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エリア:
- アジア > 韓国 > 慶州(キョンジュ)
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テーマ:
- 世界遺産
- / その他
今日8月15日は日本では終戦記念日、鳴り響くサイレンの下静まる、球児と観衆達の甲子園が、テレビ画面に映し出されていることだろう。
それは、我々戦争を知らない世代には普段の生活の中にはその記憶すらない第二次世界大戦を、遠くない過去のことだったと教えてくれる、一年に一度の唯一のセレモニー。戦争世代には、毎年心の刻印を締めつける忘れらないその時の記憶。
そしてここ韓国では、同日同じ出来事は、「独立記念日」の祝日として暦にそして人々の心に刻まれているのだ。
ここのとことろ雨がちだった天気も、祝日の今日は晴れ。
古都慶州の史跡巡りに出ると、韓国の国旗をかかげた家が目立つ。
特に街外れの郷校一帯の木造の古い家並の一角に立入ると、そよ風になびく旗の数は増す。
長きに渡った日本の植民地支配から独立を果たしたと言う、韓国にとって一年で一番記念すべき日。韓国が今韓国であり得るゆえんの独立記念日、さぞ粛々とした空気に溢れているのかと思っていたら、郊外に散在する史跡はどこも、ワイワイと韓国の家族連れでにぎわい、休日の行楽ムードいっぱいだ。
のどかな郊外に朴突と散らばる悠久の新羅の遺跡群を歩いていると、以前日本の飛鳥を巡った時の気分を思い出した。
ただ、ここの所テレビでは、ほぼ毎日の様に今日の独立記念日に向けた特集番組が流れ、戦争中の日本の横暴ぶりや、今日の日本の脅威論から、日本の素晴らしさ問題点、日本で頑張る在日韓国人等々が報道されているのも現実。
「お帰り!今日はどこ行った?」と、宿でむかえてくれる老齢の宿のご主人とおかみさんの流暢な日本語は、もちろん日本の植民地時代の形見だろう。
史跡巡りの途中でもおばあさんに日本語で話しかけられた。
夜のテレビの天気予報。画面いっぱいに映し出された天気図には、大陸からちょこんと海に突起した朝鮮半島の鼻先に、沖縄から北海道まで南西から北東に弧を描いて、朝鮮半島を海上封鎖するかのように横たわる日本列島。後方の大陸側には北朝鮮と大国中国。
日本は小さな小さな国だと思っていたが、こうやって韓国から見てみると、随分大きく不気味に見える。
韓国の人々は、これを毎日天気予報のたびに見ているのだ。
【食事】
朝:ピーナッツクリームサンド
昼:エビセン、アイス
夜:韓国料理のビュッフェ(食べ放題)
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
・ 本日まわった慶州見所、史跡群・・・
・ 五陸:ここら辺でよく見られる丘のような古墳、500W
・ 郷校:古い家並は中々の見応え、日本人の知名度は低いが、一見一歩きの価値アリ。慶州の隠れた名所。オススメ
・ 鶏林:入場は有料だが、外から見れば充分。
・ 半月城/石氷庫:無料、石造りの氷の貯蔵庫は飛鳥遺跡を思い起こされる。
・ 皇南洞古墳群:丘のような古墳群。外から見るのみ
・ せん星台:入場は有料だが、外からでも見れる。1500年前の石造りの天文台は、史跡群の中のシンボル的存在。形状に味わいがある。
・ 大陸苑:よく整備された巨大な古墳。復元された墓内、天馬塚が公開されている。1500W
・ 国立慶州博物館:400W 館内の展示物も中々だが、野外展示物がいい。特にエミレの鐘とその音色は必見、必聴。鐘に描かれた飛天像は見事。この鐘を作る際、神告に従って銅とともにいけにえとなって、るつぼに投げられ溶かされた幼女の悲声がのりうつったと言われる鐘の音には、その悲しくも理不尽な物語を説かれた者は耳を傾けざるおえない。(鐘を打つ事はできないので、流されるテープの音色を聞くことになる)
