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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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フォアグラ☆ (ハンガリー)ブダペスト
エリア:
  • ヨーロッパ>ハンガリー>ブダペスト
テーマ:グルメ 
投稿日:2001/05/13 11:24
 おととい、昨日で、ブダペストの主な見所を一通り見て回った我々だが、もう一つだけ、どうしてもこのブダペストで見逃せない名物がある。

 それは、「フォアグラ」。

 日本で食べると、一体いくら位するものなのでしょうか。
 何でも、ガチョウの肥大化したレバーなのだそうだ。

 ここブダペストで食べなければ、もう一生食べる事は無いかも知れない超高級食材だ。

 ブダペストのレストランでは、そんなフォアグラが500〜600円前後で食べれてしまうのだ。
 物価の安いこちらでは、それでもメニューに並ぶ他の料理と比べると最も高い料理なのだが・・・。

 レストランのイスに座り、期待に胸をふくらませながら、「登場」を待つ。

 そしてやって来ました。平たいお皿の上にはスライスされた、ミディアムに焼かれたが10数枚。

 そのひと切れをフォークに刺してそっと口に運ぶ。

 まわりはパリパリ、中身は日本の珍味、アンキモのごとく柔らかい。

 お味の方は、うーん、やっぱりレバーと言えばレバー。すごーくおいしい、大きな焼き鳥のレバーの様でもある。

 ともかく、これでもし、自分が全く子供で、学校で先生に、
 「皆さーん、皆さんの中でフォアグラを食べた事のある人!!」
と、聞かれたなら、
 「ハイッ!!」
と、まっ先に手を挙げられるのだ☆

 ・・・なんてすっかり童心に返って楽しませてもらった、ブダペスト究極の名物。

 皆さんはフォアグラ、食べた事ありますか?

【食事】

朝:パン
昼:フォアグラ、グヤーシュスープ
夜:(自炊)野菜炒め、トマトスパゲティ
【トラベルメモ】

1US$ ≒ 300FT(ハンガリー・フォリント)
◎本日訪れたブダペストの見所

・ ヤノーシュ山 ブダペスト郊外の見晴らしのいい丘。
展望台の脇には野バラが咲き、かわいらしい花からいい香りを漂わせていた。
行→ ピオニール鉄道と言う、切符売りから、車掌、改札まで子供が運営する列車。一生懸命働く子供の姿がカワイイ。 140FT
帰→ リフト 300FT

フォアグラ☆ 1

・ 国立オペラ座見学ツアー 1200FT
※  中は一見の価値はあるが、高い料金の割にはあっさりと30分程で終了。
 おととい夕方来たら、丁度オペラ開演前で、バッチリオシャレした人々でにぎわっており、中には入れなかったのだが、この時の方が面白かった。
 ここ一週間内に蝶々婦人等の公演があり、チケット売場で尋ねたが、かなり先までチケットは完売だそうだ。
 オペラのチケットは高くても5000円程で、現地の物価からすると決して安くはないとは思うが、それでもチケット一枚何万円もする日本よりは気軽に良質の芸術を最高のオペラ座で楽しめる地元の人々がうらやましかった。

【宿】
(ブダペスト)Herena's House 1000FT/ドミトリー1人 <

これぞ宮廷文化・シューンブルン宮殿 1
これぞ宮廷文化・シューンブルン宮殿 (オーストリア)ウィーン
エリア:
  • ヨーロッパ>オーストリア>ウィーン
テーマ:鑑賞・観戦 世界遺産 グルメ 
投稿日:2001/05/01 12:17
 「ウィーン」、この優雅な響き。
 頭の中では既にドナウ川が流れ、ウィンナワルツが奏でられている。

 そんな我々の心のウィーンのイメージがぴったりなのが、シェーンブルン宮殿。

 まずは、庭が広い。
 宮殿前のメイン・ガーデンになめらかな曲線の花模様。その背後にはでっかい調度品の様な噴水と神殿の様な形のテラスかこちらを向いている。

これぞ宮廷文化・シューンブルン宮殿 1

 豪華絢爛な宮殿内は、ただ豪華なだけにあらず。
 ここで、あそこの部屋で、マリア・テレジが、マリーアントワネットが、モーツァルトが立ち振るまい、数々の実話のドラマが産み出されたのだ。

 そんな華やかな歴史の舞台に今、自分が立っている。
 おとぎ話か宝塚のお話の様に思っていた数々のエピソードや登場人物はやっぱり現実の事だったんだと思い知らされる。

 お昼は、王室時代から続く伝統ある宮廷ベーカリーで、伝統のパイ包みのお菓子作りの実演を見た後、宮廷御用達の甘味やケーキを、クラシック音楽のBGMの中でご賞味。
 「いやー何だかヨーロッパ、ウィーンて感じだね」

