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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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10カ国目、ルワンダ1
10カ国目、ルワンダ (ルワンダ)キガリ→(ウガンダ)カバレ
エリア:
  • アフリカ>ルワンダ>キガリ
  • アフリカ>ウガンダ>ウガンダその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 旅行準備 
投稿日:2000/11/08 14:07
 朝、キガリの中心街の散策に出る。

 キガリは山間にある坂の多い街で、通りは、山肌の地形のせいかくねくねと湾曲している。

 ぐるっとマーケットを回り込み、中心街の中心、独立広場に行ってみるも、広場は工事中で、柵で覆われている。主要な通りもあちこち工事中で、正に現在復興中といった感じだ。

 手持ちの地図に記されているウガンダ大使館へVISAの申請に行こうと、その足で各国大使館街へ行くも、ここもあちこち工事中。お目当てのウガンダ大使館の姿もない。

 道を歩いていると、時々、手首や指がない人とすれ違う。すれ違うのは一瞬だが、生々しい、それも遠くない「悲惨な過去」を持つルワンダという国が、強烈に胸に焦げ付いてくる。

10カ国目、ルワンダ1

 ここキガリ、特に見るべき所もなく、ウガンダ大使館の場所も不明。おまけに物価も高い。ほんのわずかな滞在ではあったが、もう充分だろう。
 ルワンダを発ち、ウガンダへ行く事にする。
 バスステーションでは、ウガンダ行のミニバスの出発待ちの間も、手や指が無い子供達を何人か目にする。

 ミニバスがウガンダ国境に近付くと、辺りの山肌には茶畑が広がる。

 ウガンダのVISAは「国境でも取れるらしい。」という少々不確かな情報だったので、出来れば事前に取得しておきたかったのだが、勢いでVISAなしで国境まで来てしまい、少し心配していたのだが、ウガンダのVISAは難無く国境で取得。
 お昼過ぎウガンダに入る。

 ウガンダに入国するとすぐ、目指すカバレという街までの呼び込みタクシーに乗車。乗客は地元の女性一人と我々二人、そしてもう一人、偶然一緒になった日本人旅行者一人の計4人。
 「さあ、これからあと何人乗ってくるやら。」
と思っていたら、何とドライバーはエンジンを始動、車を走らせ始めたではないか。
 「すごい!! さすがウガンダ!!」
 思わず、叫んでしまった。

 余計な運賃徴収係の乗務員もいない。乗員はドライバーも入れて5人しか乗っていない。
 「こんなに余裕を持って車のシートに座って移動ができるなんて、これぞタクシーだ。」
と思ったのもつかの間、カバレ迄の道中、タクシーは一人、また一人と客を拾い乗せて行き、結局タクシーには8人が詰め込まれる。
 昨日の11人よりはマシとは言え、「やっぱりね…。」とJunkoと2人で思わず笑ってしまう。

 つらいのか楽しいのか面白いのか…、それがアフリカの旅だ。

 カバレの安宿にチェックインしようとすると、宿の入口に見覚えのあるバイクが停めてある。奥平さんだ。
 「奥平さーん!!」階段の踊り場から叫ぶと、いたいた、あのイガグリ頭。早速、宿のバルコニーで奥平さんと、キガリから一緒だった日本人旅行者のジローさんと旅の情報交換など、話に花を咲かす。

 奥平さんとはこれ迄、ジンバブエのハラレ、マラウィ・ケープマクレア、タンザニア・ダルエスサラムと会っているので、これで4回目の再会だ。

 「いやー、ダルエスで両替サギにやられてな。」
と奥平さん。
 「何やってるんですか、奥平さんともあろう者が。」
と急にこっちの声が張りあがる。
 「実はうちらもやられたんですよ。」
と切り出すと、お互い目を丸くして見合って笑ってしまった。

 お互い旅の達人と称される者同士なのに、意外にもろいもの。互いに旅の安全を願う。

 つい時間を忘れて語り合ってしまい、気付いて腕時計を見ると、もう午後の2時。急いで両替に行かなければ。
 銀行は早いと午後3時位には閉まってしまうし、ウガンダにはさっき着いたばかりで、こちらのお金を準備しなければと、銀行に早足で向かうも、銀行はどこももう閉まっている。

 見ると3時閉店と書かれている。自分の腕時計を見ると、まだ2時40分。
 「おかしいな、早目に閉まっちゃうのかな。」と思った次の瞬間、「ガーン」。
 やっと気が付きました。
 ルワンダとウガンダには1時間時差があって、時計の針を1時間進めるのを忘れていたのだ。

 さっき、両替サギの話をしてたばかりなのに、これまた初歩的なウッカリミス。
 「トホホ…。明日の朝、両替しにまた来よう。」


【食事】

朝:パン
昼:なし
夜:マトケ(食用バナナ)豆スープ付山盛りで500Ush。ふかしイモのような味でまずまずおいしいのだが、すごい量で胃にもたれて、2人で1人分も食べきれない。

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 400Rf(ルワンダ・フラン)
1US$ ≒ 1500Ush(ウガンダ・シリング)
・ミニバス(マタトゥ) キガリ→ウガンダ国境 13000Rf 1.5時間
呼び込みはカバレ行と言っているが、実際には国境までしか行かない。
・ウガンダVISA 30US$/1人 国境で取れる。
・乗合タクシー 国境→カバレ 1000Ush 30分

【宿】(カバレ)Visitours Hotel 25000Ush/シングル (Wは500Ush)
シングルを2人で利用させて頂きました。とても親切。目の前がバス停で便利。お湯あり。バルコニーでゆっくりできる。オススメ!!

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