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- 5カ国目、ジンバブエへ (南アフリカ)プレトリア→(ジンバブエ)ハラレ
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エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
- アフリカ>ジンバブウェ>ハラレ
- テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊 グルメ
- 投稿日:2000/09/27 12:26
南ア・ジンバブエの国境(バイトブリッジ)が開くのが朝5:30。国境地帯の有刺鉄線の張られたサバンナからバブーン(ヒヒ)の群れがトラックの荷台で大暴れしている。
両国のイミグレは難なく通過。
ジンバブエに入ると日が明けてくる。そしてバスの車窓の向こうに見えてきたのは、そびえ立つバオバブの木々。バスのシートの位置は高く、サバンナのアカシヤの木の背は低いので、我々の目線より高い木はバオバブしかない。
以前見たマダガスカルのものよりは小さいが、緑のアカシヤの中で、葉を一枚も付けず、根っこのような形の枝とぶっとい幹の胴体、バオバブのその姿は異様でもあり、独特の趣がある。
バオバブの木々が姿を消すと、しばらく広いサバンナが続き、やがて白い岩肌の岩山が現れ出す。外は曇り、時折小雨が降る。その奥の岩肌の中に、まばらに木立をたずさえた盆栽のような岩山が連なるシルエットは、アフリカにあって、水墨画のような景色だ。
この先はマシンゴという街で、この一帯の岩を組んで作られた「グレート・ジンバブエ」という世界遺産の遺跡がある。マシンゴと「グレート・ジンバブエ」にはハラレの後、ゆっくりと訪れる予定なので、またその時に。
ハラレには午後2時到着。ハラレでは日本人バックパッカーの溜まり場となっているPawPaw Lodgeに宿泊。宿に長居する「住人」達から、我々も利用したウィントークの宿やここPawPaw Lodgeでの盗難事件の話や、エチオピアの宿でダニに沢山食われた話、トラックの荷台での厳しい移動話などを聞かされて、これ迄の快適な旅から、これからの厳しい旅へ、気を引き締めさせられる。
夜は、初めてお鍋でのご飯炊きに挑戦。この長旅、Junkoの具合は良くなったものの、この先、「ご飯でも食べて元気を付けたい!」って時もあるだろう。スーパーでお米を仕入れて、お鍋で炊いてみたのだ。
炊き上がりはまずます、うん、いい感じ。これを油で炒めて、チャーハンに。お皿に盛って口に運ぶ。
「う、胸が苦しい。」ご飯の粒が形を成していない。つぶされ、練られてしまって、期待していた「ライス」とは別物だ。炊く時間が短かったかな??
後で分かった事だが、こっちの長い形状のお米は、あまりよく研ぎ過ぎると崩れてしまうそうで、どうやら日本流で研ぎ過ぎてしまったたようだ。
初めての挑戦は失敗作となった、ご飯炊き。でも頑張って塩をまぶしながら、一皿平らげる。
明日こそは、おいしいご飯を炊くぞ!!
