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- エンコ (エチオピア)ザレマ→ゴンダール
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>ゴンダール
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物 世界遺産
- 投稿日:2000/12/26 19:00
昨夕、アッデルカイでヒッチハイクした我々を乗せたトラックは、早朝、夜明け前、ゴンダールに向けて出発。
夜明けを迎え、朝日が射し始めると、世界遺産シミエン国立公園に抱かれた山々の風景がすがすがしい。
この大型トラック、決して速くはないが、これまで快調に走っていたのだが、お昼過ぎ、エンジンの調子が悪くなり、道端で立ち往生してしまう。
「ゴンダール、ティニッシュ」 テニッシュとはアムハラ語で少しと言う意味。ゴンダール迄後少しと助手は言っている。
どうやらガス欠の様で、助手はポリタンクを持って通り掛かった別のトラックに乗って行ってしまう。ガソリンを調達しに行ったようだ。
少したつと、通り掛かったまた別のトラックが我々を見て停まり、ドライバーが降りてきた。このトラックのドライバー、我々のトラックのドライバーと知り合いで、ガソリンを分けてくれたのだ。
「よし、出発か」と思ったのもつかの間、助手がトラックのキーを持ったまま街へガソリン調達へ行ってしまったとの事で、その助手が戻る迄、ボーッ遠くシミエンの山並みを眺めながら待ちぼうけ。
助手が戻ると、ドライバーは助手の頭をペシペシ。ガソリンを注入すると「よしっ、今度こそ再出発。」
ところがところが、なかなかエンジンの回転数が上がらず、少し進んでは停まり、その度、エンジンルームを開け、トンテン、カンテン、エンジン調整。
トホホ・・・。この調子じゃいつゴンダールへ着く事やら。

昨夜は野宿、今は炎天下でいつ直るかわからないトラックの調整待ち。さすがに疲れた。これじゃバスの方が良かったよ。
ラリベラの後、ヒッチでの移動が少々上手く行ったからって調子に乗りすぎた。急がば回れ。これからは一歩一歩着実に進もう。
反省しきりの中、ようやくトラックは復調、すると再出発してものの15分でゴンダールの街中に到着。
ティニッシュ(少し)とは言っていたけどこんなに間近だったとは。そうとわかってれば馬でも馬車でも捕まえて、さっさと来ちゃってれば良かったよ。
ゴンダールのバスターミナル近くの宿に入ったのは午後2時前。それから夕方にかけてゆっくりとゴンダールの街を散策。


世界遺産のファシリダス王の宮殿や色鮮やかなフレスコ画を見物し、散策を終えると、お気に入りのフルーツ生ジュースを2杯平らげて疲れを癒す。

「ふう、やっと着いたね、ゴンダール。見所も見終わったし、宿に戻ってゆっくり休もう。」
戻ってみると宿は停電かつ断水中。バケツの水を浴びて眠る。
【食事】
朝:ワタツ、パン
昼:アサコトレット(魚フライ)
夜:生フルーツジュース大ジョッキ2杯(グアバ、アボガド、パパイヤ/3色とグアバ、アボガド/2色で1杯2.5B旨いんだな、これが)、スパゲティ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
【宿】
・(ゴンダール)Axum HOTEL 25B/W1室 バスターミナルから近いので利用したが、値段の割に汚くお粗末。
ピアッツァにあるEthiopia Hotelの方がキレイで水も出てたし、割安の15B/1室でオススメ。
(散歩がてらチェックに行ってみた。バスターミナルまで十分歩ける距離)
夜明けを迎え、朝日が射し始めると、世界遺産シミエン国立公園に抱かれた山々の風景がすがすがしい。
この大型トラック、決して速くはないが、これまで快調に走っていたのだが、お昼過ぎ、エンジンの調子が悪くなり、道端で立ち往生してしまう。
「ゴンダール、ティニッシュ」 テニッシュとはアムハラ語で少しと言う意味。ゴンダール迄後少しと助手は言っている。
どうやらガス欠の様で、助手はポリタンクを持って通り掛かった別のトラックに乗って行ってしまう。ガソリンを調達しに行ったようだ。
少したつと、通り掛かったまた別のトラックが我々を見て停まり、ドライバーが降りてきた。このトラックのドライバー、我々のトラックのドライバーと知り合いで、ガソリンを分けてくれたのだ。
「よし、出発か」と思ったのもつかの間、助手がトラックのキーを持ったまま街へガソリン調達へ行ってしまったとの事で、その助手が戻る迄、ボーッ遠くシミエンの山並みを眺めながら待ちぼうけ。
助手が戻ると、ドライバーは助手の頭をペシペシ。ガソリンを注入すると「よしっ、今度こそ再出発。」
