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- レンタカーを返して再びバスで南アフリカへ (ナミビア)ウィントーク→(南アフリカ)アピントンへ
-
エリア:
- アフリカ>ナミビア>ウィントフック
- アフリカ>南アフリカ共和国>南アフリカ共和国その他の都市
- テーマ:その他
- 投稿日:2000/09/13 12:49
朝、朝食前に車を返しに行く。道の方は昨日聞いたので、もう大丈夫。無事、車を返し、運転から開放されてホッと一安心。
今だから言えるが、実は日本では自分はほぼペーパードライバーで、アフリカでレンタカーを借りて、自分でドライブしながら旅してみたいと思い、日本出発の10日前位から毎朝運転の練習をしたに過ぎず、こんなに長くドライブするのは初めてだったのだ。
練習ではを家から2km程の所にある図書館に行ったのが最長だし、、給油も一度だけしかした事がない。もちろんオフロードも峠も初めて。おまけに練習で使った親の車はオートマでパワステだが、今回借りた車はマニュアルで、ハンドルもギアもとても固い。
何が冒険かと言うと、こんなほぼペーパードライバーの状態でアフリカを運転してしまう事自体が自分にとっては大冒険。Junkoに言わせれば「危険人物」、身の程知らずという事だ。それでもアフリカの大地を自分で運転してみたい!という気持ちが強く、恐れ多くも何とか無事アフリカンドライブを終え、本当に一安心だ。
出来事的には今日は特に何も無し。休息日。夕方までゆっくり休んで、18:00のバスでウィントークを発ち、南アのアピントンへ向かう。
ナミビアでのちょっと贅沢なドライブの旅を終え、バックパックは車のトランクからまた肩の上へ。ようやくこれからはバックパッカーらしい旅になる予定です。
【食事】
朝:自炊 パスタ
昼:なし
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
ウィントーク→南アフリカ・アピントン バス 250R/1人 週3便
・ウィントークからのバスは他に、ケープタウンに週6便
ビクトリアフォールズへ週1便。アピントン便は、アピントンからヨハネスブルク便へ乗り継げる。
【宿】夜行バス
●ナミビアではゲストファームと呼ばれる宿があり、広大な土地で放牧を営むファームが宿も経営している。家族的な暖かいもてなしが魅力!
敷地内にはアフリカの野生動物が生息しており、サファリも楽しめる。食事もファームライフがうかがえる、その家の手作りの味でとてもおいしいし、我々が利用したような最高のロケーションでもわずか1人5000円内程、食事やサファリ込みの場合がほとんど。
もしケニアやタンザニアで同様のロケーションなら豪華なリゾートホテルを利用せねばならず、それに比べるとナミビアでは、格安で雄大なアフリカがリッチな気分で楽しる。オススメです。
今だから言えるが、実は日本では自分はほぼペーパードライバーで、アフリカでレンタカーを借りて、自分でドライブしながら旅してみたいと思い、日本出発の10日前位から毎朝運転の練習をしたに過ぎず、こんなに長くドライブするのは初めてだったのだ。
練習ではを家から2km程の所にある図書館に行ったのが最長だし、、給油も一度だけしかした事がない。もちろんオフロードも峠も初めて。おまけに練習で使った親の車はオートマでパワステだが、今回借りた車はマニュアルで、ハンドルもギアもとても固い。
何が冒険かと言うと、こんなほぼペーパードライバーの状態でアフリカを運転してしまう事自体が自分にとっては大冒険。Junkoに言わせれば「危険人物」、身の程知らずという事だ。それでもアフリカの大地を自分で運転してみたい!という気持ちが強く、恐れ多くも何とか無事アフリカンドライブを終え、本当に一安心だ。
出来事的には今日は特に何も無し。休息日。夕方までゆっくり休んで、18:00のバスでウィントークを発ち、南アのアピントンへ向かう。
ナミビアでのちょっと贅沢なドライブの旅を終え、バックパックは車のトランクからまた肩の上へ。ようやくこれからはバックパッカーらしい旅になる予定です。
【食事】
朝:自炊 パスタ
昼:なし
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
ウィントーク→南アフリカ・アピントン バス 250R/1人 週3便
・ウィントークからのバスは他に、ケープタウンに週6便
ビクトリアフォールズへ週1便。アピントン便は、アピントンからヨハネスブルク便へ乗り継げる。
【宿】夜行バス
●ナミビアではゲストファームと呼ばれる宿があり、広大な土地で放牧を営むファームが宿も経営している。家族的な暖かいもてなしが魅力!