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:(自炊)失敗チャーハン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
・プレトリア→ハラレ(トランス・ザンベジ社) 200R/1人
プレトリア 22:30発、ハラレ翌14:00着 ヨハネス発も同料金。 ヨハネス/プレトリアからは、他にグレイハンズ社、トランスラックス社もハラレへのバスがあるが料金は250R。トランス・ザンベジが割安。日本のガイドブック等では、トランス・ザンベジ社のバスは飲物と軽食が出ると紹介されているが、実際は全く無し。 (グレイハンズ、トランスラックスはコーヒーやクッキーが出ていると思われる。)。トランス・ザンベジのバスのチケットはインターケープ社で購入できる(トランス・ザンベジはインターケープ系列の会社)。
・ジンバブエのビザは、国境で即時入手できる。30US$/一人、写真不要。
【宿】(ハラレ)PawPawLodge ドミトリ130Z/一人
両国のイミグレは難なく通過。
ジンバブエに入ると日が明けてくる。そしてバスの車窓の向こうに見えてきたのは、そびえ立つバオバブの木々。バスのシートの位置は高く、サバンナのアカシヤの木の背は低いので、我々の目線より高い木はバオバブしかない。
以前見たマダガスカルのものよりは小さいが、緑のアカシヤの中で、葉を一枚も付けず、根っこのような形の枝とぶっとい幹の胴体、バオバブのその姿は異様でもあり、独特の趣がある。
バオバブの木々が姿を消すと、しばらく広いサバンナが続き、やがて白い岩肌の岩山が現れ出す。外は曇り、時折小雨が降る。その奥の岩肌の中に、まばらに木立をたずさえた盆栽のような岩山が連なるシルエットは、アフリカにあって、水墨画のような景色だ。
この先はマシンゴという街で、この一帯の岩を組んで作られた「グレート・ジンバブエ」という世界遺産の遺跡がある。マシンゴと「グレート・ジンバブエ」にはハラレの後、ゆっくりと訪れる予定なので、またその時に。
ハラレには午後2時到着。ハラレでは日本人バックパッカーの溜まり場となっているPawPaw Lodgeに宿泊。宿に長居する「住人」達から、我々も利用したウィントークの宿やここPawPaw Lodgeでの盗難事件の話や、エチオピアの宿でダニに沢山食われた話、トラックの荷台での厳しい移動話などを聞かされて、これ迄の快適な旅から、これからの厳しい旅へ、気を引き締めさせられる。
夜は、初めてお鍋でのご飯炊きに挑戦。この長旅、Junkoの具合は良くなったものの、この先、「ご飯でも食べて元気を付けたい!」って時もあるだろう。スーパーでお米を仕入れて、お鍋で炊いてみたのだ。
炊き上がりはまずます、うん、いい感じ。これを油で炒めて、チャーハンに。お皿に盛って口に運ぶ。
「う、胸が苦しい。」ご飯の粒が形を成していない。つぶされ、練られてしまって、期待していた「ライス」とは別物だ。炊く時間が短かったかな??
後で分かった事だが、こっちの長い形状のお米は、あまりよく研ぎ過ぎると崩れてしまうそうで、どうやら日本流で研ぎ過ぎてしまったたようだ。
初めての挑戦は失敗作となった、ご飯炊き。でも頑張って塩をまぶしながら、一皿平らげる。
明日こそは、おいしいご飯を炊くぞ!!
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:(自炊)失敗チャーハン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
1US$ ≒ 50Z(ジンバブエドル)
・プレトリア→ハラレ(トランス・ザンベジ社) 200R/1人
プレトリア 22:30発、ハラレ翌14:00着 ヨハネス発も同料金。 ヨハネス/プレトリアからは、他にグレイハンズ社、トランスラックス社もハラレへのバスがあるが料金は250R。トランス・ザンベジが割安。日本のガイドブック等では、トランス・ザンベジ社のバスは飲物と軽食が出ると紹介されているが、実際は全く無し。 (グレイハンズ、トランスラックスはコーヒーやクッキーが出ていると思われる。)。トランス・ザンベジのバスのチケットはインターケープ社で購入できる(トランス・ザンベジはインターケープ系列の会社)。
