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- 砂漠の中を列車は走る (スーダン)ハルツーム→ニャラ<列車1日目>
-
エリア:
- アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
- アフリカ>スーダン>スーダンその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物
- 投稿日:2001/01/07 15:23
ともかくスーダンは暑い。
その灼熱の大地を3日間も掛けてニャラまで列車で行くというのだから、充分な水分の準備は欠かせない。
と言う訳で、ポリタンクと水筒に併せて2.5リットルの水と、グレープフルーツを9個も、トマトまでも用意した。
早朝、それらの重い荷物を抱え、ヨロヨロの足取りでハルツームノースの駅へ向かう。
列車は定刻ピッタリの10時に出発。何だか幸先良しのの予感だ。

列車は低速でハルツームの街を抜けると、真っ平らな大地を、時に砂漠の中を、時に広がる畑の間をゴトゴト走り続ける。
狭いバスの車内に比べ、列車の乗り心地は悪くない。車窓の景色もゆっくり楽しめる。
砂漠の彼方に大河のような蜃気楼が現れたり、畑地には綿花畑(コットンフィールド)が広がり、目を引かされる。
特に興味深かったのが、コットン・フィールド。実は我々2人とも、綿花畑を見るのは初めてなのだ。
低い小さな植物にフワフワの白い実がなり、人々がかがんでそれを摘んでいる。摘まれたコットンは畑のアゼ道にこん盛りと山と積まれ、風に白い綿毛をなびかす。
事前にほとんど情報がなかったハルツームからチャドへのルート、ウワサではローリー(大型トラック)の荷台で何週間も掛かるとの事だったので、この旅の最難関と思っていたのだが、取りあえず、チャド国境方面の街ニャラまでの列車に乗れ、景色も楽しめ、最難関コースの出足は良い。
・・・少なくともこの日はまだそう思っていた。
地平線まで続く真っ平らな大地が鮮やかな淡いオレンジ色の夕焼けに染まり、そして列車は夜通し、超低速で走り続ける。
【食事】
朝:ミルクティー、フラワーボール
昼:ゆで卵、豆ペーストとジャガイモのサンドイッチ(途中の駅売り)
夜:野菜サンド(同乗の人にごちそうになる)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ハルツームからニャラ(列車)
※ハルツームノース駅より毎週一便、日曜発。
※切符は木曜日より同駅で発売。以下の4種のクラスがある
特等 18000D/1人 寝台
1等 6000D 1コンパートメント6名の座席
2等 4500D 1コンパートメント8名の座席
3等 3500D コンパートメントでない車両
※我々は2等を利用。2等はほぼ満室。1室8名で車両は人でごった返し、いつもゴチャゴチャしているが、1等はすいていて、1室6名定員の所、3〜4名程、ゆっくり眠れ、旅のストレスは低そう。 予定通りなら3日で着くそうだ。途中駅でお茶や食料は買えるが、水は用意して行った方がいい。
【宿】夜行列車
その灼熱の大地を3日間も掛けてニャラまで列車で行くというのだから、充分な水分の準備は欠かせない。
と言う訳で、ポリタンクと水筒に併せて2.5リットルの水と、グレープフルーツを9個も、トマトまでも用意した。
早朝、それらの重い荷物を抱え、ヨロヨロの足取りでハルツームノースの駅へ向かう。
列車は定刻ピッタリの10時に出発。何だか幸先良しのの予感だ。

列車は低速でハルツームの街を抜けると、真っ平らな大地を、時に砂漠の中を、時に広がる畑の間をゴトゴト走り続ける。
狭いバスの車内に比べ、列車の乗り心地は悪くない。車窓の景色もゆっくり楽しめる。