敷地内にはアフリカの野生動物が生息しており、サファリも楽しめる。食事もファームライフがうかがえる、その家の手作りの味でとてもおいしいし、我々が利用したような最高のロケーションでもわずか1人5000円内程、食事やサファリ込みの場合がほとんど。
もしケニアやタンザニアで同様のロケーションなら豪華なリゾートホテルを利用せねばならず、それに比べるとナミビアでは、格安で雄大なアフリカがリッチな気分で楽しる。オススメです。
- 世界最大砂丘、ナミブ砂漠 (ナミビア)ソリティヤ→ソススフレイ→ウィントーク
-
エリア:
- アフリカ>ナミビア>ナミビアその他の都市
- アフリカ>ナミビア>ソススフレイ
- アフリカ>ナミビア>ウィントフック
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 鉄道・乗り物
- 投稿日:2000/09/12 12:39
朝4時、まだまだ暗い内に朝食もとらずに出発。今日はナミブ砂漠の大砂丘地帯ソススフレイに行くのだ。
ソススフレイの入り口、ソセリアムに朝5時に到着。ところが、せっかく早起きしてきたのに、入り口には大きなゲートがあって開いていない。ここはNamib Naukluft Parkとして国で管理されているのだ。よく見ると、ゲートの所に
「OPEN SUNRISE」
と書いてある。
「何てアバウトな...これじゃ何時に開くのか、今から何時間待つのかさっぱりわからないじゃないか。」
仕方なく車の中で座席を倒して寝て待つ事に。結局ゲートは朝7時にオープン。2時間車内で寝て待った。
ゲート抜けてしばらく走ると、景色は一変。道の両脇にに広大な砂丘が広がる。その高さは人や木々より遥かに高く、高いものは300mもの高さがある。砂丘というより砂の山だ。一つ一つの砂丘が美しいなだらかな曲線を描き、朝日に染まる。時折、その前をシカが跳ねている。
その中の一つ「Dune45」と呼ばれる砂丘にハダシになって登る。この砂丘も高さは300mほど。乾燥しているせいか、砂の上を歩いているせいか、かなり息が切れる。頂上に登ると、背後に更にどこまでも続く砂丘が美しい。登ってきた砂丘のふもとを見下ろすと、眼下300m。まるで自分達は宙に浮いているかのようだ。
頂上では一休み。朝焼けに染まる砂と、砂丘が織りなす影の芸術を見ながら朝食。わざわざこの為にジュースとサンドイッチを運んできたのだ。ドカッと二人で純朴な砂の上に座り込み、息を切らせながらぜしたくなブレックファーストを頂く。
朝食を済ませ、Dune45を降りると、次は更に奥、砂丘に囲まれたソススフレイを目指す。
ソススフレイに至る最後の5kmの道は深い砂の道で、4WD車でないととても通れない。でも大丈夫。この5kmを4WDで運んでくれるシャトルサービスがあるのだ。このソススフレイという場所、とても不思議な事に360°砂で囲まれた砂漠の中央に、小さい湖があるのだ。
道があって人が入れるのはここまで。更に続く広大な砂の海を後にし、ウィントークへ。今日の夕方5時までに車を返さなくてはならないのだ。
地図を見て、一番近い道を選択したつもりだったのだが、なんとこれがすごい峠道。途中までは、これ迄通り平坦な道を時速100kmで突っ走っていたのだが、急に道幅が狭くなり、上り下りと道が変化する。急な変化に対応できず、またこれまでの単調なドライブで適応力がマヒしており、急な下り坂で思わずスリップ。道も今までのような小さいジャリではなく、大きな石がゴロゴロしていたのだ。車は下り道に対して、真横を向き、道の脇から頭を突き出す寸前でストップ。ふうっ…。
「危ないよ、ちょっと!ゆっくり行こうよ。」
とJunko。
「そうだ、その通り。車を返すのがちょっと位遅れても大丈夫だろう。」
とゆっくりドライブ再開。
ところが次なる危機が我々を襲う。ガソリンが無くなりそうなのだが、ガソリンスタンドが全くないのだ。
実は我々が借りたレンタカーのシステムが悩ましい決まりになっていて、最初車を借りる時、ガソリンはほとんど空っぽ。借りたらすぐ給油しなくてはならない。その代わり、返す時、ガソリンは空でもいいというもの。
今日は車を返す日なので、ガソリンは少しずつ給油して行こうと思っていたのだが、この峠道、行っても行ってもガソリンスタンドも無ければ、家も無い。
「歩き覚悟かも。」
とJunkoのしょげた声。
「大丈夫だと思うよ。」
と言いながらも内心穏やかではない自分。
いよいよガソリンのメーターの針が一番下になろうかという頃、家が一件現れた。ワラをもすがる気持ちでその家の扉をたたく。
「もしガソリンがあったら売ってもらえませんか?」
ドイツ人のご主人にすがるような気持ちで尋ねると、
「Yes.何リットル必要なんだ?」
またもや「ふぅっ」。
