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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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時間との闘い (エチオピア)アジスアベバ→ハラル
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
  • アフリカ>エチオピア>エチオピアその他の都市
テーマ:鉄道・乗り物 その他 
投稿日:2000/12/13 16:49
 早朝、ハラル行きのバスに乗り、狭い社内でバスに揺られながら、気になることが頭をよぎり始める。

 エチオピアに入ってもう2週間を過ぎ、間もなく3週間になろうとしている。これまでエチオピアを旅した感じでは、どうもこの国での旅はこれまで以上に時間が掛かりそうな気配なのだ。

 このアジスアベバからハラルまでのバスも片道一泊二日、往復で4日かかってしまう。
 エチオピアのバスは、夜行ははなく、夜になると途中で「一泊」するのだ。乗客は、バスが停まる街で各々宿を取るシステムだ。

 エチオピアでは、まだこれから北部の世界遺産群を見てまわる予定だが、後一ヶ月近くは掛かりそうだ。

 ナイロビで取ったナイジェリアのビザの有効期限は三ヶ月間。遅くとも1月の終わりまでにはスーダン、チャドを越え、ナイジェリアの隣国カメルーンに入りたい。
 だが、陸路でのスーダン、チャド越えはこの旅で一番の難所、一ヶ月足らずで越えることができるだろうか。

 時間がない。かといってここはアフリカ、急ごうにも急げない。

 この旅始まって以来の「時間との戦い」の気配、これもアフリカの旅の難しさの一面だ。


【食事】

朝:パン
昼:アサコトレット(白身魚の天ぷら)
夜:スパゲティ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・アジスアベバ→ハラル バス(6:00集合7:00頃乗車8:00発)
途中1泊翌朝ハラル着(10:00着)

【宿】
・上記バスが夜立ち寄った宿。 我々の場合ヒルナという街で1泊 10B/W1室

エチオピアの民族衣装1
エチオピアの民族衣装 (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:街中・建物・景色 旅行準備 グルメ 
投稿日:2000/12/12 16:42
 朝、昨日申請したチャドビザを受け取ると、その足でスーダンビザの申請へスーダン大使館へ。
 スーダンビザは2日後以降の受取りとの事で、スーダンビザが出来るまでの間、エチオピア東部にあるイスラムの聖地、ハラルへ行って見ることにする。

 バスステーションで明日のハラル行きのバスチケットを買って、タクシーの運転手をしてるイヌエさんの弟さんに、明日、バスステーションまでのタクシーをお願いしようと、イヌエさんの実家を訪ねると、
 「こんにちは」
と白髪混じりの細身の日本人男性が、我々に続いて訪ねてきた。
 ツルミでノブさんの事を話してくれた、カメラマンのフナオさんだ。

 昼食後、フナオさんを交えて皆でアジスアベバのシロメダという地区へ。ノブさんの奥さん、イヌエさんが、仕立てを頼んでおいた服を取りに行くというので同行したのだ。

 シロメダは、エチオピアの民族衣装を中心とした店や露店が軒を連ねる服屋街なのだ。

 小さいが小ギレイな店に入ると、イヌエさんは仕立ててもらった服を試着。
 民族衣装好きなJunkoは、白装束風の衣装にクロスやカラフルな帯のししゅうがほどこしてある、エチオピアの伝統衣装をとっかえひっかえ試着している。

エチオピアの民族衣装1

 意外にも、エチオピア人のイヌエさんが試着してきたのは、キラびやかなシルバーを基調としたボディーにぴったりとくっついた洋服。これからディナーパーティーにでも繰り出しそうだ。

 その店を後にすると、シロメダのメインストリートから路地に折れ、機織り小屋を見学。

 小さく天井の低い家屋の中には、屋根からつるした機織りが所狭しと並び、若い男達が布を織っている。
 アジアやラテンアメリカでは、女性が布を織る姿の方がよく見かけるが、ここエチオピアではどうやら男の仕事らしい。

 アルバミンチの近くに機織りが盛んな地方があり、ここアジスのシロメダで働く若者達もそこの出身者で、ここに来て働き始めて長くない少年などは、地元の言葉はしゃべれるが、アムハラ語はまだしゃべれないそうだ。

 フナオさんはさすが写真家、ひょうひょうとした態度で次々に自然な流れで写真を撮って歩いて行く。自分もおこぼれちょうだいとばかりに、フナオさんの隣でパチリ。

エチオピアの民族衣装2

 今日はいいものを見せてもらった。この様な所は、ガイドブック等には全く載っていないし、地元の事を良く知っている人に連れて来てもらわないと、来ることができない。
 おまけに、カメラマンのフナオさんと一緒だったおかげで、写真も良く撮れた。

 「今日は良く歩いたしご飯が食べたいな。」
とノブさん。夜はイヌエさんちでご飯にふりかけやカツ節、しょう油などをかけて頂く。
 Junkoは、シロメダで仕入れた民族衣装を皆に自慢している。

 「ワサビもあるよ。」とノブさん、ちょっとした遊び心で、ご飯をインジェラに巻いてワサビじょう油を付けて食べてみると「旨い、これだ!!」。
 インジェラはテフという穀物を粉にしてクレープの様に巻いたものだが、焼く前に発酵させてあるので酸っぱいのだ。その酸っぱさが苦手で食べられないと言う旅行者も多いのだが、ご飯を併せて食べると正にお寿司の味わい。

