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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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マラウイ ミニバス珍道中 (マラウィ)ケープマクレア→バラカ

2000/10/11 16:44
エリア:
  • アフリカ > マラウィ > マラウィその他の都市
テーマ:
  • 鉄道・乗り物
 これからモザンビークを目指すが、ルートの選択が難しい。

 モザンビークの国境まで、バスを乗り継いで行く方法と、列車で一気に行く方法がある。
 バスは毎日あるが、乗り継ぐ度、満員になる迄かなり待たされたりすると、時間的ロスが多く、日が暮れてしまうと、一々宿を探さなくてはならない。
 列車の場合は毎日あるとは限らず、駅へ行って聞いてみないと、週何便あって、いつ出るのかわからない。最悪の場合、駅のある街で何日も待たなくてはならない。

 朝、トラックの荷代とミニバスを乗り継いで、ケープマクレアからモンキーベイを経由し、マンゴチへ。マンゴチで国境方面のバスだと指差された車は、小型トラック。荷代は空っぽだ。この荷代がいっぱいになる人数の乗客が集まるには、かなり時間がかかりそうだ。荷代に乗っての移動も楽じゃない。

 そこで、列車でモザンビークへ向かう事を決意。ミニバスで、駅のある比較的大きな街バラカへ。

 途中、乗客の乗り降りでバスが止まると、窓やドアから両足を握られた大きなニワトリが何羽もバス内に押し込まれる。「コーコッコッコ」バタバタと羽毛も散って、バス内は大賑わい。まるでバナナやジュースのようにニワトリを買えと言うのだが、突然の喧騒に面食らってしまった。

 また、途中モスクから病人を運んで欲しいと横たわった若い女性がバスに担ぎ込まれ、街の病院前で降りて行ったりして、「大丈夫かしら。」と心配しながらもバスはなかなか進まない。

 やっとバラカに着き、駅でたずねると。モザンビーク国境行きの列車はあさっての早朝5時発とのこと。「ふう、仕方ない。」ここバラカに宿泊して、列車出発の日まで待つ事にする。

 そしてバラカの宿で、夜、大失敗をやらかしてしまう。久しぶりに宿にコンセントが付いていたので、持参した湯沸かし器で湯を沸かしていたのだが、沸かしながらたまった日記を付けていたら、つい沸かしている事を忘れてしまい、湯沸かし器は空炊き状態になり、あえなくショート。
 「しまった...。」 日本を出て、1ヶ月ちょっと、早くも湯沸かし器を失ってしまった...。それも水という大変大事なファクターにおいての大失敗。
 「仕方ない、これからはミネラルウォーターを買ったり、宿で湯をもらえば大丈夫。」と自分に言い聞かせるものの、かなりガックリ。水は買うと安くない。1〜2年の長旅だと数万円のロスにもなる。ほんの一瞬の心の空白で...。ベッドでしょげる自分を見て、「気にするな。」と励ましてくれるJunko。「明日になれば、あきらめが付いて、元気になるさ。」
 トホホホホ...。明日、スーパーで水を買わないと。その前に、朝、宿のレストランでお湯を下さいって頼んでみよう。


【食事】

朝:パン
昼:フライドポテト
夜:フライドポテト

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 70MK(マラウィ・クワチャ)
・ケープマクレア→モンキーベイ 1.5時間 トラック荷台 60MK/1人 
・モンキーベイ→マンゴチ  1.5時間 ミニバス 80MK/1人
・マンゴチ→バラカ  3時間 ミニバス 120MK/1人

【宿】(バラカ)MLAMBE MOTEL 550MK/W 1室1泊 朝食付き。
駅、バスステーションのすぐ近く。大きな看板あり。高いがまあそこそこキレイで、落ち着ける。ファン、トイレ、シャワー付き。蚊帳はない。でもマラウィにしてはかなり高い。

・バラカはモザンビーク国境への列車の始発駅のある街。どんなガイドにも地図が載っていないので、今後も利用する旅人もいると思うので、簡易マップです。小さくてシンプルな街です。

マラウイ ミニバス珍道中1
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