ところがところが、なかなかエンジンの回転数が上がらず、少し進んでは停まり、その度、エンジンルームを開け、トンテン、カンテン、エンジン調整。
トホホ・・・。この調子じゃいつゴンダールへ着く事やら。

昨夜は野宿、今は炎天下でいつ直るかわからないトラックの調整待ち。さすがに疲れた。これじゃバスの方が良かったよ。
ラリベラの後、ヒッチでの移動が少々上手く行ったからって調子に乗りすぎた。急がば回れ。これからは一歩一歩着実に進もう。
反省しきりの中、ようやくトラックは復調、すると再出発してものの15分でゴンダールの街中に到着。
ティニッシュ(少し)とは言っていたけどこんなに間近だったとは。そうとわかってれば馬でも馬車でも捕まえて、さっさと来ちゃってれば良かったよ。
ゴンダールのバスターミナル近くの宿に入ったのは午後2時前。それから夕方にかけてゆっくりとゴンダールの街を散策。


世界遺産のファシリダス王の宮殿や色鮮やかなフレスコ画を見物し、散策を終えると、お気に入りのフルーツ生ジュースを2杯平らげて疲れを癒す。

「ふう、やっと着いたね、ゴンダール。見所も見終わったし、宿に戻ってゆっくり休もう。」
戻ってみると宿は停電かつ断水中。バケツの水を浴びて眠る。
【食事】
朝:ワタツ、パン
昼:アサコトレット(魚フライ)
夜:生フルーツジュース大ジョッキ2杯(グアバ、アボガド、パパイヤ/3色とグアバ、アボガド/2色で1杯2.5B旨いんだな、これが)、スパゲティ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
【宿】
・(ゴンダール)Axum HOTEL 25B/W1室 バスターミナルから近いので利用したが、値段の割に汚くお粗末。
ピアッツァにあるEthiopia Hotelの方がキレイで水も出てたし、割安の15B/1室でオススメ。
(散歩がてらチェックに行ってみた。バスターミナルまで十分歩ける距離)

- 世界遺産「シミエン国立公園」を越えて (エチオピア)アクスム→シレ→アッデルカイ→ザレマ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>アクスム
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 グルメ
- 投稿日:2000/12/25 18:51
次に我々が目指す地はゴンダール。バスだと直通はなく、途中のシレまで行って一泊し、翌朝ゴンダール行のバスに乗り換えなくてはならず、丸2日掛かるとの事。
早朝、バスターミナルに向かう途中、Junkoが通り掛かったジープに声を掛ける「シレ?」
そして、シレまでジープのヒッチハイクに成功。
そのジープでシレのバスターミナルに朝7時前に到着すると、ゴンダール行の最終のバスがまだ出発せず停車している。
「よしっ!!」バックパックを背負って慌ててかけ寄る。しかし、バスは既に満員で我々は乗せてもらえない。
「ふうっ。」一息つくと、バスターミナルを出て、シレの街の、ゴンダール方面へ続く道の出口に向かって歩き出す。
ここまで、ヒッチハイクでの移動は、順調かつ快調に来ている。時間は未だ朝の7時過ぎ、バスには乗り損なったが、これからゴンダール行の車をヒッチハイクすれば、今日中にはゴンダールに着けるだろう。
すると、ゴンダール方面の道沿いに、ここシレ迄乗せてもらったジープが停車し、ドライバーのおじさんがエンジンルームを開け、何やら調整している様子。
「ヘイッ!どうしたんだい?」
とおじさん。
「ゴンダール行のバスは満員で乗れなかったので、トラックをヒッチハイクしようと思って。」
「それなら、オレはアッデルカイという所まで行くからアッデルカイまで乗せてってやるよ。アッデルカイは丁度ここからゴンダールまでの途中、半分の所にある街だよ。」
そういう訳で、ジープのフロントシートに乗ってアッデルカイへ。
ジープはなかなか快調なのだが、ドライバーのおじさん、街や村に通り掛るたび休憩を取るので、思った程さっさと先へ進まない。
まずは、シレから1時間も進んでいない所にある村で朝食タイム。我々もパンとワタツ(ホットミルク)を注文。
するとここのワタツ、いつものとちょっと違う。熱々ミルクのコップ底に、ふかした麦の実が入っている。これぞシリアルの原型ではないか。ミルクも濃く、砂糖が入っていて大甘なのだが、塩味がほんのり効いていて、おいしい。
また1時間程走るとと途中停車。おじさん、今度は我々にお茶をごちそうしてくれる。
見ると、おじさんはビールをごくごく2本も空けている。
アルコールが入って調子が出たのか、おじさんが運転するジープはびゅんびゅん飛ばし出す。
「まあ、こっちも急いではいるんだけど、安全第一でお願いしますよ。」
心の中でつぶやく。
今度は、タカゼ川という静かな川に架かる橋の手前の小さな集落で停車。
