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- 南アフリカ ローカル「ミニ」バスの旅 (南アフリカ)アピントン→キンバリー→ブルームフォンテン
-
エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>南アフリカ共和国その他の都市
- テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物
- 投稿日:2000/09/14 12:54
昨夕方、ウィントークを出発したバスは、明け方国境を通過して、南アフリカのアピントンに早朝5:30到着。バスを降りると凍えるような南風(南半球なので)。寒い。暖かい北風が恋しい。南アフリカは今季節は春先。まだまだ寒い日が多いのだ。
アピントンからはレソトを目指すが、ダイレクトに行ける訳ではなく、幾つかバスを乗り継いで行かなければならない。まずはキンバリー行きのバスを見つけ、乗り込む。
バスといってもワゴン車のミニバス。シートに乗り込んで出発を待つが、なかなか出発しない。乗客は、1人、また1人と増え、我々を含め8人ほどになったが、いっこうに出発する気配なし。どうやら全シート分客が集まるまで出発しないようだ。
こうして朝の6時から待つ事4時間。近くに停まっていた別のバスの客とミックスして15名ほどの乗客を乗せ、キンバリー行きミニバス1台、朝の10:00にようやく出発だ。
バスには幼子連れのママ達が数名乗っていたのだが、彼女らの元気な事、陽気な事。彼女らは単にバスに乗り合わせただけで知り合いでもなんでもないのに、たちまち抑揚のある太い声で話し始め、もう止まらない。しかも相手が喋っていようと、誰かが話し掛けようとおかまいなし。みんな一斉に身振り手振りを加え、陽気に話しては大笑い。他人の話は聞いているんだかいないんだか。
ナミビアから南アに下り、どんな景色になっているんだろうと思っていのたが、明るくなってアピントンの街を出て、あっけにとられる。街中を抜けると、ナミビアで見た景色とほとんど変わらないサバンナの平原が続く。まぁ、そりゃそうだ。国境なんて人が勝手に造ったもの。それを越えたからって急に自然や景観が変わるはずも無い。
唯一、ナミビアでドライブしていた時と違っているのは、川にこんこんと水が流れている事。ナミビアでは橋はあっても全く水の無い乾いた川ばかりだった。 特にナミビアとの国境付近から流れているオレンジ川に差し掛かると、沿岸には新鮮な緑がまぶしく、春の息吹きが感じられる。が、川を離れると、相変わらずの大平原が続く。
ミニバス内は、3人掛けのシートにムリヤリ4人も座らせられて、腰が苦しい。キンバリーに着くまで居眠りして耐える事にする。
キンバリーではブルームフォンテン行きのミニバスに乗り換える。乗り換えるバスはすぐ見つかるも、もちろん今度も満員になるまでひたすら待たされる。2時間後、ようやく出発。こちらのミニバスは、どうやらこれがいつものペースらしい。
キンバリーの市街を出てすぐ、大きな山のようなダイヤモンド鉱山が。世界のダイヤモンド市場を牛耳るデビアス社のダイヤモンド鉱山だ。デビアスの本社はここ南アフリカのキンバリーにある。
ブルームフォンテンに着くと、その都会ぶりにビックリ。まるでアメリカの街のようだ。時間は夜の7時半。ブルームフォンテンのバスステーションでレソトの首都マセル行きのバスを尋ねるが、「今日はもう無いから明日の朝来い」との事。仕方ないので、道行く人や、ガソリンスタンドのおじさんに安宿を尋ね歩き、見付けた宿の床に付く。
昨日、ウィントークを出てから、ずーっとバスの座席に座りっぱなし。少々おしりと腰が張っているようだ。
【食事】
朝:パン
昼:リンゴ
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
・アピントン→キンバリー(ミニバス)70R/1人
アピントンの鉄道駅近くから出発。
・キンバリー→ブルームフォンテン(ミニバス) 40R/1人