ようやく峠を過ぎ、ガソリンも給油し、快調に車を飛ばしていると、目の前、道の真ん中に何だか大きなノベッとしたものが横たわっている。慌ててハンドルを切って、反対車線に出て、謎の障害物を避ける。と、今回のハプニングはご愛敬。通り過ぎるかたわらをよく見ると、何と大トカゲ。小さいワニ程はある。これ迄もシカやサルなどが道にいた事はあったが、トカゲの場合、保護色で良く見えなかったのだ。難なく通り過ぎたものの、
「あのでかいシッポをタイヤでひいたら、やっぱりちぎれて暴れるのだろうか!」
などと余計な事を考える。更には
「インドネシアに生息する世界最大の大トカゲ、コモド大トカゲもシッポが切れるのだろうか?もし切れたとしたら、その巨大なシッポはさぞ暴れ回るだろうな。誰か試してくれないだろうか。」
といつの間にか余裕が出てきたようだ。
ウィントークには午後5時過ぎに到着。ところがウィントークの街に入ってから、レンタカー会社がどこだか見つからない。借りた時の記憶を頼りに探すが、結局30分以上ウロウロしても見つからず、宿から電話をすると、「明日の朝でいいよ。」との事。
ああ、今日は疲れた。砂丘を登った後の、ハードドライブ。「さすがに疲れたよ。」
という事で、今夜は夜7時過ぎには眠りにつかさせてもらいました。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:なし
夜:リンゴ+ゆで玉子
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
・ソススフレイ入場料35R/1人
・4WDシャトルサービス 往復50R/1人
【宿】カードボードボックス(ウィントーク)ドミトリー 30R/1人
ソススフレイの入り口、ソセリアムに朝5時に到着。ところが、せっかく早起きしてきたのに、入り口には大きなゲートがあって開いていない。ここはNamib Naukluft Parkとして国で管理されているのだ。よく見ると、ゲートの所に
「OPEN SUNRISE」
と書いてある。
「何てアバウトな...これじゃ何時に開くのか、今から何時間待つのかさっぱりわからないじゃないか。」
仕方なく車の中で座席を倒して寝て待つ事に。結局ゲートは朝7時にオープン。2時間車内で寝て待った。
ゲート抜けてしばらく走ると、景色は一変。道の両脇にに広大な砂丘が広がる。その高さは人や木々より遥かに高く、高いものは300mもの高さがある。砂丘というより砂の山だ。一つ一つの砂丘が美しいなだらかな曲線を描き、朝日に染まる。時折、その前をシカが跳ねている。
その中の一つ「Dune45」と呼ばれる砂丘にハダシになって登る。この砂丘も高さは300mほど。乾燥しているせいか、砂の上を歩いているせいか、かなり息が切れる。頂上に登ると、背後に更にどこまでも続く砂丘が美しい。登ってきた砂丘のふもとを見下ろすと、眼下300m。まるで自分達は宙に浮いているかのようだ。
頂上では一休み。朝焼けに染まる砂と、砂丘が織りなす影の芸術を見ながら朝食。わざわざこの為にジュースとサンドイッチを運んできたのだ。ドカッと二人で純朴な砂の上に座り込み、息を切らせながらぜしたくなブレックファーストを頂く。
朝食を済ませ、Dune45を降りると、次は更に奥、砂丘に囲まれたソススフレイを目指す。
ソススフレイに至る最後の5kmの道は深い砂の道で、4WD車でないととても通れない。でも大丈夫。この5kmを4WDで運んでくれるシャトルサービスがあるのだ。このソススフレイという場所、とても不思議な事に360°砂で囲まれた砂漠の中央に、小さい湖があるのだ。
道があって人が入れるのはここまで。更に続く広大な砂の海を後にし、ウィントークへ。今日の夕方5時までに車を返さなくてはならないのだ。
地図を見て、一番近い道を選択したつもりだったのだが、なんとこれがすごい峠道。途中までは、これ迄通り平坦な道を時速100kmで突っ走っていたのだが、急に道幅が狭くなり、上り下りと道が変化する。急な変化に対応できず、またこれまでの単調なドライブで適応力がマヒしており、急な下り坂で思わずスリップ。道も今までのような小さいジャリではなく、大きな石がゴロゴロしていたのだ。車は下り道に対して、真横を向き、道の脇から頭を突き出す寸前でストップ。ふうっ…。
「危ないよ、ちょっと!ゆっくり行こうよ。」
とJunko。
「そうだ、その通り。車を返すのがちょっと位遅れても大丈夫だろう。」
とゆっくりドライブ再開。
ところが次なる危機が我々を襲う。ガソリンが無くなりそうなのだが、ガソリンスタンドが全くないのだ。
実は我々が借りたレンタカーのシステムが悩ましい決まりになっていて、最初車を借りる時、ガソリンはほとんど空っぽ。借りたらすぐ給油しなくてはならない。その代わり、返す時、ガソリンは空でもいいというもの。