 「アボガドだったら安くどこでも手に入りますよね。」
アジスでもネギやアボガド、キュウリ、ツナぐらいだったらどこでも安く仕入れられる。
 「どうですか?カリフォルニア巻きならぬインジェラで巻いたアジス巻きって言うのは?日本人旅行者相手に商売できるんじゃないですか。」
 「ワッハッハッハ、悪くないね!」
 いつの日かイヌエさんちにのれんが掛かる日が来るかも知れない。

 今日も皆で楽しく、アジスの夜が更けて行く。


【食事】

朝:パン
昼:インジェラ
夜:インジェラでご飯を巻いたアジス巻き 本当にお寿司の味

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・チャドVISA 50US$ 3ヶ月有効1ヶ月滞在可 翌日受取
・スーダンVISA 60US$ 1ヶ月内入国有効、入国後1ヶ月滞在可 3営業日後受取 要日本大使館のレター(添え状)

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室

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めぐり合い (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:旅行準備 その他 
投稿日:2000/12/11 16:34
 朝、先週末の金曜日に申請したカメルーンビザを受け取ると、その足でチャド大使館へチャドビザの申請へ。

 宿に戻ると、見たことのある顔がチェックインしようとしている。
 「ジローさん!!」
ルワンダからウガンダのカバレまで一緒だったジローさんだ。

 「近くにエチオピア人の女の人と結婚したノブさんっていう日本人の男の人がいて、そこの奥さんの実家に毎晩おジャマして、色々お喋りしたりしてるんですけど、良かったらジローさんもどうですか。」
と誘うと、
 「ノブさん?もしかしてその人ニューヨークに居たことあるって言ってなかった。」
とジローさん。
 「確かそんなこと言ってました!!」

 夜、ジローさんを連れ出して、イヌエさんの実家に向かうと、道の真ん中でノブさんとバッタリ。
 「よう、ジローちゃん、久し振り」
 「おう。久し振り。」
 「六年ぶりだよな、おい!!」
何と二人は知り合い。

 アフリカは広い様で狭い。食事の後、二人は夜の街へと「呑み」に消えていった。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:ケーキ
夜:スパゲティ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)
・カメルーンVISA 375B 3ヶ月有効 翌営業日受取
・チャドVISA 50US$ 3ヶ月有効1ヶ月滞在可 翌日受取

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室

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コーヒーセレモニー (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2000/12/10 19:01
 今日は日曜日。特にすることが無いので、ピアッサにある聖ギョルギス教会まで散歩に出ると、教会の前は凄い人混みだ。

コーヒーセレモニー1

 後でイヌエさんに聞くと、今日はエチオピアの暦で月始めで、月始めは教会や、各家庭でも、それなりの行事を行うのだそうだ。

 本日、相変わらずイヌエさんちにお邪魔している我々2人に、イヌエさんの妹さん、タイチさんがコーヒーセレモニーを催してくれる。

 コーヒーセレモニーとは、エチオピアの人が客をもてなす時などにする、茶道ならぬ、コーヒー道で、
 ・まず香を炊き、生のコーヒー豆を煎り、皆でその香りを楽しみ
 ・次に小さい湯飲みにコーヒーを分けて入れ少しずつ皆で飲む
というもの。

 月始めは、これに麦の実をふかしたものを一緒に食べるのがしきたりだそうだ。

 小さい湯飲みにつがれた濃縮コーヒーは、砂糖がたっぷり入っていて大甘だが、慣れてくるとだんだんこれがくせになりそう。

 そして今晩も、これまたすっかりクセになってしまった、ほんのりすっぱいイヌエさんちのインジェラに、舌鼓み。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:スパゲティ
夜:インジェラ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotel 20B/W1室

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もうすぐクリスマス (エチオピア)アジスアベバ
エリア:
  • アフリカ>エチオピア>アジスアベバ
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2000/12/09 18:58
 今日明日は土日。各国大使館も休みだし、ビザの取得の作業がある我々も、する事がない。

 午前中は、最近できたばかりという、エチオピアのお金持ちが作ったエチオピア一豪華なシェラトンホテルまで散歩がてら歩く。

 シェラトンホテルに入ると、中はすっかりクリスマスデコレーション。エントランスには大きなクリスマスツリーがキラめいている。

 「そっかー、そろそろクリスマスなんだね。」
と二人でにわかクリスマス気分。

 今年のイブの日は、どこでなにをしている事やら。

 夜は、イヌエさんの実家で毎晩ごちそうになっている日本人一同で、チャーハンを作って、恩返しにイヌエさんファミリーに振る舞う事に。

 ところが、こちらのお米で炊いたご飯をフライパンでよーく炒めようとすると、すっかりごはん粒が崩れてしまい、グチャグチャとしたチャーハンとは似ても似つかぬものが出来上がってしまう。

 それでも「イッシ、イッシ(アムハラ語でOK)。まあ、食べられなくはないさ。」とその出来損ないチャーハンをインジェラにぶっかけて、皆で頂く。

 果たしてこれで皆さんに喜んでもらえただろうか。


【食事】

朝:パン、シュークリーム、バナナ
昼:スパゲティ
夜:出来損ないチャーハン

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 8B(エチオピア・ブル)

【宿】(アジスアベバ)
ParkHotelへ移動 20B/W1室中庭があり広くて静か
落ち着ける。トイレ、シャワーもきれい。

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