな所で、こんな事していると言う事は、そう、今夜は我々、ここ万里の長城の上で野宿を決め込んでいるのだ。
「万里の長城の上で寝たんだよ!!」
「エーウソだろー」
「ホントだよ。」
…って言ってやりたい!! 皆で口を揃える。
長城の上は、所々草ぼうぼう。その隙間の砂の上に、タンザニアで買って持っていた、アフリカンな柄の布を敷き、掛け、眠りに就く。
知る人ぞ知る穴場、黄花城。
先日訪れた、有名な八達領の様な人ごみとは無縁、長城の上は、我々だけの貸しきり状態。登るも寝るもタダで、自由なところは、正に我々旅人向けだ。
アフリカでは世界自然遺産、ビクトリアの滝のへりギリギリで泳いだ、自分とJunko。
今回は世界文化遺産、万里の長城の上で夜明かしだ。
長城の上で、夜は静かにふけ行く。
【食事】
朝:包子
昼:ギョーザ(1コわずか2角=0.2元≒3円) 5人で60コ注文し、皆でつついた。
夜:(長城上にて)お菓子色々、チャーシューetc.
【トラベルメモ】
1$=8元(中国元)
◎タダ万里の長城・黄花城への行き方(行は本日、帰りは明日の記録より)
・北京中心部の東直門バス乗場→懐柔 片道2時間
行:空調バス8元
帰:空調無バス 5元
・ 懐柔→黄花城 片道30分
行:乗合ワゴンタクシー 一台30元/5人(6元/1人)
帰:バス2.5元
・ 今日朝、インターネットをしました。
北京で利用している宿、京華飯店近くのインターネットカフェ 10元/30分(1時間だと15元)。中々快適。