今日は車を返す日なので、ガソリンは少しずつ給油して行こうと思っていたのだが、この峠道、行っても行ってもガソリンスタンドも無ければ、家も無い。
「歩き覚悟かも。」
とJunkoのしょげた声。
「大丈夫だと思うよ。」
と言いながらも内心穏やかではない自分。
いよいよガソリンのメーターの針が一番下になろうかという頃、家が一件現れた。ワラをもすがる気持ちでその家の扉をたたく。
「もしガソリンがあったら売ってもらえませんか?」
ドイツ人のご主人にすがるような気持ちで尋ねると、
「Yes.何リットル必要なんだ?」
またもや「ふぅっ」。
ようやく峠を過ぎ、ガソリンも給油し、快調に車を飛ばしていると、目の前、道の真ん中に何だか大きなノベッとしたものが横たわっている。慌ててハンドルを切って、反対車線に出て、謎の障害物を避ける。と、今回のハプニングはご愛敬。通り過ぎるかたわらをよく見ると、何と大トカゲ。小さいワニ程はある。これ迄もシカやサルなどが道にいた事はあったが、トカゲの場合、保護色で良く見えなかったのだ。難なく通り過ぎたものの、
「あのでかいシッポをタイヤでひいたら、やっぱりちぎれて暴れるのだろうか!」
などと余計な事を考える。更には
「インドネシアに生息する世界最大の大トカゲ、コモド大トカゲもシッポが切れるのだろうか?もし切れたとしたら、その巨大なシッポはさぞ暴れ回るだろうな。誰か試してくれないだろうか。」
といつの間にか余裕が出てきたようだ。
ウィントークには午後5時過ぎに到着。ところがウィントークの街に入ってから、レンタカー会社がどこだか見つからない。借りた時の記憶を頼りに探すが、結局30分以上ウロウロしても見つからず、宿から電話をすると、「明日の朝でいいよ。」との事。
ああ、今日は疲れた。砂丘を登った後の、ハードドライブ。「さすがに疲れたよ。」
という事で、今夜は夜7時過ぎには眠りにつかさせてもらいました。
【食事】
朝:サンドイッチ
昼:なし
夜:リンゴ+ゆで玉子
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
・ソススフレイ入場料35R/1人
・4WDシャトルサービス 往復50R/1人
【宿】カードボードボックス(ウィントーク)ドミトリー 30R/1人
- 地平線をドライブ (ナミビア)カラハリ・リザーブ→ソリティヤ
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エリア:
- アフリカ>ナミビア>ナミビアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 グルメ
- 投稿日:2000/09/11 12:23
今日はカラハリから、西のナミブ砂漠へのハブシティ(アクセス地、基点となる街)ソリティヤまでのドライブ。
朝食を済ませて、車を出すと、一時間ほどで深い砂の道にはまりスタックしてしまう。慎重にアクセルを踏んでも砂煙がすごい音で上がるばかり。ギアをバックとローに繰り返し入れる内にやっと砂場を脱出。今まで順調なドライブだっただけに、初めての危機を脱し、ホッと二人で胸をなでおろす。
カラハリの砂丘地帯を抜けると、今日もまたまた、平坦なサバンナに、地平線までどこまでも延びる道。あまりの単調さに気を紛らわそうと必要もないのにバックミラーを覗くと、ミラーには後方の地平線に一直線に続く道が映っていて、ギョッとさせられる。
ナミブ砂漠に近づくにつれ、アカシヤなどの木もほとんど無くなり、ますます景色は単調に。あまりにも景色に変化がないので、道の真ん中にルームランナーを置いて、その上で車を走らせているかのようだ。
交差点に差し掛かると、自分が走っている一直線の道を、またまた一直線に真っ直ぐな道が直角に横切り、左右の地平線まで延びている。もう、そこは日本で育った自分の空間認識とは別の空間だ。ここは地球なんだろうか?別の天体のようだ。
やがて、ようやく視界に地層むき出しの大きな岩山が見えてくる。ソリティヤだ。岩山のふもとの、非常に平坦な土地に宿は建っている。夕日に岩山が朱に染まり、遠くにナミブ砂漠の砂丘が見える。白み始めた空に満月。宿の井戸をくむ風車がその下で風を受け、カラカラと回っている。
日が落ちると夕食。出された鳥肉をじっと見てしまう。実は今日、ここソリティヤに来る途中のマリエンタルという街の郊外で、大きな「ミートマーケット」と書かれた看板を見つけたのだが、看板の向こうの柵を見ると、何とダチョウだらけ。ダチョウの牧場だったのだ。
また、ここナミビアや南アフリカではニワトリの代わりにホロホロ鳥を飼育しているファームが多く、ドライブの途中も何度かホロホロ鳥の群れがウロウロしているのを見掛けている。今日、宿泊した宿はゲストファームと言って、農家が敷地内で宿も経営しているもので、宿の敷地内でも夕日をリンとして見つめるホロホロ鳥を写真に収めさせてもらった。