現地の人はワゴンのミニバスを「タクシー」と呼ぶ。我々も「ミニバス・ステーションを教えて欲しい。」と尋ねると。「バスはない。タクシーならある。」と言われた事が何度かあった。「バス」とは一般に大型の長距離バスを差すらしい。
【宿】ブルームフォンテン「Stanville Inn」 130R/W1室
アピントンからはレソトを目指すが、ダイレクトに行ける訳ではなく、幾つかバスを乗り継いで行かなければならない。まずはキンバリー行きのバスを見つけ、乗り込む。
バスといってもワゴン車のミニバス。シートに乗り込んで出発を待つが、なかなか出発しない。乗客は、1人、また1人と増え、我々を含め8人ほどになったが、いっこうに出発する気配なし。どうやら全シート分客が集まるまで出発しないようだ。
こうして朝の6時から待つ事4時間。近くに停まっていた別のバスの客とミックスして15名ほどの乗客を乗せ、キンバリー行きミニバス1台、朝の10:00にようやく出発だ。
バスには幼子連れのママ達が数名乗っていたのだが、彼女らの元気な事、陽気な事。彼女らは単にバスに乗り合わせただけで知り合いでもなんでもないのに、たちまち抑揚のある太い声で話し始め、もう止まらない。しかも相手が喋っていようと、誰かが話し掛けようとおかまいなし。みんな一斉に身振り手振りを加え、陽気に話しては大笑い。他人の話は聞いているんだかいないんだか。
ナミビアから南アに下り、どんな景色になっているんだろうと思っていのたが、明るくなってアピントンの街を出て、あっけにとられる。街中を抜けると、ナミビアで見た景色とほとんど変わらないサバンナの平原が続く。まぁ、そりゃそうだ。国境なんて人が勝手に造ったもの。それを越えたからって急に自然や景観が変わるはずも無い。
唯一、ナミビアでドライブしていた時と違っているのは、川にこんこんと水が流れている事。ナミビアでは橋はあっても全く水の無い乾いた川ばかりだった。 特にナミビアとの国境付近から流れているオレンジ川に差し掛かると、沿岸には新鮮な緑がまぶしく、春の息吹きが感じられる。が、川を離れると、相変わらずの大平原が続く。
ミニバス内は、3人掛けのシートにムリヤリ4人も座らせられて、腰が苦しい。キンバリーに着くまで居眠りして耐える事にする。
キンバリーではブルームフォンテン行きのミニバスに乗り換える。乗り換えるバスはすぐ見つかるも、もちろん今度も満員になるまでひたすら待たされる。2時間後、ようやく出発。こちらのミニバスは、どうやらこれがいつものペースらしい。
キンバリーの市街を出てすぐ、大きな山のようなダイヤモンド鉱山が。世界のダイヤモンド市場を牛耳るデビアス社のダイヤモンド鉱山だ。デビアスの本社はここ南アフリカのキンバリーにある。
ブルームフォンテンに着くと、その都会ぶりにビックリ。まるでアメリカの街のようだ。時間は夜の7時半。ブルームフォンテンのバスステーションでレソトの首都マセル行きのバスを尋ねるが、「今日はもう無いから明日の朝来い」との事。仕方ないので、道行く人や、ガソリンスタンドのおじさんに安宿を尋ね歩き、見付けた宿の床に付く。
昨日、ウィントークを出てから、ずーっとバスの座席に座りっぱなし。少々おしりと腰が張っているようだ。
【食事】
朝:パン
昼:リンゴ
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
・アピントン→キンバリー(ミニバス)70R/1人
アピントンの鉄道駅近くから出発。
・キンバリー→ブルームフォンテン(ミニバス) 40R/1人
現地の人はワゴンのミニバスを「タクシー」と呼ぶ。我々も「ミニバス・ステーションを教えて欲しい。」と尋ねると。「バスはない。タクシーならある。」と言われた事が何度かあった。「バス」とは一般に大型の長距離バスを差すらしい。
【宿】ブルームフォンテン「Stanville Inn」 130R/W1室
- レンタカーを返して再びバスで南アフリカへ (ナミビア)ウィントーク→(南アフリカ)アピントンへ
-
エリア:
- アフリカ>ナミビア>ウィントフック
- アフリカ>南アフリカ共和国>南アフリカ共和国その他の都市
- テーマ:その他
- 投稿日:2000/09/13 12:49
朝、朝食前に車を返しに行く。道の方は昨日聞いたので、もう大丈夫。無事、車を返し、運転から開放されてホッと一安心。
