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エリア:
- アジア > 韓国 > ソウル
- アジア > 韓国 > 水原(スウォン)
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テーマ:
- 世界遺産
- / グルメ
水原は、先日我々が訪れた民族村の他、遊園地などもあって、ソウル郊外の行楽地となっている。
そして、大都会ソウルの街角で、ふと旅の物足りなさを感じたら、オススメなのが水原が誇る世界遺産、水原華城だ。

ぐるっと水原の中心地を取り囲む全長4km余りの城壁。18世紀に西洋の城壁を模して築かれたそうだが、その東アジア的な趣はミニミニ万里の長城と言ったところで、くねり続く城壁は龍の尾の様だ。
天気にも恵まれた本日は、この城郭の上をのんびり歩いて一周する。
ソウルでは、単発な名所ばかりだっただけに、一日かけて足で一つの世界遺産を楽しめるとはうれしい限りだ。
城郭の位置はかなり高い。エイコラと一丘登りきったところから城郭歩きはスタートする。
城壁の上からの展望は良く、ビルを見上げるばかりだったソウルから来ると、何ともすがすがしい。
城壁の上には所々いい感じの韓国の桜閣などが建ち、水原華城独特の雰囲気をかもし出している。


丁度中間、2km程行ったところにある川の流れの上に築かれた、華虹門の上の大きな桜閣の床の上では、地元の人たちがのんびりと足を休めている。
野外に広い弓場が姿を現すと、韓国人の観光客らが弓に興じている。
日本の弓道は遠くない的へ真っ直ぐにねらいをつけて射るのに対し、ここの弓は、的はかなり遠くにあり、的よりも上方に向かって矢を射り、矢は放射状に弧を描いて的へと飛ばされる。かつてヒマラヤの小国ブータンを旅した時、農閑に弓に興じる男達の姿を見た事があるが、その時のものと同じだ。恐らくこの方が本来の弓の形式で、日本で「弓道」という形に直されたのであろう。
一周して城壁を降りると、そこには市場。
相変わらずの韓国ならではの庶民的な活況ぶりは、静かな風の吹く天上から下界へと降りて来たかのようなだ。
世界遺産を汗を流して歩いた後、ソウルに戻った我々の目指す所は、「カルビ」。
お腹をすかして遊んだ後においしい韓国料理を食べる。これこそ韓国の旅の最高の楽しみなのだ。
実は我々、これまでソウルで2度カルビにトライしたのだが、そのどれもが期待外れ。
一度目は、日本人観光客にも人気のソウルの繁華街、明洞を歩いていた時、「カルビ定食5000W」と日本語でかかげられている店に入ったところ、出てきたのは焼肉ではなく煮込み。煮汁の中に煮込まれた角切りの肉がひたっていた。韓国では「カルビ」と言うのは単なる肉の種類の事で、焼肉は「カルビグイ」、そして我々に出された煮込みカルビは「カルビタン」と、様々な料理があるのだ。
二度目は、今度こそと日本の有名ガイド本に紹介されているカルビ焼肉の高級店へ出向いた。ここならハズレはないだろうと期待していたのだが、肉の方はおいしかったが、14500Wと高い割には炭火ではなくガス火。付け合わせキムチは冷凍で解凍し切っておらずカチカチだった。
今日こそは三度目の正直! と、先日煮込カルビを食べた明洞の店に入り、今回は「カルビグイ!!(焼肉カルビ)」としっかり注文する。
するとおじさん、火鉢につめた炭火を運んでくるではないか。
「よし!これだ。」
三度目の正直で、やっと本場の炭火焼肉カルビにありつく。お値段の方は一人前8000W。炭火でありながら先日のガス火の高級店よりずっと安い。
味の方も中々、キムチ他、副菜や副食のおかずも沢山ついて嬉しい限り。
炭火で焼けるカルビの煙こそ韓国ならではの旅情緒、舌もお腹もさぞ喜んでいる事だろう。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:炭焼カルビ
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
ソウル市街→水原 地下鉄乗入電車 片道60分 1100W
・ 水原華城(世界遺産)入場無料
・ 水原駅前には親切な観光案内所アリ。日本語の地図、パンフ等無料。日本人スタッフもいる。
【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室
そして、大都会ソウルの街角で、ふと旅の物足りなさを感じたら、オススメなのが水原が誇る世界遺産、水原華城だ。

