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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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慶州へ (韓国)ソウル→慶州
エリア:
  • アジア>韓国>ソウル
  • アジア>韓国>慶州(キョンジュ)
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2001/08/10 14:06
 今はまだ南北に分断されている朝鮮半島、その南半分の韓国の国土は広くない。
 そんな韓国の旅の移動に最も便利なのがバスだ。

 首都ソウルのバスターミナルからも、韓国内の各方面へのバスがひっきりなしに発着している。
 本日これから目指す慶州までは、5時間余りの道のりで14600W(1460円)と安い。

 午前中、ソウルのバスターミナルでバス待ちをしている時のこと、一見立派なターミナルビルのエスカレーターに乗って上の階へ昇ってみると、ここでもコリアン・パワーに驚かされる。

 ビルの1フロア全てが花市場になっていて、所狭しと並べられた花束を売買する人でごった返し、花の鮮度を保とうとまかれる水、胴長グツをはいた卸売人と、まるで日本の魚市場さながらのものすごい活況なのだ。

 夕方バスで着いた韓国随一の古都、はるか2000年前の新羅の都、慶州(キョンジュ)。
 古都とは言っても今や押しも押されぬ先進国、韓国の一都市だから、東京と変わらぬあのソウルの大都会ぶりを拝まされた我々は、すっかり慶州も京都並の都会かと思っていたが、意外にその街並は物静かで落着いている。

 「13000Wでいいよ。」
 ハルモニ(おばあさん)の流暢な日本語で通された民宿の広いオンドル部屋。
 「なかなか居心地が良さそうな所だね。」

 ソウルの都心のけんそうを離れ、ホッと一息の古都慶州の第一夜を迎える。


【食事】

朝:パン
昼:ジャージャーメン、キンパプ、揚ギョーザ
夜:カップメン、パン

【トラベルメモ】

1$≒1000W(韓国ウオン)
ソウル→慶州(バス)5時間 14600W/普通バス。(他に広い座席の割高な高等バスもあり、そちらの方が本数は多い。)

【宿】(慶州)西川旅人宿 13000W/W1室

NoPhoto
海鮮チゲ風ナベ (韓国)ソウル
エリア:
  • アジア>韓国>ソウル
テーマ:グルメ 
投稿日:2001/08/09 13:01
 ブルコギも食べた。炭焼カルビも食べた。
さあ今日は何を食べようか。

そして目に付いたのが、明洞の路地裏で見つけた海鮮鍋のディスプレイ。

 客引きのおばさんの話しでは、一人前わずか5000Wだと言う。

 韓国での海の幸と言えば、我々もこの後訪れる予定の釜山が有名だが、思い立ったら吉日だ。
 テーブルにつき、お鍋の登場を待つ。

 テーブルのコンロの上に、各種魚の切身に車エビ、カニの足までのった、二人前の鍋がのせられる。
 こちらにしては辛すぎないスープはチゲではないのだそうだが、日本人の我々からすれば十分海鮮チゲ鍋、最後にしっかりおじやも作って、平らげて、満腹の大満足。これで一人前5000Wとは、日本からすると破格値だ。

 夏真っ盛りの韓国で、時に焼肉の煙にまかれ、時に大辛のキムチに口を燃やし、今日は熱々のチゲで汗をかく。
 これぞコリアンパワーの源なのだ。


【食事】

朝:パン
昼:アイス
夜:海鮮鍋、桃

【トラベルメモ】

1$≒1000W(韓国ウオン)
・ 本日訪れたソウルの見所
・ 昌徳宮と宗廟  共通チケット700W

【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室
海鮮チゲ風ナベ  1

水原華城  1
水原華城 (韓国)ソウル⇔水原
エリア:
  • アジア>韓国>ソウル
  • アジア>韓国>水原(スウォン)
テーマ:世界遺産 グルメ 
投稿日:2001/08/08 12:55
 水原は、先日我々が訪れた民族村の他、遊園地などもあって、ソウル郊外の行楽地となっている。
 そして、大都会ソウルの街角で、ふと旅の物足りなさを感じたら、オススメなのが水原が誇る世界遺産、水原華城だ。

水原華城  1

 ぐるっと水原の中心地を取り囲む全長4km余りの城壁。18世紀に西洋の城壁を模して築かれたそうだが、その東アジア的な趣はミニミニ万里の長城と言ったところで、くねり続く城壁は龍の尾の様だ。

 天気にも恵まれた本日は、この城郭の上をのんびり歩いて一周する。
 ソウルでは、単発な名所ばかりだっただけに、一日かけて足で一つの世界遺産を楽しめるとはうれしい限りだ。

 城郭の位置はかなり高い。エイコラと一丘登りきったところから城郭歩きはスタートする。

 城壁の上からの展望は良く、ビルを見上げるばかりだったソウルから来ると、何ともすがすがしい。
 城壁の上には所々いい感じの韓国の桜閣などが建ち、水原華城独特の雰囲気をかもし出している。