「ここはおいしいミルクで有名な店なんだ。カマン!」
ジープを降りて半露店の店に入るとおじさんがごちそうしてくれたのは、大きなカップに並々と注がれたヨーグルト。ここら辺ではヨーグルト菌が取れるのだろうか。
お腹には大丈夫かしらと恐る恐るすすると、決しておいしくはないが、酸味が効いていてすっきりとする。体がヨーグルトに含まれる栄養素を要求していたのかも知れない。
地元の人は皆、塩を振りかけて食べているが、自分は砂糖をもらって、ヨーグルトに入れてかき混ぜ、あれよあれよと、一気に平らげてしまった。
世界遺産でもあるシミエン国立公園から流れるタカゼ川のほとり、景色も良いし、こうやって途中の村々でゆっくりしながら進むのも悪くない。
ただ、マカレ、アクスムからここら辺は、ついこの間迄行われていたエチオピアとエリトリアとの戦争の戦闘エリア。 その跡なのだろう、戦車や空射砲の残がいや、迷彩色の服を着た兵士の姿がやたらと目に付く。
そう言えば、アクスムと周辺の村では、たたずむ兵士の姿や戦闘機が飛ぶ空の下、勇ましく銃を掲げる兵士が描かれた戦意を促す大看板も目立っていた。
ゴンダール迄の道半ば、アッデルカイに着いたのは午後1:30過ぎ。アッデルカイ路肩の木陰でゴンダール行の車を捕まえようと座り込むも、なかなか車は現れない。
1時間過ぎ、2時間過ぎる。ここからゴンダール迄、決して近くないし、かなりの峠道、もう夕方になろうかという今からゴンダールに向かう車があるようには思えない。
そうあきらめかけた時、ゴンダール方面に向かう一台のトラックが現れる。すかさずかけ寄り叫ぶ「ゴンダール?」
このトラックの運ちゃんも助手も、首を縦に振ってはいるものの英語は喋れない。とりあえずアムハラ語の数字を叫び合い値段交渉。
最初、運ちゃんは2人で80Bと言っていたが値切って70Bで決着。少し高いが、これで何とか今夜にはゴンダールに着ければ上出来だと、助手席に乗り込む。
我々が乗り込むと間髪入れずトラックは出発。「よしっ!」
ところが、このトラック、2時間程走って、次の村に着くと、停まって荷積み作業を始め出す。身ぶり手ぶりで聞くと、どうやら今夜はこの小さな村で一泊し、明日朝ゴンダールに向けて出発するようだ。
朝早くからさんざん急いで、お金もバス代より多く使ったのに、結局今日中の到着をもくろんでいたゴンダールへは明日着くことになってしまった。
これじゃゆっくり安いバスで乗り継いで行っても変わらなかったよ、トホホ。
クリスマスの夜、高く積まれたトラックの荷台の荷物の上、満天の星空の下、眠りにつく。
【食事】
朝:麦入りワタツ、パン
昼:ヨーグルト、パン
夜:パン、シュロワット(つぶした豆、辛い)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・アクスム→シレ(ジープをヒッチ)15B/1人 2.5時間
・シレ→アッデルカイ(同じジープで)15B/1人5時間
・アッデルカイ→ゴンダール(大型トラックをヒッチ)35B/1人
【宿】
・(ザレマ村)トラック荷台にて、タダ。
早朝、バスターミナルに向かう途中、Junkoが通り掛かったジープに声を掛ける「シレ?」
そして、シレまでジープのヒッチハイクに成功。
そのジープでシレのバスターミナルに朝7時前に到着すると、ゴンダール行の最終のバスがまだ出発せず停車している。
「よしっ!!」バックパックを背負って慌ててかけ寄る。しかし、バスは既に満員で我々は乗せてもらえない。
「ふうっ。」一息つくと、バスターミナルを出て、シレの街の、ゴンダール方面へ続く道の出口に向かって歩き出す。
ここまで、ヒッチハイクでの移動は、順調かつ快調に来ている。時間は未だ朝の7時過ぎ、バスには乗り損なったが、これからゴンダール行の車をヒッチハイクすれば、今日中にはゴンダールに着けるだろう。
すると、ゴンダール方面の道沿いに、ここシレ迄乗せてもらったジープが停車し、ドライバーのおじさんがエンジンルームを開け、何やら調整している様子。
「ヘイッ!どうしたんだい?」
とおじさん。
「ゴンダール行のバスは満員で乗れなかったので、トラックをヒッチハイクしようと思って。」
「それなら、オレはアッデルカイという所まで行くからアッデルカイまで乗せてってやるよ。アッデルカイは丁度ここからゴンダールまでの途中、半分の所にある街だよ。」
そういう訳で、ジープのフロントシートに乗ってアッデルカイへ。
ジープはなかなか快調なのだが、ドライバーのおじさん、街や村に通り掛るたび休憩を取るので、思った程さっさと先へ進まない。
まずは、シレから1時間も進んでいない所にある村で朝食タイム。我々もパンとワタツ(ホットミルク)を注文。
するとここのワタツ、いつものとちょっと違う。熱々ミルクのコップ底に、ふかした麦の実が入っている。これぞシリアルの原型ではないか。ミルクも濃く、砂糖が入っていて大甘なのだが、塩味がほんのり効いていて、おいしい。