砂漠の彼方に大河のような蜃気楼が現れたり、畑地には綿花畑(コットンフィールド)が広がり、目を引かされる。
特に興味深かったのが、コットン・フィールド。実は我々2人とも、綿花畑を見るのは初めてなのだ。
低い小さな植物にフワフワの白い実がなり、人々がかがんでそれを摘んでいる。摘まれたコットンは畑のアゼ道にこん盛りと山と積まれ、風に白い綿毛をなびかす。
事前にほとんど情報がなかったハルツームからチャドへのルート、ウワサではローリー(大型トラック)の荷台で何週間も掛かるとの事だったので、この旅の最難関と思っていたのだが、取りあえず、チャド国境方面の街ニャラまでの列車に乗れ、景色も楽しめ、最難関コースの出足は良い。
・・・少なくともこの日はまだそう思っていた。
地平線まで続く真っ平らな大地が鮮やかな淡いオレンジ色の夕焼けに染まり、そして列車は夜通し、超低速で走り続ける。
【食事】
朝:ミルクティー、フラワーボール
昼:ゆで卵、豆ペーストとジャガイモのサンドイッチ(途中の駅売り)
夜:野菜サンド(同乗の人にごちそうになる)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ハルツームからニャラ(列車)
※ハルツームノース駅より毎週一便、日曜発。
※切符は木曜日より同駅で発売。以下の4種のクラスがある
特等 18000D/1人 寝台
1等 6000D 1コンパートメント6名の座席
2等 4500D 1コンパートメント8名の座席
3等 3500D コンパートメントでない車両
※我々は2等を利用。2等はほぼ満室。1室8名で車両は人でごった返し、いつもゴチャゴチャしているが、1等はすいていて、1室6名定員の所、3〜4名程、ゆっくり眠れ、旅のストレスは低そう。 予定通りなら3日で着くそうだ。途中駅でお茶や食料は買えるが、水は用意して行った方がいい。
【宿】夜行列車

- ナイル川に浮かぶ「ツチ島」 (スーダン)ハルツーム
-
エリア:
- アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2001/01/06 15:19
ナイル川の2つの源流、白ナイルと青ナイルは、ここハルツームで合流し、一本の大河、ナイル川となる。
今日はその、白ナイル、青ナイル、本流のナイル川の三叉路の中州に浮かぶ、ツチ島へ行ってみる。
まずハルツームの船着き場から渡し舟に乗り込む。わずか数分間ばかりだが、気分はにわかナイル川遊覧船だ。

そして着いたツチ・アイランド。はっきり言って、特にこれと言った物は何も無い。砂ぼこり舞う真っ平らな島の上に石のレンガを積んだ家屋が並ぶ。
その家屋を縫う様に張り巡らされた小道を進むと、目の前には、とうとうと流れるナイル川の姿。対岸のビルも林立し車が行き交うハルツームやハルツームノースの大都会ぶりとは打って変わって、ここツチ島はいたって静かでピースフル。
Junkoと2人で昨日オムダーマンのマーケットで仕入れた、持参したグレープフルーツをしゃぶりながら、のんびりとナイル川を眺めて時間を潰す。
帰り道、高く積まれた石レンガに狭まれた小道は、まるで巨大迷路の様に入り組み、なかなか船着場までたどり着かない。
ウロウロ迷いながら、やっとツチ島の船着場に着いたのはお昼前。
丁度いい。お昼を食べたら、宿に帰って昼寝タイムだ。
昨日こそオムダーマンで一日外出して過ごしたが、昨日以外、ハルツームでは、行動は、比較的涼しく過ごし易い朝夕のみと決めている。何たって午後の暑さは強烈。体力温存昼寝に限る。
快食快眠でこの暑さに負けない様にしなければ。
【食事】
朝:ミルクティー、フラワーボール
昼:魚フライ、豆スープかけライス、アラブ菓子
