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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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犠牲祭前日の賑わい (マリ)バマコ
エリア:
  • アフリカ>マリ>バマコ
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/03/05 14:33
 それにしても、マリの首都バマコの街中はすごい人混み。
 車やリヤカーの数も多く、その人混みや溢れる車やリヤカーをかいくぐり、道を渡り、通りを歩くだけでも骨が折れる。

 ゆっくりと注意しながら慎重に歩いていたつもりだったのだが、
 「危ない!!」
Junkoが叫ぶ。

 車道の端でオロオロ進む、横たわった羊を乗せたリヤカーが、道行く車と接触し、歩道を歩く自分に向かってハジキ飛ばされたのだ。

 「痛!!」
 ハジキ飛ばされたリヤカーは、瞬時の事によけ切れなかった自分に突っ込む。
 足がリヤカーと歩道の間に挟まってしまったのだ。

 後からわかった事なのだが、この日の翌日は、イスラムの祝日、犠牲祭。
 犠牲祭では、各家庭では生きたヤギや羊をさばいて食するのがならわしだ。

 多分この尋常でない街のゴミゴミ振りも、犠牲祭前日の買出しなどの人々で賑わっているのだ。

 リヤカーに挟まれ右足のももとふくらはぎが少々痛いが、どうやら軽い打撲だけで大事には至らなかった様だ。
 「本当に骨でも折れたら大変だった。羊と一緒に犠牲祭の犠牲(いけにえ)にされるトコだったよ。」

 ローカルバスステーションの端の屋台で昼食を取っていると、マーケットの方角からモクモクと黒い煙が上がりだす。
 「ウーーー!」
 しばらくして、煙が立つ方向に向かって目の前を消防車が走り過ぎる。
 「火事だ。」

 ほったて小屋の様な小さな商店が密集するマーケットも、通り同様。まるで年末のアメ横の様な物凄い人混み。
 人々はそこで平気で炭(すみ)を炊いて茶をわかし、食事を作り、タバコをポイ捨てする。
 いつどこで火事が起きても不思議ではない。

 「もしあの近くを歩いていたら・・・」
 この人混みでは逃げる事も容易ではない。
 今日はハラハラさせられ放しの、バマコでの1日だった。


【食事】

朝:パン、バナナ
昼:炊込ご飯
夜:パン、ゆで玉子、バナナ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
※今日モーリタニアのビザを取得しました。
午前申請 午後受取 17500CFA/1人 30日間シングル

【宿】
(バマコ)Chez Fanta 3500CFA/ドミトリー1人
※名物の情報ノートはもう無いとの事。
※近くの de la Paix(3000〜3500CFA/1人)の方が評判が良く過ごし易い様だ

ニジェール川の営み  1
ニジェール川の営み (マリ)セグー
エリア:
  • アフリカ>マリ>セグー
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/03/03 14:21
 「ゲホッゲホッ・・・」

 昨日、深夜、宿にチェックインした所、部屋の中は蚊だらけだったので、殺虫剤を部屋中に念入りに噴霧した上に、蚊取線香をムンムンに炊いて寝たので、息苦しいのだ。

 「これじゃマラリヤの予防になっても、蚊と一緒に人間もやられちゃうよ・・・。」

 朝の穏やかな日差しを浴び、て小さなセグーの街をとうとうと流れるニジェール川。
 川辺では大人も子供も、うら若き女性さえも裸で水浴びをしている。

 その脇で洗濯をする者、食器を洗う者。
 ヤギに行水させている者もいる。

 川の対岸に架かる橋はない。
 小さな手漕ぎのボートや帆かけの渡し舟が、鮮やかな色彩の布でおシャレしたマダム達を乗せて、ゆっくりと行き来している。

 川の流れに合わせて、静かに、ゆっくりと時も過ぎる。

ニジェール川の営み  1

【食事】

朝:ジャガイモ、炊込ご飯
昼:パン、揚バナナ、バナナ
夜:フラワーボールの煮タマネギ掛、リソース(煮込ソース掛ライス)、バナナ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)