 なんて、いい気分にひたっていたのだが、夕方、宮廷の庭を見下ろすテラスのレストランで、いい気分に誘われるまま奮発してお食事。

これぞ宮廷文化・シューンブルン宮殿 2 

 だが、大忙しのウェイターに、チェック時にからまれてしまう。

 お釣だと、どさっとテーブルの上に置かれた山積みの小銭のコイン。
 「普通のお金で釣をくれ」
と、訴えると、そのウェイターはこちらの腕をつかみ、真っ赤な顔で、
 「これだって金だ。」
と、凄まれる。
 大声で抗議すると、さすがにまわりの目を気にしたのか、普通の妥当なコインでお釣を手渡される。
 
 このウェイターはさっきも、ビールの空きビンをほとんどわざと落として割ったりと大暴れ。
 いくら大忙しだからって、この伝統ある宮廷で、せっかく優雅なムードにひたってたのに・・・。

 夜は、宮廷一角のオランジェと言うホールで行われるウィンナワルツのコンサートへ。
 大奮発でチケットを買い、やっぱりウィーンで本場のウィンナワルツを聴かないと、と期待に胸を膨らます。

 ホール内の他のお客さんの多くは日本人観光客で、皆かなりめかし込んでおり、その期待の大きさがうかがえる。アフリカからの旅の道中の、我々のみすぼらしい格好は、どうやら浮き気味だ。

 だが、ホールの音響は良くなく、演奏のクオリティも高くない。
 連夜行われているこのコンサートは、完全に観光客用のショーに過ぎないのだ。

 かつてヨーロッパに、世界に、その名を響かせたウィーンの宮廷文化も、今や一大観光名所ということだろう。

 そしてウィーンも人の子、人の街。

 ビールにソーセージ等肉食、脂食のせいでしょうか、街にはぜい肉たっぷりの思いっ切りお腹をたらした方々の姿が、殊に目に付く。
 これもまたウィーン。

 ウィーン中に見られるお寿司のファーストフード店、それをハシでつまむウィーンの人々は、本当においしいと思って食べているのだろうか。恐らく健康に気を使ったヘルシー志向の上だと思われる。

 高貴な都市だと思っていたウィーンだが、寿司をちびちびとハシでつまみ、ひたすらランニングやサイクリング、ローラーブレードで汗を流す大勢のウィーン子達に目を細めてしまう。

 豊かな国オーストリアでも、日本でも、成人病は怖いんですね。


【食事】

朝:チーズサンド、クッキー
昼:王宮ベーカリーのケーキ
夜:パスタ、フランクフルトソーセージ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 15AS(オーストリア・シリング)
・シェーンブルン宮殿 195AS
・シェーンブルン宮殿オランジェホールでのコンサート(モーツァルト、ウィンナワルツなど)390AS

【宿】
(ウィーン)Youth Hostel Turmherberge Don Bosco 80AS/ドミトリー1人  キッチン付き ウイーンでは格安の宿。

メルカード(市場)  1
メルカード(市場) (ポルトガル)ポルト
エリア:
  • ヨーロッパ>ポルトガル>ポルト
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2001/04/06 11:35
 近くにメルカード(市場)があると言うので行ってみると、野菜や果物、パンや肉やチーズにソーセージ、魚介類と、中々の活気だ。

メルカード(市場)  1

 歩きまわっていたら、そんなメルカードの中に賑わう、見るからに安食堂を発見。
 食べている人の料理を指さしながら、筆談で値段を教えてもらう。

 パンやサラダの付け合わせがついたタラのフライが、600esしかしないの?
 安い! おいしい!

 先日、せっかく来たのだからおいしいご当地の名物料理を食べておきたいと、セビーリャやリスボンのレストランでディナーとしゃれこんだが、それなりの安くはない料金の割に料理のお味の方は、まあまあ。
 リスボンでファドを聞きながらディナーを食べた時などは、注文していないパンやハム、ソーセージが出されて来たので、すっかり付け合わせかと思って、もりもりたいらげてしまったら、しっかり後で高額の別料金を請求されてしまう一幕も。

 そんな慣れないディナーより、やっぱり我々はこれ、市場の安食堂だよ。
 そう言えば、アフリカで特にする事もない日は、よく市場へ行っておいしい物を物色してたっけ。

 リラックスして楽しめる。素朴な地元の雰囲気が楽しめる。
 次に向かうマドリッドでも、メルカードに行ってみよう。


【食事】

朝:パン
昼:タイフライ、スープ、お菓子
夜:パン、クッキー

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 225es(ポルトガル・エクスード)
・午後、ポルトの街が一望できる「グレゴリスの塔」へ行きました。入場料200es/1人

【宿】
(ポルト)Pensao Mondariz 3000es/W-1室

哀愁のカサブランカ?1
哀愁のカサブランカ? (モロッコ)カサブランカ
エリア:
  • アフリカ>モロッコ>カサブランカ
テーマ:街中・建物・景色 グルメ 
投稿日:2001/03/26 15:29
 青い空をバックに、大西洋の荒波を従えて、カサブランカの街外れにドーンとそそり立つモザイクの装飾が美しい塔、モロッコが誇る大モスク、ハッサン?モスクだ。