夜:魚フライ、肉シチュー、アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ツチ島への行き方
※ハルツームの青ナイルの船着場より乗合モーターボートで2から3分 10SD/1人
※船着場へはハルツーム中心地より充分歩いていける距離だが、オムダーマン行きバスでも行ける(2から3分 25SD/1人)
【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室
今日はその、白ナイル、青ナイル、本流のナイル川の三叉路の中州に浮かぶ、ツチ島へ行ってみる。
まずハルツームの船着き場から渡し舟に乗り込む。わずか数分間ばかりだが、気分はにわかナイル川遊覧船だ。

そして着いたツチ・アイランド。はっきり言って、特にこれと言った物は何も無い。砂ぼこり舞う真っ平らな島の上に石のレンガを積んだ家屋が並ぶ。
その家屋を縫う様に張り巡らされた小道を進むと、目の前には、とうとうと流れるナイル川の姿。対岸のビルも林立し車が行き交うハルツームやハルツームノースの大都会ぶりとは打って変わって、ここツチ島はいたって静かでピースフル。
Junkoと2人で昨日オムダーマンのマーケットで仕入れた、持参したグレープフルーツをしゃぶりながら、のんびりとナイル川を眺めて時間を潰す。
帰り道、高く積まれた石レンガに狭まれた小道は、まるで巨大迷路の様に入り組み、なかなか船着場までたどり着かない。
ウロウロ迷いながら、やっとツチ島の船着場に着いたのはお昼前。
丁度いい。お昼を食べたら、宿に帰って昼寝タイムだ。
昨日こそオムダーマンで一日外出して過ごしたが、昨日以外、ハルツームでは、行動は、比較的涼しく過ごし易い朝夕のみと決めている。何たって午後の暑さは強烈。体力温存昼寝に限る。
快食快眠でこの暑さに負けない様にしなければ。
【食事】
朝:ミルクティー、フラワーボール
昼:魚フライ、豆スープかけライス、アラブ菓子
夜:魚フライ、肉シチュー、アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ツチ島への行き方
※ハルツームの青ナイルの船着場より乗合モーターボートで2から3分 10SD/1人
※船着場へはハルツーム中心地より充分歩いていける距離だが、オムダーマン行きバスでも行ける(2から3分 25SD/1人)
【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室

- オムダーマンのトランス・ダンス (スーダン)ハルツーム
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エリア:
- アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
- テーマ:街中・建物・景色 グルメ
- 投稿日:2001/01/05 15:11
列車の切符は昨日買ったし、列車の出る日曜日まで本当にすることが無くなってしまった。
そこで滞在している安宿近くの高級ホテル、メリディアンホテルの土産物屋で立ち読みした英語のツーリストマップに紹介されていた、ハルツームの見どころのひとつ、オムダーマンという地区に行ってみる事にする。
情報によると、オムダーマンのハムドエルニルと言う場所で毎週金曜日、イスラム僧による踊りがあるのだそうだが、何時から行われるか等詳しい事はわからない。
とりあえず涼しい内にと、朝行ってみると、踊りは夕方からとの事。仕方なくそれまでオムダーマンのもうひとつの見どころ、マーケット散策へ。
オムダーマンのマーケットはだだっ広い。食料品はもちろん、衣類、日用品、車や自転車の部品、電気製品(主に中古や部品)といった屋台の店が、ズラッと一帯に敷きつめられている。