【宿】
(セグー)Hotel France 7500CFA/W-1室

NoPhoto
24カ国目、マリ入国 (ブルキナファソ)ボボデュラッソ→(マリ)セグー
エリア:
  • アフリカ>マリ>セグー
  • アフリカ>ブルキナファソ>ブルキナファソその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/03/02 14:17
 今日でブルキナファソとはお別れ。

 ボボデュラッソだけでの、ほんのわずかばかりの滞在でしかなかったが、ニジェール、ベナン、トーゴ、ガーナなどの比較的整然と発展しつつある他の西アフリカの国々に比べ、ここブルキナファソは雑然とした発展途上にある印象を受けた。

 ボボデュラッソの街の中心にあるマルシュはリニューアル工事中。その中央にはマリのジェンネにある砂のモスクにも似た、真白いコンクリート製の大きな建物が建てられている。
 かつてそこには、日干しレンガで造られた伝統的な建築物がマルシェのシンボルとしてあったのだろうが、これからは形こそ似ていても非なるコンクリート製だ。

 街の外れにあるアガデスにあるモスクにも似た、スーダン様式の大モスクも既にコンクリートで固められている。

 異国から来た旅行者としては、残して欲しいこれらの伝統的で街のシンボル的な物から、近代化され、コンクリートで固められて行く姿は、何だか物寂しい。

 そしてブルキナファソで強烈に印象に残ったのは、その暑さ。

 今日もマリのセグー行のバスの車内で涼を求めて窓を開けると、入ってくるのは息苦しくなる程の熱風。
 車内の室温は40℃近くはあるが、窓を閉めて風が入って来ない方がまだましな程だ。

 どんなに暑くとも熱風を避けて窓が閉め切られたバスは、バオバブが林立する乾いた大地を走り抜け、夜の11:30が過ぎた頃、マリのニジェール川沿にある小さなセグーの街に到着。
 この街でも、メインの通りは急ピッチで舗装工事中だ。


【食事】

朝:スープ掛ライス、パスタ、パン
昼:パン、バナナ
夜:パン、バナナ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
・ボボデュラッソ→セグー(SOGEBAF社バス)14:00発 23:30着 6000CFA/1人
☆マリ入国時1000CFA/1人必要

・マリのビザ 必要 我々はガーナのアクラで取得

【宿】
(セグー)Hotel France 7500CFA/W-1室

23カ国目、ブルキナファソ 1
23カ国目、ブルキナファソ (ブルキナファソ)ボボデュラッソ
エリア:
  • アフリカ>ブルキナファソ>ブルキナファソその他の都市
テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物 
投稿日:2001/02/28 19:00
 列車には、繋がれた何両もの車両に大勢の乗客が乗っている為、コートジボワールとブルキナファソの国境では、その全員が入出国の手続きが終わるまでにはかなりの時間を要するのだ。

 「フィルムフェスティバルへ行くのかい?」
何時間待っても動き出さない列車の前でボー然としている所に、一人のフランス人のカメラマンのおじさんが声を掛けてくれたのだ。

 おじさんによると、今、ブルキナファソの首都ワガドゥグでは、西アフリカを代表するイベントの一つ、アフリカ映画祭が一週間に渡って開催されており、ホテルはどこも満室との事。おじさんは知り合いの家に泊めてもらうそうだ。

 この分だと、列車はワガドゥグには深夜過ぎに到着しそうな様子だ。

 深夜に、満室だらけのホテルを次々にあたって宿探しするのは大変だし、もともとワガドゥグにそんなに執着してはいなかったので、ワガドゥグ行の切符を購入していた我々だが、途中駅のボボデュラッソで降りる事を決意。

 夕方遅く、列車はボボデュラッソ駅に到着。
 首都ワガドゥグに次ぐブルキナファソ第2の街、ボボデュラッソ。落ち着いた雰囲気と聞いていたのが、意外に雑然としているなと言うのが第一印象だ。

