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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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どうやってサハラを越える? (モーリタニア)ヌアディブ

2001/03/14 17:10
エリア:
  • アフリカ > モーリタニア > モーリタニアその他の都市
テーマ:
  • その他
 聞きしに勝るアイアン・トレイン。今時こんな列車が世の中を走っているなんて・・・。

 心配をよそに、列車は朝9時過ぎヌアディブに到着。
 心配をよそに、こんなザコ寝列車の中でも結構眠れてしまった自分達も末恐ろしい。

 ヌアディブに到着した我々を、アブダライが彼が住むファミリー宅へ招待してくれる。

どうやってサハラを越える?  1

 下町のマーケット脇の小さな門をくぐると、中は意外に広く、太陽の光が射しこむ明るい中庭をぐるっと囲むように8つ程大きな部屋が配置されている。

 部屋にはじゅうたんが敷き詰められており、クツを脱いであがる。

 お茶をごちそうになり、ファミリー(多分親戚のファミリー)にあいさつを済ますと、昨日の007の映画の様な派手な列車飛び降りをやってのけて腰が痛くなってしまったJunkoを残し、アブダライと2人でダクラ行のタクシーブルースと呼ばれる乗合ランドローバー乗場へ歩いて行く。

 ところが、ダクラ行のタクシーブルースの事務所で聞くと、モーリタニア人以外が乗って国境を越えダクラに行くにはモロッコ領事館の特別な許可が必要で、それがないと切符も売ってもらえないし、乗る事はできないと言う。

 そこですぐ、Junkoを連れて2人でヌアディブのモロッコ領事館に出向くも、
 「それは不可能だ。外国人は外国人だけが乗る車でしか国境を越える事は許されない。自分の車が無いんなら、外国人ツーリストの車に乗せてもらうんなら問題はない。」
と門前払い。

 ダクラまで乗合の交通機関があると聞いて、意外に簡単に行けるんじゃないかと楽観していたのだが、これでどうやらそう言う訳には行かなくなった様だ。

 アブダライ・ファミリー宅に戻って、昼食をごちそうになると、泊まって行くようにすすめられたのだが、
 「我々がダクラ迄行くには、もはや外国人ツーリストの車をヒッチハイクするしかない。今夜からでもキャンプサイトに泊まって、ヒッチハイクする車を探すよ。」
と夕方、街の真ん中にあるキャンプ場の部屋にチェックイン。

 そこに停車するキャンピングカー1台、4WD車2台。尋ねるとどれもダクラから来てヌアクショットへ向かうとの事。
 ダクラへ向かう車は1台もなかった。


【食事】

朝:クッキー、パン、ピーナッツミルク
昼:バゲット、炊込ライス(アブダライ・ファミリー宅でごちそうになる)
夜:パン、クッキー、ピーナッツ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 250UG(モーリタニア・ウギア)
・(ヌアディブ)Camping Baie 1500UG/部屋泊1人1泊目(2泊目からは1000UG/1人)
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