果物屋街でグレープフルーツの値段を聞いてみると、これが安い。
ハルツームの中心街や昨日行ったハルツームノースの市場でも、1コ50SD(≒25円位)が相場だったが、ここでは半値の1コ25SD(≒13円)。さらに、気のよさそうなおじさんの屋台で聞くと、5コ100SD(≒50円)で良いと言う。
あさって乗る列車はニャラ迄3日掛かると言う。「長旅のおトモに買って行くか」と2セット10コのグレープフルーツをたった200SD(≒100円)で購入。1コ10円、これは安い。
どうりで、野菜や果物を山のように仕入れている地元の人がたくさん居る筈だ。
フラフラ歩きの楽しみの一つは何と言っても、買い喰い、食べ歩き。
ここオムダーマンのマーケットでは、小さいアラブ菓子の屋台を発見。一つわずか5SD(≒3円)。しつこすぎない糖蜜の甘さが暑さで疲れた体においしい。つまみ喰いスタイルの、一口サイズなのも食べ歩きには丁度良い。ハルツーム中心街でいつも一杯50SD(≒25円)で飲んでいるフルーツ生ジュースを、一杯30SDで飲ませてくれる所もある。
安食堂街ではチャパティの姿も発見。
一口アラビ菓子屋台もチャパティ食堂も、ハルツームの中心街やハルツームノースでは見かけなかった。
マーケット歩き、食べ歩きをすっかり楽しんだ後は、再びハムドエルニルへ。
朝聞いた話では、午後4時から踊り(ダンス)が始まるとの事だったので、午後3時過ぎには早目に待機。
このハムドエルニルという所、実はオムダーマン郊外の砂地にある単なるだだっ広い墓地。
その真ん中のモスク前でダンスが見られるというのだが、人影もまばら、1時間待っても何も始まる気配もない。午後4:30過ぎ、ようやく太鼓を持って歌いながら演奏する男が現れるも、更に1時間以上待ってもダンスは始まらない。
「もしかして今日はダンスは無くて、太鼓の弾き語りだけ?」
そう思い始めた午後6時過ぎ、
「ダカ・ガシャ・ダカ・ガシャ・・・」
遠くの方から幾つもの打楽器の音色の束が近づいてくる。
さっきまですっかり閑散とした荒地の様なこの墓地のどこに、こんなに沢山の人が準備をしていたのだろうか。
打楽器隊は見る見る近づいて来て、モスクの前に勢揃い。
なんともエキゾチックな歌声に合わせて、今度は大勢のモスリム僧(イスラム僧)達が独特の小きざみなリズムに体を揺らしながらやって来る。
そして、あれよあれよと言う間に、モスク前の小さな広場にモスリム僧達による輪が築かれる。その周囲にはこれもどこから沸いて来たのか地元の見物人が溢れる。
そしてそこで繰り広げられているのは、ダンスと言うよりセレモニー、正に宗教行事。

輪を作る僧達は、激しく小きざみな打楽器のリズムが幾重にも重なる中、掛け声を合わせて、体を上下にする。
その輪の中では、まるでトランス状態に陥ってしまったかの様に、それぞれ独特の衣装に身を包んだ僧達が自由に踊り、動き回る。
やがて取り囲む輪は、興奮した見物人も加わり、徐々に拡大していく。我々部外者は、その輪の外からうかがっている他ない。
1時間程たってからだろうか。すっかり日が沈み、空が暗みかけた頃、僧達も見物人も突然サーッと散っていってしまい、どうやら今日のセレモニーは終了したらしい。
今日、金曜日はイスラムの休日。すっかり暗くなった中、帰りのバスの車窓からナイル川沿の遊園地が、子連れの家族で溢れかえっているのが見える。観覧車やグルグル回る乗り物が電飾ネオンで輝いている。遊園地の周囲にはガーデンレストラン等も連なり、週末の後楽園遊園地の様にすごい人出だ。
それにしてもここ、スーダンのハルツームで、休日の夜をオシャレして、家族連れでレジャーを楽しむ人々を想像できますか?