また1時間程走るとと途中停車。おじさん、今度は我々にお茶をごちそうしてくれる。
見ると、おじさんはビールをごくごく2本も空けている。
アルコールが入って調子が出たのか、おじさんが運転するジープはびゅんびゅん飛ばし出す。
「まあ、こっちも急いではいるんだけど、安全第一でお願いしますよ。」
心の中でつぶやく。
今度は、タカゼ川という静かな川に架かる橋の手前の小さな集落で停車。
「ここはおいしいミルクで有名な店なんだ。カマン!」
ジープを降りて半露店の店に入るとおじさんがごちそうしてくれたのは、大きなカップに並々と注がれたヨーグルト。ここら辺ではヨーグルト菌が取れるのだろうか。
お腹には大丈夫かしらと恐る恐るすすると、決しておいしくはないが、酸味が効いていてすっきりとする。体がヨーグルトに含まれる栄養素を要求していたのかも知れない。
地元の人は皆、塩を振りかけて食べているが、自分は砂糖をもらって、ヨーグルトに入れてかき混ぜ、あれよあれよと、一気に平らげてしまった。
世界遺産でもあるシミエン国立公園から流れるタカゼ川のほとり、景色も良いし、こうやって途中の村々でゆっくりしながら進むのも悪くない。
ただ、マカレ、アクスムからここら辺は、ついこの間迄行われていたエチオピアとエリトリアとの戦争の戦闘エリア。 その跡なのだろう、戦車や空射砲の残がいや、迷彩色の服を着た兵士の姿がやたらと目に付く。
そう言えば、アクスムと周辺の村では、たたずむ兵士の姿や戦闘機が飛ぶ空の下、勇ましく銃を掲げる兵士が描かれた戦意を促す大看板も目立っていた。
ゴンダール迄の道半ば、アッデルカイに着いたのは午後1:30過ぎ。アッデルカイ路肩の木陰でゴンダール行の車を捕まえようと座り込むも、なかなか車は現れない。
1時間過ぎ、2時間過ぎる。ここからゴンダール迄、決して近くないし、かなりの峠道、もう夕方になろうかという今からゴンダールに向かう車があるようには思えない。
そうあきらめかけた時、ゴンダール方面に向かう一台のトラックが現れる。すかさずかけ寄り叫ぶ「ゴンダール?」
このトラックの運ちゃんも助手も、首を縦に振ってはいるものの英語は喋れない。とりあえずアムハラ語の数字を叫び合い値段交渉。
最初、運ちゃんは2人で80Bと言っていたが値切って70Bで決着。少し高いが、これで何とか今夜にはゴンダールに着ければ上出来だと、助手席に乗り込む。
我々が乗り込むと間髪入れずトラックは出発。「よしっ!」
ところが、このトラック、2時間程走って、次の村に着くと、停まって荷積み作業を始め出す。身ぶり手ぶりで聞くと、どうやら今夜はこの小さな村で一泊し、明日朝ゴンダールに向けて出発するようだ。
朝早くからさんざん急いで、お金もバス代より多く使ったのに、結局今日中の到着をもくろんでいたゴンダールへは明日着くことになってしまった。
これじゃゆっくり安いバスで乗り継いで行っても変わらなかったよ、トホホ。
クリスマスの夜、高く積まれたトラックの荷台の荷物の上、満天の星空の下、眠りにつく。
【食事】
朝:麦入りワタツ、パン
昼:ヨーグルト、パン
夜:パン、シュロワット(つぶした豆、辛い)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・アクスム→シレ(ジープをヒッチ)15B/1人 2.5時間
・シレ→アッデルカイ(同じジープで)15B/1人5時間
・アッデルカイ→ゴンダール(大型トラックをヒッチ)35B/1人
【宿】
・(ザレマ村)トラック荷台にて、タダ。

- 「失われたアーク」 (エチオピア)マカレ→アクスム
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>アクスム
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 世界遺産
- 投稿日:2000/12/24 18:44
「イブの日、アクスムの地に立つ」
かつて紅海貿易で繁栄を極めた紀元前後のアクスム王国の首都、シバの女王ゆかりの地でもある。
街はずれにはアクスム王国時代に築かれた謎のオベリスクが林立し、聖シオン教会には門外不出の「失われたアーク」が収められていると言う。


しかしながらどれもがいまだ謎のまま、アクスム王国についてのその詳しい歴史等は何ら明らかにされておらず、門外不出、司教以外誰も見ることが許されない映画インディ・ジョーンズの題材にもなった「失われたアーク」にいたっては伝説の域を出ない。
おとぎ話の中のような「いわれ」が、いまだまことしやかにまかり通り、多くの観光客を引きつけているアクスム。「サンタクロースがやってくる」クリスマスのイブの日に、丁度お似合いではないか。