今だから言えるが、実は日本では自分はほぼペーパードライバーで、アフリカでレンタカーを借りて、自分でドライブしながら旅してみたいと思い、日本出発の10日前位から毎朝運転の練習をしたに過ぎず、こんなに長くドライブするのは初めてだったのだ。
練習ではを家から2km程の所にある図書館に行ったのが最長だし、、給油も一度だけしかした事がない。もちろんオフロードも峠も初めて。おまけに練習で使った親の車はオートマでパワステだが、今回借りた車はマニュアルで、ハンドルもギアもとても固い。
何が冒険かと言うと、こんなほぼペーパードライバーの状態でアフリカを運転してしまう事自体が自分にとっては大冒険。Junkoに言わせれば「危険人物」、身の程知らずという事だ。それでもアフリカの大地を自分で運転してみたい!という気持ちが強く、恐れ多くも何とか無事アフリカンドライブを終え、本当に一安心だ。
出来事的には今日は特に何も無し。休息日。夕方までゆっくり休んで、18:00のバスでウィントークを発ち、南アのアピントンへ向かう。
ナミビアでのちょっと贅沢なドライブの旅を終え、バックパックは車のトランクからまた肩の上へ。ようやくこれからはバックパッカーらしい旅になる予定です。
【食事】
朝:自炊 パスタ
昼:なし
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
ウィントーク→南アフリカ・アピントン バス 250R/1人 週3便
・ウィントークからのバスは他に、ケープタウンに週6便
ビクトリアフォールズへ週1便。アピントン便は、アピントンからヨハネスブルク便へ乗り継げる。
【宿】夜行バス
●ナミビアではゲストファームと呼ばれる宿があり、広大な土地で放牧を営むファームが宿も経営している。家族的な暖かいもてなしが魅力!
敷地内にはアフリカの野生動物が生息しており、サファリも楽しめる。食事もファームライフがうかがえる、その家の手作りの味でとてもおいしいし、我々が利用したような最高のロケーションでもわずか1人5000円内程、食事やサファリ込みの場合がほとんど。
もしケニアやタンザニアで同様のロケーションなら豪華なリゾートホテルを利用せねばならず、それに比べるとナミビアでは、格安で雄大なアフリカがリッチな気分で楽しる。オススメです。
今だから言えるが、実は日本では自分はほぼペーパードライバーで、アフリカでレンタカーを借りて、自分でドライブしながら旅してみたいと思い、日本出発の10日前位から毎朝運転の練習をしたに過ぎず、こんなに長くドライブするのは初めてだったのだ。
練習ではを家から2km程の所にある図書館に行ったのが最長だし、、給油も一度だけしかした事がない。もちろんオフロードも峠も初めて。おまけに練習で使った親の車はオートマでパワステだが、今回借りた車はマニュアルで、ハンドルもギアもとても固い。
何が冒険かと言うと、こんなほぼペーパードライバーの状態でアフリカを運転してしまう事自体が自分にとっては大冒険。Junkoに言わせれば「危険人物」、身の程知らずという事だ。それでもアフリカの大地を自分で運転してみたい!という気持ちが強く、恐れ多くも何とか無事アフリカンドライブを終え、本当に一安心だ。
出来事的には今日は特に何も無し。休息日。夕方までゆっくり休んで、18:00のバスでウィントークを発ち、南アのアピントンへ向かう。
ナミビアでのちょっと贅沢なドライブの旅を終え、バックパックは車のトランクからまた肩の上へ。ようやくこれからはバックパッカーらしい旅になる予定です。
【食事】
朝:自炊 パスタ
昼:なし
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
ウィントーク→南アフリカ・アピントン バス 250R/1人 週3便
・ウィントークからのバスは他に、ケープタウンに週6便
ビクトリアフォールズへ週1便。アピントン便は、アピントンからヨハネスブルク便へ乗り継げる。
【宿】夜行バス
●ナミビアではゲストファームと呼ばれる宿があり、広大な土地で放牧を営むファームが宿も経営している。家族的な暖かいもてなしが魅力!
