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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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地平線をドライブ (ナミビア)カラハリ・リザーブ→ソリティヤ

2000/09/11 12:23
地平線をドライブ 1
エリア:
  • アフリカ > ナミビア > ナミビアその他の都市
テーマ:
  • 街中・建物・景色
  • / グルメ
 今日はカラハリから、西のナミブ砂漠へのハブシティ(アクセス地、基点となる街)ソリティヤまでのドライブ。
 朝食を済ませて、車を出すと、一時間ほどで深い砂の道にはまりスタックしてしまう。慎重にアクセルを踏んでも砂煙がすごい音で上がるばかり。ギアをバックとローに繰り返し入れる内にやっと砂場を脱出。今まで順調なドライブだっただけに、初めての危機を脱し、ホッと二人で胸をなでおろす。

 カラハリの砂丘地帯を抜けると、今日もまたまた、平坦なサバンナに、地平線までどこまでも延びる道。あまりの単調さに気を紛らわそうと必要もないのにバックミラーを覗くと、ミラーには後方の地平線に一直線に続く道が映っていて、ギョッとさせられる。

 ナミブ砂漠に近づくにつれ、アカシヤなどの木もほとんど無くなり、ますます景色は単調に。あまりにも景色に変化がないので、道の真ん中にルームランナーを置いて、その上で車を走らせているかのようだ。

 交差点に差し掛かると、自分が走っている一直線の道を、またまた一直線に真っ直ぐな道が直角に横切り、左右の地平線まで延びている。もう、そこは日本で育った自分の空間認識とは別の空間だ。ここは地球なんだろうか?別の天体のようだ。

 やがて、ようやく視界に地層むき出しの大きな岩山が見えてくる。ソリティヤだ。岩山のふもとの、非常に平坦な土地に宿は建っている。夕日に岩山が朱に染まり、遠くにナミブ砂漠の砂丘が見える。白み始めた空に満月。宿の井戸をくむ風車がその下で風を受け、カラカラと回っている。

 日が落ちると夕食。出された鳥肉をじっと見てしまう。実は今日、ここソリティヤに来る途中のマリエンタルという街の郊外で、大きな「ミートマーケット」と書かれた看板を見つけたのだが、看板の向こうの柵を見ると、何とダチョウだらけ。ダチョウの牧場だったのだ。

地平線をドライブ 1

 また、ここナミビアや南アフリカではニワトリの代わりにホロホロ鳥を飼育しているファームが多く、ドライブの途中も何度かホロホロ鳥の群れがウロウロしているのを見掛けている。今日、宿泊した宿はゲストファームと言って、農家が敷地内で宿も経営しているもので、宿の敷地内でも夕日をリンとして見つめるホロホロ鳥を写真に収めさせてもらった。

 そう言う訳で、夕食の鳥肉はもしかしたらニワトリではなく、ダチョウかホロホロ鳥ではないかと、ついじっと見てしまうのだ。

 このゲストファームではヤギもたくさん放牧しており、典型的なのどかなアフリカ南部のファームで、とってもいい所だった。


【食事】

朝:フライドエッグ
昼:マフィン
夜:ストロガノフなど

【トラベルメモ】

1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)

【宿】「Walter vlade 」朝夕食付き 540R/2人
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