水原華城  2水原華城  3

 丁度中間、2km程行ったところにある川の流れの上に築かれた、華虹門の上の大きな桜閣の床の上では、地元の人たちがのんびりと足を休めている。
 野外に広い弓場が姿を現すと、韓国人の観光客らが弓に興じている。

 日本の弓道は遠くない的へ真っ直ぐにねらいをつけて射るのに対し、ここの弓は、的はかなり遠くにあり、的よりも上方に向かって矢を射り、矢は放射状に弧を描いて的へと飛ばされる。かつてヒマラヤの小国ブータンを旅した時、農閑に弓に興じる男達の姿を見た事があるが、その時のものと同じだ。恐らくこの方が本来の弓の形式で、日本で「弓道」という形に直されたのであろう。

 一周して城壁を降りると、そこには市場。
 相変わらずの韓国ならではの庶民的な活況ぶりは、静かな風の吹く天上から下界へと降りて来たかのようなだ。

 世界遺産を汗を流して歩いた後、ソウルに戻った我々の目指す所は、「カルビ」。
 お腹をすかして遊んだ後においしい韓国料理を食べる。これこそ韓国の旅の最高の楽しみなのだ。

 実は我々、これまでソウルで2度カルビにトライしたのだが、そのどれもが期待外れ。
 一度目は、日本人観光客にも人気のソウルの繁華街、明洞を歩いていた時、「カルビ定食5000W」と日本語でかかげられている店に入ったところ、出てきたのは焼肉ではなく煮込み。煮汁の中に煮込まれた角切りの肉がひたっていた。韓国では「カルビ」と言うのは単なる肉の種類の事で、焼肉は「カルビグイ」、そして我々に出された煮込みカルビは「カルビタン」と、様々な料理があるのだ。
 二度目は、今度こそと日本の有名ガイド本に紹介されているカルビ焼肉の高級店へ出向いた。ここならハズレはないだろうと期待していたのだが、肉の方はおいしかったが、14500Wと高い割には炭火ではなくガス火。付け合わせキムチは冷凍で解凍し切っておらずカチカチだった。

 今日こそは三度目の正直! と、先日煮込カルビを食べた明洞の店に入り、今回は「カルビグイ!!(焼肉カルビ)」としっかり注文する。
 するとおじさん、火鉢につめた炭火を運んでくるではないか。
 「よし!これだ。」

 三度目の正直で、やっと本場の炭火焼肉カルビにありつく。お値段の方は一人前8000W。炭火でありながら先日のガス火の高級店よりずっと安い。
 味の方も中々、キムチ他、副菜や副食のおかずも沢山ついて嬉しい限り。

 炭火で焼けるカルビの煙こそ韓国ならではの旅情緒、舌もお腹もさぞ喜んでいる事だろう。


【食事】

朝:パン
昼:パン
夜:炭焼カルビ

【トラベルメモ】

1$≒1000W(韓国ウオン)
ソウル市街→水原 地下鉄乗入電車 片道60分 1100W
・ 水原華城(世界遺産)入場無料
・ 水原駅前には親切な観光案内所アリ。日本語の地図、パンフ等無料。日本人スタッフもいる。

【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室

昌徳宮  1
昌徳宮 (韓国)ソウル
エリア:
  • アジア>韓国>ソウル
テーマ:世界遺産 
投稿日:2001/08/07 12:50
 ソウル市街に幾つか残る李氏朝鮮時代の王宮の内の一つ、世界遺産にも指定されている昌徳宮を訪れる。

 他のソウルにある王宮の入場料は700Wなのに、この昌徳宮だけ2200Wと3倍もするのは、世界遺産由だろうか。
 それでも220円とはお安いのだが。
 先進国韓国、もちろん物価もそれなりなのだが、交通費と観光名所の入場料がお安いのには驚かされる。

 そしてここ昌徳宮、他の王宮と違い、入場者はまとまってガイドに付いてまわらなければならないのだ。
 ガイドツアーは韓国語、英語、日本語とありもちろん我々は日本語のガイドツアーに参加。

 8月の夏休み期間と言う事もあって、大勢の日本人観光客が、流暢に日本語を操るチョゴリ姿の女性ガイドの後に続く。

 韓国の王宮は、敷地の広い日本のお寺のような雰囲気ではある。
 だが、お寺や神社ならお坊さんなどがいるが、韓国の王宮は今や誰も住んでいない抜けガラの保存建築物で、静かなのはいいが少し寂しさも残る。

 1時間程のガイドツアーが終わると、ガイドツアーに参加していたほとんどの日本人はさっさと待ち構えていたツアーバスに乗り込んで行ってしまう。
 さすがは日本人、何とも統制が取れた尽速な動きだ。