・ジンバブエのビザは、国境で即時入手できる。30US$/一人、写真不要。
【宿】(ハラレ)PawPawLodge ドミトリ130Z/一人
- 主食はハップ (南アフリカ)プレトリア→(ジンバブエ)ハラレ
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エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
- アフリカ>ジンバブウェ>ハラレ
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2000/09/26 12:17
今日は、夜のバスでジンバブエのハラレへ向かう。バスは夜10時半発。それ迄、宿の屋外の広い駐車場のチェアに腰掛け、お茶を飲んだり、リンゴを食べたり、日がなのんびり過ごす。
夕方、宿のおばさんが、ハップをキッチンで作り出したので、横から覗きながら作り方を教えてもらう。ハップとはトウモロコシの粉を湯がいて膨らました、そばがきのような食べ物で、こちらの地元の主食。これにカレーや味付けした野菜等をかけたりして食べる、ご飯の代わりのようなものだ。
一体どういう風に作るんだろうと見ていたのだが、これがいたって簡単。 一握りの塩を入れて煮立てた鍋のお湯に、トウモロコシの粉を小皿に2.5杯入れて、木の棒でかき混ぜるだけ。
「これだけで、本当にあんなにねりねりになるの?」
と思って見ていると、鍋の中身はみるみる膨らみ、棒でねればねる程、ねりねりになっていく。
しかし、これは随分経済的な食べ物だ。たったあれだけのトウモロコシの粉で、大きな鍋いっぱい、大食らい5〜6人前が作れてしまうのだから。
こうして出来上がったハップを少し試食させてもらったが、できたてという事もあって、香ばしく、少しあられの様な味。かなり食べでがあって、腹持ちが良さそうだ。
この技を我々が身に付けることができれば、いつも作っているパスタよりもかなり経済的に食事にありつくことができる。
いやいやその前に、どこか落ち着ける場所で、まずはご飯が先だ。長旅なので、ご飯くらいこっちのお米で炊けるようにならないと。
ジンバブエのハラレ行きのトランス・ザンベジ社のバスは定刻通り、プレトリアの鉄道駅前を出発。
ジンバブエに入ったら、ものこの国には戻らない。南アフリカに別れを告げる。
【食事】
朝:パン、ゆで玉子
昼:パン
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
・プレトリア→ハラレ(トランス・ザンベジ社 夜行バス) 200R/1人
プレトリア 22:30発、ハラレ翌14:00着 ヨハネス発も同料金。 ヨハネス/プレトリアからは、他にグレイハンズ社、トランスラックス社もハラレへのバスがあるが料金は250R。トランス・ザンベジが割安。日本のガイドブック等では、トランス・ザンベジ社のバスは飲物と軽食が出ると紹介されているが、実際は全く無し。 (グレイハンズ、トランスラックスは南ア国内便では出ているので、コーヒーやクッキーが出ていると思われる。)。トランス・ザンベジのバスのチケットはインターケープ社で購入できる(トランス・ザンベジはインターケープ系列の会社)。
・ジンバブエのビザは、国境で即時入手できる。30US$/一人、写真不要。
夕方、宿のおばさんが、ハップをキッチンで作り出したので、横から覗きながら作り方を教えてもらう。ハップとはトウモロコシの粉を湯がいて膨らました、そばがきのような食べ物で、こちらの地元の主食。これにカレーや味付けした野菜等をかけたりして食べる、ご飯の代わりのようなものだ。
一体どういう風に作るんだろうと見ていたのだが、これがいたって簡単。 一握りの塩を入れて煮立てた鍋のお湯に、トウモロコシの粉を小皿に2.5杯入れて、木の棒でかき混ぜるだけ。
「これだけで、本当にあんなにねりねりになるの?」
と思って見ていると、鍋の中身はみるみる膨らみ、棒でねればねる程、ねりねりになっていく。
しかし、これは随分経済的な食べ物だ。たったあれだけのトウモロコシの粉で、大きな鍋いっぱい、大食らい5〜6人前が作れてしまうのだから。