ただ、ここアクスム、観光地の割にロクな食事の出来るところがなく、イブのディナーはひもじいものに。
おまけに、エチオピアでは、キリスト教の解釈の違いからクリスマスは全く別の日、年明けに行われるので、本日12月24日のアクスムの街に、クリスマスの気配のかけらもなし。
20世紀最後のイブなのにごめんね。この埋め合わせはきっといつの日か。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:ファター(練ったパンを玉ねぎソースであえたもの)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・マカレ→アクスム(バス)24B/1人 5:30集合 7:30発 14:30着
※注意!アクスムには新しいバスステーションが街外れにでき、街の中心(ピアッツァ)から約2km。歩くのには遠い。我々はアクスム到着時、親切なオジサンに無料でピアッツァまで乗せてもらった。
【宿】
・(アクスム)Genet Hotel 30B/W1室 高いがキレイ
かつて紅海貿易で繁栄を極めた紀元前後のアクスム王国の首都、シバの女王ゆかりの地でもある。
街はずれにはアクスム王国時代に築かれた謎のオベリスクが林立し、聖シオン教会には門外不出の「失われたアーク」が収められていると言う。


しかしながらどれもがいまだ謎のまま、アクスム王国についてのその詳しい歴史等は何ら明らかにされておらず、門外不出、司教以外誰も見ることが許されない映画インディ・ジョーンズの題材にもなった「失われたアーク」にいたっては伝説の域を出ない。
おとぎ話の中のような「いわれ」が、いまだまことしやかにまかり通り、多くの観光客を引きつけているアクスム。「サンタクロースがやってくる」クリスマスのイブの日に、丁度お似合いではないか。
ただ、ここアクスム、観光地の割にロクな食事の出来るところがなく、イブのディナーはひもじいものに。
おまけに、エチオピアでは、キリスト教の解釈の違いからクリスマスは全く別の日、年明けに行われるので、本日12月24日のアクスムの街に、クリスマスの気配のかけらもなし。
20世紀最後のイブなのにごめんね。この埋め合わせはきっといつの日か。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:ファター(練ったパンを玉ねぎソースであえたもの)
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・マカレ→アクスム(バス)24B/1人 5:30集合 7:30発 14:30着
※注意!アクスムには新しいバスステーションが街外れにでき、街の中心(ピアッツァ)から約2km。歩くのには遠い。我々はアクスム到着時、親切なオジサンに無料でピアッツァまで乗せてもらった。
【宿】
・(アクスム)Genet Hotel 30B/W1室 高いがキレイ

- 市場のラクダとダナキル砂漠の塩板 (エチオピア)マカレレ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2000/12/23 18:40
「ピトッピトッ」
早朝、夜明け前、外から聞こえてくる水滴の音。
「もしや?」
すると
「ジャー」
早速誰かがシャワーを浴びている音がする。慌てて飛び起き、水道の蛇口をひねってみると、
「水が出る!」
時計を見るとまだ朝の5時過ぎ。外気は寒いが、そんな事構っては要られない。前の人がシャワー出るのを待って、すかさずシャワールームへ。
「あーっ、すっきりさっぱり。」
サッパリはしたが、早朝の水のシャワーの後は体温を奪われ、身震いがする。
「マカレのマーケットでは、ダナキル砂漠からラクダの商隊によって運ばれた塩の延べ板を背負ったラクダの姿を見ることができる。かつてその塩板は通貨 として通用し、金の延べ板と交換された」
と言う話をどこかのガイドブックで読んで期待していたのだが、意外にも現在我々が立つここマカレは、かなり近代的な都会だ。
きれいに舗装された広いアスファルトの道には蛍光灯の街灯が並び、銀行、ホテル、レストラン、商店が華やかに連なり、ビルもそびえる。まるでミニアジス。
昨夕到着した時に思った。
「こんな都会のマーケットにラクダなんているだろうか。」
まして、塩の延べ板を背負ってなんて、いにしえの風景が残っているとはとても考えにくい。
我々には今時間的余裕がない。
「こんな都会のマーケットなんて跳ばして、さっさと先に進もうか」と今日の朝にもマカレを発とうかとも思ったのだが、何でも想像だけで決めつけてしまっては良くない。
マカレで一日ゆっくりして、ダメもとでマーケットに行って自分の目で確かめてみよう。ここまでヒッチハイクでの移動も順調に来ている。例え期待外れでも、ここらで一日ぐらい休養を取るのも悪くないだろう。
