フィレンツェの基本情報Florence イタリア

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

概要

  • 都市概要
    ”芸術の都”として知られる美しい街。
    トスカーナ州の州都でメディチ家統治時代にルネサンス文化が花開いた。
    ダンテ、ミケランジェロ、ドナテッロなど歴史上の著名人が深く関わり、街中に偉大な芸術家の建築や彫刻が建ち並ぶ。世界的に有名な美術館、ウフィツィ美術館には世界中から人々が集まる芸術あふれる街だ。
    フィレンツェの象徴ドゥオモなど、主な見どころは旧市街に集中し、この旧市街の歴史地区が世界遺産に登録されている。
  • 言語
    イタリア語
  • 宗教
    キリスト教(カトリック)約80%、キリスト教(プロテスタント)、ユダヤ教、イスラム教、仏教など
  • 時差
    日本より8時間遅れている。サマータイム期間中(通常3月最終日曜~10月最終日曜)は7時間の時差となる。
  • 祝祭日
    • 1月1日新年
    • 1月6日エピファニア(主顕節)
    • 4月20日-21日イースター・ホリデー★
    • 4月25日イタリア解放記念日
    • 5月1日メーデー
    • 6月2日共和国記念日
    • 6月24日聖ヨハネの祝日
    • 8月15日聖母被昇天祭
    • 11月1日万聖節(諸聖人の日)
    • 12月8日聖母受胎祭
    • 12月25日クリスマス
    • 12月26日聖ステファノの日
    • ※上記は2025年の日程。★印の祝祭日は年によって日にちが変動します。
  • 気候・服装・
    ベストシーズン

    気候
    イタリアの気候は、日本と似ていて、四季がはっきりしているが、湿度が低い。
    そのため、夏は比較的涼しく、冬は寒く感じられるであろう。
    四季それぞれの楽しみがあるため、1年中観光シーズンではあるが、気候的に過ごしやすいのは、4月、5月、10月。7月、8月は観光客で大変にぎわう。

    服装
    イタリアの気候は、日本と似ていて、四季がはっきりしているが、湿度が低い。
    イタリアは南北に長く、ローマが東京と同じくらいの気温で、北部は低く、南部は高くなる。基本的に東京と同じような服装でOKだが、冬場は冷え込むので、暖かくしていきたい。
    夏は日差しがきついため、サングラスと帽子は必携。朝晩は多少肌寒く感じることがあるため、薄手の上着があると便利。

    1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
    旅行ベスト
    シーズン
    服装
    《旅行シーズン》 ◎:ベストシーズン ○:適シーズン 
    《服装》 :半そで :長そで :要上着 :要防寒着
  • 平均気温・降水量


ツアー代金

  • 平均旅行日数 ?
    8日間
  • 人気のツアーの
    平均料金 ?
    225,520円
  • 所要時間
    • 東京(成田):17時間(経由)
    • 東京(羽田):17.5時間(経由)
    • 大阪(関空):15時間(経由)
    • 名古屋:15.5時間(経由)
    • 福岡:18時間(経由)
    • ※所要時間は目安です。特に経由便の場合は、出発曜日や搭乗便によって変わることがあります。最新情報は各航空会社公式サイト等でご確認ください。
  • ホテル軒数
    • 5つ星ランク:129件
    • 4つ星ランク:401件
    • 3つ星ランク:420件

お金

  • 通貨
    ユーロ[EUR]
    レート
    1ユーロ[EUR] = 約180.667785円※2025/12/05現在
  • 物価 水(330ml)
    約1ユーロ (日本円 約181円)
  • チップ
    多少あり
    チップの習慣はあまりなく、義務ではない。レストランでは、請求額にCoperto(コペルト)と呼ばれる席料が含まれていることが多い。
  • 両替
    イタリアでは主要な空港、銀行、郵便局、街中の両替所などで両替が可能。ただし手数料、レートは比較的割高なところが多く、日本でユーロに両替する方がお得な場合もある。
  • クレジットカード
    クレジットカードの流通度は非常に高いが、個人商店や市場、露店などでは現金のみの場合がある。また、一部のカードブランドは使えない場合があるので注意。