バスが我々の宿近くのハルツームの中心地に着くと、目の前には、いつも見慣れた日中の姿とは違う、緑色の電飾で輝いたアルカビルモスクの妖艶な姿がそこにはあった。
周囲の繁華街は一層人で溢れ返り、皆、休日の夜を思い思いに楽しんでいる様だ。
さて、我々も夕食に繰り出そう。
【食事】
朝:ミルクティー、揚パン(フラワーボール)
昼:肉シチューがけチャパティ、ヨーグルト
夜:魚フライ、アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ハルツーム→オムダーマン(ミニバス)25SD/1人 10分位
(バスはハムドエルニルを経由してマーケット迄行く)
・オムダーマンのハムドエルニル→オムダーマンのマーケット(ミニバス)25SD/1人 5分位
2キロ強はあるので暑い中歩くのは少しキツイ
・オムダーマンのハムドエルニル(墓地モスク)で行われるダービッシュ・ダンスについて
※毎週金曜日、墓地中央のモスク前広場で行われる。
※時間は何人かの人に聞いた所、3時とも4時とも5時とも言われたが、この日は本文の通り6時過ぎより始まった。
※入場料等は一切なし、無料です。
【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室
そこで滞在している安宿近くの高級ホテル、メリディアンホテルの土産物屋で立ち読みした英語のツーリストマップに紹介されていた、ハルツームの見どころのひとつ、オムダーマンという地区に行ってみる事にする。
情報によると、オムダーマンのハムドエルニルと言う場所で毎週金曜日、イスラム僧による踊りがあるのだそうだが、何時から行われるか等詳しい事はわからない。
とりあえず涼しい内にと、朝行ってみると、踊りは夕方からとの事。仕方なくそれまでオムダーマンのもうひとつの見どころ、マーケット散策へ。
オムダーマンのマーケットはだだっ広い。食料品はもちろん、衣類、日用品、車や自転車の部品、電気製品(主に中古や部品)といった屋台の店が、ズラッと一帯に敷きつめられている。
果物屋街でグレープフルーツの値段を聞いてみると、これが安い。
ハルツームの中心街や昨日行ったハルツームノースの市場でも、1コ50SD(≒25円位)が相場だったが、ここでは半値の1コ25SD(≒13円)。さらに、気のよさそうなおじさんの屋台で聞くと、5コ100SD(≒50円)で良いと言う。
あさって乗る列車はニャラ迄3日掛かると言う。「長旅のおトモに買って行くか」と2セット10コのグレープフルーツをたった200SD(≒100円)で購入。1コ10円、これは安い。
どうりで、野菜や果物を山のように仕入れている地元の人がたくさん居る筈だ。
フラフラ歩きの楽しみの一つは何と言っても、買い喰い、食べ歩き。
ここオムダーマンのマーケットでは、小さいアラブ菓子の屋台を発見。一つわずか5SD(≒3円)。しつこすぎない糖蜜の甘さが暑さで疲れた体においしい。つまみ喰いスタイルの、一口サイズなのも食べ歩きには丁度良い。ハルツーム中心街でいつも一杯50SD(≒25円)で飲んでいるフルーツ生ジュースを、一杯30SDで飲ませてくれる所もある。
安食堂街ではチャパティの姿も発見。
一口アラビ菓子屋台もチャパティ食堂も、ハルツームの中心街やハルツームノースでは見かけなかった。
マーケット歩き、食べ歩きをすっかり楽しんだ後は、再びハムドエルニルへ。
朝聞いた話では、午後4時から踊り(ダンス)が始まるとの事だったので、午後3時過ぎには早目に待機。
このハムドエルニルという所、実はオムダーマン郊外の砂地にある単なるだだっ広い墓地。
その真ん中のモスク前でダンスが見られるというのだが、人影もまばら、1時間待っても何も始まる気配もない。午後4:30過ぎ、ようやく太鼓を持って歌いながら演奏する男が現れるも、更に1時間以上待ってもダンスは始まらない。
「もしかして今日はダンスは無くて、太鼓の弾き語りだけ?」
そう思い始めた午後6時過ぎ、
「ダカ・ガシャ・ダカ・ガシャ・・・」
遠くの方から幾つもの打楽器の音色の束が近づいてくる。
さっきまですっかり閑散とした荒地の様なこの墓地のどこに、こんなに沢山の人が準備をしていたのだろうか。
打楽器隊は見る見る近づいて来て、モスクの前に勢揃い。
なんともエキゾチックな歌声に合わせて、今度は大勢のモスリム僧(イスラム僧)達が独特の小きざみなリズムに体を揺らしながらやって来る。
そして、あれよあれよと言う間に、モスク前の小さな広場にモスリム僧達による輪が築かれる。その周囲にはこれもどこから沸いて来たのか地元の見物人が溢れる。
そしてそこで繰り広げられているのは、ダンスと言うよりセレモニー、正に宗教行事。

輪を作る僧達は、激しく小きざみな打楽器のリズムが幾重にも重なる中、掛け声を合わせて、体を上下にする。
その輪の中では、まるでトランス状態に陥ってしまったかの様に、それぞれ独特の衣装に身を包んだ僧達が自由に踊り、動き回る。
やがて取り囲む輪は、興奮した見物人も加わり、徐々に拡大していく。我々部外者は、その輪の外からうかがっている他ない。
1時間程たってからだろうか。すっかり日が沈み、空が暗みかけた頃、僧達も見物人も突然サーッと散っていってしまい、どうやら今日のセレモニーは終了したらしい。
今日、金曜日はイスラムの休日。すっかり暗くなった中、帰りのバスの車窓からナイル川沿の遊園地が、子連れの家族で溢れかえっているのが見える。観覧車やグルグル回る乗り物が電飾ネオンで輝いている。遊園地の周囲にはガーデンレストラン等も連なり、週末の後楽園遊園地の様にすごい人出だ。
それにしてもここ、スーダンのハルツームで、休日の夜をオシャレして、家族連れでレジャーを楽しむ人々を想像できますか?