哀愁のカサブランカ?1哀愁のカサブランカ?2

 実は昨日も訪れたのだが、その時は小雨がちらつく肌寒いあいにくの天気だったので、晴天の本日、再び訪れたのだ。
 大モスクを飾り立てる幾つもあるモザイク飾りの一つ一つに、モスク前の大広場の柱の一本一本に、そしてモスクそのものが、モロッカン・イスラミックの美しさと装厳さが活きづいている。

 宿からこのハッサン?モスクの途中に見付けた安食堂で、お昼、高級レストランのビーフシチューのようにとろける牛肉のタシンに舌筒み。2人で食べてお腹いっぱいになる程の量の一皿(一鍋)で、わずか200円程。

 思わず、
 「カサブランカもなかなかいい所だね。」

 おいしいものに勝るものなし。


【食事】

朝:バゲット、カフェオレ
昼:タシン
夜:パン、ヨーグルト、オレンジ

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 9DH(モロッコ・デュラハム)
・ハッサン?モスク 外から見るのは無料だが内部を見学するのは有料:100DH/1人


・今日ここカサブランカのインターネットカフェでインターネットをしました。10DH/1時間
(安い!つながり具合もなかなか良好でした)

【宿】
(カサブランカ)ユースホステル 120DH/W-1室
※朝食付+(チェックイン時入国、スタンプのコピーが必要だった)コピー代1DH

27カ国目、モロッコ入国1
27カ国目、モロッコ入国 (モロッコ)ダクラ
エリア:
  • アフリカ>モロッコ>モロッコその他の都市
テーマ:グルメ その他 
投稿日:2001/03/21 15:06
 おととい、モロッコ入国時に、モロッコのポリスに預けたままになっている我々のパスポート。昨日、ここダクラ迄先導して来たポリスは、今日の朝9時にポリス・オフィスに来れば、パスポートを受け取れると話していた。

 ところが案の定、朝9時過ぎ、ボリス・オフィスに行っても、
 「お前達のパスポートはまだ出来ていない。」
 「ではいつパスポートを受け取れるのか。」
 「30分後にもう一度来なさい。」

 そして案の定の案の定、30分後に再びポリスオフィスで尋ねても、パスポートは受け取れず、「30分後にまた来い。」と同じ事を繰り返さられる。

 結局、モロッコの入国スタンプが押されたパスポートを受け取れる事が出来たのは、午前11時前。
 モーリタニアから国境を越えて、3日目、ようやく晴れて正式にモロッコ入国を果たす。胸の中で小さくガッツポ-ズ。

 喜びもつかの間、西サハラを一緒に歩いたミートは、早くも今日のお昼のバスでマラケシュへ向かうと言う。

 実はミート、スペインからニューヨークへのフライトの日が間近に迫っていて先を急がないと間に合わないと言う。
 「何でそんなに日程に余裕も無いのに、サハラ砂漠を歩いて国境を越えようなんて考えたの?」

 加えてミートのリュックの重い事、中に大きなノートパソコンが入っているのだ。
 「何で寝袋も持ってないのに、そんな重いノートパソコンを持って、砂漠を歩こうとしたの?」

 ミート、53才、ニューヨーク大学の教授。
 「どうして、そんな地位も名誉もお金も家族もある人が、あんな無謀な事を試みたの?」

 全くインテリの考える事は・・・。

27カ国目、モロッコ入国1

 せわしくホテルをチェックアウトしてバスターミナルへ向かおうとするミートと記念撮影、がっしり握手を交わす。
 「ステイ・フレンズ。君達と過ごした砂漠での日々は私の最も忘れられない出来事の一つとなったよ。これからも友達でいよう。メール送るよ。」

 さすがはニューヨーク大学のコミュニケーション学の教授、口が旨い。胸がじんと熱くなる。

 我々2人は、ここダクラでもう一泊して、サハラ越えの疲れを癒す事に。

 宿を安宿に移し、ダウンタウンをふらふらしていると、路地の小さな食堂の前に三角帽子の様なカワイイ円すい形のフタをかぶせられた、小さな土鍋が炭火の上に並んでいるのを発見。
 モロッコの名物料理、タシンだ。

27カ国目、モロッコ入国2

 ジャガイモやニンジン、タマネギと一緒に、マトン肉がトロける程柔らかくなる迄煮込まれている。
 オリーブにレモン、ハーブが染みた味わいがたまらない。

 大変な思いをしてようやく果たした西サハラ国境越え。今我々は、人生で一番おいしい食事を楽しんでいる。


【食事】

朝:ビスケット
昼:タシン、フライドフィッシュ
夜:タシン、ミントティー

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 9DH(モロッコ・デュラハム)
・モロッコのビザ 日本人旅行者は不要。

【宿】
(ダクラ)Hotel Riad 60DH/W-1室

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