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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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記事一覧

11 - 15件目まで(31件中)

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9カ国目、タンザニア (タンザニア)ダルエスサラム
エリア:
  • アフリカ>タンザニア>ダルエスサラーム
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2000/10/21 18:28
 朝7時、バスは国境を越えタンザニアへ。

 バナナやトウモロコシ、野菜畑の間の丘陵に茶畑が広がっている。背中にカゴを背負って茶を摘む女性の姿も見える。
 アフリカで茶摘みとは意外な風情だが、ジャガランダの花や松の木の姿も。なる程、ここら辺(国境付近)の標高が高い事が伺える。

 しばらく走ると、何と道路脇にバオバブの広大な林が広がり始める。葉を付けず地中から根っこを引っこ抜いて逆さにしたような枝っぷりが、林立する光景はまさに奇観だ。
 バオバブの林の背後の丘もいつの間にか、バオバブや乾季で葉を落としきった木々に覆われ、大地はまるで生気を失ってしまったかのようだ。

 バスはほとんど休憩らしい休憩も取らず、再び日は暮れ始め、暗くなって行く。

 バスは、緑のない、地獄絵図のような枯木とバオバブの大地をひた走る。昨日の夕方、出発してもう24時間以上、バスに座りっ放し。さすがに腰も疲れてきた。

 「この地獄絵図の闇を抜ければ、コバルトブルーの楽園ザンジバルが待っている。」と希望の灯をたよりに、夜半過ぎ、ダルエスサラムの土を踏む。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 800TS(タンザニアシリング)
・タンザニアはビザが必要。 我々はジンバブエのハラレで取得。

【宿】(ダルエスサラム)Hotel tamarine 3500TS/W1室

NoPhoto
バスでタンザニアへ (マラウィ)リロングウェ→タンザニアへ
エリア:
  • アフリカ>マラウィ>リロングウェ
テーマ:鉄道・乗り物 グルメ 
投稿日:2000/10/20 18:23
 バスは夕方の7時発。それ迄、マーケットを散策したりしながら時間をつぶす。

 ひまつぶしに、ここら辺の屋台で良く見掛けるマンゴに初挑戦。
 値段を聞くと、2個で1MKのものから、1個5kwのものまで色々ある。値段が安いからといって小さい訳でもなく、高い物と大きさは変わらない。緑の皮でくるまれた見掛けも変わらない。
 まあ、試し食いなので安い方を選択。2個1MKでJunkoと2人で1個ずつ皮をむいて、ワイルドにかぶりつく。
  味はなかなか熟れていておいしいのだが、食べる所は少なく、種の周りの繊維にしゃぶりつく感じで、慣れていないせいもあって、かなり食べずらい。手もベタベタ。
 次回は高いマンゴも試してみよう。

 車体は大きいが、お世辞にも立派とは言いがたいオンボロのタンザニア行のバス。
 実は昨日、エンジンルームを開けて、大きな太いパイプを外したり付けたりしているのを目撃してしまい、「あれは整備しているのだろうか、それとも修理だろうか」と心配していたのだが、バスはリロングウェを定刻通りに出発、快調に夜道を飛ばす。

 シートは、壊れたリクライニングシートのように、かなり傾斜した背もたれに、クッションも効いている。小さいプラスチック製の窓ガラスからの隙間風も、車内の空気の循環を促し、乗り心地は悪くない。

 このバス、「VIDEO COACH」と車体に大きく描いてあるのだが、実際にはテレビもビデオも付いていない。「ホッ。これなら静かに寝られる。」 付いていない方がうるさくなくていいのだ。

 車内の電灯が、カラフルに赤や青なの位は気にしてはいけない。
 「プポ、プポ、プポ…」 時折、意味もなく鳴らされるクラクションも子守り歌替わりだ。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:パン、ゆで玉子
夜:パン、ポテト

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)
・夜行バス リロングウェ→ダルエスサラム 2500MK/1人
所要28〜30時間 月・木以外毎日夜7時発 前日までに予約した方が良い。
・タンザニアはビザが必要。 我々はジンバブエのハラレで取得。

NoPhoto
水がない!! (マラウィ)リロングウェ
エリア:
  • アフリカ>マラウィ>リロングウェ
テーマ:ホテル・宿泊 
投稿日:2000/10/19 18:19
 宿のマスターの指示通り、早朝5時、宿の支払いを済ませ、バスステーションへ向かう。途中ポリスに道を尋ねると、こっちの方が近道だと警察署の敷地内を通してもらったりしてバスステーションへ。