敷地内にはアフリカの野生動物が生息しており、サファリも楽しめる。食事もファームライフがうかがえる、その家の手作りの味でとてもおいしいし、我々が利用したような最高のロケーションでもわずか1人5000円内程、食事やサファリ込みの場合がほとんど。
もしケニアやタンザニアで同様のロケーションなら豪華なリゾートホテルを利用せねばならず、それに比べるとナミビアでは、格安で雄大なアフリカがリッチな気分で楽しる。オススメです。
- バスで国境を越え、2カ国目ナミビアへ (南アフリカ)ケープタウン→(ナミビア)ウイントーク
-
エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>ケープタウン
- アフリカ>ナミビア>ウィントフック
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2000/09/05 11:17
ブランチにパスタを自炊して食べ、腹ごしらえをしたら、バスに乗って、ナミビアへ出発。厚い雲をかぶったテーブルマウンテンに見送られて、バスはアフリカを北に一直線に進む。あっという間にケープタウンの近代的な街並を過ぎると、のどかな光景が広がる。
なだらかな起伏の広い大地が整然と区画され、麦や黄色や紫の花畑、そして牧草地が青空も併せて鮮やかなコントラストを作り上げる。北海道、美映の景色に似ている。西の彼方には大西洋の波と水平線。
3時間も進むと今度は一面に黄色や紫、白等の花が咲き、まるで花のじゅうたんのようだ。やがて峠を越えると、空には雲一つなくなる。
ここらへんはナマクアランドと言う乾燥した地帯で、春のある時期にだけ、申し合わせたかのように、一斉に色とりどりのワイルドフラワーが大地一面に咲く事で有名な所だ。毎年、一斉に花が開花する時期は決まっていないそうだ。
我々がバスで通り抜けたこの日も、一斉に一面にというのとは違ってはいるが、ナマクアランド・デイジーと呼ばれる花があちこちに咲いていて、とてもキレイだ。
日が落ちてしばらくすると、ナミビアとのボーダーに到着。南ア・ナミビアの両イミグレーションでパスポート、荷物のチェックを受け、ナミビアに突入。バスの中で、寝付く前に車窓越しに夜空を見上げると、宝石のように星が降り注いでいる。そう、今、我々はアフリカを走っている。アフリカの夜を。
【食事】
朝+昼:自炊パスタ
夜:ピザパン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
ケープタウン→ナミビアのインターケープ社のバスは週2便 鉄道駅近くのバスターミナル12:30発。
ナミビアのウイントークに翌朝7:00着 290R
南ア・ナミビアの国境は24Hオープン。ナミビアのビザは日本人ツーリストは不要。
【宿】夜行バス
なだらかな起伏の広い大地が整然と区画され、麦や黄色や紫の花畑、そして牧草地が青空も併せて鮮やかなコントラストを作り上げる。北海道、美映の景色に似ている。西の彼方には大西洋の波と水平線。
3時間も進むと今度は一面に黄色や紫、白等の花が咲き、まるで花のじゅうたんのようだ。やがて峠を越えると、空には雲一つなくなる。
ここらへんはナマクアランドと言う乾燥した地帯で、春のある時期にだけ、申し合わせたかのように、一斉に色とりどりのワイルドフラワーが大地一面に咲く事で有名な所だ。毎年、一斉に花が開花する時期は決まっていないそうだ。
我々がバスで通り抜けたこの日も、一斉に一面にというのとは違ってはいるが、ナマクアランド・デイジーと呼ばれる花があちこちに咲いていて、とてもキレイだ。
日が落ちてしばらくすると、ナミビアとのボーダーに到着。南ア・ナミビアの両イミグレーションでパスポート、荷物のチェックを受け、ナミビアに突入。バスの中で、寝付く前に車窓越しに夜空を見上げると、宝石のように星が降り注いでいる。そう、今、我々はアフリカを走っている。アフリカの夜を。
【食事】
朝+昼:自炊パスタ
夜:ピザパン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、ナミビアでも通用。)
ケープタウン→ナミビアのインターケープ社のバスは週2便 鉄道駅近くのバスターミナル12:30発。
ナミビアのウイントークに翌朝7:00着 290R
南ア・ナミビアの国境は24Hオープン。ナミビアのビザは日本人ツーリストは不要。
【宿】夜行バス
- ケープタウンで旅の準備、マラリア薬購入 (南アフリカ)ケープタウン
