1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 特派員ブログ
  3. イチローとジュンコさん
  4. 5ページ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]

  海外エリア: アフリカ > エチオピア の他のブログはこちら|

イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

カレンダー
11月<2024年12月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

記事一覧

21 - 25件目まで(31件中)

NoPhoto
めぐり合い (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:旅行準備 その他 
投稿日:2000/12/11 16:34
 朝、先週末の金曜日に申請したカメルーンビザを受け取ると、その足でチャド大使館へチャドビザの申請へ。

 宿に戻ると、見たことのある顔がチェックインしようとしている。
 「ジローさん!!」
ルワンダからウガンダのカバレまで一緒だったジローさんだ。

 「近くにエチオピア人の女の人と結婚したノブさんっていう日本人の男の人がいて、そこの奥さんの実家に毎晩おジャマして、色々お喋りしたりしてるんですけど、良かったらジローさんもどうですか。」
と誘うと、
 「ノブさん?もしかしてその人ニューヨークに居たことあるって言ってなかった。」
とジローさん。
 「確かそんなこと言ってました!!」

 夜、ジローさんを連れ出して、イヌエさんの実家に向かうと、道の真ん中でノブさんとバッタリ。
 「よう、ジローちゃん、久し振り」
 「おう。久し振り。」
 「六年ぶりだよな、おい!!」
何と二人は知り合い。

 アフリカは広い様で狭い。食事の後、二人は夜の街へと「呑み」に消えていった。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:ケーキ
夜:スパゲティ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・カメルーンVISA 375B 3ヶ月有効 翌営業日受取
・チャドVISA 50US$ 3ヶ月有効1ヶ月滞在可 翌日受取

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室

NoPhoto
コーヒーセレモニー (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2000/12/10 19:01
 今日は日曜日。特にすることが無いので、ピアッサにある聖ギョルギス教会まで散歩に出ると、教会の前は凄い人混みだ。

コーヒーセレモニー1

 後でイヌエさんに聞くと、今日はエチオピアの暦で月始めで、月始めは教会や、各家庭でも、それなりの行事を行うのだそうだ。

 本日、相変わらずイヌエさんちにお邪魔している我々2人に、イヌエさんの妹さん、タイチさんがコーヒーセレモニーを催してくれる。

 コーヒーセレモニーとは、エチオピアの人が客をもてなす時などにする、茶道ならぬ、コーヒー道で、
 ・まず香を炊き、生のコーヒー豆を煎り、皆でその香りを楽しみ
 ・次に小さい湯飲みにコーヒーを分けて入れ少しずつ皆で飲む
というもの。

 月始めは、これに麦の実をふかしたものを一緒に食べるのがしきたりだそうだ。

 小さい湯飲みにつがれた濃縮コーヒーは、砂糖がたっぷり入っていて大甘だが、慣れてくるとだんだんこれがくせになりそう。

 そして今晩も、これまたすっかりクセになってしまった、ほんのりすっぱいイヌエさんちのインジェラに、舌鼓み。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:スパゲティ
夜:インジェラ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室

NoPhoto
もうすぐクリスマス (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2000/12/09 18:58
 今日明日は土日。各国大使館も休みだし、ビザの取得の作業がある我々も、する事がない。

 午前中は、最近できたばかりという、エチオピアのお金持ちが作ったエチオピア一豪華なシェラトンホテルまで散歩がてら歩く。

 シェラトンホテルに入ると、中はすっかりクリスマスデコレーション。エントランスには大きなクリスマスツリーがキラめいている。

 「そっかー、そろそろクリスマスなんだね。」
と二人でにわかクリスマス気分。

 今年のイブの日は、どこでなにをしている事やら。

 夜は、イヌエさんの実家で毎晩ごちそうになっている日本人一同で、チャーハンを作って、恩返しにイヌエさんファミリーに振る舞う事に。

 ところが、こちらのお米で炊いたご飯をフライパンでよーく炒めようとすると、すっかりごはん粒が崩れてしまい、グチャグチャとしたチャーハンとは似ても似つかぬものが出来上がってしまう。

 それでも「イッシ、イッシ(アムハラ語でOK)。まあ、食べられなくはないさ。」とその出来損ないチャーハンをインジェラにぶっかけて、皆で頂く。

 果たしてこれで皆さんに喜んでもらえただろうか。


【食事】

朝:パン、シュークリーム、バナナ
昼:スパゲティ
夜:出来損ないチャーハン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotelへ移動 20B/W1室中庭があり広くて静か
落ち着ける。トイレ、シャワーもきれい。

インジェラはエチオピアの味1
インジェラはエチオピアの味 (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:旅行準備 グルメ 
投稿日:2000/12/08 18:55
 朝、ボレロード近くにある日本大使館で、昨日申請したスーダンビザ用のレターを受け取ると、その足で同じボレロード沿にあるカメルーン大使館にてカメルーンのビザの申請をする。