そう言う訳で、夕食の鳥肉はもしかしたらニワトリではなく、ダチョウかホロホロ鳥ではないかと、ついじっと見てしまうのだ。
このゲストファームではヤギもたくさん放牧しており、典型的なのどかなアフリカ南部のファームで、とってもいい所だった。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:マフィン
夜:ストロガノフなど
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】「Walter vlade 」朝夕食付き 540R/2人
朝食を済ませて、車を出すと、一時間ほどで深い砂の道にはまりスタックしてしまう。慎重にアクセルを踏んでも砂煙がすごい音で上がるばかり。ギアをバックとローに繰り返し入れる内にやっと砂場を脱出。今まで順調なドライブだっただけに、初めての危機を脱し、ホッと二人で胸をなでおろす。
カラハリの砂丘地帯を抜けると、今日もまたまた、平坦なサバンナに、地平線までどこまでも延びる道。あまりの単調さに気を紛らわそうと必要もないのにバックミラーを覗くと、ミラーには後方の地平線に一直線に続く道が映っていて、ギョッとさせられる。
ナミブ砂漠に近づくにつれ、アカシヤなどの木もほとんど無くなり、ますます景色は単調に。あまりにも景色に変化がないので、道の真ん中にルームランナーを置いて、その上で車を走らせているかのようだ。
交差点に差し掛かると、自分が走っている一直線の道を、またまた一直線に真っ直ぐな道が直角に横切り、左右の地平線まで延びている。もう、そこは日本で育った自分の空間認識とは別の空間だ。ここは地球なんだろうか?別の天体のようだ。
やがて、ようやく視界に地層むき出しの大きな岩山が見えてくる。ソリティヤだ。岩山のふもとの、非常に平坦な土地に宿は建っている。夕日に岩山が朱に染まり、遠くにナミブ砂漠の砂丘が見える。白み始めた空に満月。宿の井戸をくむ風車がその下で風を受け、カラカラと回っている。
日が落ちると夕食。出された鳥肉をじっと見てしまう。実は今日、ここソリティヤに来る途中のマリエンタルという街の郊外で、大きな「ミートマーケット」と書かれた看板を見つけたのだが、看板の向こうの柵を見ると、何とダチョウだらけ。ダチョウの牧場だったのだ。
また、ここナミビアや南アフリカではニワトリの代わりにホロホロ鳥を飼育しているファームが多く、ドライブの途中も何度かホロホロ鳥の群れがウロウロしているのを見掛けている。今日、宿泊した宿はゲストファームと言って、農家が敷地内で宿も経営しているもので、宿の敷地内でも夕日をリンとして見つめるホロホロ鳥を写真に収めさせてもらった。
そう言う訳で、夕食の鳥肉はもしかしたらニワトリではなく、ダチョウかホロホロ鳥ではないかと、ついじっと見てしまうのだ。
このゲストファームではヤギもたくさん放牧しており、典型的なのどかなアフリカ南部のファームで、とってもいい所だった。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:マフィン
夜:ストロガノフなど
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】「Walter vlade 」朝夕食付き 540R/2人
- ブッシュマン (ナミビア)カラハリ・リザーブ
-
エリア:
- アフリカ>ナミビア>ナミビアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2000/09/10 12:15
今日は朝からブッシュマンの村までトレイル。ブッシュマンというのは通称で、「サン」と言うのが本来の彼らの民族の呼称だ。彼らの村までは、もちろん「サン」の男性の道案内を付ける。宿から通訳が一人付いてくれる。
サバンナや所々の砂丘を歩いていると、サンのガイドは色々彼らの知識を楽しげに教えてくれる。地面に小さい穴があれば、「それはサソリの巣で、鳥などに捕食されないように、地面の下の穴はスパイラル状になっている」とか「これは薬草で胃に効く」などなど。彼らがこの砂混じりのサバンナと一体になって暮らし、知恵や文化を育んできたのが良くわかる。
圧巻だったのが、ダチョウを捕獲するワナが仕掛けられた木に差しかかった時、彼は自らがダチョウになり切って、ワナの仕組みやダチョウの習性などを教えてくれた事。