-
エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>ケープタウン
- テーマ:旅行準備
- 投稿日:2000/09/04 11:03
朝4:30、まだ暗い内にサイモンズタウンのホテルを出発。昨日借りたレンタカーは今日の10:00AM迄にケープタウンのレンタカーオフィスに返さなくてはならない。道に迷う心配もあるし、何しろなれない外国でのドライブ、慌てないようにかなり早目に出発する事にしたのだ。
ところが運転は昨日にも増して益々快調。しかもこんな早朝、ほとんど他の車は走っていないので、スイスイと1時間半程でケープタウンに着いてしまった。
ケープタウンには朝6時着。レンタカー会社のオフィスが開くのが7時まで、1時間も車の中で待つハメに。
「いくら何でも早く出すぎたかな?」
でもまあ、旅の始めのなれない外国でのドライブが無事済んで、ほんとうによかった。
レンタカーを返し、宿を取ると、早速ケープタウンの街歩きに繰り出す。本日のメインのto do(なすべきこと)は、マラリア予防薬の購入である。はたして、つたない英語でちゃんと買う事ができるのだろうか。
宿を出てすぐのところにファーマシー(薬屋)があったので、きいてみる。副作用の話など、ぎくしゃくしながらも何とか交渉し、10ヶ月分の薬を購入。
そして用事がもう一つ。我々は、商店街を歩き回り、アウトドアグッズのお店を探す。実は早くも予想もしていなかった事態に見舞われているのだ。リュックの一つの肩ヒモの付け根がほつれ始めてしまったのだ。今はまだかつぐのに支障はないといっても、ほつれた所からは中の荷物が顔を見せている。これで1〜2年ももつのか…?もつようには、とうてい思えない。仕方無いので、ここは多少奮発しても、頑丈ないいバックパックを買う事を決心する。
アルピニスト用品のお店で、いかにもバックパッカー御用達というような60リットルのバックパックを600R(1万円位)で購入。よし!! マラリアの薬も買ったし、これで準備万端だ!!
夜は宿のキッチンで自炊しようとスーパーでパスタ等、食材を買っておいたのだが、宿のご主人が野菜シチューを作って、宿泊客みんなに無料で振舞ってくれると言う。ラッキー♪ パスタは明日にとっておいて、、。気前のいいご主人ありがとう。たった1泊しかいないのに。1泊、たった1人40R(700円弱)しかしないのに..。野菜たっぷり、栄養満点。おかわりまで頂いてしまった。
【食事】
朝+昼:サンドイッチ、マフィン
夜:野菜シチュー(宿のご主人の手作り、無料)
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
マラリヤ予防薬・メフロキン(ラリナム) 10ヶ月分×2人分=1050R
街中の薬屋で買える。クレジットカードOK。
【宿】ケープタウン Long Street Backpackers ドミトリー 40R/1人
ところが運転は昨日にも増して益々快調。しかもこんな早朝、ほとんど他の車は走っていないので、スイスイと1時間半程でケープタウンに着いてしまった。
ケープタウンには朝6時着。レンタカー会社のオフィスが開くのが7時まで、1時間も車の中で待つハメに。
「いくら何でも早く出すぎたかな?」
でもまあ、旅の始めのなれない外国でのドライブが無事済んで、ほんとうによかった。
レンタカーを返し、宿を取ると、早速ケープタウンの街歩きに繰り出す。本日のメインのto do(なすべきこと)は、マラリア予防薬の購入である。はたして、つたない英語でちゃんと買う事ができるのだろうか。
宿を出てすぐのところにファーマシー(薬屋)があったので、きいてみる。副作用の話など、ぎくしゃくしながらも何とか交渉し、10ヶ月分の薬を購入。
そして用事がもう一つ。我々は、商店街を歩き回り、アウトドアグッズのお店を探す。実は早くも予想もしていなかった事態に見舞われているのだ。リュックの一つの肩ヒモの付け根がほつれ始めてしまったのだ。今はまだかつぐのに支障はないといっても、ほつれた所からは中の荷物が顔を見せている。これで1〜2年ももつのか…?もつようには、とうてい思えない。仕方無いので、ここは多少奮発しても、頑丈ないいバックパックを買う事を決心する。
アルピニスト用品のお店で、いかにもバックパッカー御用達というような60リットルのバックパックを600R(1万円位)で購入。よし!! マラリアの薬も買ったし、これで準備万端だ!!
