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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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7カ国目、マラウィへ (ザンビア)ルサカ→(マラウィ)リロングウェ

2000/10/07 15:44
エリア:
  • アフリカ > ザンビア > ルサカ
  • アフリカ > マラウィ > リロングウェ
テーマ:
  • 鉄道・乗り物
 午後3時のバスでマラウィのリロングウェへ向かう予定。バスステーションでバスを待つ。ところが午後2時頃、バスが到着すると、たちまちバスは7〜8人のすごい剣幕の男性に取り囲まれ、ドライバーと乗務員は彼らと共にどこかへ行ってしまった。
 
 このリロングウェ行のバス、ボルボ製の大型バスなのだが、最近運行し始めたらしい。そこで、今まで運行していたワゴンのミニバスの関係者達が客を取られると抗議しているとの事だ。何だかやばい雲行きだ。このバスはちゃんと出発するんだろうか。

 バスの乗務員とミニバスの関係者達は、バスステーションの柱の陰で何やら大声で話し合っている。バスが来たらすぐ乗れると思っていた乗客達は、バスの前にたむろして、バスの搭乗を待つ。

 出発予定時間の午後3時、バスのドライバーと乗務員がサーッとバスに駆け寄ってくると、瞬く間にバスの扉を開け、手を振り上げて急いでバスに乗り込むようにと乗客を誘い込む。事情を察した乗客は一斉にバスに乗り込み、間もなくバスは出発。ほぼ定刻通りだ。「ホッ」。

 先日、リビングストンからルサカ行のバスの中は静かだったと言う事を書いたが、どうもそれは、その時その路線に限った事だったらしい。このインターナショナル路線のバス内は、両替屋がしつこく両替しないかと言い寄り、ごく一部だが、酔っ払いの客がうるさい。

 見掛けは立派な大型バス、ところが一時間ほど走ると、例によって故障。道端で止まってしまう。一時間ちょっと修理後、再出発。順調な再走ぶりを見て、車内では3流アメリカ映画のビデオ上映し始める。ところがこれHなシーンの連続で、そのたび乗務員が慌ててビデオを止めては早回し。乗客の一部からは「ハーッ」とがっかりしたようなため息も漏れていた。

 日が暮れると涼しくなるだろうと思っていたら、車窓から吹き入る風がやけに生暖かい。いくら日中暑いからって、これは変だと思って外を見ると、何と夕闇に、山のあちこちから炎がメラメラと上がっている。山火事かとも思ったが、どうやら焼畑の為に野火が放たれているらしい。

 野火はかなりの広範囲に渡り、闇夜に連なる低い山並みが炎に紅く染まり、その中の山道をバスは進む。何だか幻想的な雰囲気だ。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 3000ZK(ザンビア・クワチャ)
1US$ ≒ 70MK(マラウィ・クワチャ)

・夜行バス ルサカ→リロングウェ 15:00発 翌8:00着 50000ZK/1人+1000ZK/荷物1個
 バスは週4便(月、火、土、日)。
 ルサカには新しいバスが次々運行されており、ツーリストインフォメーションや宿チャチャチャバックパッカーズの情報は古く、全くアテにならない。自分でバスステーションに行って、情報を収集した方が良い。
 バスステーションは「インターシティバスターミナル」と、線路を挟んで反対側、スーパーマーケット「ショップライト」裏にも「コーチステーション」がある。バスステーション周辺には両替屋他、怪しいやからも多いので、情報はインターシティではインフォメーションカウンターに、コーチステーションではチケット販売員に直接聞く事。

・マラウイ入国にはビザが必要。  我々はザンビアのルサカで取得。
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