ワナは木の枝に皮のロープをくくり付け、一方の先で小さな輪を作り、それを地面に小枝で固定し、輪の中に小石を置くだけ。彼は両手をふくらませてダチョウの物マネをし、ダチョウになりきる。ダチョウの首の形をした片腕の指の先が、ワナの輪の中の石に触れると、輪を固定していた枝が砂地のため、簡単に倒れ、輪が手にはまり、ワナが結ばれている枝がしなり、ダチョウは見事に捕えられてしまった。
彼の話によると、親のダチョウが捕えられていると、子供は逃げずにその周りをウロウロしているそうなので、殴り殺すそうだ。捕えられたダチョウが他の動物に食べられてしまわないように、サバンナの動物が食事を始める前の夜明け前に、ワナをチェックしに来て、ダチョウがかかっていると、それはもうハッピーなのだそうだ。
そんなこんなで、ゆっくりのサンのガイドの話を聞きながら1時間半ほど歩くと、小さい干し草で作った家が幾つか並ぶ集落に到着。まるでカマクラのように小さい家だ。ほんの数件の小屋のような家に囲まれた中央の広場にはイロリがあり、そのイロリを囲んで、サンの人々がたむろしている。村は本当に小さく、村というより集落にすぎず、直径50m程の範囲しかない。
我々が到着すると、まず住人全員と握手。住人全員といっても、子供を含めて20人にも満たない。
握手を済まして、集落内に招かれると、中央のイロリを囲んで、名前を名乗り合う。これも住人全員。子供たちは素っ裸。男は皮製のパンツとマント。女性は腰巻のみをまとっている。ここカラハリのサンの人々は、ナミビア政府の定住化政策の保護を受けていると聞いていたので、もっと近代的なのかと思っていたが、見た目は非常にトラディショナルだ。彼らはいつもニコニコしていて、とてもフレンドリー。特に裸ん坊の子供たちは皆人見知りもせず、我々にじゃれ付いてくる。
夕方はまたサファリに出たのだが、そこで沢山の子供を連れたダチョウを発見。親ダチョウに付いて、必死に走る子ダチョウの姿はとても可愛らしい。まるで、一時、日本で一世を風靡したカルガモ親子の巨大版だ。
そしてまた、スプリングボック、インパラなど、沢山の種類の動物達を見ながら、一日が過ぎていく。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:パスタ
夜:バーベキュー
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】Intu 590R/1人1泊 全食+サファリ+ブッシュマントレイル付
サバンナや所々の砂丘を歩いていると、サンのガイドは色々彼らの知識を楽しげに教えてくれる。地面に小さい穴があれば、「それはサソリの巣で、鳥などに捕食されないように、地面の下の穴はスパイラル状になっている」とか「これは薬草で胃に効く」などなど。彼らがこの砂混じりのサバンナと一体になって暮らし、知恵や文化を育んできたのが良くわかる。
圧巻だったのが、ダチョウを捕獲するワナが仕掛けられた木に差しかかった時、彼は自らがダチョウになり切って、ワナの仕組みやダチョウの習性などを教えてくれた事。
ワナは木の枝に皮のロープをくくり付け、一方の先で小さな輪を作り、それを地面に小枝で固定し、輪の中に小石を置くだけ。彼は両手をふくらませてダチョウの物マネをし、ダチョウになりきる。ダチョウの首の形をした片腕の指の先が、ワナの輪の中の石に触れると、輪を固定していた枝が砂地のため、簡単に倒れ、輪が手にはまり、ワナが結ばれている枝がしなり、ダチョウは見事に捕えられてしまった。
彼の話によると、親のダチョウが捕えられていると、子供は逃げずにその周りをウロウロしているそうなので、殴り殺すそうだ。捕えられたダチョウが他の動物に食べられてしまわないように、サバンナの動物が食事を始める前の夜明け前に、ワナをチェックしに来て、ダチョウがかかっていると、それはもうハッピーなのだそうだ。
そんなこんなで、ゆっくりのサンのガイドの話を聞きながら1時間半ほど歩くと、小さい干し草で作った家が幾つか並ぶ集落に到着。まるでカマクラのように小さい家だ。ほんの数件の小屋のような家に囲まれた中央の広場にはイロリがあり、そのイロリを囲んで、サンの人々がたむろしている。村は本当に小さく、村というより集落にすぎず、直径50m程の範囲しかない。
我々が到着すると、まず住人全員と握手。住人全員といっても、子供を含めて20人にも満たない。
握手を済まして、集落内に招かれると、中央のイロリを囲んで、名前を名乗り合う。これも住人全員。子供たちは素っ裸。男は皮製のパンツとマント。女性は腰巻のみをまとっている。ここカラハリのサンの人々は、ナミビア政府の定住化政策の保護を受けていると聞いていたので、もっと近代的なのかと思っていたが、見た目は非常にトラディショナルだ。彼らはいつもニコニコしていて、とてもフレンドリー。特に裸ん坊の子供たちは皆人見知りもせず、我々にじゃれ付いてくる。