バスが我々の宿近くのハルツームの中心地に着くと、目の前には、いつも見慣れた日中の姿とは違う、緑色の電飾で輝いたアルカビルモスクの妖艶な姿がそこにはあった。
周囲の繁華街は一層人で溢れ返り、皆、休日の夜を思い思いに楽しんでいる様だ。
さて、我々も夕食に繰り出そう。
【食事】
朝:ミルクティー、揚パン(フラワーボール)
昼:肉シチューがけチャパティ、ヨーグルト
夜:魚フライ、アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・ハルツーム→オムダーマン(ミニバス)25SD/1人 10分位
(バスはハムドエルニルを経由してマーケット迄行く)
・オムダーマンのハムドエルニル→オムダーマンのマーケット(ミニバス)25SD/1人 5分位
2キロ強はあるので暑い中歩くのは少しキツイ
・オムダーマンのハムドエルニル(墓地モスク)で行われるダービッシュ・ダンスについて
※毎週金曜日、墓地中央のモスク前広場で行われる。
※時間は何人かの人に聞いた所、3時とも4時とも5時とも言われたが、この日は本文の通り6時過ぎより始まった。
※入場料等は一切なし、無料です。
【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室

- ハルツームノースのマーケット (スーダン)ハルツーム
-
エリア:
- アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
- テーマ:街中・建物・景色 グルメ
- 投稿日:2001/01/04 15:07
「今日は木曜日。ニャラ行の列車の切符を買いに来ました!」
と朝、ハルツーム・ノースの駅を訪れる。
外国人旅行者の我々が切符を買うとなると、色々な手続等あって時間が掛かるかも知れないと思っていたのだが、意外にもあっけなく2等の切符を購入完了。
時間はまだ午前9時。この後特にする事もないので、その足でフラフラとハルツーム・ノースの繁華街と思われる、人や車が集まるエリア周辺の散策へ出る。
特に目的もなく、気のみ気のままフラフラしていると、やがて色とりどりの野菜や果物が並ぶマーケットへ迷い込む。
でっかいナスやカボチャ、小さいトマトにタマネギ、大根、カブもある。
果物は、たわわに積まれたバナナにスイカにマンゴ、グアバ、ライム、オレンジ、グレープフルーツといった柑橘類も充実。
各種豆類やなつめヤシの実、ハーブ、スパイスが山に盛られた店々は、こちらならではだ。
軒先にブランと吊らされたヤギだが羊だか牛だかの生肉が並び、それなりの臭いが漂う肉屋街を突き抜けると、大きな魚が積まれ、並べられた魚屋の屋台が目に入る。
並べられた魚は、大型の熱帯魚の様な尻尾やヒレの形に大きなウロコと、見るからに淡水魚。きっとナイルであがった魚なのだろう。
「毎日の様に舌鼓を打たせてもらっている、小麦粉のコロモで揚げたフライの魚の正体はこれか。おいしいヤツだがその容姿は、ちょっとグロテスクだね。」
そんな事言い合いながらも、お昼は市場の安食堂でいつもより小ぶりな大型のフナの様な魚のフライを注文。さすがは市場で新鮮な魚を調達しているだけあって、骨は多いものの、白身はふかふかでおいしい。
過ごし易いのは朝だけで、日中は相変わらずの暑さ。ぐんぐんと気温が上昇する中、道端の日陰に腰を下ろして、道行く人を見ながらボーッと大休息。
それにしてもこちらのご婦人方はオシャレだ。色とりどり、様々な模様の布をさっそうとまとい、手や足にはヘンナのペイント。姿勢良くスラッと背の高い8頭身とも10頭身ともそれ以上とも思えるパリコレのモデル並のカッコいいい女性の姿も目に付く。もちろん足もとにはハイヒール。
ボーッと眺めているだけで、まるでファッションショーでも見ているかのようだ。