23カ国目、ブルキナファソ 1

 早速宿を取ると、ディーゼル機関車の出すススだらけになった体をシャワーで流す。
 同じく汗でにじんだススで汚れた衣服も全て洗濯。

 天井に吊るされたファンの風に、洗濯物がひるがえる。


【食事】

朝:パン、魚フライ、バナナ、
昼:パン
夜:パスタ+ササゲ入ソース、チキン、ミルクティー

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
・ブルキナファソのビザ 必要 我々はガーナのアクラで取得。

【宿】
(ボボデュラッソ)Entent Hotel 4000CFA/W-1室

NoPhoto
西アフリカ屈指の大都会・アビジャン (コートジボワール)アビジャン
エリア:
  • アフリカ>コートジボアール>アビジャン
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2001/02/26 18:51
 昨日はラグーンの対岸からその高層ビル群を眺めただけだった、アビジャンの繁華街、プラトー地区へ散歩に出る。

 遠くから見る高層ビル群は確かに立派だが、街の内部はかなりゴチャゴチャしている。

 軒を連ねる店々のほとんどは、店の前に警備員を配置、ウィンドゥや入口を鉄格子で固めている店も多い。

 銀行にはATMが装備されている所もあると聞いていたのだが、銀行に至っては完全防備の店構え。外から店内の様子を伺う事は全く出来ない様になっているのだが、どうやらATMは銀行内に設置されているようだ。
 いくらか現地通貨をおろそうかとも思っていたのだが、どうも辺りの雰囲気も良くない様な気がしたのでパス。

 街中で唯一ホッと一息つかせてもらった所が、西アフリカいちの本屋と言われるブレリ・フランセ。
 エアコンが効いた店内にはフランス版のアフリカの写真集や、英語のガイドブックなどが充実。
 しかも店内はビルの数フロアに渡っており、まるで日本の丸善や三省堂で立ち読みをしている様な懐かしい気分にさせてくれる。

 アビジャンの街を歩いていて楽しかったのが、意外にも、立派なビル群よりゴチャゴチャとした林立したビルとビルの間の車と人混みを抜けた所にふとある下町的な雰囲気。

 ラグーンに掛かる橋のたもとにあるバスステーション脇の土手には、元気なおばさん達がきりもりする屋台の食事どころが幾つも立ち並ぶ。

 ピシッとスーツで決めたビジネスマン風の男や、モードなオシャレのお姉さん方が、手づかみでバナナの葉でくるまれたご飯などを楽しそうに食べている。

 また、繁華街のプラトーからラグーンに架かった橋を渡った下町では、片側3車線もある舗装された広い立派な大通りの路地裏の未舗装の細道に、庶民の家々が並び、

 軒先では裸ん坊の子供が泥だらけになって遊び泣き転げ、
 イスラムの服の男達が何する事無く座り込んで、たたずみ、ひざまづいてお祈りし、
 マミー達は大きな鍋を並べ炭を炊き料理をしている。

 時たまそんな路地を立派なベンツがクラクションをまくしたて通り過ぎる。

 映画館では欧米のポルノ映画のポスターまででかでかと張り出され、その裸の白人女性の絵の向こうでは少年達が草サッカーに汗を流す。

 そんな街角で、日本からの旅人がパパイヤを買い、ハイビスカスのジュースをすする。

 サバンナでもビーチでも都会でも、アフリカはたくましい。人間って素晴らしい。


【食事】

朝:パン
昼:ジャガイモ煮ころがし、パスタ、ミートパイ
夜:パン、揚バナナ、ゆで玉子、パパイヤ、ハイビスカスの花で煮出したジュース(アラブ圏ではカルカデと呼ばれお茶の様に飲むが、仏語圏ではビサップと呼ばれ冷やして(時に凍らせて)飲む)

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファ・フラン)
【宿】
(アビジャン)Hotel le Prince 6000CFA/W-1室

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