朝ごはんは、小ギレイなオシャレなPastryでブンナ入りワタツ(カフェラテ)とケーキ。熱々のカフェラテをすすりながらまた思う。
「こんなオシャレな店の道の先に、そんなマーケットが未だ残っているだろうか。」
朝食を済ますと、まずは街の中央にそびえる教会へ。教会は、アスファルトのメインストリートを少し路地に入った所に静かに建っている。
路地に折れて教会の周辺をふらふらと歩くと、「おや?」何だかメインストリートから見る様子と違っている。
石のレンガを積んで建てられた教会の周りの家並も石造り。朴とつとした石造りの街並みがそそと朝日に照らされている。
こんな石造りの街並みは、エチオピアの他の街では見ていない。
開いている門からその内の一軒を覗き込むと、広々とした中庭があり、居心地が良さそうだ。ふと見上げると「Hotel」と看板が掲げられ、高くそびえる教会に見守られている。
荷物を持って宿をこのホテルに移動すると、お待ちかねのマーケットへ。
近代的な都会のマーケットにしては、雑然とした賑わいがあるが、やはりそこに「塩板を背負ったラクダの商隊」の姿は見られない。
それでも、マーケットには荷物を背負ったラクダやヤギに羊、ロバや馬が並び、店には塩の延べ板の姿もある。

現在でもダナキル砂漠からどこかまでは、この塩板がラクダの商隊に背負われて運ばれているのだろうかと、思いをはせる。
あわゆくば、何も見ずに跳ばしてしまおうかとも思ったここマカレ。一見は都会だが、ゆっくりふらふらしてみると、どうしてどうしてなかなか味わいのある街並みと風景が残っている。おまけに都会ならでは、Pastryやレストランでの食事もおいしく大満足。精気も養う。
「跳ばさないでよかった。」
【食事】
朝:ワタツ+ブンナ、ケーキ
昼:スパゲティ
夜:スパゲティ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
【宿】
・Omutsu Sigh Hotel (マカレ中央教会近く)20B/W1室
キレイ、静か、中庭があり落ち着いてくつろげる。共シャワー付あり。
早朝、夜明け前、外から聞こえてくる水滴の音。
「もしや?」
すると
「ジャー」
早速誰かがシャワーを浴びている音がする。慌てて飛び起き、水道の蛇口をひねってみると、
「水が出る!」
時計を見るとまだ朝の5時過ぎ。外気は寒いが、そんな事構っては要られない。前の人がシャワー出るのを待って、すかさずシャワールームへ。
「あーっ、すっきりさっぱり。」
サッパリはしたが、早朝の水のシャワーの後は体温を奪われ、身震いがする。
「マカレのマーケットでは、ダナキル砂漠からラクダの商隊によって運ばれた塩の延べ板を背負ったラクダの姿を見ることができる。かつてその塩板は通貨 として通用し、金の延べ板と交換された」
と言う話をどこかのガイドブックで読んで期待していたのだが、意外にも現在我々が立つここマカレは、かなり近代的な都会だ。
きれいに舗装された広いアスファルトの道には蛍光灯の街灯が並び、銀行、ホテル、レストラン、商店が華やかに連なり、ビルもそびえる。まるでミニアジス。
昨夕到着した時に思った。
「こんな都会のマーケットにラクダなんているだろうか。」
まして、塩の延べ板を背負ってなんて、いにしえの風景が残っているとはとても考えにくい。
我々には今時間的余裕がない。
「こんな都会のマーケットなんて跳ばして、さっさと先に進もうか」と今日の朝にもマカレを発とうかとも思ったのだが、何でも想像だけで決めつけてしまっては良くない。
マカレで一日ゆっくりして、ダメもとでマーケットに行って自分の目で確かめてみよう。ここまでヒッチハイクでの移動も順調に来ている。例え期待外れでも、ここらで一日ぐらい休養を取るのも悪くないだろう。
朝ごはんは、小ギレイなオシャレなPastryでブンナ入りワタツ(カフェラテ)とケーキ。熱々のカフェラテをすすりながらまた思う。
「こんなオシャレな店の道の先に、そんなマーケットが未だ残っているだろうか。」
朝食を済ますと、まずは街の中央にそびえる教会へ。教会は、アスファルトのメインストリートを少し路地に入った所に静かに建っている。
路地に折れて教会の周辺をふらふらと歩くと、「おや?」何だかメインストリートから見る様子と違っている。
石のレンガを積んで建てられた教会の周りの家並も石造り。朴とつとした石造りの街並みがそそと朝日に照らされている。
こんな石造りの街並みは、エチオピアの他の街では見ていない。
開いている門からその内の一軒を覗き込むと、広々とした中庭があり、居心地が良さそうだ。ふと見上げると「Hotel」と看板が掲げられ、高くそびえる教会に見守られている。
荷物を持って宿をこのホテルに移動すると、お待ちかねのマーケットへ。
近代的な都会のマーケットにしては、雑然とした賑わいがあるが、やはりそこに「塩板を背負ったラクダの商隊」の姿は見られない。