【食事】
朝:パン、バナナ、ミルクティー
昼:魚フライ
夜:肉シチュー、焼肉バーガー、アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室
と朝、ハルツーム・ノースの駅を訪れる。
外国人旅行者の我々が切符を買うとなると、色々な手続等あって時間が掛かるかも知れないと思っていたのだが、意外にもあっけなく2等の切符を購入完了。
時間はまだ午前9時。この後特にする事もないので、その足でフラフラとハルツーム・ノースの繁華街と思われる、人や車が集まるエリア周辺の散策へ出る。
特に目的もなく、気のみ気のままフラフラしていると、やがて色とりどりの野菜や果物が並ぶマーケットへ迷い込む。
でっかいナスやカボチャ、小さいトマトにタマネギ、大根、カブもある。
果物は、たわわに積まれたバナナにスイカにマンゴ、グアバ、ライム、オレンジ、グレープフルーツといった柑橘類も充実。
各種豆類やなつめヤシの実、ハーブ、スパイスが山に盛られた店々は、こちらならではだ。
軒先にブランと吊らされたヤギだが羊だか牛だかの生肉が並び、それなりの臭いが漂う肉屋街を突き抜けると、大きな魚が積まれ、並べられた魚屋の屋台が目に入る。
並べられた魚は、大型の熱帯魚の様な尻尾やヒレの形に大きなウロコと、見るからに淡水魚。きっとナイルであがった魚なのだろう。
「毎日の様に舌鼓を打たせてもらっている、小麦粉のコロモで揚げたフライの魚の正体はこれか。おいしいヤツだがその容姿は、ちょっとグロテスクだね。」
そんな事言い合いながらも、お昼は市場の安食堂でいつもより小ぶりな大型のフナの様な魚のフライを注文。さすがは市場で新鮮な魚を調達しているだけあって、骨は多いものの、白身はふかふかでおいしい。
過ごし易いのは朝だけで、日中は相変わらずの暑さ。ぐんぐんと気温が上昇する中、道端の日陰に腰を下ろして、道行く人を見ながらボーッと大休息。
それにしてもこちらのご婦人方はオシャレだ。色とりどり、様々な模様の布をさっそうとまとい、手や足にはヘンナのペイント。姿勢良くスラッと背の高い8頭身とも10頭身ともそれ以上とも思えるパリコレのモデル並のカッコいいい女性の姿も目に付く。もちろん足もとにはハイヒール。
ボーッと眺めているだけで、まるでファッションショーでも見ているかのようだ。
【食事】
朝:パン、バナナ、ミルクティー
昼:魚フライ
夜:肉シチュー、焼肉バーガー、アラブ菓子
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
【宿】(ハルツーム)Haramein Hotel 1000SD/W一室

- ナイル川 (スーダン)ハルツーム
-
エリア:
- アフリカ>スーダン>ハルツ−ム
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2001/01/03 15:03
我々は日曜までニャラ行の列車の出発待ち。
今日は特に何もする事がないので、朝の涼しい内から、ハルツームの街に散歩に出る。
ハルツームと言えばナイル川。
ウガンダから流れてくる白ナイル川(White Nile)とエチオピアから流れて来る青ナイル川(Blue Nile)は、ここスーダンのハルツームで合流して一本の大河ナイルとなり、エジプトから地中海へ至るのだ。

そのナイル川に沿ってゆっくりと散歩。
とうとうと流れるナイル。対岸に見えるのはハルツームの街。ビルも目立つ、大きな鉄橋も掛かっているし対岸への渡しフェリーもある。
一見何の変哲もない川だが、この流れの先で世界4大文明の一つが華やかに幕開いたのだ。
静かに流れる朝のナイル川に沿って歩いていると、小ギレイな中国資本のホテルの入口に大きく漢字で「元旦」と揚げられている。