交通機関 ※2020/02/28時点の情報

  • 空港情報・空港
    からのアクセス
    フィレンツェの主要空港はフィレンツェ国際空港(市内から約7km)。ペレトラ空港またはアメリゴ・ベスプッチ空港という呼び名もある。
    空港から市内への交通手段としては、タクシー、トラムがある。
  • 交通機関
    • タクシー流しのタクシーは少ないので、「TAXI」の表示があるタクシー乗り場から乗車するのがよい。タクシーはまずまず安心して利用できるが、空港や中央駅には外国人旅行者に声をかけてくる白タクもいるので、利用の際は充分に注意が必要。トラブルや紛失物があった際の問い合わせに役立つため、乗車後はレシートをもらうこと。
    • 鉄道駅構内にある乗車券売り場や自動券売機、また事前に鉄道予約サイトにて乗車券を購入できる。
      購入した乗車券で、座席番号が記載されていない自由席のものや、乗車日時が記載されていないものは、乗車の前に刻印機で必ず日付を刻印すること。抜き打ちの検札時に刻印がなかった場合、罰金が科せられる。
      全席指定席の列車に乗車する場合は刻印は必要ない。駅内には電光掲示板があり、出発ホームや運行状況を確認できる。
      ストライキが起きて運行が休止になることもあるため、事前に確認しておきたい。
    • バス路線がとても多く複雑なため、乗り慣れないと難しい。渋滞で時間通りに来ないということもよくある。路線図はサイトからダウンロードすることも可能なため、乗る前に自分がどのバスに乗るか確認しておくこと。
      乗車券は停留所に設置してある自動券売機や駅構内のインフォメーションデスク、タバッキ(タバコ屋)などで購入できる。乗車時に刻印機でチケットに刻印するのを忘れずに。検札時に刻印がないと罰金が科せられる。
      イタリアではストライキがよく起きるため、事前に確認しておきたい。
    • トラム現在は2つの路線が運行しており、市内から空港へ向かう際にも便利。
      停留所に設置してある自動券売機や市内にあるタバッキ(タバコ屋)、専用アプリで乗車券を購入できる。
      切符の場合は乗車時に必ず刻印機で日付と時間を刻印をすること。抜き打ちの検札時に刻印がなかった場合、罰金が科せられる。
      ドアが自動で開閉しない場合は、ドアに設置してあるボタンを押して開ける。
      イタリアではストライキがよく起きるため、事前に確認しておきたい。

生活

  • 電圧・周波数
    ・プラグ
    • 電圧 :220ボルト
    • 周波数:50ヘルツ
    • プラグ:
      • Cタイプ
  • ネット・Wi-Fi
    空港や街中のカフェ、宿泊施設、一部の観光スポットなどで無料Wi-Fiが利用可能。
  • マナー・習慣
    タバコ・トイレ
    ■交通機関
    交通機関の遅延が多々あり、ストライキによって欠航・欠便の場合もあるので注意が必要。
    近年、旧市街には公共の車(市バス、タクシー)以外は入れない地区があるので注意が必要。乗用車はもちろん、観光バスも入れないところが多い。時間によって交通規制をするところもある。
    鉄道、バスの無賃乗車に対し係員の抜き打ちチェックがある。切符を所持していても、刻印がないと無賃乗車とみなされるので、乗車前に駅のホームやバスの車内の刻印機で使用開始日時を刻印するのを忘れないこと。

    ■たばこ
    レストランやホテルなど公共施設屋内は、紙巻タバコ、電子タバコとも禁煙。一部のレストラン・バーは喫煙ルームを用意している。違反者には200~2,000ユーロの罰金が科せられる。

    電子タバコ/加熱式タバコ、電子葉巻、電子パイプは機内持ち込みのみ可。タバコの葉の部分は、受託手荷物および機内持ち込みどちらも可。

    ■写真撮影禁止・規制場所
    教会内やその他の場所で人物を入れて撮影をしない。特に子供の写真はNG。撮影したい場合は保護者に許可をとること。教会ではミサ中の撮影は厳禁。
    教会や美術館では、撮影の可否、撮影が可能な場合のフラッシュ使用の可否について表示されているので、その表示に従うこと。
  • 飲み水

    水道水は飲用可能だが、石灰分が多いため旅行者はミネラルウォーターを飲む方が安心。
    お店では炭酸入り(gassata)と炭酸無し(naturale)のミネラルウォーターが売っているため、購入時はよく確認すること。
  • 治安・危険情報
    観光スポットはスリ、置き引き、ひったくりなどが多いため要注意。特にヴェッキオ橋周辺では、スリによる被害が多い。他にもカシーネ公園では強盗や薬物犯罪などが多発しており、アルノ川近くの公園も治安が良くないため、近づかないほうが望ましい。
    余分な金品は持ち歩かず、荷物は常に身体の前で持つようにし、貴重品やパスポート類からは目を離さないよう心がけたい。オートバイによるひったくりも多発しているので、車道の側を歩かないなど気を付ける。

    制服を着た偽警官が検査と称して、財布やクレジットカードの提示を求め、そのまま盗まれる被害がたびたび報告されている。警察官が路上で一般旅行者に財布やクレジットカードの提示を求めることはないので、安易に信用しないこと。また、警察署へ連行するので車に乗るように言われたら、大声で警官を呼ぶなどして逃れること。

    繁華街で言葉巧みに食事に誘い高額請求するぼったくりバーや睡眠薬強盗の事例が発生している。
    請求額に納得できない場合は、「支払いを行う前」に現場から警察(112番)に通報して介入を求める。
    また、見知らぬ人からバーを勧められたり、飲食物を差し出されたりしても相手にしないこと。

    一流ホテルのセーフティボックスでも盗難事件が増えており、あまり安全でなくなったため、最も信用できるのは自分自身だと思ったほうがいい。
  • イベント情報
    • 3月下旬~4月スコッピオ・デル・カッロ
    • 4月~6月フィレンツェ5月音楽祭
    • 6月中世サッカー競技(カルチョフィオレンティノ)
    • 10月フローレンス・ビエンナーレ
  • 電話の掛け方