 これで今日の仕事は終わり。そのままふらふらボレロードを散歩して、宿に帰ると、宿の前にノブさん夫妻の姿が。
 「寄ってく?」

 と言うわけで、今日も晩ご飯は、ノブさんの奥さんの実家でごちそうになってしまう。

 ノブさんの奥さん、イヌエさんの実家はインジェラ屋さん。 インジェラ屋といっても食堂ではなく、レストラン等に焼いたインジェラを卸しているのだ。

 テーブルの真ん中に、どーんと拡げたでっかく丸いインジェラを乗せたお盆を置いて、具を掛け、皆でわいわい語り合いながら、それを手でむしり、口に運ぶ。
 何とも家庭的で暖か雰囲気が楽しい。そして、本場インジェラ屋さんのインジェラはとても美味しい。

インジェラはエチオピアの味1

 しゃべり疲れ、満腹になって、宿に戻ったのは今日も夜半過ぎ。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:スパゲティ
夜:インジェラ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・カメルーンVISA 375B 3ヶ月有効 翌営業日受取
【宿】・アジスアベバ National Hotel 40B/1室

NoPhoto
エチオピアの民族舞踊 (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:街中・建物・景色 鑑賞・観戦 グルメ 
投稿日:2000/12/07 18:46
 朝、スーダンビザの申請に必要なレター(添え状)を日本大使館に申請に行くと、その足でアジスアベバの街をふらふらと散策。

 とある喫茶店のような店を覗いて見ると、ガラスのショーケースの中にズラッとケーキやドーナッツが並んでいる。店内に入って良く見ると、シュークリームらしき姿もあるではありませんか。
 聞くとどれも一つわずか1.25B。20円もしない。

 イスに座ってレモンティーとシュークリームを頂く。サクサクとした食感、甘すぎずしつこくないシナモン風味のカスタードはふんわりとしている。
 旨い。まさかこんなにおいしいシュークリームが、こんなに安く楽しめるなんて。やっぱり、エチオピアはあなどれません。

 散策を終えて宿に帰ると、同じ宿に泊まっているという日本人旅行者の人とバッタリ会い、
 「そこに住んでるエチオピア人の女の人と結婚したって言う日本人の人に、今夜エチオピアの伝統音楽を聴きに行こう、って言われてるんですけど、一緒にどうですか?」

 エチオピア人と結婚した日本人だって?間違いない。ツルミでカメラマンのフナオさんが話していたあの人の事だ。
 エチオピアの伝統音楽も気になるが、そのエチオピア女性と日本人男性の夫婦の方が気になる。いったいどんな人達なんだろう。是非話をしてみたい。
 「良かったら是非ご一緒させてください。」

 「こんばんわ。おじゃまします。」
 夜6時、ナショナルホテルの向かいの細い路地を少し入った小さい家の扉をくぐる。
 そこには、小柄だがやや長髪、口元にヒゲをたくわえた精悍な男前の日本人と、細く茶髪のエチオピア人女性の姿。ノブさん、イヌエさん夫婦だ。

 イヌエさんのお母さん、妹さん、弟さん達も勢ぞろい。インジェラをごちそうになると、皆でタクシーでエチオピアの伝統音楽を聴かせてくれるというライブハウスのような所へ。

 エチオピアの伝統様式を模して建てられた店内に入ると、中は薄暗く、ベリーダンスでも踊りだしそうな妖艶な服装の女性たちが徘徊し、男性客をエスコートしている。
 女性を含む我々一行、特に夜遊びになれていない自分とJunkoは、エチオピアの夜の顔に目を白黒。
 中にはスケスケの衣装に、腰の下のおしりの割れ目の部分まで露わに見せているうら若き女性の姿も。

 客席に座ると、奥まった小さい格子の向う側で、伝統様式のドラムや小さい琴のようなマシンゴという楽器の奏者を従えたバンドとボーカルが、奥で黙々と演奏している。
 ただでさえ暗いのに、そんなに奥の方にいては客席からはよく見えない。むしろワザと見にくいようにしているのかもしれない。謙虚に見せびらかさないようにするのが、こっちのスタイルなのかもしれない。

 男女ペアによる民族舞踏は、格子の前で始まる。ステージはなく、客席と同じ高さで次々に衣装を着替え、時に激しく頭を振り、クイックイッと肩を震わせて踊る。
 盛り上がってくると、踊り子は客席を徘徊し、客も一緒に肩をクイクイして踊り、楽しんだ後は踊り子のハチマキにおひねりのおさつをねじ込む。

 何とも奇妙な、エチオピアの伝統音楽にあわせて歌われる日本の演歌にも似たこぶしの効いた歌と、肩を震わす踊り。これらはエチオピアでは過去のものではなく現在も人々に愛されるポピュラーなものなのだ。

 その証拠に、その後行ったバーでは、狭い店内に、数人の伝統衣装姿の若き踊り子兼歌い手と、マシンゴの音色をバックに、夜半を過ぎても地元の人々で大いに盛り上がっていた。


【食事】

朝:なし
昼:シュークリーム、ドーナッツ、ケーキ
夜:インジェラ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ピアッサよりタクシー 30B/1台
・伝統音楽(歌とダンス)ボレロード沿の「カラマラ」という店
 飲食代のみでOK。コーラ1本でもOK。ただし高め コーラ10B。

【宿】 ・アジスアベバ National Hotel 40B/1室

21 - 25件目まで(31件中)