遠く日本を離れ、長旅の途中、新年を迎えて初めて目にする「元旦」という文字に思わず顔をほころばせる日本人2人であった。
【食事】
朝:ミルクティー、トマト、パン、バナナ
昼:特大目玉焼き入りハンバーガー
夜:豆スープかけライス、魚フライ、フルーツ生ジュース
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・この日ハルツームでインターネットをしました。
ハルツームにはインターネットカフェがあちこちにある。
我々は中心地のアル・カビルモスク近く(我々の宿、バラメイン・ホテルの近く)のMeridian Hotelのインターネットカフェを利用。1時間500SD(30分だと300SD)。
なかなか好調。全端末で日本語のホームページのブラウジングができる。
これまで、ジンバブエ・ビクトリアフォールズ、タンザニア・ダルエスサラム、ケニア・ナイロビ、エチオピア、アジスアベバのインターネットカフェでインターネットにトライしたが、他と比べてここが一番良好(ちなみにアジスではつながりもせず)、値段も安い。
【宿】(ハルツーム) ・Haramein Hotel 昨日迄と同じだがなぜかこの日より1000SD/W 一室になった。
(昨日迄は1200SD/W 一室)...この日から4泊目。4泊目から安くなるのだろうか?
今日は特に何もする事がないので、朝の涼しい内から、ハルツームの街に散歩に出る。
ハルツームと言えばナイル川。
ウガンダから流れてくる白ナイル川(White Nile)とエチオピアから流れて来る青ナイル川(Blue Nile)は、ここスーダンのハルツームで合流して一本の大河ナイルとなり、エジプトから地中海へ至るのだ。

そのナイル川に沿ってゆっくりと散歩。
とうとうと流れるナイル。対岸に見えるのはハルツームの街。ビルも目立つ、大きな鉄橋も掛かっているし対岸への渡しフェリーもある。
一見何の変哲もない川だが、この流れの先で世界4大文明の一つが華やかに幕開いたのだ。
静かに流れる朝のナイル川に沿って歩いていると、小ギレイな中国資本のホテルの入口に大きく漢字で「元旦」と揚げられている。
遠く日本を離れ、長旅の途中、新年を迎えて初めて目にする「元旦」という文字に思わず顔をほころばせる日本人2人であった。
【食事】
朝:ミルクティー、トマト、パン、バナナ
昼:特大目玉焼き入りハンバーガー
夜:豆スープかけライス、魚フライ、フルーツ生ジュース
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 250SD(スーダンディナー)
・この日ハルツームでインターネットをしました。
ハルツームにはインターネットカフェがあちこちにある。
我々は中心地のアル・カビルモスク近く(我々の宿、バラメイン・ホテルの近く)のMeridian Hotelのインターネットカフェを利用。1時間500SD(30分だと300SD)。
なかなか好調。全端末で日本語のホームページのブラウジングができる。
これまで、ジンバブエ・ビクトリアフォールズ、タンザニア・ダルエスサラム、ケニア・ナイロビ、エチオピア、アジスアベバのインターネットカフェでインターネットにトライしたが、他と比べてここが一番良好(ちなみにアジスではつながりもせず)、値段も安い。
【宿】(ハルツーム) ・Haramein Hotel 昨日迄と同じだがなぜかこの日より1000SD/W 一室になった。
(昨日迄は1200SD/W 一室)...この日から4泊目。4泊目から安くなるのだろうか?
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