ぐるっと水原の中心地を取り囲む全長4km余りの城壁。18世紀に西洋の城壁を模して築かれたそうだが、その東アジア的な趣はミニミニ万里の長城と言ったところで、くねり続く城壁は龍の尾の様だ。
天気にも恵まれた本日は、この城郭の上をのんびり歩いて一周する。
ソウルでは、単発な名所ばかりだっただけに、一日かけて足で一つの世界遺産を楽しめるとはうれしい限りだ。
城郭の位置はかなり高い。エイコラと一丘登りきったところから城郭歩きはスタートする。
城壁の上からの展望は良く、ビルを見上げるばかりだったソウルから来ると、何ともすがすがしい。
城壁の上には所々いい感じの韓国の桜閣などが建ち、水原華城独特の雰囲気をかもし出している。


丁度中間、2km程行ったところにある川の流れの上に築かれた、華虹門の上の大きな桜閣の床の上では、地元の人たちがのんびりと足を休めている。
野外に広い弓場が姿を現すと、韓国人の観光客らが弓に興じている。
日本の弓道は遠くない的へ真っ直ぐにねらいをつけて射るのに対し、ここの弓は、的はかなり遠くにあり、的よりも上方に向かって矢を射り、矢は放射状に弧を描いて的へと飛ばされる。かつてヒマラヤの小国ブータンを旅した時、農閑に弓に興じる男達の姿を見た事があるが、その時のものと同じだ。恐らくこの方が本来の弓の形式で、日本で「弓道」という形に直されたのであろう。
一周して城壁を降りると、そこには市場。
相変わらずの韓国ならではの庶民的な活況ぶりは、静かな風の吹く天上から下界へと降りて来たかのようなだ。
世界遺産を汗を流して歩いた後、ソウルに戻った我々の目指す所は、「カルビ」。
お腹をすかして遊んだ後においしい韓国料理を食べる。これこそ韓国の旅の最高の楽しみなのだ。
実は我々、これまでソウルで2度カルビにトライしたのだが、そのどれもが期待外れ。
一度目は、日本人観光客にも人気のソウルの繁華街、明洞を歩いていた時、「カルビ定食5000W」と日本語でかかげられている店に入ったところ、出てきたのは焼肉ではなく煮込み。煮汁の中に煮込まれた角切りの肉がひたっていた。韓国では「カルビ」と言うのは単なる肉の種類の事で、焼肉は「カルビグイ」、そして我々に出された煮込みカルビは「カルビタン」と、様々な料理があるのだ。
二度目は、今度こそと日本の有名ガイド本に紹介されているカルビ焼肉の高級店へ出向いた。ここならハズレはないだろうと期待していたのだが、肉の方はおいしかったが、14500Wと高い割には炭火ではなくガス火。付け合わせキムチは冷凍で解凍し切っておらずカチカチだった。
今日こそは三度目の正直! と、先日煮込カルビを食べた明洞の店に入り、今回は「カルビグイ!!(焼肉カルビ)」としっかり注文する。
するとおじさん、火鉢につめた炭火を運んでくるではないか。
「よし!これだ。」
三度目の正直で、やっと本場の炭火焼肉カルビにありつく。お値段の方は一人前8000W。炭火でありながら先日のガス火の高級店よりずっと安い。
味の方も中々、キムチ他、副菜や副食のおかずも沢山ついて嬉しい限り。
炭火で焼けるカルビの煙こそ韓国ならではの旅情緒、舌もお腹もさぞ喜んでいる事だろう。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:炭焼カルビ
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
ソウル市街→水原 地下鉄乗入電車 片道60分 1100W
・ 水原華城(世界遺産)入場無料
・ 水原駅前には親切な観光案内所アリ。日本語の地図、パンフ等無料。日本人スタッフもいる。
【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室