夜は宿のキッチンで自炊しようとスーパーでパスタ等、食材を買っておいたのだが、宿のご主人が野菜シチューを作って、宿泊客みんなに無料で振舞ってくれると言う。ラッキー♪ パスタは明日にとっておいて、、。気前のいいご主人ありがとう。たった1泊しかいないのに。1泊、たった1人40R(700円弱)しかしないのに..。野菜たっぷり、栄養満点。おかわりまで頂いてしまった。
【食事】
朝+昼:サンドイッチ、マフィン
夜:野菜シチュー(宿のご主人の手作り、無料)
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
マラリヤ予防薬・メフロキン(ラリナム) 10ヶ月分×2人分=1050R
街中の薬屋で買える。クレジットカードOK。
【宿】ケープタウン Long Street Backpackers ドミトリー 40R/1人
- 喜望峰から旅は始まった (マレーシア)クアラルンプール→(南アフリカ)ケープタウン→喜望峰
-
エリア:
- アジア>マレーシア>クアラルンプール
- アフリカ>南アフリカ共和国>ヨハネスブルグ
- アフリカ>南アフリカ共和国>ケープタウン
- テーマ:街中・建物・景色 鉄道・乗り物
- 投稿日:2000/09/03 18:54
クアラルンプールで飛行機を乗継いで(クアラルンプール01:30発)、ケープタウンに9時過ぎ到着。
空港を出ると目の前にケープタウンのシンボル、テーブルマウンテンがそびえている。その姿はとても雄大だ。空港では早速レンタカーを借りる。もちろん
“A cheapest car,please!!”
「駐車の際は必ずカギを掛けて、中の荷物はトランクに入れてなるべく外から見えないように。特に夜は注意。」
との事。ただし加えて、
「あなたが借りる車は一番安い。エアコンもオーディオも付いていないタイプなので、他の車より安全。」
との事だった。なる程、安っぽい車の方が、ドロボーの標的になりにくいという訳だ 。
車は小さくて丸っこい赤いカワイイ、オペル。最初、多少道に迷ったりもしたが、概ね快調に一路南へ、喜望峰を目指す。
やがて視界に波しぶきが陽射しを浴びて輝く。Muizen bergという街だ。ビューポイントに車を止める。青く広い海と、パステルカラーの家が並ぶ街並がきれいだ。風は強く肌寒いほどだが、サーフィンをしている人達もいる。Muizen bergからは海岸線沿いを進む。
しばらく走ると、高速道路の料金所のような所に出くわす。喜望峰自然保護区の入場料をここで支払わなくてはならない。一人20R(ランド)×2人分で40R。100R札で支払う。おつりをロクに勘定もせず車を出すと、
「おつりが50Rしかない。」
とJunko。どうやら10Rやられてしまったようだ。被害額は少ないといえ、まず失敗第1号。
「おつりは落ち着いて数えてから、次の行動に移さないと」
と反省。まあ出始めのいい勉強と考え、気持ちを切換える。
それにしても景色が素晴らしい。白い雲、青い空、どこまでも広く大きい海。くり返し押し寄せる波。空気が澄んでいるせいか、視界はとてもクリアで景色は色鮮やかだ。
まもなく喜望峰にたどり着くというところで、道の脇からすっとんきょうな表情でこちらの様子をうかがっているものがいる。ダチョウだ。少し進むと今度は小さくカワイらしいベイビーを従えた親子のダチョウも。こんな間近でじっくり野生のダチョウが見られるなんて!!