    イタリアから日本へ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     イタリア(00の国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    日本からイタリアへ
    ・携帯電話の場合
     +(ダイアル0の長押しなど)→39(イタリアの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)

    ・固定電話の場合
     国際電話会社の番号※→010(日本の国際電話識別番号)→39(イタリアの国番号)→相手の電話番号(最初の0は取る)
    ※NTTコミュニケーションズ:0033/ソフトバンク:0061など

  • 国際免許での
    運転

    旅行者は日本で発給された国際運転免許証により運転できる。

パスポート・ビザ(査証) ※2024/03/10時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • パスポート
    残存有効期間:出国時3カ月以上
  • ビザ(査証)
    不要
    180日間の期間内で90日以内の観光は査証不要。ただし出国用航空券が必要。

    ※2025年以降、アイルランドを除くEU各国では電子渡航認証(ETIAS)が導入される予定。対象の国、詳細はETIAS公式サイトを参照。
    https://www.etias.co.jp/
  • 予防接種
    破傷風:推奨
  • 在日大使館・
    領事館

      在日イタリア大使館
      住所:東京都港区三田2-5-4
      電話:03-3453-5291
      FAX:03-3456-2319
      営業時間:[月-金]9:30-11:30
      休日:土・日曜日、祝日
      URL:https://ambtokyo.esteri.it/ambasciata_tokyo/ja/

      イタリア総領事館
      住所:大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー17階
      電話:06-4706-5815
      FAX:06-6201-0590
      営業時間:[月-金]9:30-12:30
      休日:土・日曜日、祝日
      URL:https://consosaka.esteri.it/consolato_osaka/ja/

入国・出国 ※2024/03/01時点の情報

掲載情報は最新または正確ではない場合がありますので、渡航前に必ずご自身で各国関係機関等にご確認ください。

  • 入国カード
    不要
  • 出国カード
    不要
  • 持込制限
    ■申告が必要な主なもの
    現金や有価証券など:1万ユーロ相当額以上
    その他:1人あたりの価値相当額の合計が430ユーロを超える物品(陸路の場合は300ユーロ)
  • 持出制限
    ■申告が必要な主なもの
    現金や有価証券など:1万ユーロ相当額以上
  • 免税制度
    70ユーロ以上の購入で免税対象となる。
    商品を購入した店でTax Refundの書類を作成してもらい、EU出国時に税関(Customs)でスタンプを押印したうえで、空港のTax Refundカウンターで手続きを行う。
    税関でスタンプをもらうためには、免税を受ける商品(未使用)と購入の際に渡されたタックス・フリー書類が必要。出国時の税関のスタンプがないと払い戻しは受けられない。

トラブルにあったら・・・

  • 緊急
    警察:112(軍警察)、113(国家警察)
    消防:115、112
    救急:118、112
  • パスポート紛失※2024/03/10時点

    新規発給または「帰国のための渡航書」の発行を下記で行う。どちらも有料。

    在イタリア日本国大使館(Italia Ambasciata del Giappone)
    住所:Via Quintino Sella, 60 00187 Roma
    電話:06-487-991
    FAX:06-4201-4998(領事部)
    営業時間:領事部 - 9:30-12:45、14:15-16:30
    休日:土・日曜日、祝日
    URL:https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

  • 病気・ケガ
    ホテルのフロントから医師を呼んでもらうか、海外旅行傷害保険の冊子に記載されている病院に連絡する。保険に入っている場合、医療費を請求できるので診断書・領収書は必ずもらっておくこと。
  • 携行品の紛失
    ・盗難
    すぐに警察へ行き、盗難(紛失)届出証明書を発行してもらう。ホテルの場合はホテルからも発行。海外旅行傷害保険に入っている場合は、帰国後、証明書があれば請求できる。

大使館・総領事館のできること

  • 事件・事故
    ・緊急入院
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 医療機関に関する情報提供
    • 家族との連絡を支援
    • 現地警察や保険会社への連絡に関する助言
    • 緊急移送に関する助言や支援 など
  • 盗難・紛失
    • 現地警察への届出に関する助言
    • 家族や知人からの送金に関する助言
    • パスポートの新規発給または「帰国のための渡航書」の発給(要手数料)など
  • 災害・騒乱などの
    緊急事態
    • 日本人の安否確認に対する最大限の努力
    • 日本人被害者に対する支援
    • インターネットや連絡網を通じた情報提供
    • 退避の支援
  • 行方不明
    • 現地事情にあった捜索の方法、現地警察への照会、捜索願に関する助言
    • 現地警察に対する捜査の申し入れ
  • 逮捕・拘禁
    • 領事による本人との面会または連絡
    • 弁護士や通訳に関する情報提供
    • 家族との連絡支援
    • 差別的、非人道的な扱いを受けている場合における関係当局への改善要求
  • 海外で困ったら

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