・ 芬皇寺 1000W 石塔は中々。
※上記全て、慶州中心街より歩って巡る。
【宿】(慶州)西川旅人宿 13000W/W1室
それは、我々戦争を知らない世代には普段の生活の中にはその記憶すらない第二次世界大戦を、遠くない過去のことだったと教えてくれる、一年に一度の唯一のセレモニー。戦争世代には、毎年心の刻印を締めつける忘れらないその時の記憶。
そしてここ韓国では、同日同じ出来事は、「独立記念日」の祝日として暦にそして人々の心に刻まれているのだ。
ここのとことろ雨がちだった天気も、祝日の今日は晴れ。
古都慶州の史跡巡りに出ると、韓国の国旗をかかげた家が目立つ。
特に街外れの郷校一帯の木造の古い家並の一角に立入ると、そよ風になびく旗の数は増す。
長きに渡った日本の植民地支配から独立を果たしたと言う、韓国にとって一年で一番記念すべき日。韓国が今韓国であり得るゆえんの独立記念日、さぞ粛々とした空気に溢れているのかと思っていたら、郊外に散在する史跡はどこも、ワイワイと韓国の家族連れでにぎわい、休日の行楽ムードいっぱいだ。
のどかな郊外に朴突と散らばる悠久の新羅の遺跡群を歩いていると、以前日本の飛鳥を巡った時の気分を思い出した。
ただ、ここの所テレビでは、ほぼ毎日の様に今日の独立記念日に向けた特集番組が流れ、戦争中の日本の横暴ぶりや、今日の日本の脅威論から、日本の素晴らしさ問題点、日本で頑張る在日韓国人等々が報道されているのも現実。
「お帰り!今日はどこ行った?」と、宿でむかえてくれる老齢の宿のご主人とおかみさんの流暢な日本語は、もちろん日本の植民地時代の形見だろう。
史跡巡りの途中でもおばあさんに日本語で話しかけられた。
夜のテレビの天気予報。画面いっぱいに映し出された天気図には、大陸からちょこんと海に突起した朝鮮半島の鼻先に、沖縄から北海道まで南西から北東に弧を描いて、朝鮮半島を海上封鎖するかのように横たわる日本列島。後方の大陸側には北朝鮮と大国中国。
日本は小さな小さな国だと思っていたが、こうやって韓国から見てみると、随分大きく不気味に見える。
韓国の人々は、これを毎日天気予報のたびに見ているのだ。
【食事】
朝:ピーナッツクリームサンド
昼:エビセン、アイス
夜:韓国料理のビュッフェ(食べ放題)
【トラベルメモ】
1$≒1000W(韓国ウオン)
・ 本日まわった慶州見所、史跡群・・・
・ 五陸:ここら辺でよく見られる丘のような古墳、500W
・ 郷校:古い家並は中々の見応え、日本人の知名度は低いが、一見一歩きの価値アリ。慶州の隠れた名所。オススメ
・ 鶏林:入場は有料だが、外から見れば充分。
・ 半月城/石氷庫:無料、石造りの氷の貯蔵庫は飛鳥遺跡を思い起こされる。
・ 皇南洞古墳群:丘のような古墳群。外から見るのみ
・ せん星台:入場は有料だが、外からでも見れる。1500年前の石造りの天文台は、史跡群の中のシンボル的存在。形状に味わいがある。
・ 大陸苑:よく整備された巨大な古墳。復元された墓内、天馬塚が公開されている。1500W
・ 国立慶州博物館:400W 館内の展示物も中々だが、野外展示物がいい。特にエミレの鐘とその音色は必見、必聴。鐘に描かれた飛天像は見事。この鐘を作る際、神告に従って銅とともにいけにえとなって、るつぼに投げられ溶かされた幼女の悲声がのりうつったと言われる鐘の音には、その悲しくも理不尽な物語を説かれた者は耳を傾けざるおえない。(鐘を打つ事はできないので、流されるテープの音色を聞くことになる)
・ 芬皇寺 1000W 石塔は中々。
※上記全て、慶州中心街より歩って巡る。
【宿】(慶州)西川旅人宿 13000W/W1室