それでも、マーケットには荷物を背負ったラクダやヤギに羊、ロバや馬が並び、店には塩の延べ板の姿もある。

現在でもダナキル砂漠からどこかまでは、この塩板がラクダの商隊に背負われて運ばれているのだろうかと、思いをはせる。
あわゆくば、何も見ずに跳ばしてしまおうかとも思ったここマカレ。一見は都会だが、ゆっくりふらふらしてみると、どうしてどうしてなかなか味わいのある街並みと風景が残っている。おまけに都会ならでは、Pastryやレストランでの食事もおいしく大満足。精気も養う。
「跳ばさないでよかった。」
【食事】
朝:ワタツ+ブンナ、ケーキ
昼:スパゲティ
夜:スパゲティ
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
【宿】
・Omutsu Sigh Hotel (マカレ中央教会近く)20B/W1室
キレイ、静か、中庭があり落ち着いてくつろげる。共シャワー付あり。

- ヒッチハイクで旅は続く (エチオピア)ウォルディア→アリマタ→マカレ
-
エリア:
- アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
- テーマ:鉄道・乗り物 ホテル・宿泊
- 投稿日:2000/12/22 17:59
我々の次の目標はマカレ。
昨日聞き込み調査をした所、マカレ行のバスはデシが始発、朝8時頃ウォルディアを通過するが、満員で、乗れない事も多いらしい。乗れなかったらまた翌朝バスを待たなくてはならないそうだ。
我々は今、時間と格闘中、そんな悠長な事はしていられない。乗れるかどうかわからないバスを待つより、積極的に行こうと、朝4時過ぎ、まだ暗い中、ウォルディアのピアッサの道端にバックパックを置いてJunkoと2人で座り込む。
そして朝5時前、マカレへ行くと言う大型のトラックをヒッチ、助手席に乗せてもらえた。
トラックは決して早くないし、大型のせいかかなりの振動で我々を揺さぶるが、フロントガラスから臨む夜明けの風景は素晴らしく、乗れるかどうかあてにならない、乗れたとしても苦しいバスより、ずっといい。
ただ気になることが一つ。ドライバーのおじさん「スントノゥ(アムハラ語でいくら?)」といくら聞いても全く相手にしてくれないのだ。
まあ、悪い人じゃなさそうだし大丈夫だろう。
ところが徐々にギアの調子が悪くなり出し、おじさんが思い切りクラッチを踏み込んでもなかなかギアがおじさんの思い通り入らなくなる。
そして、とうとうアリマタという街で、我々は降ろされてしまう。
おじさんはトラックのエンジンルームを開けて、修理をし始めながら手を振って、
「マカレへ別の車を拾って行け。」(本当はなにを言っていたのかわからないが、多分こう言っている)
最後までお金も請求されなかった。最終目的地のマカレまで、このやさしいおじさんのトラックで、無料で連れて行ってもらいたかったのは山々だが、故障ではこれはもう仕方ない。
親切なおじさん「アムサギナロ(アムハラ語でありがとう)」
約30分後、マカレへ行くと言う荷台に荷物を高く積みこんだイスズのトラックをヒッチ。今回も助手席が空いていた。「ラッキー。」
マカレにはラクダもいるし、先にはダナキル砂漠も控えていると聞いていたので、マカレまでの道のりは荒涼たる大地が拡がっているのかと思っていたのだが、さにあらず。
峠、峠、また峠。幾つもの峠を幾重にもつづら折りした道が上り下り、トラックは超低速でその険しい峠道を進む。
段々畑が連なる峠の風景はなかなかキレイだ。
途中、あざやかなオレンジ色のニンジンを湧き水で洗って路地売りする人の姿が現れる。
トラックの乗務員助手とドライバーは、窓からそのニンジン6本1ブルで仕入れるとバリバリとそのままかじり出す。かじられたニンジンを見ると、中身もみずみずしくおいしそうだ。
エリトリアとの戦争の残骸か、幾台か廃棄されたボロボロの戦車の姿もある。
突然、トラックのカーオーディオにかけられたテープから聞き覚えのある旋律が。ワムの「ラストクリスマス」だ。
「そう言えばそろそろクリスマスだね。」
それにしても我々を乗せたトラックの低速ぶり。明るい内にマカレに着いたら、さっさとマカレの見物を済ませ、明日にもアクスムに旅立とうとも思っていたのだが、峠の向こうにこつ然と大都会マカレの街が現れたのは日の入り直前。
マカレで宿を探したりしている内に日は沈み、今日の所はここでゲームオーバー。
昨日トラックの荷台と馬車でたんまり砂をくらったままシャワーも浴びていない我々は、早速宿でシャワーをリクエスト。ところが、今、この宿は断水中だというではないか。
シャワーがあるって言うから、この宿に決めたのに・・・。甘かった。
今度から、宿を取るときには事前に部屋を見るだけでなく、蛇口もひねってみなければ。