 ところが、バスステーションで尋ねると、今日、タンザニア行のバスはなく、明日夕方7時の出発だと言う。
 もう、宿のマスター、いい加減な。自信満々で言うからすっかり信用してたのに。そうとわかってれば朝、宿でゆっくりするんだったよ。
 安宿とはいえ、昨晩チェックインしたのは夜11時頃だから、正味6時間ほどしか宿にいなかったことになる。何だか損した気分だ。

 仕方ないので、タンザニア行のバス停のすぐ隣にあるレストハウスに今日の宿を取る。バスステーション周辺には地元の人用の安宿が沢山あるのだが、その中ではここはかなりきれいで、レストランも併設されており、広い敷地でゆっくりできそうだ。

 ところが…。夕方シャワーを浴びようとすると、6時にならないと水が出ないから待ってと言う。シャワーは例によりバケツでくみ置き水を浴びるのだが、その水が来る迄待てと言うのだ。
 6時、尋ねると、今度は7時迄待てと言う。仕方ないので、併設のレストランでシマ(トウモロコシの粉で練ったこちらの主食)とチキンを手づかみで食べながら待つ。
 7時、宿はガランとして従業員の姿もない。
 8時過ぎ、ようやく現れた従業員に尋ねると、今度は9時だと言う。

 結局、浴びれたのは夜10時過ぎ。この宿、水道の設備は全く無く、シャワーを浴びる迄(正確にはバケツで水浴)、ずーっと顔も手も洗えず、かなり苦しい状態だったので、夜の水浴び、かなりさっぱり生き返った。
 
 水は命の源。水の大切さを実感させられる一日だった。


【食事】

朝:ポテト
昼:ポテト、チキン唐揚げ
夜:シマ、チキン 60MK シマは1人分がかなりの量なので、2人で1人分を分けて食べるも、それでも胃にもたれる感じ。

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)

【宿】(リロングウェ)MSUNGAMA Resthouse 200MK/W1室

NoPhoto
夜のリロングウェ (モザンビーク)エントレ・ラゴス→(マラウィ)ナユチ→リオンデ→リロングウェ
エリア:
  • アフリカ>モザンビーク>モザンビークその他の都市
  • アフリカ>マラウィ>マラウィその他の都市
  • アフリカ>マラウィ>リロングウェ
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2000/10/18 18:09
 朝、エントレ・ラゴスの駅のホームにあるイミグレが開くの待って、モザンビークの出国スタンプをもらいに行く。

 モザンビーク出国の手続きを終えると、マラウィ側の国境の街、ナユチまでの1.5Km強を歩いて、国境を越える。
 クアンバからここエントレ・ラゴス、そしてマラウィ迄も鉄道は敷かれているのだが、クアンバからマラウィ国境迄は貨物専用で客車は運行されていないのだ。

 面白いのは国境を境に、モザンビーク側の景色とマラウィ側の景色がガラッと変わる事。モザンビーク側は木々が茂り、起伏もあるランドスケープなのに、国境を越えると、マラウィ側は、地平線までどこまでも真平らで平坦な湿原が広がっている。
 昨日、エントレ・ラゴスの宿まで一緒に行った家族の少年の話だが、マラウィ側に広がるのは湖だそうだ。なる程、今は乾季。湖は干上がり、湿原のように見えた訳だ。そしてこの湖を境に国境が定められていたのだ。

 お昼過ぎ、12時15分、列車はナユチを出発。モザンビークへ行った時はバラカという街から乗ったのだが、バラカの手前、リオンデと言う街からもマラウィの首都リロングウェ行のバスが拾えそうだと言う情報をシルビアからもらっていたので、今日はリオンデで列車を降りて、バスに乗り継いでリロングウェに向かう事にする。
 ナユチからリオンデ迄3〜4時間、リオンデからバラカまでは更に1時間掛かる。なるべく早い時間の方が、バスが捕まり易いだろうと判断し、リオンデで降りてバスに乗り継ぐ事にしたのだが、リオンデではバスは難々捕まらず、道路脇の砂地に座り込み、かなり待たされる事になる。