夕方はまたサファリに出たのだが、そこで沢山の子供を連れたダチョウを発見。親ダチョウに付いて、必死に走る子ダチョウの姿はとても可愛らしい。まるで、一時、日本で一世を風靡したカルガモ親子の巨大版だ。
そしてまた、スプリングボック、インパラなど、沢山の種類の動物達を見ながら、一日が過ぎていく。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:パスタ
夜:バーベキュー
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】Intu 590R/1人1泊 全食+サファリ+ブッシュマントレイル付
- カラハリ砂漠の動物たち (ナミビア)ウイントーク郊外→カラハリ・リザーブ
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エリア:
- アフリカ>ナミビア>ウィントフック
- アフリカ>ナミビア>ナミビアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2000/09/09 11:58
今日は早朝、朝食前にサファリ。
サファリカーのドライバーが木の枝に牛の生肉をくくり付けて待っていると、来た、レオパード(豹)だ。餌付けされているとは言え、これはペットではない。うなりをあげて奥歯で肉を引きちぎる様は正に猛獣の姿だ。
サファリカーは更にサバンナをまわり込むと、今度はチーターが一匹、また一匹と集まってくる。ここのチータも餌付けされており、サファリカーが来ると、餌をくれると知っていて集まってくるのだ。総勢4匹。生肉を投げると争ってくわえる。なかなかの迫力だが、昨日、ペットのチータにじゃれられたばかりなので、可愛らしくも見える。
サファリから戻ると朝食を取って出発。ウイントークより南に下り、カラハリ砂漠の東の端のカラハリ・リザーブを目指す。
ウイントークから南へ延びる道は、今迄にも増して、ひたすら真っすぐ、地平線の彼方まで真っすぐだ。景色もどこまでもサバンナと、相変わらず単調なため、思わずスピードを出しすぎてしまいそうになるが、何かあったら大変だ。時速100km以上は出さないようにと出発前に決めている。
それでも時速100kmで飛ばしていると、自分が運転しているのではなく、地平線の彼方まで延びるまっすぐな道に吸い込まれているかのようだ。
ウイントークの南、マリエンタルという街の手前で舗装されたメインロードを東に外れ、オフロードに入る。しばらくすると、サバンナの間に、サラサラの赤茶の砂丘地帯が帯状に並んでいる。我々はナミビアとボツワナの国境をまたいで広がるカラハリ砂漠の西の端を目指しているのだ。今回は砂漠の中まで行く訳ではないが、それでももう、サバンナの褐色の草は、褐色の濃度を薄め、まるで日干しされたワラのように乾燥し、風にざわめく。所々からは砂丘が顔をみせ、アカシアの密度もぐんと減少し、これ迄の景色とは一変し、更なる乾燥地帯へ突入している。
砂ぼこりをあげて車が進む道の脇に、小さくて丸い実の植物がゴロゴロと転がるように存在している。野生のスイカだ。カラハリに住むブッシュマン(サン)の人々がこの野生のスイカを食料にしているドキュメンタリー番組をテレビで見た事がある。
時折、車が差しかかると道路脇の草原に小さい体の割に大きな毛がフサフサのしっぽを持った小動物がさっと散る。「リスだ。かわいいね。」と言いながら、その愛らしい姿を眺めていたが、後からわかったのだが、それはリスではなく、プレーリードッグだった。
14:00 カラハリ・リザーブの宿に到着。宿の前にイスを出してボーッと座っていると、細長い肢体のシルエットがブッシュの間からヒョコヒョコと視界に入ってきた。キリンの親子だ。キリンは先日、ウイントーク郊外のサファリでもたくさん見たし、この日の夕方からのサファリでも、翌日にも出会っている。ナミビアのサバンナはキリンだらけ。キリンの見放題。サファリカーからは、キリンが視界に入っていてもつい、別の動物を探してしまう程だ。
夕方のサファリでは、ドライブ中にリスと間違えってしまったプレーリードッグにも間近で会えた。サファリカーが通り過ぎようとすると、リスのようにサバンナの平坦な地面を走り抜ける姿、向かう先は自分のおうち。地面に掘られた穴ぐらの前に到着すると、両手を前に垂らし、後ろ足で背筋を伸ばして立ち上がり、小さいお顔を上げてこちらを警戒している。地面を走るシルエットは、ドライブ中に見かけたものと全く同じだ。
ブッシュの間に帯状にそびえる砂丘をいくつか越えて、更に奥に進むと、ファームのゲージ近くにライオンの姿も。
そうこうしている内に気が付くと遠くの砂丘がオレンジ色に染まり、太陽が沈もうとしている。東の空にはほぼ満月が輝いている。