こうして出来上がったハップを少し試食させてもらったが、できたてという事もあって、香ばしく、少しあられの様な味。かなり食べでがあって、腹持ちが良さそうだ。
この技を我々が身に付けることができれば、いつも作っているパスタよりもかなり経済的に食事にありつくことができる。
いやいやその前に、どこか落ち着ける場所で、まずはご飯が先だ。長旅なので、ご飯くらいこっちのお米で炊けるようにならないと。
ジンバブエのハラレ行きのトランス・ザンベジ社のバスは定刻通り、プレトリアの鉄道駅前を出発。
ジンバブエに入ったら、ものこの国には戻らない。南アフリカに別れを告げる。
【食事】
朝:パン、ゆで玉子
昼:パン
夜:パン
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
・プレトリア→ハラレ(トランス・ザンベジ社 夜行バス) 200R/1人
プレトリア 22:30発、ハラレ翌14:00着 ヨハネス発も同料金。 ヨハネス/プレトリアからは、他にグレイハンズ社、トランスラックス社もハラレへのバスがあるが料金は250R。トランス・ザンベジが割安。日本のガイドブック等では、トランス・ザンベジ社のバスは飲物と軽食が出ると紹介されているが、実際は全く無し。 (グレイハンズ、トランスラックスは南ア国内便では出ているので、コーヒーやクッキーが出ていると思われる。)。トランス・ザンベジのバスのチケットはインターケープ社で購入できる(トランス・ザンベジはインターケープ系列の会社)。
・ジンバブエのビザは、国境で即時入手できる。30US$/一人、写真不要。
- ジャガランダの花 (スワジランド)マンジニ→(南アフリカ)プレトリア
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エリア:
- アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
- アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2000/09/25 12:05
今日も快晴、ここ南アフリカの首都プレトリアは朝夕こそ涼しかったが、日中の日差しは強く、暑いほどで、「これで春?」と思わせられる。
昨日から体調の悪いと言うJunkoは宿に寝かせたまま、一人で街へ散歩へ繰り出す。
9月、南半球では、季節は秋ではなく、春。春のプレトリアと言えば、有名なのが紫の花を咲かせたジャガランダ並木。日本の春を象徴するのはサクラ並木だが、ここでは紫のジャガランダなのだ。
このジャガランダ、我々はスワジランドで幾つもの紫の美しい花が咲く木立を見ていたので、ここプレトリアのジャガランダ並木を期待していたのだが、街の通りに出て唖然。ズラッと並木はあるものの、花は散ってしまって枝葉のみ。丁度、日本のサクラが散った後のようだ。
スワジランドでは探さなくても目に付いたジャガランダの花を、ここプレトリアでは街を練り歩き、ようやく遅咲きの花を付けている木を見つけ、写真をパチリ。一応プレトリア名物だから撮っておかないと。
お昼の食材をスーパーで仕入れて宿に戻ると、Junkoが宿の庭のベンチに腰掛けている。顔色も大分良い。どうやら体調は回復しつつあるようだ。
お昼はスーパーで買った玉子をゆでただけのゆで玉子に、パンにバナナにリンゴ。たくさん食べて、栄養取らないとね。夜はもちろん、ガーリックパスタ☆
【食事】
朝:バナナ
昼:ゆで玉子、パン、バナナ、リンゴ
夜:パスタ
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
【宿】(プレトリア)KIA-ORA ドミトリ 40R/1人 街の中心にあり、ロケーション良
昨日から体調の悪いと言うJunkoは宿に寝かせたまま、一人で街へ散歩へ繰り出す。
9月、南半球では、季節は秋ではなく、春。春のプレトリアと言えば、有名なのが紫の花を咲かせたジャガランダ並木。日本の春を象徴するのはサクラ並木だが、ここでは紫のジャガランダなのだ。
このジャガランダ、我々はスワジランドで幾つもの紫の美しい花が咲く木立を見ていたので、ここプレトリアのジャガランダ並木を期待していたのだが、街の通りに出て唖然。ズラッと並木はあるものの、花は散ってしまって枝葉のみ。丁度、日本のサクラが散った後のようだ。