今日もまた、砂でガビガビの頭をかきむしって眠る。トホホ。
【食事】
朝:バナナ
昼:パン
夜:スパゲティ、アボガド、パパイヤ、オレンジジュース
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ウォルディア→アリマタ(大型トラックをヒッチ)50B/1人9時間
【宿】
・マカレ マカレホテル 英字表示なし15B/W1室
※共シャワーはあるがこの日は断水中。
バスターミナル近く、安い割にはまずまず。
(同名の別ホテルを一軒別に見付けた。そちらは英字表示があった)
昨日聞き込み調査をした所、マカレ行のバスはデシが始発、朝8時頃ウォルディアを通過するが、満員で、乗れない事も多いらしい。乗れなかったらまた翌朝バスを待たなくてはならないそうだ。
我々は今、時間と格闘中、そんな悠長な事はしていられない。乗れるかどうかわからないバスを待つより、積極的に行こうと、朝4時過ぎ、まだ暗い中、ウォルディアのピアッサの道端にバックパックを置いてJunkoと2人で座り込む。
そして朝5時前、マカレへ行くと言う大型のトラックをヒッチ、助手席に乗せてもらえた。
トラックは決して早くないし、大型のせいかかなりの振動で我々を揺さぶるが、フロントガラスから臨む夜明けの風景は素晴らしく、乗れるかどうかあてにならない、乗れたとしても苦しいバスより、ずっといい。
ただ気になることが一つ。ドライバーのおじさん「スントノゥ(アムハラ語でいくら?)」といくら聞いても全く相手にしてくれないのだ。
まあ、悪い人じゃなさそうだし大丈夫だろう。
ところが徐々にギアの調子が悪くなり出し、おじさんが思い切りクラッチを踏み込んでもなかなかギアがおじさんの思い通り入らなくなる。
そして、とうとうアリマタという街で、我々は降ろされてしまう。
おじさんはトラックのエンジンルームを開けて、修理をし始めながら手を振って、
「マカレへ別の車を拾って行け。」(本当はなにを言っていたのかわからないが、多分こう言っている)
最後までお金も請求されなかった。最終目的地のマカレまで、このやさしいおじさんのトラックで、無料で連れて行ってもらいたかったのは山々だが、故障ではこれはもう仕方ない。
親切なおじさん「アムサギナロ(アムハラ語でありがとう)」
約30分後、マカレへ行くと言う荷台に荷物を高く積みこんだイスズのトラックをヒッチ。今回も助手席が空いていた。「ラッキー。」
マカレにはラクダもいるし、先にはダナキル砂漠も控えていると聞いていたので、マカレまでの道のりは荒涼たる大地が拡がっているのかと思っていたのだが、さにあらず。
峠、峠、また峠。幾つもの峠を幾重にもつづら折りした道が上り下り、トラックは超低速でその険しい峠道を進む。
段々畑が連なる峠の風景はなかなかキレイだ。
途中、あざやかなオレンジ色のニンジンを湧き水で洗って路地売りする人の姿が現れる。
トラックの乗務員助手とドライバーは、窓からそのニンジン6本1ブルで仕入れるとバリバリとそのままかじり出す。かじられたニンジンを見ると、中身もみずみずしくおいしそうだ。
エリトリアとの戦争の残骸か、幾台か廃棄されたボロボロの戦車の姿もある。
突然、トラックのカーオーディオにかけられたテープから聞き覚えのある旋律が。ワムの「ラストクリスマス」だ。
「そう言えばそろそろクリスマスだね。」
それにしても我々を乗せたトラックの低速ぶり。明るい内にマカレに着いたら、さっさとマカレの見物を済ませ、明日にもアクスムに旅立とうとも思っていたのだが、峠の向こうにこつ然と大都会マカレの街が現れたのは日の入り直前。
マカレで宿を探したりしている内に日は沈み、今日の所はここでゲームオーバー。
昨日トラックの荷台と馬車でたんまり砂をくらったままシャワーも浴びていない我々は、早速宿でシャワーをリクエスト。ところが、今、この宿は断水中だというではないか。
シャワーがあるって言うから、この宿に決めたのに・・・。甘かった。
今度から、宿を取るときには事前に部屋を見るだけでなく、蛇口もひねってみなければ。
今日もまた、砂でガビガビの頭をかきむしって眠る。トホホ。
【食事】
朝:バナナ
昼:パン
夜:スパゲティ、アボガド、パパイヤ、オレンジジュース
【トラベルメモ】
1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・ウォルディア→アリマタ(大型トラックをヒッチ)50B/1人9時間
【宿】
・マカレ マカレホテル 英字表示なし15B/W1室
※共シャワーはあるがこの日は断水中。
バスターミナル近く、安い割にはまずまず。
(同名の別ホテルを一軒別に見付けた。そちらは英字表示があった)
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