宿には、木の柵で囲われただけの広い露天のバスタブがある。夜、バスタブに湯をはって、身を沈める。サバンナの乾いた風が心地良く、見上げると月が輝く。「まるで、露天風呂だ。アフリカで!!」と今日も気分は夢心地だ。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:パン
夜:ビーフシチュー
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】Intu 590R/1人1泊 全食+サファリ+ブッシュマントレイル付
サファリカーのドライバーが木の枝に牛の生肉をくくり付けて待っていると、来た、レオパード(豹)だ。餌付けされているとは言え、これはペットではない。うなりをあげて奥歯で肉を引きちぎる様は正に猛獣の姿だ。
サファリカーは更にサバンナをまわり込むと、今度はチーターが一匹、また一匹と集まってくる。ここのチータも餌付けされており、サファリカーが来ると、餌をくれると知っていて集まってくるのだ。総勢4匹。生肉を投げると争ってくわえる。なかなかの迫力だが、昨日、ペットのチータにじゃれられたばかりなので、可愛らしくも見える。
サファリから戻ると朝食を取って出発。ウイントークより南に下り、カラハリ砂漠の東の端のカラハリ・リザーブを目指す。
ウイントークから南へ延びる道は、今迄にも増して、ひたすら真っすぐ、地平線の彼方まで真っすぐだ。景色もどこまでもサバンナと、相変わらず単調なため、思わずスピードを出しすぎてしまいそうになるが、何かあったら大変だ。時速100km以上は出さないようにと出発前に決めている。
それでも時速100kmで飛ばしていると、自分が運転しているのではなく、地平線の彼方まで延びるまっすぐな道に吸い込まれているかのようだ。
ウイントークの南、マリエンタルという街の手前で舗装されたメインロードを東に外れ、オフロードに入る。しばらくすると、サバンナの間に、サラサラの赤茶の砂丘地帯が帯状に並んでいる。我々はナミビアとボツワナの国境をまたいで広がるカラハリ砂漠の西の端を目指しているのだ。今回は砂漠の中まで行く訳ではないが、それでももう、サバンナの褐色の草は、褐色の濃度を薄め、まるで日干しされたワラのように乾燥し、風にざわめく。所々からは砂丘が顔をみせ、アカシアの密度もぐんと減少し、これ迄の景色とは一変し、更なる乾燥地帯へ突入している。
砂ぼこりをあげて車が進む道の脇に、小さくて丸い実の植物がゴロゴロと転がるように存在している。野生のスイカだ。カラハリに住むブッシュマン(サン)の人々がこの野生のスイカを食料にしているドキュメンタリー番組をテレビで見た事がある。
時折、車が差しかかると道路脇の草原に小さい体の割に大きな毛がフサフサのしっぽを持った小動物がさっと散る。「リスだ。かわいいね。」と言いながら、その愛らしい姿を眺めていたが、後からわかったのだが、それはリスではなく、プレーリードッグだった。
14:00 カラハリ・リザーブの宿に到着。宿の前にイスを出してボーッと座っていると、細長い肢体のシルエットがブッシュの間からヒョコヒョコと視界に入ってきた。キリンの親子だ。キリンは先日、ウイントーク郊外のサファリでもたくさん見たし、この日の夕方からのサファリでも、翌日にも出会っている。ナミビアのサバンナはキリンだらけ。キリンの見放題。サファリカーからは、キリンが視界に入っていてもつい、別の動物を探してしまう程だ。
夕方のサファリでは、ドライブ中にリスと間違えってしまったプレーリードッグにも間近で会えた。サファリカーが通り過ぎようとすると、リスのようにサバンナの平坦な地面を走り抜ける姿、向かう先は自分のおうち。地面に掘られた穴ぐらの前に到着すると、両手を前に垂らし、後ろ足で背筋を伸ばして立ち上がり、小さいお顔を上げてこちらを警戒している。地面を走るシルエットは、ドライブ中に見かけたものと全く同じだ。
ブッシュの間に帯状にそびえる砂丘をいくつか越えて、更に奥に進むと、ファームのゲージ近くにライオンの姿も。
そうこうしている内に気が付くと遠くの砂丘がオレンジ色に染まり、太陽が沈もうとしている。東の空にはほぼ満月が輝いている。
宿には、木の柵で囲われただけの広い露天のバスタブがある。夜、バスタブに湯をはって、身を沈める。サバンナの乾いた風が心地良く、見上げると月が輝く。「まるで、露天風呂だ。アフリカで!!」と今日も気分は夢心地だ。
【食事】
朝:フライドエッグ
昼:パン
夜:ビーフシチュー
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
【宿】Intu 590R/1人1泊 全食+サファリ+ブッシュマントレイル付
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