スワジランドでは探さなくても目に付いたジャガランダの花を、ここプレトリアでは街を練り歩き、ようやく遅咲きの花を付けている木を見つけ、写真をパチリ。一応プレトリア名物だから撮っておかないと。
お昼の食材をスーパーで仕入れて宿に戻ると、Junkoが宿の庭のベンチに腰掛けている。顔色も大分良い。どうやら体調は回復しつつあるようだ。
お昼はスーパーで買った玉子をゆでただけのゆで玉子に、パンにバナナにリンゴ。たくさん食べて、栄養取らないとね。夜はもちろん、ガーリックパスタ☆
【食事】
朝:バナナ
昼:ゆで玉子、パン、バナナ、リンゴ
夜:パスタ
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド)
【宿】(プレトリア)KIA-ORA ドミトリ 40R/1人 街の中心にあり、ロケーション良
- 南アの首都・プレトリア (スワジランド)マンジニ→(南アフリカ)プレトリア
-
エリア:
- アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
- アフリカ>南アフリカ共和国>プレトリア
- テーマ:街中・建物・景色
- 投稿日:2000/09/24 11:49
美しい紫のジャガランダの花が咲き誇るスワジランドを後にし、バスで南アフリカの首都、プレスリアへ向かう。バス途中、南アフリカ最大の大都市、治安の悪いことで有名なヨハネスブルグを経由する。
スワジランドと南アフリカの国境を越えて、しばらくすると、広い牧草地と畑が地平線まで広がる。畑なので、木もほとんどない。地平線まで見渡す限りの畑地に木が一本だけという風景は、まるでファンタジックな絵画を見ているようだ。恐らく、かつてサバンナの大地を開拓したため、このような風景になったのだろう。
しかしながら、やがて景色には建物の密度が増し、夕日を背にビルのシルエットが逆光に浮かび上がる。ヨハネスブルグだ。プレトリアはヨハネスブルグから車で数十分のところ、もう間もなくだ。
バスの中ではJunkoがシートに横になって寝ている。具合が悪いと言うのだ。マラリヤ等も心配したが、まだ汚染地域には一度も入っていないし、第一、蚊には全く刺されていないと言う。風邪でもひいたか、疲れがたまっていたのだろう。
プレトリア到着後、Junkoを寝かせ、宿のキッチンでさつまいもをゆでる。依然具合が悪いと言うJunkoに、「何か食べたいものある?」と尋ねると、「さつまいもと牛乳が食べたい。」と言うので、 スーパーで買ってきたのだ。
ところが、こっちのさつまいも、あまり甘くない。じゃがいもとさつまいもの中間のような味だ。仕方ないので、マヨネーズを付けて食べると、うん、なかなかいける。サラダ向きのイモのようだ。
明日は、にんにく味のパスタでも作ってあげよう。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:さつまいも
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・(スワジランド)マンジニ→(南ア)ヨハネスブルグ/プレトリア
8:00発17:00着 140R/1人 (バズバス社)
【宿】(プレトリア)KIA-ORA ドミトリ 40R/1人 街の中心にあり、ロケーション良
スワジランドと南アフリカの国境を越えて、しばらくすると、広い牧草地と畑が地平線まで広がる。畑なので、木もほとんどない。地平線まで見渡す限りの畑地に木が一本だけという風景は、まるでファンタジックな絵画を見ているようだ。恐らく、かつてサバンナの大地を開拓したため、このような風景になったのだろう。
しかしながら、やがて景色には建物の密度が増し、夕日を背にビルのシルエットが逆光に浮かび上がる。ヨハネスブルグだ。プレトリアはヨハネスブルグから車で数十分のところ、もう間もなくだ。
バスの中ではJunkoがシートに横になって寝ている。具合が悪いと言うのだ。マラリヤ等も心配したが、まだ汚染地域には一度も入っていないし、第一、蚊には全く刺されていないと言う。風邪でもひいたか、疲れがたまっていたのだろう。
プレトリア到着後、Junkoを寝かせ、宿のキッチンでさつまいもをゆでる。依然具合が悪いと言うJunkoに、「何か食べたいものある?」と尋ねると、「さつまいもと牛乳が食べたい。」と言うので、 スーパーで買ってきたのだ。