 列車がリオンデに着いたのが午後3時。「意外に早く着いたな」と思っていたのだが、リオンデのバスジャンクションで、ひたすらリロングウェ行のバスを待つも、別の行先のバスは幾つか来るものの、目的のバスはなかなか来ない。
 ひたすら待つ事、3時間余り、日も暮れかけた頃、ようやくリロングウェ行のバスが通りすがり、これをキャッチ。

 リロングウェへはここから更に4時間余り、バスは夜道をひた走り、夜10時、リロングウェの旧市街のバスステーションに到着。

 ところが、夜のリロングウェの旧市街、首都にも関わらず、ほとんど街灯も無く、夜道は真暗。Junkoと2人でどうしようかという顔をしていると、他のバスの乗客や乗務員が察したらしく、心配してくれて、
 「どこに泊まるんだい?」
 「アニーズ。」
と事前に調べておいた安宿の名前を言うと、
 「よし、アニーズまで連れてってやるよ。」
ホッ、助かった。

 アニーズで次の目的地、タンザニアのダルエスサラム行のバスについて尋ねると、何と明日の朝出発だから、明日は朝5:30には宿を出て、バスステーションへ向かった方が良いとの事。
 少しはここリロングウェでゆっくりしようかと思ったけど、まあ進めるうちに進んでおこう。

 今日はもう遅い。そして明日は早い。
 シャワーを浴びて、アニーズのドミトリーのベッドで寝る前に水を飲もうと水筒に手を掛けるが、水はもうない。ノドはカラカラ。仕方なく水道の水をそのまま飲む。 お腹を壊したりしませんように。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)
・列車 ナユチ→リオンデ 3時間 72MK/1人
・バス リオンデ→リロングウェ 4時間 250MK/1人

【宿】 (リロングウェ)Annie's ドミトリ 200MK/1人 

ありがとうシルビア☆1
ありがとうシルビア☆ (モザンビーク)ナンプラ→クアンバ→エントレ・ラゴス
エリア:
  • アフリカ>モザンビーク>モザンビークその他の都市
テーマ:鉄道・乗り物 グルメ その他 
投稿日:2000/10/17 18:00
 朝6:00発の列車に乗る為、朝5:00過ぎ、シルビアと別れを告げる。昨日、残業で疲れているのに、朝早く起こしてしまって、またまた申し訳無い。別れ際にシルビアと記念写真をパチリ。モザンビークで一番の思い出になりそう。

ありがとうシルビア☆1

 ナンプラからは来た道を再び戻って、マラウィに向かう。来た時は8時間程だったのが、今日の列車はクアンバまで9時間強もかかり、午後3時過ぎの到着。微妙な時間だ。これ以上移動すると、また右も左も分からない所で真っ暗になってしまう恐れがある。

ありがとうシルビア☆2

 「ここクアンバならカルロスに頼れる。クアンバで一泊しようか。」と考えながら駅を出ると、マラウィとの国境にある街、エントレ・ラゴス行のバスが客引きをしいるのを見て、思わず乗車。列車から降りた他の客も乗り込んでいる。皆に付いて行けば、何とかなるだろう。

 クアンバから国境までは道は悪く、ダートの砂ぼこりが舞うが、今回は中型のミニバス、トラックの荷台ではないので、砂まみれになる心配はない。
 どんな乗物で移動できるかは運次第。たまたまそこに居合わせた乗物を利用するしかないのだ。

 バスが国境に向かって走り出して1時間半程すると、真っ赤な燃えるような大きな夕日がブッシュの上に浮かんで、今日一日を終わらせようとしている。

 午後8時前、モザンビーク側の国境の街、エントレ・ラゴスに到着。バスで乗り合わせたマラウィの家族に安宿を教えてもらい、そこに宿を取る。

 夕食に、列車乗車中に途中の駅で購入したパンを部屋でかじる。ポルトガル領時代からの名残か、モザンビークのパンはほのかな甘みとモチモチとした食感で、他のアフリカ南部諸国のものと比べとてもおいしく、安い。

 さあ、久しぶりに明日は歩いて国境越えだ。


【食事】

朝:パン
昼:バナナ
夜:パン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 1500MT(メディカシュ)
・列車 ナンプラ→クアンバ 毎日 朝6:00発 8時間 50400MT/1人
・バス クアンバ→エントレ・ラゴス 4時間強 40000MT/1人

【宿】(エントレ・ラゴス)New Resthouse 25000MT/W1室
水道は当然ナシ。シャワーは汲み置き水をひしゃくで浴びる。

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