 ツアー客が散り去って、静かになった昼刻の昌徳宮の門前では、ひっそりと守門将の交代がが行われている。
 先日見た、有名な徳寿宮の守門将の交代式は、楽隊を従えた大人数による大がかりなデモンストレーションだったが、ほとんど知られていない、ここ昌徳宮のそれはいたってシンプル。
 交代する守門将はほんの数人、見物客も偶然通りすがり居合わせたごくわずかの人々。

  それでも、伝統衣類をまとった交代する者とされる者、二人の守門将は古式にのっとり厳かに交代式を執り行っている。

昌徳宮  1

 悠久のソウル、李朝鮮王朝時代に思いを果たせた後は、自動車が行き交いビルが林立する現代のソウルの街並の中へ。

 「お昼は焼肉でも行こうか?」
これも又、現代ソウルの最大のお楽しみである。


【食事】

朝:パン
昼:骨付きカルビ 色々なガイド本で紹介されている牧童(モクトン)と言う有名店。だが、値段が高い割に期待外れ。炭火ではなく、出されたキムチも冷凍で凍っていた。
夜:パン

【トラベルメモ】

1$≒1000W(韓国ウオン)
・昌徳宮 2200W

【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室

韓国民族村  1
韓国民族村 (韓国)ソウル⇔水原
エリア:
  • アジア>韓国>ソウル
  • アジア>韓国>水原(スウォン)
テーマ:テーマパーク 
投稿日:2001/08/06 12:42
 韓国でも是非、伝統的な舞台を見てみたいと思っていたのだが、ソウル市街のホールや高級ホテルなどで催されるそれは、入場料は決して安くない。数千円は下らない。

 そこで我々が目を付けたのが、ソウル郊外、水原にある民族村だ。
 入場料800円払えば、韓国の伝統芸能などを見ることができると言う。

 「どうせ観光客用のテーマパークに過ぎないんだろうけど」
とも思ったが、民族舞踊が見られるならと入場料を払って民族村の門をくぐる。

 単なる観光客用のテーマパークだと思っていた民族村だが、実際に中に入って見てみると、抱いていた先入観とは随分違う。

 紙すき、焼物、染物、編草、竹細工、機織り、その他、韓国の伝統的な古い平家の各種伝統工芸品の工房が、緑の中に散在する。
 工房では職人達が、デモンストレーションとしてではなく、実際に働いているのだ。
 キムチの工房では、並んだツボの前の畑で朝鮮人参など栽培され、そこでチョゴリ姿のおばあさんが収穫している。

 テーマパークとは思えない、生活感が漂う。まるで本当の村のようだ。

韓国民族村  1

 伝統的な集落を再現させ、そこに職人達を集め造られたこの村は、テーマパークと言うより、生きた博物館と言った所だ。
 広大な敷地内では、テレビか映画かの韓国時代劇のロケも行われている。

 そしてそこでくりひろげられる、伝統芸能の数々。

 にぎやかに鳴らされるドラ太鼓の響きの中で、帽子のてっぺんに付けた新体操の様な長いロープを、体や首を振るって舞わせる農楽は、アクロバティックで実に小気味よい。
  そして、いぶし銀のおじいさん芸人のつな渡りあり、シーソの両端でかわるがわるジャンプし、鮮やかかつ華やかに女性が舞う板飛びあり。

韓国民族村  2韓国民族村  3韓国民族村  4

 大きなお屋敷内では、カラフルな民族衣装でくりひろげられる、伝統的な結婚式も再現される。
 もちろん工房の方は本物でも、結婚式はデモンストレーションなのだが、華やかかつ厳そかなその様子は一見ならず必見の価値がある。

 水原には有名な水原華城と言う世界遺産の城壁があり、民族村のあとに行こうかとも思っていたのだが、すっかり民族村に魅き付けられてしまい、ゆっくりのんびり、たっぷり楽しんでいる内に夕方をむかえてしまう。

 水原華城は、また日を改めて訪れる事にしよう。

 とかく買物ばかりが外国人観光客の興味の的となってしまうソウルだが、先日訪れたオドゥ山統一展望台とともにここ水原の民族村、ソウルに来たなら是非ともオススメしたいソウル郊外の穴場と言って良いだろう。

 昼、民族村の板の間のお座敷で食べた冷面も、とってもおいしかった☆


【食事】

朝:パン
昼:冷面
夜:モンパブ、カップメン

【トラベルメモ】

1$≒1000W(韓国ウオン)
・ ソウル市街→水原 地下鉄乗入電車 片道60分 1100W
・ 民族村 8500W 水原駅より無料バスがあるが便数は少ない。我々は往路はこの無料バスを利用したが、民族村でゆっくりしていた為、復路は最終の無料バスに間に合わず、市バスを利用(1850W)。駅前の観光案内所はとても親切、日本語OK、無料地図あり。

【宿】(ソウル)東山旅館 15000W/W一室

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