ところが、こっちのさつまいも、あまり甘くない。じゃがいもとさつまいもの中間のような味だ。仕方ないので、マヨネーズを付けて食べると、うん、なかなかいける。サラダ向きのイモのようだ。
明日は、にんにく味のパスタでも作ってあげよう。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:さつまいも
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・(スワジランド)マンジニ→(南ア)ヨハネスブルグ/プレトリア
8:00発17:00着 140R/1人 (バズバス社)
【宿】(プレトリア)KIA-ORA ドミトリ 40R/1人 街の中心にあり、ロケーション良
- 4カ国目、スワジランドへ (南アフリカ)ダーバン→(スワジランド)マンジニ
-
エリア:
- アフリカ>南アフリカ共和国>ダーバン
- アフリカ>スワジランド>スワジランドその他都市
- テーマ:街中・建物・景色 その他
- 投稿日:2000/09/22 11:28
朝、宿をチェックアウトする時、受付のインド人のおじさんに
「ダーバンはとっても危ないから気を付けて。特にお金は。」
と念を押さる。自分達が滞在中は特に何もなかったが、やっぱり大都会ダーバンは危険なんだなと思わさせられる。そういえば、路上にはホームレスの人が目に付く。
今日は移動日。朝9時のバスでスワジランドのマンジニへ。
ダーバンを出たバスは海岸線に沿って北上して行く。今日も昨日に引き続き快晴。右手にインド洋。左手には緑が広がる。
そのうち、なんだかほのかに甘い香りが。外を見ると一面サトウギビ畑。
「まさか、いくら一面のサトウキビ畑だからといって、甘い匂いがする筈ない。錯覚だろう。」
と思っていたら、所々でサトウキビ畑に炎がメラメラとあがっている。
「そうか、今収穫の季節なんだ(実際には年に何回か収穫するのかもしれないが)。」
サトウキビ畑からの煙がほのかに香っていたのだ。
バスは途中、ウエットランドと呼ばれる地域にあるリゾート都市、セント・ルシアでお昼の休憩。ウエットランドはその名のとおり、湿地帯で、川では釣りを楽しむ観光客を乗せたボートが幾つも浮かぶ。セント・ルシアからは野生のカバを見に行くツアーや、近郊のズールー族の村へ行くツアーなどが人気だそうだ。緑が多く、水多く、とても居心地の良さそうな所だ。
セント・ルシアを出ると、バスは一気に南アとスワジランドのボーダーへ。スワジランドへ近付くと、背の高い木々も並ぶ緑多い景色から、サバンナの様相へと変わっていく。同時に、道路沿いにはサファリツアーを売り物にする宿の看板も目に付きだす。 ただナミビアの乾いた褐色のサバンナと比べると、緑が多く、大地は春の訪れを歓迎し、萌えている。
国境で、南ア、スワジランド両国のイミグレーションを越えると、ここで一仕事。「TAX REFUND」だ。南アでは、物を買うと14%の消費税が掛かるが、 出国時にレシートを見せて申請すると消費税分が戻ってくるのだ。これが「TAX REFUND」。
我々はケープタウンでバックパック等大物の買い物をしているので、これを見逃すわけにはいかない。手続きは思ったより簡単で、レシートと現物を見せるだけ。返戻金は後で自宅に小切手で送られるそうだ。
この南アの「TAX REFUND」。空港でないと手続きできないと言う人や、そのように書いてあるガイド本があるようだが、 そんな事はない。陸路の国境でもほとんどの所で24時間可能なので、是非トライして下さい。ただし、食料品や消耗品は対象外。 また必ず14%の税金額が表示されているレシートが必要なのでもらい忘れのないように、なくさないように。
【「TAX REFUND」後日談】この約1年後、自宅に届いていた小切手を日本の銀行(東京三菱銀行)で換金しようとしたら、手数料が高額で換金額を超えてしまうので、換金不可能と受け付けてもらえなかった。高額な手数料には換金手数料に加えて、小切手発行元の現地銀行への問合せ手数料も加算されるそうだ。せかっくいい制度の「TAX REFUND」なのに、日本じゃほとんど無効のようだ。これって日本だけ?これは一体どういうこと?