喜望峰(Cape of good hope)にはお昼過ぎに到着。小高いビューポイントに登ると、そこは視界320°の大海原。右手は大西洋、左はインド洋だ。冷たい強い風が吹きつけ、波は荒々しく押し寄せる。沿岸の海はエメラルド色に輝き、真白な波羽を立てている。そしていよいよ、ここから我々の旅の始まりである。
喜望峰の近くには、一段と高い断崖に灯台が建っている。灯台が建つCape Pointまで歩いても行けるのだが、時間はもう午後2時半。あまり時間的に余裕もないのでケーブルカーで登る事に。日が暮れる前に宿がある街まで戻って、宿を見つけなくてはならない。
ケープポイントからの眺めも相変わらず素晴らしい。喜望峰なんて単なるアフリカの南の端というだけの観光スポットだと思っていたが、その景観は本当に素晴らしいものだった。おまけにダチョウ付き。帰り道ではヒヒ(バブーン)の姿も。「バブーン、デンジャラス」という標識もあったので、多分、日光のサルのようにエサをねだっておイタでもするのだろう。
来た道を戻って30分程、ボルダーズ・ビーチに立ち寄る。ここのビーチはジャッカス・ペンギンの営巣地として有名な観光地となっている。もちろん天然ではあるが、ペンギン達は手厚く保護されている。
入場料を支払ってビーチに出ると、いるいる。ジャッカス・ペンギンの群れ、また群れ。うたた寝するもの、背のびして退化してしまった、つたない羽をパタパタするもの、泳ぐもの。羽が生え揃わない子供のペンギンも目をパチパチさせて愛くるしい。本当に沢山のペンギンがそれぞれ勝手にユーモラスな仕草を見せるので、長い時間見ていても全く飽きない。
気付くと時間はもう夕方の5時。宿を見付けに行かなくてはならない。当初の予定では、ケープタウンの中心街迄戻って宿泊する予定だったが、時間も時間なので、近場で宿を探すことにする。ここボルダーズ・ビーチからMuizen berg方向へ数分のサイモンズ・タウンで、屋根に大きく「Backpacker's」と看板を掲げた建物を発見。出来たばかりの安宿のようだ。
宿が見付からなかったら、車内で一夜を明かそうかとも考えただけに、宿が見つかってホッと一安心である。始まったばかりのこの旅一泊目から、「宿無し」にはなりたくないもんね。。
【食事】
朝:機内(クアラルンプール→ヨハネスプルク)・エビのマレーシアン
朝もう1回:機内(ヨハネスプルク→ケープタウン)・オードブル
昼:なし
夜:機内食の食べ残しをキープしておいたパン、ヨーグルト
自宅から持参した柿ぴー、紅茶
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
マレーシア航空 クアラルンプール1:30 → ヨハネスプルク5:30
同機で ヨハネスプルク7:30 → ケープタウン9:30
・南アフリカのビザは日本人ツーリストは不要。ただし空路入国の場合、帰便または第三国への出国便の航空券の提示が必要な場合もあるとのこと。陸路で第三国へ出国する旨を伝えれば問題ないかと思われるが、最新の情報を入手して下さい。陸路入国の場合は出国航空券が無くても問題なし。
・Imperial Car Rental社のレンタカー オペルコルサ1日125kmフリー、ウィークエンド料金 119R(クレジットカードOK)
・ケープタウン空港10:45発→喜望峰12:30〜13:30
・喜望峰自然保護区入場料20R/1人(ボラれて50R/2人払う)
・ケープポイント13:45〜14:30 ケーブルカー往復22R(片道だと15R/1人)
・ボルダーズビーチ入場料10R/1人
【宿】サイモンズ・タウンの「バックパッカーズロッジ」ドミトリー 40R/1人(Wは120R)。新築で小ギレイ。Pあり。メインロード「M4」通り沿い。
11 - 15件目まで(15件中)