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:パスタ
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・ダーバン→スワジランド・マンジニ バズバス社140R/1人 朝9:00発 18:30着
・スワジランド入国 日本人ツーリストはビザ不要。
【宿】(スワジランド・マンジニ)「スワジランド・パッカーズ」ドミトリー 45R/1人。
・「TAX REFUND」については、現地でパンフレットが入手できますので、詳細はそちらを参照して下さい。
「ダーバンはとっても危ないから気を付けて。特にお金は。」
と念を押さる。自分達が滞在中は特に何もなかったが、やっぱり大都会ダーバンは危険なんだなと思わさせられる。そういえば、路上にはホームレスの人が目に付く。
今日は移動日。朝9時のバスでスワジランドのマンジニへ。
ダーバンを出たバスは海岸線に沿って北上して行く。今日も昨日に引き続き快晴。右手にインド洋。左手には緑が広がる。
そのうち、なんだかほのかに甘い香りが。外を見ると一面サトウギビ畑。
「まさか、いくら一面のサトウキビ畑だからといって、甘い匂いがする筈ない。錯覚だろう。」
と思っていたら、所々でサトウキビ畑に炎がメラメラとあがっている。
「そうか、今収穫の季節なんだ(実際には年に何回か収穫するのかもしれないが)。」
サトウキビ畑からの煙がほのかに香っていたのだ。
バスは途中、ウエットランドと呼ばれる地域にあるリゾート都市、セント・ルシアでお昼の休憩。ウエットランドはその名のとおり、湿地帯で、川では釣りを楽しむ観光客を乗せたボートが幾つも浮かぶ。セント・ルシアからは野生のカバを見に行くツアーや、近郊のズールー族の村へ行くツアーなどが人気だそうだ。緑が多く、水多く、とても居心地の良さそうな所だ。
セント・ルシアを出ると、バスは一気に南アとスワジランドのボーダーへ。スワジランドへ近付くと、背の高い木々も並ぶ緑多い景色から、サバンナの様相へと変わっていく。同時に、道路沿いにはサファリツアーを売り物にする宿の看板も目に付きだす。 ただナミビアの乾いた褐色のサバンナと比べると、緑が多く、大地は春の訪れを歓迎し、萌えている。
国境で、南ア、スワジランド両国のイミグレーションを越えると、ここで一仕事。「TAX REFUND」だ。南アでは、物を買うと14%の消費税が掛かるが、 出国時にレシートを見せて申請すると消費税分が戻ってくるのだ。これが「TAX REFUND」。
我々はケープタウンでバックパック等大物の買い物をしているので、これを見逃すわけにはいかない。手続きは思ったより簡単で、レシートと現物を見せるだけ。返戻金は後で自宅に小切手で送られるそうだ。
この南アの「TAX REFUND」。空港でないと手続きできないと言う人や、そのように書いてあるガイド本があるようだが、 そんな事はない。陸路の国境でもほとんどの所で24時間可能なので、是非トライして下さい。ただし、食料品や消耗品は対象外。 また必ず14%の税金額が表示されているレシートが必要なのでもらい忘れのないように、なくさないように。
【「TAX REFUND」後日談】この約1年後、自宅に届いていた小切手を日本の銀行(東京三菱銀行)で換金しようとしたら、手数料が高額で換金額を超えてしまうので、換金不可能と受け付けてもらえなかった。高額な手数料には換金手数料に加えて、小切手発行元の現地銀行への問合せ手数料も加算されるそうだ。せかっくいい制度の「TAX REFUND」なのに、日本じゃほとんど無効のようだ。これって日本だけ?これは一体どういうこと?
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:パスタ
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、スワジランドでも通用)
・ダーバン→スワジランド・マンジニ バズバス社140R/1人 朝9:00発 18:30着
・スワジランド入国 日本人ツーリストはビザ不要。
【宿】(スワジランド・マンジニ)「スワジランド・パッカーズ」ドミトリー 45R/1人。
・「TAX REFUND」については、現地でパンフレットが入手できますので、詳細はそちらを参照して下さい。
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